六星占術には「土星人、金星人、火星人、天王星人、木星人、水星人」と6つの運命星があり、ある特別な条件が揃うと「霊合星人(れいごうせいじん)」になります。
それぞれの人の運命星は、生年月日によって算出された運命数、星数により決定されます。
今回はその中の木星人マイナスに焦点を当てて、性格の特徴や、他の運命星との相性、恋愛などについてご紹介していきます。
自分が木星人マイナスかを確認する方法
六星占術で占いを行う場合には、まず自分や占いたい人の運命星を調べる必要があります。
運命星は全部で6つあり、すべての人が土星人・金星人・火星人・天王星人・木星人・水星人に該当します。その運命星も干支によってプラスとマイナスがあります。
運命星の計算方法については以下の記事をご確認ください。
⇒六星占術の星人の調べ方と計算方法・自動計算
木星人マイナスの性格的特徴10選
■1. 第一印象は「落ち着いた人」
木星人マイナスは物静かで、派手な服装や格好を好みません。
初めて人と合う場合には、ほとんどの人が「この人は落ち着いているなぁ」と感じることでしょう。木星人マイナスは大人しく、人の輪に入っても自分が中心になってしゃべるタイプではないでしょう。
また自尊心が高く、勝気でどこか人を見下しているようなところがあります。
まわりの人からは、とっつきにくいと思われやすいので物腰を柔らかくして話をするように心がけましょう。
■2. なかなか決断できない
変化を嫌い、安定した生活を望む木星人マイナスは決断することが非常に苦手です。
派手な行動はせず、地味でコツコツ派なので、チャンスを逃したとしても再度一から努力を積み重ねていき、気付いたらトップにあがっているということもあります。
トップにあがっている人はほとんどが努力の人です。
まわりもその人の努力を買っている人が多いでしょう。
■3. 攻撃的な一面を持つ
木星人マイナスは自尊心の高さから人をついつい見下してしまいがちです。
時に攻撃的になり、激しくケンカをすることもあります。
少し周りの意見も聞き入れるようにすれば、周りとの関係とも悪化せずに済むため、注意してみましょう。
■4. 決めたら最後までとことんやる
木星人マイナスの人は一度決めたらとことんやり遂げるタイプです。
中途半端に仕事を投げたしたりすることはありません。
ただ、目標達成に意識が回り過ぎて不摂生な生活をしてしまうこともあるため、十分注意が必要です。
■5. ボランティア精神がある
木星人マイナスの人はボランティア精神が非常に旺盛です。
社会的常識を重んじているため、ボランティア活動を行って人の役にたつことが大好きでしょう。
友人や仕事場の人ではなく、家族に対してであればさらに「何かしてあげたい」という気持ちが高まります。
木星人マイナスはいつも家庭を第一に考えるところがあり、家族に対しては無償の愛を絶え間なく注ぎ続けることが特徴です。
■6. 計画的で几帳面
木星人マイナスは非常にまじめです。
遊んでいるように見える人であっても実は将来を見据えて非常によく考えています。
世間体を気にするので、間違ったことはしたいとも思わず、常に常識的な行動しかしません。
また、大きな夢を追ったり、一発逆転を狙うといったようなことはしません。
地道に目標に向かってコツコツと突き進んでいくことが好きなのです。
■7. あまのじゃく
木星人マイナスは非常に頑固な性格といえます。
そのため、皮肉屋的な言い方をしてしまったり、周りの人からすると偏屈な人と思われてしまうことも多々あります。
そういった性格を全面に出し、人とコミュニケーションをとっていくとどうしても周りからは距離を置かれがちになってしまうため、気をつけるようにしましょう。
■8. 真面目な人
ルールを守らないことを嫌うので、決まりごとから外れる人を許せないのも特徴です。
人の道徳心を重んじるタイプでもあり、哲学などの文学を好むなど、精神論について常に考えているタイプでもあります。
ちょっとしたおふざけなども許さないタイプなので、恋人や結婚相手に求める理想も誠実であることが条件になるでしょう。
■9. 頑固なのに大胆
柔軟な対応ができず、自分でも苦しくなることがあるようです。
決めたことを最後まで責任を持つ反面、一生懸命おこなってきたことに対しての糸が途切れてしまうと、大胆なことをしてしまう一面もあります。
普段は、消極的で目立たないように過ごしているのですが、プライベートや仕事においても目的のためなら、大胆な行動をとることもあります。
■10. 結婚すると運気が上昇する
結婚すると寛大になり、細かいことが気にならないようになるなど、捉え方やモノの見方、感じ方に変化をもたらします。
木星人マイナスの人と結婚すると、意外と家庭的な部分があり、家族を大事にするタイプといえます。
結婚後は良き夫、妻、母、父になり、物事がスムーズになっていく特徴を持っています。
木星人マイナスの恋愛傾向・結婚の運勢8選
■1. 家庭を第一に考え行動する
木星人マイナスの人は安定の地を求めます。
家庭運があるので、温かい家庭を作ることができます。
ただ、仕事で何か苦痛なことがあったとしても家庭を守るためにはへこたれることなく頑張ることができるのが木星人マイナスの特徴です。
■2. 恋には奥手
とてもまじめな性格なので、告白する際には直接することが多いです。
最近は、メールやLINEなどで済ましてしまいがちですが、木星人マイナスはそういったことはせず、紳士に対応する人が多いです。
■3. ワンナイトは少ない
木星人マイナスの人は家庭的な雰囲気から非常にモテやすいです。
異性から誘われることも多々あるでしょう。
しかし、だれかれ構わず相手にするわけではないのが、木星人マイナスの特徴です。
自分が興味がない相手に対しては時間を割こうとはせず、思わせぶりな行動は決してしません。
■4. 恋愛のタイミングを逃してしまう人も多い
恋に奥手な木星人マイナスは、たびたび恋愛のチャンスを逃してしまいます。
基本的に相手からガツガツこられることも好きではありません。
付き合うまでに時間をかけてしまう人がほとんどで、すぐに意気投合しない限り、出会ってすぐに付き合うという人は少ないでしょう。
■5. ケンカで折れることは少ない
自尊心が非常に高く、ケンカをするときは正当化をして相手に意見を言わせません。
恋愛で愛を育んでいこうと思うなら相手をリスペクトし、相手の意見を尊重できる強さをもつことが大事です。
ケンカについても相手の意見を取り入れ、自分の意見を述べつつ、しっかりと解決するようにしましょう。
■6. この人!と決めたら一途
木星人マイナスは真面目で非常に一途です。
片思いだったとしても、一途にその人のことを愛します。
ただ、厄介なのは浮気や不倫も本気になってしまうことです。
基本的に木星人マイナスは家庭を一番に大事にし、家庭が一番と考える人が多いですが、浮気に走ってしまうようなことがあればそれは本気の合図です。
■7. 経験人数は少なめ
木星人マイナスの人は、恋愛の経験人数は非常に少ないです。
初めてそういう関係に陥ってそのまま結婚という人も多く、生涯の経験人数は1人と言う人も多いのです。
特に多くの経験は求めておらず、本当に好きな人とだけと考えている人が非常に多いです。
■8. 面白みがない人と思われがち
木星人マイナスは人にやさしく、異性に対しても礼儀正しく接します。
変化のある人生を好む人からするとあまり、面白みがない相手になってしまいがちです。
冒険心や革命を起こすような性格ではないため、一緒にいても安定しすぎて「楽しい」と思えない人がほとんどです。
木星人マイナスの仕事運・適職・職業
木星人マイナスの人は、変化を好まず安定を望むので、新しいことには消極的とされます。
何事も最後までやり遂げ、途中で投げ出すことはないとされます。
これらの点から、組織の一員として労力を惜しまないので、たいていの仕事はこなせるといえます。
緻密さが要求されるプログラマーでも力が発揮できるはずです。
ボランティア精神が旺盛なので、介護職、看護職なども適職になります。
木星人マイナスと他の運命星との相性
■◇木星人マイナスと土星人との相性
どちらも基本的にまじめで考え方も似ています。
2人が出会うとトントン拍子に付き合う方向へ話が進んでいくでしょう。
しかし、この二人は“2人だけの世界”であれば問題なく仲良く過ごしていけるのですが、第三者が2人の間に入ってしまうようなことがあればその途端一気に様子が悪くなりますので注意してください。
■◇木星人マイナスと金星人との相性
性格の相性は悪いです。
木星人マイナスは家庭が一番安らぎ、外には一切でたいとも思わない性格をしています。
一方で金星人は家の中にいるよりも常に外に出て、色んな世界を見たいと考えているような自由人です。
運気の相性は非常にいいので、性格の不一致が我慢できるのであれば一緒に過ごしていることをおすすめします。
■◇木星人マイナスと天王星人との相性
木星人マイナスと天王星人はかなり相性がいいです。
木星人マイナスの人は真面目でカタブツ的な物事の考え方を持っていますから、天王星人の考え方の柔軟さに憧れを感じずにはいられないでしょう。
お互い違う性質を持っていることでない者同士惹かれあう事はもちろん、お互い相手によって自分の短所とも呼ばれる性格が緩和することができるのです。
■◇木星人マイナスと火星人との相性
火星人は奇人変人で何を考えているか分からないような天然な人が多いです。
一方木星人は真面目でカタブツ、ネクラ気質で家が大好きな人間です。
どちらも全く違う性格をしており、当初は惹かれあうことが多いです。
2人がうまくいく組み合わせになるためには行動することです。
理性や知識を磨き、そういった時間を一緒に過ごすことができると悪くはない相性になります。
■◇木星人マイナスと木星人との相性
木星人マイナスと木星人の相性は一般的に悪い相性だとされています。
似た者同士で始めはいいと感じることも多いでしょうが、時間がたつとどうしても気分が落ちてきてしまいます。
家庭円満で明るい家庭を築くためにはもう少し行動力や判断力が必要となります。
そうなると、木星人マイナス×木星人はあまり良い相性とはいえないのです。
■◇木星人マイナスと水星人との相性
木星人は家庭運があり、家庭を第一に考えて行動する真面目な人間です。
一方で、水星人は家庭運ゼロの自分勝手で、家庭を顧みないプレイボーイ、プレイガールです。
一番いいのは木星人マイナスの男性がリーダーシップをとって水星人の女性を上手に引っ張っていくことが出来ることです。
木星人マイナスで霊合星人の性格・相性・運勢
霊合星人とは、運命盤の停止の位置に自分の干支がある人のことをいいます。
要するに、人生は停止(大殺界)から始まっている人のことです。
霊合星人ではあれば運命盤で退極する星の影響と強く受けます。
木星人の場合は金星人の影響を受けるため、年運を始め、月運、日運などすべてにおいて木星人と金星人の運勢をダブルで受けることとなるのです。
■◇木星人マイナス×霊合星人の性格
木星人の霊合星人の人は金星人の影響を受けます。
木星人の人は大人しく変化を好まない保守主義な人が多いですが、金星人の人は真逆で革命家の人が多いです。
基本的におとなしく、真面目そうに見える人が時には常識はずれの発言や行動をするような人は木星人マイナスの霊合星人の人なのかもしれません。
■◇木星人マイナス×霊合星人の他の運命星との相性
<土星人>
木星人と土星人は運気的にも性格的にも非常に合う相性です。
2人が一緒にいるととても順調に物事が進みます。
結婚などもトントン拍子に進んでいくことでしょう。
<金星人>
運気の相性は最悪ですので、要注意です。
金星人の身勝手さに木星人は「この人合わないな」と感じることが多くなってしまうでしょう。
一方で金星人から見ても「つまらない人間」と思われてしまうので、根本的にあわない相性だといえます。
<火星人>
相性は普通です。
木星人マイナスと火星人は異質の組み合わせです。
火星人の奇人変人さに木星人マイナスがついて良ければ問題ありませんが、少しでも合わないと感じるようなら一緒にいないほうがいいかもしれません。
<天王星人>
この二人の相性はかなり良いです。
この二人が一緒にいると何でもうまく行きます。
仕事も恋愛もすべてが自分の想いのままに進んでいくため、人生が楽しくなります。
天王星人は人生を楽しむことが非常に上手な星ですから、一緒にいると勉強になることも多いと思います。
<木星人>
この二人の相性はかなり悪いです。
似たもの同士なので一見良さそうにみえがちですが、それは間違いです。
どちらも暗い雰囲気を持っているため、2人が一緒にいるとネガティブな発言だらけになってしまうこともあり、最悪の場合精神的な病気にもなってしまう可能性があるため注意が必要です。
<水星人>
この二人の相性は条件付きでよくなります。
その条件とは“立場が対等でないこと”です。どちらが上位でもいいですが、上下関係がしっかりとできていることがこの二人の相性がうまく行く条件です。
このポイントさえしっかりと押さえれば問題なく一緒にいることができるでしょう。
■◇木星人マイナス×霊合星人の運勢
六星占術では運勢を占いの際に運命盤を用いますが、霊合星人の場合2つの運命星が合わさっているため、吉凶が混合のサイクルで過ごしやすく波乱の人生を過ごしやすいです。
ただ、その一方で失敗もしやすいですが、時期さえ間違えなければ大成功をおさめやすいともいえます。
木星人マイナスのラッキーカラー・アイテム
木星人マイナスの人のラッキーカラーは、茶色・黒・水色・グレーです。
また、木星人マイナスの人のラッキーアイテムは、ひまわり、ターコイズ(トルコ石)、ふくろう、時計、刀剣、貴金属、仏壇、骨董品となります。
ターコイズや貴金属のアクセサリーを身に着けたり、仏壇を飾ってもラッキーなことがあるはずです。
まとめ
木星人マイナスの性格や運勢などについてご紹介しました。
運命星はプラスとマイナスだけでも性質や運勢が大きく変わります。
木星人マイナスの方は小説家や作詞家など知性が見えるような方が多いように見受けられました。
ぜひ参考にしてみてくださいね。