ペットを飼っている人も多いでしょう。長年、ペットを可愛がっていれば、家族のような存在へとなっていきますが、ずっと一緒にいれるわけではありません。ペットが亡くなってしまうこともあるからです。
そのときの悲しさはまさに家族を亡くしたときと同じような悲しみです。食事も喉を通らなくなってしまう人もいますが、そのようなとき亡くなってしまったペットともう一度、会いたいと思ってしまいますよね。
実はペットにも生まれ変わりというものが存在します。かわいがっていたあのペットともう一度会えるとしたら、それ以上の喜びはないですよね。
そこでこの記事では、ペットの生まれ変わりのサインについて紹介していきます。
ペットの生まれ変わりに逢いたい…再会したい…
長年かわいがっていたペットは、まさに家族のような存在になっていきますし、心の支えにもなります。しかし多くの場合、ペットの寿命のほうが短いため、お別れする日がやってくるものです。
そのようなときは強い悲しみを感じてしまいますし、ペットロスになってしまう人もいます。もう一度、再会したいと思ってしまいますが、実際にそれはできないものだと多くの人が考えるでしょう。
しかし実はペットの世界にも生まれ変わりというものが存在します。亡くなったペット自身に会えるわけではありませんが、生まれ変わりのペットであれば、ぜひとも会いたいですしもう一度その子を飼いたいとも思ってしまいますよね。
新しいペットを飼うとなると、以前飼っていたペットの代わりのように思えて、罪悪感を感じてしまいます。しかし亡くなったペットの生まれ変わりであれば、むしろあなたが飼うことが運命です。ペット自身も、あなたに飼って欲しいと思っていることでしょう。
亡くなったペットは生まれ変わって戻ってくる?
亡くなったペットは生まれ変わって、飼い主の元に戻ってくると言われています。必ずしも同じ形で戻ってくるわけではありませんが、普通に暮らしていれば、天命をまっとうしたあの子ともう一度会えるのです。
亡くなったペットともう一度、会えるというのはかなり嬉しいですよね。あなたの元に巡り巡って、もう一度姿を現わしてくれるということを考えれば、それが大きな希望となります。
まったく同じ姿というわけではありませんが、再会できれば、飼っていたペットの面影をどこかに感じるでしょう。飼い主の心も救われるものですので、いつか出会える日を楽しみにしておいてください。
ペットは何に生まれ変わる?
ペットが生まれ変わるとき、同じ生き物として生まれ変わることはほとんどありません。ただし、犬から猫、猫から犬というように、似たような立場のペットとして生まれ変わることは多いです。
また、ペットが人間として生まれ変わるということもあります。特に介助犬のような、生きている間に多くの徳を積んだペットは、人間として生まれ変わることが多いです。
同じ生き物として生まれ変わるとは限らないというのは、少し残念な話かもしれませんが、もう一度会えるかもしれないというのは大きな希望でしょう。実際に生まれ変わったペットと再会したという人もいるため、期待して再会できる日を待ってみてください。
ペットの生まれ変わりのサイン9個
ペットの生まれ変わりを体験した人は、どのようなポイントでそう思ったのでしょうか。そこでここからは、ペットの生まれ変わりのサインについて紹介していきます。
■1. 直感が働く
ペットの生まれ変わりのサインとして、まず挙げられるのが直感です。そのペットと出会った瞬間、感覚的に「この子はあのペットの生まれ変わりだ」と感覚的に思うのです。
これは説明できるような現象ではありませんが、実際に生まれ変わりを体験した人の多くが感じていることでもあります。なぜか全体的な雰囲気が、以前飼っていたペットと似ているのです。
そのためあなたが動物を見て、なぜか心を惹かれたり、妙な安心感を覚えたりするのであれば、それは生まれ変わりのペットである可能性があります。
■2. 見た目に共通点がある
見た目に共通点があるというのも、ペットの生まれ変わりのサインです。例えば、前に飼っていたペットの色に特徴があったり、目が大きかったりしたとしましょう。すると生まれ変わりのペットにも似たような共通点があるのです。
全てが瓜二つというわけではありませんが、一部分だけが似ています。これまで同じような共通点があるペットと出会ったことはないのに、亡くなってからある程度時間が経って、生まれたばかりの同じ共通点を持つペットを見たら運命を感じてしまいますよね。
■3. 同じクセがある
同じクセがあるというのも、ペットの生まれ変わりのサインです。ペットと長い間一緒に過ごしていれば、いつもそのペットが行うクセのようなものを見つけますよね。
ご飯の食べ方という場合もありますし、いつも寝るタイミングでベッドに入り込んでくるなど様々なクセがあるでしょう。そのような共通するクセを発見したことで、この子はもしかして生まれ変わりなのかもしれないと思う人は多いのです。
どのようなクセがあるかは、一緒に過ごして見なければわからないものですので、実際にペットを飼ってから生まれ変わりかもしれないと思うことになります。そうなれば、ますますそのペットを大切にしたいと思うものです。
■4. 知らないことを知っている
ペットの生まれ変わりのサインとして、知らないことを知っているというものもあります。そのペットは絶対にそのことを知らないはずなのに、なぜか知っているような行動を取れば、以前の記憶があるということになるでしょう。
例えば、教えてもいない芸をペットが一発で成功させるというようなことです。まだ誰にも飼われていないペットであれば、そのような芸ができるのは不思議ですよね。それが特徴的な芸であれば、前世の記憶が残っているとしか考えられません。
■5. 初めて会った気がしない
初めて会った気がしないというのも、ペットの生まれ変わりのサインです。これも直感的な話なのですが、生まれ変わりのペットと初めて会ったとき、多くの人はなつかしさを感じます。これまでずっと一緒に過ごしてきたような感覚です。
そしてそれをペット自身も感じるため、会ったばかりなのにすぐになつくでしょう。ずっと家族だったかのように、自然と家族の雰囲気に溶け込むのです。
■6. 表情が同じ
表情が同じというのも、ペット生まれ変わりのサインです。長年一緒に過ごしていれば、ペットにも様々な表情があることがわかります。そして生まれ変わりのペットだと、その表情がかなり似るのです。
普通のときの表情には違いがあっても、遊んでいるときやご飯を食べているときなどの表情が似ているということもあります。また、リアクションが同じという場合もあるため、一緒に生活していると様々な共通点を発見することになるのです。
■7. 同じ食べ物が好き
ペットに食べさせるものはある程度、決まってはいますが、そのペットの好みもあります。そのような食べ物の好みが、生まれ変わりのペットだと共通していることが多いです。
動物が違えば食べるものも違うものですが、なぜか特定のものだけ、共通する好きな物があるのです。それを食べる姿を見て、以前飼っていたペットを思い出すという人も多く、生まれ変わりかもしれないと思うようになるのです。
■8. 運命的な出会い方
運命的な出会い方をするというのも、生まれ変わりを経験した人に共通していることです。ペットショップでたまたま出会ったというパターンもありますが、多くの人はペットを新しく飼うつもりはなかったのにと話します。
たまたま友人のペットに子供が生まれて、仕方なく引き取ったら生まれ変わりだったというパターンもありますし、捨てられているペットとばったり出会ったというパターンもあります。
必ずしもこのような出会いをするわけではありませんが、運命に導かれるようにして生まれ変わりのペットと出会うことも多いのです。
■9. 同じ病気を持っている
同じ病気を持っているというのも、ペットの生まれ変わりにサインです。前に飼っていたペットが先天的な障害で足が悪いというようなことがあると、同じような病気を持つペットと出会うことになるのです。
他にも特徴的な色であったり、体が弱かったりというような共通点があることもあります。
ペットが生まれ変わるまでの期間
ペットが生まれ変わるまでの期間は、その日から数年とされています。すぐに生まれ変わることもあれば、数年後に生まれて、元の飼い主と再会することもあるのです。
人間の場合、生まれ変わるためには早くても5年と言われているので、ペットはかなり早いということになりますよね。
すぐにでも再会できる可能性があるということですので、ペットを失ってしまった人にとっては嬉しいことでしょう。実際に亡くなってからすぐに、生まれ変わりのペットと再会したという人もいます。
愛犬や愛猫に再会するためにできること
愛犬や愛猫を失ってしまったとなると、可愛がっていた分、たくさんの涙も流れてしまうものです。人によっては、数年、そのことを引きずってしまうこともあります。
しかしそのような心理状態では、ペットと再会することはできません。飼い主であるあなたが悲しんでいると、それが心配で亡くなったペットは成仏できないからです。
あなたの元を離れることができず、魂はこの世を長い間、さまようことになってしまいます。その結果、生まれ変わるのが遅れてしまうのです。
そのため、愛犬や愛猫と再会したいのであれば、早く立ち直ることが大切です。
もちろん、すぐにそのような心持ちにはなれないかもしれません。しかし可愛がったペットをしっかり成仏させるためにも、少し時間を置いたらしっかり前向きになれるように、努力してみましょう。
ペットの生まれ変わりに会う実例体験エピソード3個
ペットの生まれ変わりを体験した人は、実際にどのような経験をしたのか知りたいという人も多いでしょう。そこでここからは、ペットの生まれ変わりに会う実例体験エピソードを紹介していきます。
■1. アパートで可愛がっていた猫が
私が住んでいるアパートには、猫が住み着いていました。その猫は誰が飼っているわけではありませんが、なんとなくアパートのみんなで餌を与えるなどして、可愛がっていたのです。
しかしある日、その猫は車に轢かれて亡くなってしまいました。アパートのみんなでお墓を作り、弔ってあげたのですが、みんなどこか元気がありません。
一年ほど経ったとき、夕方になると猫の鳴き声が聞こえてきました。玄関を開けると、亡くなった猫と瓜二つの子猫がそこにいたのです。
あの猫も、夕方になると鳴き声をあげ、餌をせがんできたものです。鳴き声もよく似ていて、アパートに住むみんなで「もしかしたらあの子の生まれ変わりかも」と話したのを今でも思い出します。
■2. 扇風機が大好きなペット
私は4年ほど前に10年以上飼っていたペットを亡くしました。当時はかなり落ち込み、新しいペットを飼うつもりもなかったのですが、友人の愛犬に子供が生まれて引き取り手を探しているということで仕方なく飼うことに。子供たちさえ喜べばいいと思っていたのです。
しかし1年ほど一緒に過ごしたとき、びっくりすることが起きます。旦那が扇風機をつけると、引き取ったワンちゃんが扇風機の前を占拠し、風を独占し始めたのです。
そこで私と旦那は顔を見合わせました。以前飼っていたペットも、まったく同じことをする困ったペットだったからです。
そこで旦那と「生まれ変わりなんてあるんだね」と話をしたのを覚えています。今でもそのワンちゃんは私たちの大切な家族です。
■3. 同じ模様の犬を見つけて…
私たち家族が飼っていたペットは1年ほどの闘病生活を終え、旅立ちました。私たち夫婦には子供がいなかったこともあり、亡くなってからはなんだか家が静かになってしまいました。
そこであまり気は乗らなかったのですが、旦那と話し合い、ペットショップに行くことに。するとその道中で捨てられている犬を見つけたのですが、驚きました。
以前飼っていたペットは背中のあたりに一か所だけ、白い毛が丸く生えていました。そして捨てられていたその子にも、まったく同じ模様があったのです。
思わず「運命かも」とつぶやき、私たちはその犬を飼うことにしました。そして今では本当の家族のように、私たちに元気を与えてくれています。
まとめ
ペットの生まれ変わりのサインについて紹介してきましたが、しっかり可愛がっていたペットであれば、自然と生まれ変わりのペットと再会するものです。
しかし再会するためには、あなたが前向きな気持ちを取り戻し、ポジティブに生きていくことが大切です。亡くなったペットのためにも、元気を取り戻すことが大切ですので、それを意識しておいてください。