東京工芸大学 杉並アニメーションミュージアムの徹底レポ!入場料・評判は?

東京工芸大学 杉並アニメーションミュージアムの徹底レポ!入場料・評判は?

東京都杉並区にある「東京工芸大学 杉並アニメーションミュージアム」。⼈気観光場所として⼝コミで評判の美術館ですが、ホームページなどだけでは分からないところがありますよね。そのため、徹底取材を⾏ってきました。旅行や来訪前の参考にしてください。


Q. どんな施設ですか?

日本にはアニメ制作関連会社が600社以上あり、そのうちの大半が東京都内にあります。

中でも杉並区と練馬区の周辺に集まっていて、現在では杉並区が日本で一番アニメ会社が多いまちになりました。

アニメーションは制作工程が多岐にわたり1社だけで制作することは難しいため、絵を専門で描く会社、背景を專門で描く会社、色を專門で塗る会社など多くの関連会社があります。そうした会社もあわせて現在130社以上杉並区にあります(日本動画協会2016年調査)。

そうした中、杉並区が地場産業としてアニメを応援しようという一環で創立したのがこの杉並アニメーションミュージアムで、アニメ全般を学ぶための日本初の施設として2005年に開館しました。2018年に東京工芸大学とネーミングライツ協定を締結して、現在の通称名は東京工芸大学 杉並アニメーションミュージアムとなっています。

アニメーション制作会社を直接訪問したり見学したりすることはなかなか難しいので、そういった部分をフォローするためにも当ミュージアムのようなアニメーションを学べる施設が必要だと思っています。

Q. どんな展示物がありますか?

アニメーションを学ぶ施設になりますので、日本のアニメーションの歴史であるとか、アニメーションがどのように作られているのかということを学べるような空間になっています。

常設展示場のほか、色々な作品を紹介する企画展も行っています。

アニメと聞いて皆さんそれぞれ色々な作品を思い浮かべると思いますが、「アニメーション」というのはもともと映像技法の一種ですので、その技法を使ってどういった作品を作るかという基本的なところから、日本ではその技術を使ってどういうものを作ってきたんだろう、といったことを学んでいただく形になっています。

アニメーションに関する様々な学びを通して、「自分でアニメーションをつくってみよう」と考えてもらえるような施設になっています。

Q. 見どころを教えて下さい。

子どもたちに人気なのはアニメづくりのワークショップです。パラパラ漫画感覚でアニメーションがつくれたり、不定期ですが粘土を使ってアニメーションをつくったりといった体験ができます。

また、声優体験としてアニメに自分の声をあててキャラクターに命を吹き込むことができるアフレコブースがありまして、子どもたちに非常に人気です。

このほか館内のミニシアターで歴史的なアニメーション作品を上映したり、ライブラリー室では過去のアニメーション作品を数多く取り揃えておりますので、館内のブースで視聴して楽しんで頂くことも可能です。

Q. 人気の企画やイベントについて教えて下さい。

人気のワークショップのほか、企画展も常時開催しています。アニメーションの作品やアニメーション会社をピックアップし特集展示を行っています。

現在は『デジモンアドベンチャー:』の企画展をおこなっておりまして、キャラクターの紹介や、制作資料の展示、アニメーションの上映、そしてクイズラリーに挑戦したりと参加型の企画もあり様々な楽しみ方ができる企画展となっています。

また、実際のアニメで使われた動画をトレースして、アニメを描いた気分になれるコマ撮りアニメーションのワークショップも予定しています。こちらのワークショップの開催についてはHP等でご確認いただければと思います。

過去の企画展でいいますと、これまで『ベイブレード』シリーズや『キラッとプリ☆チャン』、『アイカツ!』などの作品をとりあげたほか、藤子・F・不二雄先生や手塚治虫先生など作家に注目した企画なども開催しました。

アニメーションは見る人によって好きな作品やジャンルが違いますので、お子様からオールドファンの大人まで幅広く楽しめるようにしています。

これまで多くの企画展を開催してきましたが、当館のある杉並区にある制作会社「サンライズ」で制作されているアニメ『機動戦士ガンダム』の企画展を開催した際は、大変多くのお客様にご来館いただきました。また近年では新幹線をモチーフにしたアニメ『新幹線変形ロボ シンカリオン』の企画展も大変人気でした。

Q. 併設施設について教えて下さい。

東京工芸大学 杉並アニメーションミュージアムは、もともと杉並区の結婚式場の建物の一部をリフォームして運営しています。そのため併設しているレストラン等はございません。

併設のショップ等もありませんが、企画展に関するグッズなどはミュージアム内で一部販売しています。現在は『デジモンアドベンチャー:』の企画展を開催中ですので、デジモンのキーホルダーなどのグッズを販売しています。

また、杉並区には「なみすけ」という公式キャラクターがいるのですが、そのなみすけのぬいぐるみやマスコットなどのグッズも当館で販売しております。

Q. どんな利用者が多いですか?

企画展の内容によってお越しいただく客層も様々ですが、やはりご家族連れなどファミリーでご来館くださる方が多いです。

お客様としては当ミュージアムに歩いて来ることができる杉並区内の方が多いです。またお隣の練馬区や武蔵野市からもお越しいただいています。

また、現在は新型コロナの影響でご利用は減っていますが、修学旅行等で団体で利用していただくことも多いです。

修学旅行のグループ見学のコースになっていて、東北地方や東海地方から東京へ修学旅行に来た中学生たちがアニメ好きの友達同士でアニメを学んでいます。

当ミュージアムは駅から少し離れた場所にあるので、小さいお子様だけでいらっしゃることが難しい場所です。そのため土日や夏休みの期間を利用してお父さんお母さんと一緒に来る、という利用のしかたが一番多いですね。

また現在は新型コロナの影響でなかなかお越しいただくことが難しいですが、日本のアニメは海外でも大変人気ですので、欧米やアジアからもかなり多くのお客様がいらっしゃっています。

Q. 料金を教えて下さい。

入館料は無料です。

館内のアニメの上映なども無料でご鑑賞いただけます。

ワークショップなども基本的に無料でご参加頂けますが、一部材料費が発生する場合があります。

Q. 付近のおすすめ観光スポットを教えて下さい。

最寄りの荻窪駅周辺はラーメンで有名ですので、お帰りの前にお食事等を楽しんでいただければと思います。

当ミュージアムはJR線中央線の荻窪駅と西荻窪駅、そして西武新宿線の上井草駅の3駅のちょうど中間に位置しています。それぞれの駅からバスが出ていますが、徒歩でも20分ほどで当ミュージアムまでお越しいただけます。

Q. これから利用したい方へメッセージをお願いします。

日本のアニメーションの技術や手法が楽しく学べる施設になっていますので、アニメを様々な形で楽しんでいただければと思います。

新型コロナの影響でなかなか遠出をすることが難しいご時世ですが、感染対策をして皆様をお待ちしております。

(運営担当 藤田 輝さん)

東京工芸大学 杉並アニメーションミュージアムの基本情報

事業者名:東京工芸大学 杉並アニメーションミュージアム
住所:東京都杉並区上荻3-29-5 杉並会館3階
電話番号:03-3396-1510
営業時間:10:00~18:00 (入館は17:30まで)
定休日:毎週月曜日(月曜が祝祭日の場合は開館し、翌平日休館)、年末年始(12月28日~1月4日)、臨時休館あり
URL:https://sam.or.jp/

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