風水では、水槽を適した場所に置くことで金運や財運が高められると言われています。水槽は水の気になり、さまざまな気を貯めてくれるアイテムです。
うまく取り入れることでポジティブな効果が得られますが、誤った方法で取り入れてしまうと逆効果になってしまいます。
風水で水槽を取り入れる際に、適した置き場所や気になる効果などをご紹介します。
風水で水槽の意味・効果とは?
風水で水槽を置く場合は、金運と財運を高めてくれると有名ですが、健康運にも影響していきます。水槽を置くことで、ストレスが軽減され不安が減少する効果があることが証明されました。
アクアリウムセラピーでもあり、水の音や水のブルーのカラー効果から癒し効果が得られます。優雅に泳いでいる熱帯魚や金魚などを見ることで、脳波が下がり気持ちを穏やかにさせてくれます。
リラックスしているときは副交感神経が優位になると、血圧が下降し、心拍数も下がり、胃腸の活動が活発になります。水槽を眺めておくことで、心理的効果、生理的効果などの心身の健康のバランスを取ることができるでしょう。
水槽アクアリウムの位置・置き場所・方角
金運や財運を高めるには、「財方」と呼ばれるお金の気が流れている場所に水槽を置きます。玄関の向きによって財方の方位が異なるので、玄関の向きをチェックしましょう。
玄関の扉を背にして立ち、顔が向いている方向が玄関の方向になります。財方は家の中心からみて八方位になります。それぞれに対応した財方の場所は、家の中心からみてどの方位かをチェックしてください。水槽を置くことで、お金の流れをより高めてくれます。
【玄関の向きと財方】
北向き玄関・・・東・南西
北東向き玄関・・南東
東向き玄関・・・北・南西
南東向き玄関・・東・南西
南向き玄関・・・南東
南西向き玄関・・西
西向き玄関・・・北・南東
北西向き玄関・・東・南
水槽の大きさと形
水槽を置く大きさや形などは、各方位によって相性が良いものが異なります。よりこだわりたい場合は、水槽の形なども意識して選ぶとよいでしょう。
家庭で置く場合、水槽の大きさは金魚鉢程度の小さなものでも大丈夫です。
水槽を置くとよいと言われる場所は、お金の流れている「財方」がよく、玄関の方位によって方位が異なります。
水晶を置くとよい方位に、その方位と相性のよい形の水槽を置きましょう。水槽を置いて金魚などを入れておくことで、水が回るのでお金の巡りもよくなってくると言われています。水槽の大きさは金魚鉢程度で、あまり大き過ぎないようにしましょう。
【北】丸か四角の水槽
【北東】丸い形の水槽
【東】四角の水槽
【南東】丸か四角の水槽
【南】丸い水槽
【南西】丸か四角の水槽
【西】丸か四角の水槽
【北西】丸か四角の水槽
水槽で金運アップしたいときは?
金魚は緩やかに泳ぐので、安定した財運を運んできてくれると言われています。水槽を置いて金運、財運をアップしたい場合は、金魚を飼ってみましょう。
風水で金運アップに適している金魚のカラーは、金の気を表す白と水の気を表す黒になります。赤い金魚は火の気になるので相性が悪くNGです。
金運アップにつながるのは水の気と金の気になるので、金魚の数は、水の気と相性の良い「1」、金の気と相性の良い「6.7」の数を選ぶようにするとさらに金運効果が高まるでしょう。
金魚などが飼えない場合は、室内噴水やアクアリウムなどを置いておくのも良いです。
水槽を玄関に置くのは?
財方には水槽を置けない場合には、玄関に置くとよいでしょう。その場合は、玄関のスペースの中心から、財方の場所を調べてみましょう。
財方に置くことができる場合は、その方位に置くとよいですが、置けない場合は、玄関スペースの置けるところに置くとよいでしょう。
玄関に入った時に右側に当たる位置も良いと言われています。良い場所に水槽を置いていたとしても、水が汚れていると逆効果になってしまいます。水槽の水は定期的にキレイな水に交換して、いつもキレイに状態を保つようにしましょう。
水槽を寝室に置くのは?
水槽を寝室に置く場合は、財方であっても水槽を置くのはNGになります。
寝室は陰の気になり、水は陽の気になり相性が悪いので、寝室に水槽を置くことで良質な睡眠が妨げられてしまいます。リラックス効果が高い場所ですが、金運を高める目的で水槽を置くのはやめておきましょう。
水槽をリビングに置くのは?
水槽が財方にある場合は、水槽を置くことで金運や財運を高めてくれます。財方ではない場合にもリビングに置くのはよいですが、リビングの中心から見て財方の位置に設置するとよいでしょう。
水はネガティブなエネルギーを吸い取ってくれます。ネガティブなエネルギーも溜まりやすくなるので、水の入れ替えを定期的に行い清潔に保っておきましょう。
金魚の風水の意味
金魚は中国において「金余(お金が余る)」、「金如(お金が思い通りになる)」と同じ発音になることから、富と豊かさを引き寄せると言われています。金魚が玄関などで飼われているのも、千客万来で金余状態になるようにという思いが込められています。
風水は、「木」「火」「土」「金」「水」という五行によって成り立っています。赤い金魚は五行では火の気になり、水の気と相性が悪くなります。
金魚を飼う場合は、金の気である白の金魚や、水の気である黒の金魚が金運を高めてくれるカラーに適しています。金魚のカラーも大切ですが、金魚の置く位置を玄関や財方の位置に置きましょう。
メダカの風水の意味
金運を高めてくれるメダカは、黄色、白、黒とさまざまなカラーのメダカがいます。黒いメダカは邪気を吸収し、白と黄色のメダカは金運を高めてくれると言われています。
風水では金運をより高めるためにメダカの数も重要と考えます。1匹は水の気、6・7匹は金の気を表し、相性が良い数になります。
メダカの数は、1匹もしくは6~7匹がおすすめになります。黒のメダカを1匹+白のメダカを6匹=7匹、もしくは白のメダカを1匹+黄色のメダカを6匹=7匹など数を考えて飼ってみましょう。玄関の方位を確認して財方の位置に置きましょう。
熱帯魚の風水の意味
色鮮やかな熱帯魚は見ているだけで癒し効果があります。鑑賞として楽しみつつ、金運を高めたい人にはよいでしょう。
金運を高めていくためには、熱帯魚の数を、金運を高めてくれ数にしておきましょう。1匹・6匹・7匹がおすすめの数になります。
水はネガティブなエネルギーを溜め込みやすいので、ネガティブなエネルギーを浄化しておくために横に観葉植物を置いておくと緩和することができます。金運、財運を目的に熱帯魚を買う場合は、財方に置きましょう。
エビの風水の意味
エビは繁殖力が強く、お金が増えていくというイメージにつながります。水温が20度近くなってくると繁殖が始まります。エビは餌がいらないので、飼育が苦手な人でも簡単に飼うことができます。
ただエビは泳がないので水を循環させるためにはエアーポンプを取り付けておくとよいでしょう。丈夫で飼いやすい生き物ですが、寿命は平均1年で長く生きても2年くらいになります。玄関や財方の位置に水槽を設置することで、金運が高まっていきます。
まとめ
財方と呼ばれている方位に水槽を設置することで、金運や財運を高めてくれます。但し、水はネガティブなエネルギーを溜め込みやすくなるので、水草などを入れてネガティブな気を浄化してもらったり、水をこまめに入れ替えてキレイな状態を保つように心掛けましょう。
水槽にビー玉などキラキラしているものを入れることで、ネガティブなエネルギーを跳ね返すこともできます。ビー玉を入れることで視覚的にもキレイになるので、是非取り入れてみましょう。