九紫火星の意味は？性格の特徴・恋愛・結婚・適職［九星気学］

近年の占いブームにより、色んなタイプの占いが巷では噂になってますが、実はその占いのほとんどが“九星気学”をもとに作られたのではないかと言われています。それほど、九星気学の歴史は古く、昔から当たると信用されてきたため、今でも信頼がかなり高いです。九星気学には９つの運命星があり、自分がどの運命星を持っているかで運勢を占います。

今回はその９つの本命星の中の「九紫火星」に焦点を当てて、詳しくご紹介していきます。

九紫火星の性格の特徴や、他の運命星との相性、恋愛などについて説明しますので、ぜひご参考にしてみてくださいね。

九紫火星とは九星気学にある本命星のひとつです。

九星気学には、一白水星（いっぱくすいせい）、二黒土星（じこくどせい）、三碧木星（さんぺきもくせい）、四緑木星（しろくもくせい）、五黄土星（ごおうどせい）、六白金星（ろっぱくきんせい）、七赤金星（しちせききんせい）、八白土星（はっぱくどせい）、九紫火星（きゅうしかせい）の９つの本命星があり、自分がどの本命星に当てはまるかで、運勢や性格、恋愛などを占うことができます。

＜九紫火星の象意＞
名誉、先見、華美、燃焼、明かり、精神など

生まれ年が下記の方は九紫火星に当てはまります。

1955年（昭和30年）未年
1964年（昭和39年）辰年
1973年（昭和48年）丑年
1982年（昭和57年）戌年
1991年（平成3年）未年
2000年（平成12年）辰年
2009年（平成21年）丑年
2018年（平成30年）戌年
2027年（令和9年）未年

九紫火星の方は、とても才覚にあふれた方が多く、名前に入っているように火を意味するものに強いパワーと示します。

九紫火星は火の象徴です。火は徐々に燃え上がり激しく大きくなり材料や燃料が少なくなると小さく弱くなりやがて鎮火します。人生もその様子をたどり30代中頃までの若い頃はあまり目立った成果がありません。

知的な探究心や好奇心も旺盛で自ら様々なことにチャレンジしますが、結果はイマイチで終わります。燃え上がりやすいのですが燃え尽きるのも早い傾向です。

40代頃から50代ぐらいの中年時期が最も火力が強い時期で運勢も強く成功に繋がるチャンスが多々あります。この時期にしっかり燃料補給ができれば60代以降の晩年期も穏やかに過ごすことができます。

九紫火星はとても明るい性格で情熱的です。炎の様に周囲を明るく照らし温める才能を持っています。行動力、決断力も高く先を見通す直感力も持っているためリーダーとしての資質もあります。

若い頃は精神的に未熟で感情が激しく動くため不安定感があり、リーダーとして安定するのは中年以降でしょう。好奇心や探求心も高く、様々なことにチャレンジしますが長続きするタイプではありません。

興味の移り変わりが激しく、最初は燃え上がるのですがあっという間に燃え尽きてしまう「熱しやすく冷めやすい」性質があります。要領は良いのである程度のレベルまではすぐ習得しますが、すぐ冷めてしまい一つを極めるということはありません。

しかし、本当に好きな物に出会ったときの集中力は目を見張るものがあります。知的探究心が高く研究者の性質を持っているので好きなこと1本に関しては深いところまで突き進んでいきます。明るく強い印象がありますが繊細で脆い一面もあり落ち込むこともあります。

九紫火星は感情の動きがとても大きいです。その中で怒りはとてもわかりやすく「烈火の如く怒る」という言葉そのものです。普段は明るく知的な印象がありますが、ひとたび怒りに着火されると周囲の制止も聞かないほど激しく怒ります。

自分もろとも周囲を焼き付く勢いで怒ります。そのため「怒らせてはいけない人物」として警戒されることがあります。プライドが高く「自分がナンバーワン」の意識が強く出過ぎると人が離れて孤独になる傾向があります。

九紫火星は美的感覚が鋭く、髪型やメイク、服装など全てにおいて抜群のセンスを発揮します。また、自身の美しい体も大好きでヘアケア、スキンケア、筋トレ、ダイエットなど自分の体に多くの投資をします。

結果、芸能人の様な華やかさを持つ美男、美女となります。九紫火星には見栄を張るという特徴もあるため美しさを獲得するためには人並み以上の投資と努力をします。

九紫火星は明るく情熱的でポジティブ思考の持ち主です。特に何かアクションをしなくても居るだけで周囲の雰囲気を温めチームを活性化させます。また、とても知識の幅が広く頭の回転も早いため周囲から天才の様に称えられます。

情熱的な心と冷静な分析力を持ち合わせて、さらに直感的に時代の流れを先読みする才能もあります。ビジネスで成功する要素をもち一攫千金を狙えるタイプです。

九紫火星は感情の動きが大きく不安定感があります。特に若い頃は心の制御が未熟で喧嘩やトラブルが多いでしょう。中年以降は様々な経験を経て心のコントロールが上手くなり安定します。

見た目や仕事では栄を張ることが多く自分のレベル以上の領域に足を突っ込むことになり自滅することがあります。

要領が良く柔軟で幅広い対応が出来ますが器用貧乏の傾向です。物事をストレートに表現するため言葉がキツい、怖いと恐れられることがあります。

九紫火星はモテます。美的感覚に優れた九紫火星は見た目がとても美しく注目を集めます。頭の回転も速く知識豊富でスマートな立ち振る舞いも出来るので異性を惹き付ける才能はトップクラスでしょう。

恋愛はとても積極的で直感が優位になるため一目惚れも多くあります。気持ちが燃え上がるのも早く、出会ってからお付き合いが始まり結婚に至るまでの期間がとても短いです。短期間で激しく燃え上がる反動で冷めるのも早い傾向です。

そして美しい存在が大好きであるため、パートナーがいたとしても好みの美女、イケメンを見つけると割と簡単に浮気に走ります。気持ちが高ぶっていると詰めが甘くなりかなり簡単に浮気がバレます。

九紫火星は情熱的で気分の高まりが非常に早く大きいため出会ってからお付き合いを経て結婚に至るまでの期間がとても短いです。

しかし、盛大に膨らむ情熱と気持ちの高まりの反動から気持ちが冷え込むことが非常に早い典型的な「熱しやすく冷めやすい」タイプです。

そのため、二十歳直後など早い時期で結婚する人も多いですが離婚率も高い傾向です。結婚、離婚を繰り返しバツが多くつく傾向です。

早い時期に結婚せず、その美しい外見を生かして遊び回った人は晩婚となります。晩婚の場合は多くの出会いを経験して精神も成熟し人を見る目も育っているため、離婚に至る確率は低くなります。九紫火星の結婚時期は早婚と晩婚の両極端です。

九紫火星が表す物は知恵、名誉、医療、神秘です。
この意味に該当する職業を紹介します。

◯知恵
科学者、研究者、学者、各種の技師、保険業全般など

◯名誉
議員、会長、裁判官、理事長など

◯医療
医師、薬剤師、看護師、その他薬品業、化粧品に関わる業務

◯神秘
神主、宮司、神官、占い師、鑑定者など

その他にも美容師やファッションモデルなど美容に関係するもの、カメラマンや俳優などの芸能、映画監督や映画作成などの興業関連も該当します。

九紫火星はお金を稼ぐ才能を持っています。知識が豊富で頭の回転が早く、社会のニーズを先読みする直感力も持っているため、企画や起業で成功して一攫千金を得ることができます。

ただし、直感任せの一面があり失敗する可能性もあります。資産運用や投資も上手く活用して資産を築き上げることができます。

しかし、お金の使い方はかなり派手なタイプで収入が増えても貯蓄より高級品を買う方を優勢してしまいます。お金を循環させる才能は高いですが蓄える才能はありません。

九紫火星は肉体的には健康的な人が多くあまり病気をしません。しかし、繊細で神経質な性格もあり頭の回転が速く先を読むといった特徴があり、必要以上の気遣いや心配などが多くなるとストレスから体調不良になります。

その場合、注意すべきは神経系のトラブルや病気と首から上の病気です。目や耳、脳の病気に注意が必要です。また、心臓にも負担がかかり病気に繋がる可能性があります。適度なストレス発散が必要です。

九紫火星の開運は「感情的にならない」「大好きな物を見つけて継続する」を意識するとよいでしょう。九紫火星は感情の動きが大きく気分に偏りがあります。

偏りが大きくなれば周囲からは扱いづらいと疎遠になってしまいます。それを防ぐために感情を振り回すのではなく落ち着いて頭を冷やしましょう。最初は難しいかもしれませんが意識をすることで変化は起こります。

九紫火星は熱しやすく冷めやすい、飽きっぽい性格です。そのため沢山のチャレンジをしますが中途半端な結果、中途半端なスキルになる傾向です。その状態で中年期にはいると非常に厳しいです。大好きな物は集中して極められるのではやく見つけましょう。

一白水星の人は温和で人に合わせて人生を突き進んでいきます。そういった面で九紫火星からすると“自分の意思がない人間”に見えてしまい、嫌気がさしてしまうかもしれません…。思っていることもあまり言わず自分の気持ちもあいまいにしかいわないので短気な九紫火星がついつい「はっきりしてよ！」といいそうになってしまいます。お付き合いを続けてもうまくいかなそうです。もし、二人がうまくいくようにしたいのであれば、九紫火星が優しく一白水星に接してあげる必要があります。とくに一白水星はデリケートな性格をしていますから、あまり強い言い方をされてしまうとすぐに逃げてしまうでしょう。

二黒土星の人はマジメで人の言うことを受け入れるだけの包容力を持っているので、九紫火星のわがままもしっかりと受け止めてあげることができそうです。ただ恋愛関係に発展するまでにはかなり時間がかかってしまいそうです。というのは、二黒土星の人は「好き」になるにはかなり時間がかかってしまう人です。そのため、九紫火星が待つことになりそうです。アプローチも二黒土星からはすることはほとんどありません。九紫火星が様子を見ながらアタックしていくことで徐々に二黒土星が心を開いていくといった感じになると思います。

三碧木星の人は明るく社交的で九紫火星から見てもとても魅力的に感じる相手でしょう。三碧木星の人は少し優柔不断な面を持っていますが、そんなところも九紫火星がしっかりフォローしてあげることができます。どちらも明るい性格をしているので、一緒にいても自然と落ち着き、惹かれやすい関係性ですので、恋愛関係に発展するまでにはそんなに時間が必要なさそうです。どちらからともなくアタックすることができるので、両想いだけど成就しないといったことはありえないでしょう。

悪くはない相性です。四緑木星はおっとりとしていて平和主義なのであまり自分の意見を言わない人です。九紫火星は思った事ははっきり言いますし好き嫌いもはっきりしているので、イライラしてしまうことも多そうです。しかし、二人の相性は悪くはありません。九紫火星ががつがつとアプローチせず、四緑木星のアタックを待つことができれば問題なくお付き合いしていくことができるでしょう。お付き合いしてからも四緑木星の平和主義な八方美人な面を理解してあげることが大事になります。

かなり気が合いそうです。五黄土星の人は気が強く威厳があり、九紫火星からするととても理想的なタイプです。九紫火星のほうが五黄土星に対してメロメロになってしまうことでしょう。どちらもバイタリティーがあり、行動しますので、一緒にどこかへ出かけたりしても楽しいと思います。五黄土星の人は頼ってくれるような人を大事にしますから、九紫火星の人が五黄土星をたてるような関係であればベストです。

六白金星は警戒心がかなり強いので、九紫火星からアタックすることになりそうです。ただ、警戒心がかなり強いので様子をみながら根気よく徐々に距離を詰めていくことが大事です。あまり急にアプローチしすぎても警戒されてしまいますので、注意しましょう。恋愛関係に発展するとお互い一途に人を好きになることが出来ますからピュアな恋愛を楽しめそうです。

九紫火星は非常にさっぱりして白黒はっきりつけたいタイプの人間です。七赤金星の人もサバサバはしていますが、あまりはっきりと物をいって周りをかき乱すようなことはしません。そういった面で九紫火星からすると少し頼りなく見えてしまう相手かもしれません。一緒にいても価値観を理解し合えない関係ですからすぐに冷めてしまいそうです。

とてもいい相性です。八白土星の人は転んでもタダで起きないような強い性格をしており、九紫火星が好きになることが多そうです。八白土星の人は自分からアプローチするタイプではないので、恋愛関係に発展させたいのであれば九紫火星からアタックすることになりいそうです。そういった面で九紫火星はがんがんアプローチするタイプの人なので発展は早そうです。

どちらも明るく似ているのですぐに仲良くなれそうです。お互いにアプローチをかけて恋愛関係に発展することも多いでしょう。ただ、相手の様子を見て、アタックすることをやめてしまうとどちらも移り気な性格をしていますから、好機を逃すことになってしまうので注意してください。ここぞ！と思えばどんどんアタックしていくことが恋愛関係発展へのカギになります。

高田純次（1947年1月21日生まれ）
西城秀樹（1955年4月13日生まれ）
宮沢りえ（1973年4月6日生まれ）
佐藤栄作（1901年3月27日生まれ）
深田恭子（1982年11月2日生まれ）

九紫火星の人の性格や運勢等お分かりいただけましたか？
九紫火星の芸能人には、宇多田ヒカルさんや深田恭子さん、西城秀樹などの美的センス、感受性が豊かな男性、女性が多く見受けられました。ぜひ参考にしてみてくださいね。