伊勢山皇大神宮の徹底取材レポ!ご利益・御朱印・お守り

伊勢山皇大神宮の徹底取材レポ!ご利益・御朱印・お守り

神奈川県横浜市にある「伊勢山皇大神宮 」。参拝される方の多い神社ですが、ホームページやネットの口コミ・評判だけでは分からないところがありますよね。そこで、今回は徹底取材を行ってきました。観光や参拝前のご参考にしてください。


神奈川県横浜市にある「伊勢山皇大神宮」へ取材に⾏ってきました。「ホームページの情報だけではよく分からない」「インターネット上の⼝コミや評判だけではよく分からない」という⽅は、ぜひ参考にしてください。

取材先の神社名:伊勢山皇大神宮(いせやまこうたいじんぐう)
取材する方:権禰宜 増田さん

どのような神社ですか?

当宮は天照大御神さまをお祀りし、横浜を中心として神奈川県全体をお守りする神社です。創建は明治3年。今から約150年前、開国より横浜が、生糸を中心に国際貿易港として、また文明開化先駆けの地として、急激に発展していた時代です。

当時の県知事・井関盛艮(いぜきもりとめ)氏が「急速な近代化・西洋化の流れの中でも、横浜の人々が日本の文化を見失わない為に、人々の心の拠り所、また横浜の象徴となるものとして、国家を鎮護する天照皇大神を祀る荘厳な神殿を築く」とと三重県の伊勢神宮より勧請されたと伝わる古社を、港を一望する現在の地に再興したのが伊勢山皇大神宮です。

創建の際のお祭りは5日間にわたり、総費用15万両(現在の約十数億円)の、日本一ともいわれるものとなりました。神社の例祭日である5月15日はかつては横浜市の祝日であり、市内のお役所や学校会社に至るまで休日となり、市民こぞってお祝いをしたそうです。

井関知事の建白により神奈川県宗社とされており、「横濱総鎮守」、また「関東のお伊勢さま」ともよばれ、神社の中では歴史は新しいですがとても格式の高いお社です。

神社の見どころを教えて下さい。

平成30年(2018)に竣功したご本殿です。伊勢山皇大神宮創建150年記念事業として、伊勢の神宮より旧社殿を丸々1宇頂戴し移築したものでございます。『第六十二回神宮式年遷宮』までの20年間、伊勢の内宮・西宝殿として用いられたのち譲渡されました。

神宮は式年遷宮の度に社殿を解体し、その材木は全国各地の神社に下賜くださいますが、当宮のように一宇丸ごとという事は非常に稀で、神社のみならず横浜の誇りとして大切にお祀りしております。
また境内の桜も見どころの一つです。

なかでも社殿正面の注連柱(鳥居の古い形です)にちょうど重なるように満開となるソメイヨシノが自慢です。表参道の大階段を登り切った瞬間、参拝者の皆様の目に、重厚な注連柱、荘厳な社殿とともに満開の桜が飛び込んでくる様は、まさに「絶景」の一言です。

そしてそのまま後ろを振り返って頂くと、雄大な横浜ランドマークタワーやみなとみらいの街々を見晴るかすことができ、神社の歴史的な空気と近代的な景観という、まさに横浜らしい現代の文明開化の雰囲気を味わうことが出来るかと思います。

ご利益を教えて下さい。

ご祭神、天照大神さまは、伊勢の神宮でもお祀りされている、最も尊いとされる神様で、天の神様たちがいらっしゃる高天原を統べる太陽の女神さまとも言われております。そのため、ご利益と致しましては万能な神様でいらっしゃいます。

また、創建より国際港の貿易を、現在では大企業が並び立つ”みなとみらい”という地を見守っている事から、社運の隆昌やお仕事に関わるご利益を求めていらっしゃるビジネスマンの方や、「横浜三塔物語」とともに縁結び、ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」で舞台となり安産などのご利益をお求めの方が多くいらっしゃいます。

御朱印について教えて下さい。

基本的な朱印は、ご持参の朱印帳に書き込むものです。「伊勢山皇大神宮」と手書き致しまして、神社の名印と社紋の桜を押させていただきます。他に、時期限定の朱印をご用意する事もございます。創建150年記念や、夏期に行っている「夏詣」等です。

手書きとは違って色鮮やかで華々しく良いものですが、不定期にやっておりますのでぜひ度々お参りに来てチェックしてみて下さい。また、兼務社でございます日ノ出町 子神社の御朱印もこちらで頒布しております。

朱印帳は、現在は2種類ご用意しております。明治の伊勢山皇大神宮と横浜港を描いた錦絵のデザインと、当宮神楽殿にも飾られている史上最大級の日本画「大遷御の図」の150年記念のデザインで、どちらも伊勢山皇大神宮のオリジナルでございます

御朱印はどうやってもらえばいいですか?

本殿右手の「社務所」にお声がけください。社務所の開いている時間(朝9時頃から夕方19時前)におわかち致します。ご参拝の証ですので、兼務社 子神社の朱印も、どうぞご参拝してからお受けにいらっしゃってください。

お守りやお札はどんなものがありますか?

お守で人気なのは、勝負事や困難に打ち勝つように祈念いたしました「勝守」です。ドラマ「世界一難しい恋」で使って頂いたり、横浜高校野球部の学生さんたちがお持ち下さってめでたく甲子園に出場されました。

また色の種類が豊富で大変かわいらしい開運招福の「福守」、マリンタワーと水兵さんの格好をしたキティちゃんのデザインが横浜らしい「キティ守」も人気がございます。お札は全国の神社でおわかちしている伊勢の神宮さまのお札「神宮大麻」や、当宮の「伊勢山大麻」のほか、境内社のお札などございます。

おすすめの行事やイベントはありますか?

夏と年末に行う「大祓」は、いつも1000人近くの方が参加される伝統行事です。半年毎にお祓いをし、心身を清め、生活の気力を充填する神事です。夏には職員が手作りする「茅の輪」も設営されます。

また節分祭もたくさんの方がお越しくださいます。豆撒きではくじが一緒にまかれ、年々豪華になっている景品や福物が当たります。5月15日の創建のお祭り「例祭」は、神社で最も重要で盛大な祭事です。150年記念事業で作られた伊勢山独自の舞「伊勢山の舞」の二人舞がご覧いただける機会です。

大きなお祭がある時期は、境内や大階段に沢山の「大提灯」が並びます。日が暮れて点灯すると、あたたかく幽玄な情景がご覧いただけます。

参拝時間と参拝料について教えて下さい。

神社の開門時間は6時~19時です。(コロナ禍現在)お守りや御朱印をお授けする社務所の開所時間は9時から19時。御祈祷の受付時間は、9時から16時となっております。

近くでおすすめの観光地や飲食店はありますか?

伊勢山皇大神宮の北方には、芸術と文化の丘・紅葉ヶ丘が広がっており、「神奈川県立音楽堂」「神奈川県立青少年センター」「神奈川県立図書館」「横浜能楽堂」が、南方には「横浜市民ギャラリー」と、歴史を誇る5つの公立文化施設があります。

紅葉ヶ丘には掃部山(かもんやま)公園という、井伊直弼公の銅像が立つ公園がございます。その堂々たる威風には圧倒されるばかりですが、ここも横浜有数の桜の名所でございます。桜の季節にぜひ、神社と合わせてお越しください。

表参道を出て南には、昔ながらの下町、野毛があります。横浜一とも言われる飲み屋街は昼夜なくにぎやかで、当宮摂社 子之大神の氏子地域でもあります。神社のおとなり伊勢山ヒルズのリストランテ「マンジャーレ伊勢山」では、絢爛な雰囲気の中で、優雅なティータイムやNYスタイルイタリアンのディナーを頂くことが出来ます。

紅葉坂を下り高架線に、沿って進めば新橋と並ぶ日本初の鉄道駅、桜木町駅がございます。駅新南口から進んで旧横濱鉄道歴史展示 「旧横ギャラリー」では、鉄道創業時に「10号機関車」として新橋〜横浜間で使用され、後に「3号機関車」と呼ばれた日本で最も古い機関車のひとつが実際に展示されており、当時の文明開化のかおりを感じながら資料を観覧することが出来ます。

くぐってまっすぐ進むと圧巻の横浜ランドマークタワーが出迎えてくださり、そのままみなとみらいエリアに入ります。みなとみらいの観光については、言うまでもございません。

これから拝観したい方へのメッセージをお願いします。

伊勢山皇大神宮は格式高く由緒正しい神社ですが、実は知名度はそれほど高くありません。「横浜に住んでたけどこんなところに神社があるなんて」「みなとみらいによく観光に来るけど神社なんてあったんだ」という方も多いのではないでしょうか。

しかしこれを機に知って頂き、何かの折にお参りに来て頂ければ、都会の中でもきっと神様を感じ、心身ともに清められるような荘厳な雰囲気が味わえる神社です。日々のご生活の中で、あるいは新入学・新社会人などスタートを切る際、大神様のお力を頂き活力を充実させたい時などにどうぞお越しください。

また伊勢山皇大神宮は結婚式が人気の神社でもあります。みなとみらいをはじめ周辺の数多のウェディング会社、ホテルのサポートのもと、本殿式では伊勢の神宮の社殿の前で伝統に則った厳粛な神前式を挙げ、みなとみらいの憧れのスポットで撮影をすれば、大神様のご加護を頂き必ずや幸せにあふれたご結婚式となります。

ぜひ一度お参りに来て、式を上げるご自分を想像してみてください。皆様のご参拝心よりお待ちしております。

神社名:伊勢山皇大神宮(いせやまこうたいじんぐう)
住所:神奈川県横浜市西区宮崎町64番地
電話番号:045-241-1122(9:00~17:00まで)
参拝時間:開門時間は6:00~19:00。社務所は9:00~19:00まで。(2021.8月時点)
URL:https://www.iseyama.jp/

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