「自分はどのような仕事に向いているのか?」「自分の天職(適職)とは?」ということは、多くの人の関心事ですが、そもそも適職や天職とはどのようなものでしょう? 四柱推命などの運命学では、「その人が持って生まれた性格やエネルギーの強弱」などによって決まるものと考えます。
ここでは、就職や転職を考えたときに絶対役立つ・当たる四柱推命による適職・天職占いの方法をご紹介します。
運命学から見る「天職・適職」とは何か?
世の中にはさまざまな仕事がありますが、できれば自分に「向いている」仕事を選びたいものです。そうしたことを考えるときに、「天職」「適職」といった言葉がありますが、そもそも天職や適職とはどのようなものでしょう?
天職や適職というものを運命学的にとらえてみましょう。人は、仕事を選ぶときに「好きだから」「お金が儲かるから」といったことを重視しがちですが、適職や天職はそういう考え方の延長にはありません。四柱推命などの運命学では、「よってそのひとはどのような人生を歩めばいいのか」、「どのようなタイミングで仕事の転機を迎えるか」といったことは誕生日によって決定づけられるという考え方が根底にあります。具体的には、自分が生まれ持った運命の星の「らしさ」に沿った人生や職業を選ぶことが成功する方法となるのです。
※転職を考えている方は、全業種の仕事があり、サポートの手厚いマイナビエージェントがおすすめです。今の仕事で良いのか悩んでいる人は、自分の現在の状況を客観的に見ることにも役立ちます。
四柱推命を使った仕事運&天職・適職の診断方法
「仕事がうまくいかない」「仕事がまったく楽しくない」という悩みが長年続く場合は、自分の天命に沿った仕事を選んでいないからかもしれません。その反対に、自分が生まれ持った天命通りの職業を選んでいる人は「仕事が楽しい」「つらいことがあるけど、続けられる」といった風にやりがいをしっかり感じられるのです。
それだけでなく、自分の生きるべき分野で能力を発揮しているうちに人間関係や恋愛、金運などのすべての運も向上するのです。自分の天命に沿わない職業を選んでいる人は出世が遅れるなどの仕事上での問題だけでなく、健康や人間関係にもトラブルに見舞われやすい傾向があります。
四柱推命を用いて、仕事運や天職を知りたい場合は、自分の性格や運命の設計図・スケジュール帳である「命式」を知っておく必要があります。以下のサイトで簡単に命式が出せるので、ぜひお試しください。
■【おすすめの四柱推命 命式計算サイト】
マニアック四柱推命 http://www.koufuku.ne.jp/cgi-bin/unseiall.cgi
※プロの占い師も使っているほどで、信頼性は抜群です。
※占いたい人の生年月日を選ぶだけで命式の表が出てきます。
命式が出たら、言葉の意味や読み方がわからなくてもプリントして手元に置くことをおすすめします。四柱推命では命式の中のすべての要素を総合的、立体的に見ていきますが、簡易的に見る方法があるので以下でご紹介します。
月支元命からわかる「あなたに向いた職業」
命式計算サイト(マニアック四柱推命などがおすすめですで命式を出したら、「月柱」と「変通星」が交差するところにある星を見てみましょう。その位置にある星を「月支元命(げっしげんめい・がっしげんめい)」などと呼びます。月支元命はその人をズバリあらわす星であり、その星だけ見ても適職や天職がわかります。
以下が8種類ある月支元命ごとの適職・天職のまとめです。詳しいことが知りたい場合は、四柱推命の参考書を1冊手元に置いておくといいでしょう。
■<月支元命から見る適職・天職>
1.比肩(ひけん) 独立心・闘争心が旺盛でプライドが高いです。かなりガンコなので、組織の中では浮くこともあります。独立独歩の精神を活かして自営業や個人事業、経営者などになると実力が発揮できます。そのほか職人的な世界、研究職などもよいです。
2.劫財(ごうざい) 相当の野心家ですが、見た目はソフトな印象のため、営業職に向きます。ブローカーや政治家も適職です。ただし、ワンマン傾向が強いので敵をつくらないようにすることが成功の秘訣です。
3.食神(しょくじん) 無邪気でおっとりした平和的な性格です。闘争心がほとんどないので組織の中で敵をつくることなく円満に立ち居振る舞いができるのでサラリーマン向きです。食べることや子供、レジャー関係に縁があるので、飲食関係、娯楽関係、子供相手の仕事を選ぶといいでしょう。
4.傷官(しょうかん) 神経過敏で、反抗的な態度を見せがちなのに、傷つきやすい面があるので、会社生活では苦労や悩みが多いでしょう。何か得意なことや資格があれば、そのような方向で独立・自営を目指すのも手です。芸術的センスもあるのでアート関係の職業も向いています。
5.偏財(へんざい) 根っからの商売人。好奇心旺盛で営業や商売向きの明るい性格をしている人が多いです。会社員でも自営業でも人によく好かれ、敵をつくりにくいという利点があります。少額のお金を回すのが得意なので、商事、投資などが向きます。
6.正財(せいざい) 地味でまじめな性格で、サラリーマン向きの星です。手堅く稼いで着実に財をなす人ですが、機転やおもしろ味に欠ける面もあります。「大衆相手のもの」を意識して仕事を選ぶと活躍できます。
7.偏官(へんかん) 義理人情のために生きているような人です。男性も女性も一本気で、困った人を見捨てられない親分肌です。
8.正官(せいかん) きまじめで、人柄や行動に品の良さを感じさせます。公務員が好適ですが、民間企業でもしっかりと勤めを果たして出世や引き立てのチャンスは多いでしょう。弱点は他人に厳しいこと。敵をつくらないように立ち回ることが成功の秘訣です。
9.偏印(へんいん) デスクワークやルーチンワークには向かず、日々変化のある仕事を好み、そうした分野でよく能力を発揮します。束縛が嫌いなので勤め人よりは自由業、自営業向き。マスコミ業やIT関係などに向きます。
10.印綬(いんじゅ) 古いものや伝統的なもの、学問を好むため、研究職や学者などに向きます。頭脳明晰な人が多いので、難関資格試験などチャレンジし、それらを活かした独立・開業もいいでしょう。
十二運からわかる「仕事の進め方や職場の人間関係」
月支元命で見る方法以外に、「十二運」で仕事運がわかります。十二運は、人と人が組織をつくり、人間関係の中で自分の個性や持ち味を発揮して働く環境の中でどのような役割になりやすいか、といった傾向が見えやすいのです。
職場の人間関係で悩んでいる人は、苦手な人の生年月日がわかれば「なぜあの人はあのような態度なのか」といったことがわかります。苦手な人でも性格のクセを占いで把握できればそれほど腹も立たない、といったことにもなるでしょう。
命式計算サイトで出した命式の中の「十二運」を見ます。具体的には、「月柱」と「十二運」が交わるところ、「日柱」と「十二運」が交わるところを見ます。月柱の十二運は普段の性格で、日柱の十二運はピンチなどの非常事態のときに出てくる真の性格です。
■<十二運から見る適職・天職>
1.胎(たい) 頭がよくイメージ力があるので、企画や新規事業立ち上げなどに向きます。周囲への気配りに欠けるのが欠点です。
2.養(よう) 石橋を叩いて渡る、という言葉がぴったりの慎重派ですが行動力がやや弱いです。中小企業の経営者に向きます。
3.長生(ちょうせい) どんなことにも合理的な考え方で挑み、現実的に対処していく能力に長けた人です。組織の中では平和的にやっていけるバランス感覚があります。営業、秘書、広報などが天職です。
4.沐浴(もくよく) 目的意識が強く、自分の行動のすべてに意味を見出したがります。企画、分析などの分野で能力を発揮できます。
5.冠帯(かんたい) 協調性が高く、組織の中で実力を発揮することができます。世の中の流行をつかむ感覚が優れており、マスコミ分野で活躍できます。コミュニケーション力が最大の売りです。
6.建禄(けんろく) 権力志向の人です。人に仕事を任せること、任せられることが得意です。企画や広報など、知的な作業に向きますが営業がそれほど得意ではありません。
7.帝旺(ていおう) 12種類の中で、もっとも強いエネルギーを持っています。自分に自信があるので、体力の限界を考えずに働いてしまう傾向があります。どのような業界でも能力を発揮します。
8.衰(すい) 自分の経験だけを信じる「手に職」型の職人気質です。「どんなことも自分の体を使って覚える」がモットーなので、専門性の高い仕事・環境に身を置くことが重要です。
9.病(びょう) デリケートで潔癖症な気質です。アートや流行のものなど、美しいものを好むのでアート、芸能などの世界で活躍できます。
10.死(し) 勤め人向きです。やるべきことや目標があるとガゼン燃えるタイプなので、そのような職場を選ぶといいでしょう。企画などは不得手です。
11.墓(ぼ) 保守的で仲間の動向を見ながら慎重に行動します。情報収集能力にすぐれているので、新聞記者などに向きます。
12.絶(ぜつ) 目上には礼節を尽くしますが、部下の扱いが雑です。スタミナがないので仕事をコツコツ持続するのが苦手です。ただ、ものごとの核心を素早くとらえることが得意です。イベント、ファッション関係に向きます。
仕事運&天職・適職を自分で占うのに役立つおすすめサイト3選
■おすすめサイト1:「四柱推命 明徳舎」
群馬県伊勢崎市の四柱推命占い(五行推命)・手相占い・断易・九星気学なら、問題解決へと導く、明徳舎の対面鑑定・電話鑑定・メール鑑定がお勧めです!
■概要
IT会社勤務の傍らで、姓名判断や手相・算命学・数秘術、はたまた断易などを学習した著者によるサイト。
■おすすめの理由
正統派四柱推命の考え方をベースに、著者自らの考え方を反映させた「適職判断法」
( http://www.meitokusha.com/index.php?%E9%81%A9%E8%81%B7%E5%88%A4%E6%96%AD%E6%B3%95 )のページが参考になります。
■使い方
無料鑑定プログラム( http://www.meitokusha.com/index.php?%E7%84%A1%E6%96%99%E9%91%91%E5%AE%9A )ページがあります。そのほかに有料鑑定コーナーもあり、ブログも読みごたえがあります。
■おすすめサイト2:「愛と誠の四柱推命」
■概要
四柱推命をテーマとしたサイトの中では老舗。初心者にはやや難解な内容もありますが丁寧に解説されています。
■おすすめの理由
占いの基礎から応用(実占)までも解説されている良サイトです。四柱推命の入門書に載っているレベルの情報はもれなくフォローしています。
■使い方
命式の自動計算はできません。仕事運については、「事業・新築増改築」( http://www.ab.auone-net.jp/~thkxp/suimei-27.htm )のページに鑑定方法などが解説されています。
■おすすめサイト3:「新栄堂」
■概要
占い本の老舗「東洋書院」などから本を出してる安田靖という人物が開発した「安田式」という独自のもの。サイトをきっかけに四柱推命に興味を持ったらそのまま入学(通えない人のためのオンラインコースもある)することもできます。
■おすすめの理由
著者ブログ「新栄堂の占い日記」の記事の中では以下のエントリが仕事運をテーマとしており、わかりやすく解説されています。
「変通星の意味(劫財・敗財)」
http://blog.goo.ne.jp/onozato7/e/6b7ba9bc20a8e24bdb7e739afebdfabc?fm=entry_awp
「変通星と職業(正官・偏官)」
http://blog.goo.ne.jp/onozato7/e/b10a573b64855f07cab315f32be18920
「変通星の意味「偏印」」
http://blog.goo.ne.jp/onozato7/e/4d4f7c1c4730057c7615d889704e0089?fm=entry_awp
など。
このほかの変通星についてもわかりやすい解説がなされているので、四柱推命独学の参考にしてみてください。
まとめ:魂が喜ぶ生き方・働き方を選ぼう!
人生にはトラブルや迷いがつきもの。それらを解決するため、減らすために、さまざまな占いが誕生したわけですが、占いとは性格や運命を当てて一喜一憂するためだけのものではありません。
占いによって自分の生きる道=宿命を知り、それに背かない生き方、自分の魂が喜ぶように生きるために活用することで、仕事運だけでなくすべての運が改善し、すばらしい出会い(モノやコト、人との)がもたらされるのです。