顔のパーツの中であまり目にしたり、気にしないものが耳ではないでしょうか。鏡を見て耳の位置が上寄りか下寄りか、大きいか小さいかなどはすぐにわかりますが、耳全体がどのような形かを詳しく知っている人は少ないと言えます。
ましてや耳のどの位置にほくろがあるかや耳裏にほくろがあるかとなると、ほとんどの人が知らないはずです。
しかしその耳のほくろが運勢などに影響を与えることもあります。この耳には詳細に分けられた部位があり、それらによって様々な意味を持ちます。顔占いでは耳の位置や耳の形で判断しますが、ほくろ占いでは耳のどの位置にほくろがあるかで判断します。
それでは、この耳のほくろの意味について詳しく解説していきます。
ほくろ占いで耳のほくろが示す意味とは?
顔占いやほくろ占いで耳は、先祖から受け継がれた先天的な気質や運勢が現れる場所として知られています。
生来の特徴になるのですが、それが良いものであれば、失われないように心掛け、上手に活用したいものです。一方で悪いものであれば、生まれ持った欠点や運勢を改善することができます。ほくろを見ることでより充実した人生を送ることができるわけです。
このほくろの観点は耳の部位ばかりでなく、耳の左右も観点になります。
右耳にほくろがある場合、頭の回転が非常に早く、判断力に優れているとされます。何事もコツをつかむのが早く、仕事面では上司からも後輩からも頼りにされるようです。性格的には落ち着きがあるので、クールな印象が漂うとされます。
左耳の場合、何事にも情熱的になるとされます。常に刺激を求める傾向にあり、対人関係でトラブルに巻き込まれやすい面があるようです。
耳裏・耳の後ろのほくろの意味と運勢
耳裏上部にほくろがある場合、金運に恵まれ、様々な幸運を呼び込みやすいとされます。性格が大雑把で細かいことを気にしないようです。人と協力して大きな成功がつかみやすい面があります。人に好かれるので、人気を要する分野で活躍が期待できます。
形が整いツヤの良い活きぼくろだと、より多くの幸せを呼び、形が悪くツヤのない死にぼくろだと、入ってきたお金を使い切ってしまうとされます。
耳裏下部のほくろの場合、金運と愛情運が上昇し、自力で幸運がつかめるとされます。努力を積み重ねることで報われ幸せになれます。活きぼくろだと努力が大きく実を結び、死にぼくろだと努力がほとんど報われないとされます。
耳裏上部と下部にほくろがある場合、金運・愛情運が高まっている上に、強運を持っているとされます。人から好かれる魅力が漂い、勝負に強い面があるようです。耳裏にほくろが複数ある場合、お金と愛情に恵まれ幸運を次々に呼び込むとされます。
耳の横(耳絃)のほくろの意味と運勢
耳穴の横の小さな出っ張りは耳絃(じげん)と呼ばれています。
ここにほくろがある場合、立場が上の人と意見が合わないことが多いとされます。親や先生、上司などと口論になりやすいようです。自分の意見が正しいと主張し相手を論破しようとする気質があるとされます。
活きぼくろの場合、言いたいことを言った後は、晴れ晴れとした笑顔に戻れ、わだかまりが残らないされます。言いたいことが言い合える良好な関係が築けるようです。一方、死にぼくろの場合、徹底的に仲違いし相手との関係がこじれ、関係がなかなか修復できないとされます。
耳絃の内側に活きぼくろがある場合、異性運は良好とされます。恋愛は順調に進展します。結婚に際して何からの問題があっても、最終的に丸く収まるようです。一方、死にぼくろだと、親子の縁を切られたり、何かと不和が長引くとされます。
耳の下(垂珠)のほくろの意味と運勢
耳たぶは垂珠(すいじゅ)と呼ばれています。ここの肉付きが良くほくろがある場合、福耳と呼ばれ幸運や愛情運を呼び込み、財運や子宝に恵まれるとされます。
穏やかで落ち着きがある性格になります。物事はゆったりと考えるものの、着実に実行する力を持ちます。リーダーの素質があり、人の面倒をみることに優れているとされます。
人付き合いが良く、対人関係は良好なのですが、話が盛り上がると酒の量が増える面があるようです。健康管理に注意が必要かもしれません。
柔らかみのある小さい耳の場合、色が顔色より悪いと腎臓が衰えてる可能性があります。耳たぶの長さが長い程、これらの傾向が強まるとされます。
垂珠の正面にほくろがある場合、中年期以降の金運が低迷するとされます。しかし活きぼくろだと生活に問題はないようです。垂珠の裏側に活きぼくろがあると、金運、愛情運、健康運などの全ての幸運に恵まれるとされます。
耳の穴(風門)近くのほくろの意味と運勢
風門(ふうもん)と呼ばれる耳の穴付近にほくろがある場合、お金や秘密に関する流れを良くするとされます。
自力でお金を稼ぐ力は弱いものの、金銭面での人の助力が得られやすいようです。何らかの商売や事業を始めようとすると、誰かしらが資金を提供してくることが考えられます。
活きぼくろだとより大きな助力が得られ、死にぼくろだと散財する可能性が高くなります。
一度手にしたお金が手元に残りにくく、お金の出入りが激しくなるようです。秘密に関わる面では、隠しごとが苦手で人から信用されないことが多いとされます。上手に嘘がつけないので、対人関係がぎくしゃくしがちです。
ちょっとした一言がきっかけで、口止めされていた秘密がバレる可能性があります。歯に隙間があったり、笑うと歯茎が見えたり、出っ歯の場合、よりこれらの面が強調されるとされます。
耳の上(耳輪)のほくろの意味と運勢
耳輪(じりん)と呼ばれる耳の外側の枠にほくろがある場合、何かとそそっかしく、対人関係が苦手とされます。早とちりをしやすく、ちょっとした失敗が多くなるようです。
仕事面での判断で勘違いしやすく、評価を落とすことが考えられます。慎重さを欠くことが多いので、何事もじっくりと取り組む必要がありそうです。
耳輪の内側に隠れツヤがあり黒々とした形の整った活きぼくろの場合、頭脳明晰で瞬発力があり、尊敬されたり一目置かれる存在になるとされます。閃きと発想力に優れています。人見知りで周りから浮き気味な面もあるようです。特に額が広く、髪の生え際がM字に後退していると、よりこの傾向が強まります。
死にぼくろの場合、何かと孤立しがちになるとされます。判断ミスなどをして、悪気がなくても人に迷惑をかけることが多くなるようです。これがきっかけで人から嫌われることが考えられます。
耳の内側(耳廓)のほくろの意味と運勢
耳廓(じかく)と呼ばれる耳の内側にある軟骨の部分にほくろがある場合、意思が強く意地っ張りとされます。何かとエネルギッシュで、少々のことではへこたれないようです。
活きぼくろの場合、自分勝手に振る舞うことが多く、勢い任せのことが多くなるとされます。何かとトラブルや失敗が多く、無理しやすいので、健康面での悪影響がでやすくなります。一度決めたことは、粘り強く最後まで諦めないとされます。努力を惜しまず、何事も積極的になります。
ツヤがない死にぼくろの場合、意思が弱く、虚弱体質で疲れやすい傾向にあるとされます。ほくろのある耳廓が目立ち飛び出している場合、これらの意味合いがより強まるとされます。我が強く、世間の常識から逸脱しがちで自分の気持ちを優先するようです。
耳廓が目立たない場合、何かと保守的で世間の枠からはみ出さないとされます。極めて常識的で、伝統や習慣を重視するようです。
まとめ:耳のほくろで運勢などを読み取る
鏡を見てもあまり気にしない耳ですが、その耳裏などのほくろには、いろいろな意味があります。一般的に耳には先天的な気質や運勢が現れる場所として知られています。
耳裏に見られるほくろでは、金運、愛情運、強運などを読み取ることができます。耳絃にほくろがあると、立場が上の人と意見が合わないことが多くなり、耳たぶにほくろがあると財運と子宝に恵まれるとされます。
耳たぶの裏側に活きぼくろがあると、金運、愛情運、健康運などの全ての幸運に恵まれることがわかります。耳の穴の近くにほくろがあると、金銭面での人の助力が得られやすく、隠しごとが苦手になります。これらの耳のほくろの意味を知り、自分の耳を確かめてみるのも面白いかもしれません。