相性とは、それぞれの性格や性質の組み合わせによって、お互いを活かし発展したり、または損ねて努力を必要としたりする関係性のことです。
あなたが「相性が良い」と感じるとき、それはどんなときでしょうか?相手に自分と似たものを感じた、語らずに自分を理解してくれた、同じものや景色を好きだと感じられた時ではありませんか。
ここではどんな性質の人といれば、自分が自然体で楽にいられるのかを、十二星座のランキングでみていきます。
双子座の性格
三番目の星座である双子座は、「おしゃべりが上達した5歳~8歳児」に例えられます。双子座は鋭い知性と巧みな話術で知られますが、それもこの成長段階に特有の「新しいものに対する好奇心」「無垢な知的欲求」によるものです。
知識を自身の内面に蓄積していき、いずれ他人へ伝達しようとします。また、軽快でフットワーク軽く世の中を渡っていきます。どのような事態にも臨機応変にすばやく対処していける順応性がある反面、「この情報には価値がないな」と判断したら思い切りよく捨てていきます。
物事の表裏を知り、悲喜こもごもの感情を味わいやすいのですが、深く探求することは苦手で、飽きっぽい性質でもあります。
第1位:双子座と水瓶座
水瓶座は人付き合いがあまり得意ではないのですが、裏を返せば心を許した相手にはオープンということ。鋭い知性の双子座と、博学な水瓶座とは価値観・言動が似ているのでトラブルになりにくいでしょう。
双子座は話術の巧みさゆえ舌禍を招きやすく、よく誤解されます。水瓶座はささいな言葉の綾を、さらっと受け流します。水瓶座が型破りな行動をしていたら双子座の処世術で助けてくれます。知的でスマートな組み合わせになるでしょう。
第2位:双子座と双子座
双子座は多種多様な価値観を認めることで、多くの情報を手に入れていきます。人との関わりの中で話術を通して磨かれていく星座です。
同じ双子座同士の組み合わせは、文字どおり双子のように似通い、あらゆる物事が起きた際の反応がよく似ていることでしょう。相手が自分の予想どおりの受け答えをすることを、面白く感じられるかどうかで、関係が長続きする決め手となるでしょう。
第3位:双子座と天秤座
両者ともその名前から「バランス」「調和」という言葉がイメージできます。双子座は天秤座の駆け引きの巧みさ、社交性をとても気に入るでしょう。天秤座は利己的で虚栄心も強いのですが、その人間味のある性質を双子座は愛するようです。
活動的な天秤座は、双子座が迷っていることがあれば代わりにどんどん進めていきます。
天秤座は優柔不断な面もあるので決定打は双子座にまかせて。絶妙な役割分担で成り立つ二人となるでしょう。
第4位:双子座と射手座
双子座は自分の内面が、悲喜の二面に分かれていることを自覚しています。双子座は自分が常に感じている内面を、射手座との付き合いに見出してはジレンマに陥ることになるでしょう。
なぜなら、射手座の立ち居振る舞いは、非常に知的でありながら、妙に野卑なこともあり、ぶっきらぼうな反面、対話では真面目かつ深淵なこともあるからです。しかし、双子座が「こんな興味深い人は、めったにいない!」と思えば長続きすることでしょう。
第5位:双子座と獅子座
気迫ある強い押しが売りの獅子座は、何事にも全力をあげて取り組みます。その正々堂々とした気質とともに、頑固で融通が利かない面も持ち合わせています。
双子座は、自身がうつろいやすく、何事にも深堀りしないので、獅子座をゆるがない信念をもち首尾一貫の姿勢を崩さないと評価するでしょう。
結果、獅子座のことを尊敬し、素直に持ち上げるので、双子座のことを助けようと期待に応えます。お互いが立場を守れる良い関係となるでしょう。
第6位:双子座と牡羊座
突進力があり他者を導こうとする牡羊座と一緒にいると、双子座はまかせっきりになります。双子座はそのことで自分自身を不甲斐ない、とは感じないため、役割分担が出来た良いコンビとなります。双子座は風のようにさわやかなので、牡羊座の上がりがちな熱量を冷ましてくれるでしょう。
ただし、牡羊座は冗談が通じにくい面もあるので、双子座は軽口に注意して、牡羊座のプライドを傷つけないように配慮しましょう。
第7位:双子座と乙女座
二人とも水星が守護星です。水星は「知性・伝達」を意味し、乙女座が実利的な知性を有するのに対し、双子座は機知に長けています。分析力も高く多方面に知識がある乙女座と話していると、真面目すぎて面白味にかける、と双子座は感じるでしょう。
乙女座は良心的で優しい性格ですが、自分がやったことに対する御礼がないと不機嫌になりがちです。双子座はそこをわきまえて、乙女座好みのプレゼントをするか、きちんとした言葉でねぎらいましょう。
第8位:双子座と牡牛座
牡牛座はおおらかで包容力がある星座ですが、一度他人を嫌うと二度と相容れない頑なさも持っています。双子座は表面的に牡牛座を見て、付き合いを楽に感じるかもしれませんが、実は牡牛座が我慢して合わせてくれているということも。
双子座は飄々として社交的ですが、深い話を好みません。雑談よりも対話を好む真面目な牡牛座から愛想をつかされないようにじっくりと腰を据えて話を聞くか、深い付き合いにならないように距離を保ちましょう。
第9位:双子座と山羊座
山羊座の客観的なものの見方や抜群の行動力によって、双子座自身がレベルアップしたかのような体験ができるかもしれません。
ですが、双子座が、もし「山羊座はちょろい」と考えようものなら、老獪な山羊座は、あの手この手で追い落としにかかるでしょう。
恋愛においても常に「結婚」が選択肢にある山羊座です。双子座の魅力は、軽妙洒脱な話術にありますが、山羊座は冗談が苦手です。からかったりしないようにしましょう。
第10位:双子座と魚座
まず魚座と一緒にいると「会話が成り立たないな」と感じることでしょう。感覚的で感傷的な魚座と接するには「言動の翻訳」が不可欠といえます。魚座にしても「この人は言いたいことが伝わりにくい」と感じているはずです。
双子座は言語、魚座は感覚と得意分野をすみ分けて、お互いに歩み寄るか、一定の距離を保ち一般的な社交をすれば、どちらも他人に合わせることを苦と感じない性質です。それなりの仲の良さは保てるかもしれません。
第11位:双子座と蠍座
深く探求する・追求する蠍座とは、その性質から価値観の違いを常に感じることでしょう。征服欲も旺盛な蠍座は、相手を完全に掌握するまで粘り強くしがみつきます。その深刻さが熱しやすく冷めやすい双子座には重く感じられることも。
また、蠍座はサソリの針さながら、たまにキツイ一言を放ちます。辛辣で皮肉屋の双子座ですが、悲観的になりやすい内面も持っているため、いつかその痛みに耐えられなくなるかもしれません。
第12位:双子座と蟹座
蟹座は繊細で感情の起伏が激しく、外界から身を守るため本能的に身内びいきをします。何でも聞きたがりの蟹座に、教えたがりの双子座は、当初はうまくいくことでしょう。
双子座の興味が外界へ移ると同時に、蟹座が感情的になっていき、ささいな軽口にも過剰反応して傷つく素振りを見せると、双子座は負担に感じることが。
蟹座は一度気に入れば、蟹座が嫌うまでは身内扱いしてくれます。双子座から愛想をつかさない限り続いていく関係かもしれません。
双子座男性と相性の合う星座
エスコート上手な双子座男性は、情報にも通じていて、あの手この手で女性を飽きさせない工夫があります。常に好奇心のアンテナを張っているため、移り気な面もありますが、相手次第で長続きできるでしょう。
水瓶座女性は、頭の回転が非常に早く、女性性を前面に出すことを好みません。性別よりも人間として向き合おうとするところが、ユニセックスな面もある双子座男性には好ましくうつるでしょう。
エレガントながら、流行のアイテムをさりげなく取り入れている感度の高い天秤座女性は、時好を押さえたい双子座男性にとって、鼻が高いパートナーとなるでしょう。双子座男性の「冷めやすさ」をも、天秤座女性の駆け引きの巧みさで乗り越えていくでしょう。
双子座女性と相性の合う星座
会話のテンポが速く、知的な関係を好む双子座女性は、引き出しが多く、相手に合わせて変化させることができます。一方で自分の核を持っているので、恋愛においても境界をなくすようなことはないでしょう。
個人主義の水瓶座男性は、たとえ恋におちても互いの私生活は常に尊重したいと考えます。構われすぎるのも好まないため、精神的な自立を目指す双子座女性にはぴったりでしょう。
双子座男性は常に新鮮な好奇心で物事にあたります。恋愛においてもそれは有効で「自分に気がある」と分かった女性に対し、冷ややかな態度をとることも。相手に対する好意を全面に出しすぎない双子座女性とは、いつまでも飽きることなく爽やかな関係を築けるでしょう。
まとめ
双子座の性格と、相性の良い星座ランキング、男女別の相性についてまとめました。
世の中には様々な性質・性格の人がいます。出会う人誰しも自分の鏡であり、相性が良いから運勢が良いというわけではありません。合わない相性にも意味があります。
相性よりも大切なのは、あなたと相手の気持ちです。「自分はどうしていきたいか」をしっかり見つめてくださいね。