職場に男性がいる女性300人に、バレンタインデーの意識調査を行いました。
コロナ禍という特別な状況の中で、女性の方は、バレンタインデーをどのように迎えるのでしょうか。人に何かをプレゼントするという行為自体への意識も変わりつつある中、どのような結果となったのでしょうか。
<回答者のデータ>
回答者の平均年齢:34.6歳
勤務形態 :正社員48.7%、契約社員8.3%、パート・アルバイト:43%
以下、質問内容と回答結果のデータです。
Q. 職場の方との接点は、コロナ前と後でどうなりましたか?
増えた :1.0%
変わらない:53.3%
減った :45.7%
コロナウイルス対策に各社が取り組んでいるため、職場での人と人との接点は「減った」と回答する方が多数でした。
Q. 職場の男性へ今年はチョコレートは渡しますか?

(1)毎年渡していて今年も渡す :26.0%
(2)毎年渡しているが今年は渡さない :24.7%
(3)毎年渡していないが、今年は渡す :2.0%
(4)毎年渡しておらず、今年も渡さない:47.3%
上記の回答(2)を選んだ方の具体的な意見は以下のようなものでした。
「何かを渡すことが、ウイルスを渡す機会になったら嫌だからです。」
「衛生的に食べ物を渡すのは控えた方がいいと思ったから。」
「コロナで人に物をあげるのに気を遣うからです。」
「リモートワークによって、職場に出向かなくなったから。」
「出勤ペースをかなり抑えていて、中々みんなで出社するタイミングがないから。」
「今年は日曜日なので出勤しないから渡さない。」
コロナウイルス、リモートワーク、休日という複数の理由で、「毎年渡しているが今年は渡さない」と回答する人が増えたようです。
Q. チョコレートを渡すときにコロナで衛生面が気になりますか?
はい :61.7%
いいえ:38.3%
気にならないと回答する人も多数いることが分かりました。ただ、何かをプレゼントする場合、自分が気にしていなくても、相手が気にしているかもしれない、相手に嫌がられるかもしれない、というおそれを抱いている回答者の方も多数いました。
Q. チョコレートはどんなチョコレートを渡しますか?
渡すと回答した人がどんなチョコレートを渡すのか質問しました。
既製品:95.2%
手作り:4.8%
回答した人の意見を確認すると、コロナウイルスを気にして手作りを止めた人もいました。
また、混みそうな売り場に行くのを控えてネットで購入したり、混みそうな日を避けて購入すると回答した人もいました。加えて、既製品の中でも個包装を購入するという意見も見られました。
家族や恋人とは違って、職場の方となると、手作りのものを渡すリスクを気にされる方も多数いました。
Q. 職場の男性への1人当たりのチョコレートの予算はいくらですか?

既製品のチョコレートを渡すと回答した方に、予算金額を質問しました。
3000円以上 :1.3%
1000〜3000円 :20.3%
500〜1000円 :55.7%
500円以下 :22.7%
500〜1000円前後を予算としている方が多いことが分かりました。
Q. 職場の男性からのお返しは期待しますか?
期待する :47.6%
期待しない:52.4%
渡す予定の女性の中で約半数の方は、お返しに期待していないことが分かりました。
Q. 義理チョコ文化への意見を教えて下さい。
あったほうがいい:13.0%
どちらでもいい :44.7%
ないほうがいい :42.3%
今後コロナウイルスが落ち着いて衛生面へのおそれが無くなったとしても、リモートワークが増えたこともあり、義理チョコを渡す女性は減るかもしれません。
まとめ
2021年の働く女性のバレンタインデーに関する意識調査の結果は以上です。コロナウイルスを機に意識が大きく変わっていることが分かりました。また、リモートワークという新しい働き方による影響も少なくないことも分かりました。
来年以降は、これまでとは異なるバレンタインデーを迎えることになりそうです。