結婚は人生における一大イベントと言え、これがいろいろな面での転機になる可能性が多分にあります。ですから誰もが結婚に慎重になり、理想の相手に出会い最良の結婚を望みます。
そこで指針となるのが、どんな結婚をするかがわかる結婚線ではないでしょうか。たいてい結婚線は短めなのですが、人によっては長く伸びていることがあり、この長さも重要な観点の一つになります。
それではこの結婚線が長い意味などについて詳しく解説していきます。
手相で結婚線が長い意味は?
結婚線は小指の付け根と感情線との間で横に伸びる線を指しますが、掌の側面辺りから始まり、短めに伸びています。
この結婚線が小指の真ん中の下より長く伸びていれば、長いものと見なします。結婚線が長く現れている場合、その人にとって良い結婚に縁が深くなるとされます。理想としている結婚相手に巡り会いやすくなります。自らも最良の結婚に向けて、いろいろと努力を重ねている面もあるようです。
薬指の下まで伸びていると幸せな結婚ができるとされます。円満な結婚生活が過ごせるはずです。これが太陽線と接している場合、玉の輿に乗れるとされます。男女共に経済的に恵まれた相手と結婚することになります。
しかし太陽線を越えて長く伸びる場合、出会いはあるものの、好ましくない結婚になりがちなので、慎重さが求められます。
右手左手の結婚線の違い
手相は意味合いが同じでも、左右の手で解釈が変わります。利き手に現在から未来にかけてのこと、利き手でない方に生来のものや過去のことが現れるからです。
日本では右利きの人が多いので、右手でこれからのこと、左手では生来のことを読み取ることが多くなります。
これを長い結婚線に当てはめると、右手に現れている場合、これから結婚に向けた理想の出会いがあったり、結婚すれば結婚生活が円満になることになります。人生経験を積んでいくうちに、良好な結婚できるようになったと言えます。
一方左手では生来の素質として、良い結婚ができるとされます。こちらは考え方などが変わると手相も変化するので、意味合いは流動的となります。
男性で結婚線が長い
結婚線は男女でほとんど意味は変わりませんが、どちらかといえば男性の結婚線は晩婚型になるとされます。これは男性の多くが30才を過ぎた辺りから結婚を意識するようになるからだとも言われています。
しかし近年では、この年齢も男女差はなくなり、適齢期と言う概念もなくなりつつあります。じっくりと見極めたからこそ、最良の結婚を目指すことにもつながります。
女性で結婚線が長い
男女差のない結婚線ですが、あえて挙げると女性の結婚線は早婚型の傾向にあります。これは女性の多くが20代のうちに理想の結婚がしたいという願望を抱くからだとも言われています。結婚を意識する年齢が早いことが手相にも反映されるようです。
しかし近年では結婚という形を意識することなく暮らしたり、適齢期もなくなりつつあるので、あくまでも傾向程度になります。
結婚線が長く上向き・上がる
結婚線が長い上に、終点付近が上がっているものを指します。
この場合、結婚に対する意識が高く結婚運も高まり、自分に相応しい結婚を求めているとされます。現実面を重視する傾向にあり、結婚相手に対する理想像が高めになります。
この上がり具合が急な程、理想像が高くなります。まだ理想の相手に出会えていない場合、近い将来に出会える可能性が高くなります。既に結婚を考えている相手がいる場合、結婚の好機が近づいているかもしれません。
結婚線が長く下向き・下がる
結婚線が長い上に、終点付近が下がっているものを指します。
この場合、結婚に対する関心があまりなく、よほど理想の相手でもない限り、結婚はしないとされます。異性と向き合う積極性が乏しい面もあります。付き合っている相手がいる場合、愛情が冷めているか、空気のような当たり前の存在になっていることが考えられます。
下がっている者同士だと意外に相性が良くなることもあります。急激に下がっている程、結婚以外の関心事があり、愛情が冷めている度合いが高くなります。
結婚線が二股に枝分かれして長い
結婚線が二股に分かれ、両方もしくはどちらかの線が長いものを指します。この場合、結婚相手や恋愛相手の心が別々の方向に離れているとされます。結婚に対する理想像が大幅にかけ離れてしまい、折り合いがつけられないようです。
大きく離れているほど心の修復は難しく、小さく離れていると修復は容易とされ、一時的な不満のこともあります。未婚の場合、理想を求め過ぎて結婚や恋愛に自信が持てないこともあります。いずれの場合も白黒をつけだかる人に多く見られます。
結婚線が薬指まで伸びて長い
結婚線が薬指の下の太陽丘まで伸びているものを指します。
この場合、結婚をきっかけに幸運が手にできるとされます。幸せな結婚生活ができ、人生は充実するはずです。結婚を契機に才能が開花したり、大金が入ったりします。
夫婦で商売などを始めると成功しやすいと言えます。一人ではできないことも結婚相手となら勇気が湧いてきて、できるようになります。また太陽線と接していれば、玉の輿線となり、経済的に裕福な相手と結婚できるとされます。
結婚線が中指まで伸びて長い
結婚線が中指の下の土星丘辺りまで伸びているものを指します。
この場合、結婚相手の外見的な理想像が高いとされます。美的センスが高く、自分のセンスに相応しい相手でないと満足できないようです。
ドラマのような運命的な出会いや赤い糸を強く信じ、現実離れした結婚観を持ちます。結婚生活はどこか夢見がちなものを好みます。
それでも異性を惹きつける魅力が漂い出会いは多くなります。現実に目を向け理想を妥協すれば幸せな結婚ができます。
結婚線が人差し指まで伸びて長い
結婚線が人差し指の下の木星丘辺りまで伸びているものを指します。
この場合、出会いはある程度あるものの、向上心や野心、高いプライドが邪魔をして、なかなか結婚ができないとされます。例えしても理想と現実のギャップが我慢できず、すぐに別れることになります。
結婚よりも仕事などを優先し、プライドを満足させる相手や、野心のための結婚相手でないと結婚は難しくなります。
結婚線がすごいめちゃくちゃ長い
結婚線が手のひらの縁ギリギリまで伸びているものを指します。
この場合、外見や内面、収入などおよそ考えつく範囲の理想が全て高く、その相手にほぼ出会えないとされます。結婚するにあたってはある程度妥協することになりますが、それがストレスや不満になりがちです。幸せな結婚生活とは程遠くなり、別れる可能性が高くなります。
結婚線が感情線と平行して長い
結婚線が長く感情線とほぼ平行して伸びているものを指します。
この場合、二重感情線的な要素が強くなり、精神面での理想像に敏感になるとされます。相手を理解して理想の結婚を目指そうとする意欲が旺盛となります。何事も情熱的に取り組み、結婚相手にもこの情熱を求める傾向にあります。価値観や考え方が一致すると、かなり相性が良くなります。
結婚線が手の甲まで伸びて長い
滅多に見られるものではなく、結婚線が掌では足りず手の甲まで刻まれているものを指します。この場合、結婚という概念に捉われない相手との結びつきになるとされます。
相手に対する理想は通常の人では考えられないことが事細かくあり、それを満足させることはまず不可能と言えます。結婚をしてもかなり型破りの夫婦生活になるはずです。
結婚線がまっすぐ伸びて長い
きれいに整った一筋の結婚線が長く伸びているものを指します。この場合、理想通りの相手と巡り合い、家庭円満に暮らせるとされます。
家庭生活や子供に恵まれ、家運は隆盛となります。一人の結婚相手を愛し続け、生涯連れ添うことになります。もしこれが両手にあれば、かなり決定的なものになり幸せに満ちた結婚が約束されます。
結婚線が切れ切れで長い
結婚線が一本のきれいな線でなく、途切れのあるものを指します。この場合、相手に理想を求め過ぎて、結婚運が不安定になっているとされます。独り身の場合、なかなか理想の相手に出会えるチャンスに恵まれません。
付き合っている人がいる場合、相手に飽きてしまい愛情がぐらついているはずです。結婚の好機は遠のき、相手を見直すことも必要と言えます。既婚者の場合、相手への不満が募り、嫌気がさしていることになります。
結婚線が長くて濃い
結婚線が長い上に濃くハッキリと現れているものを指します。この場合、結婚運が高まり、結婚に対する意識が非常に高くなっているとされます。
ほぼ理想と言える相手にも巡り会いやすくなります。結婚生活は充実し、多くの人が生涯連れ添うことになります。また薬指の下方を越えて長く伸びる程、結婚生活の幸せ度は減っていきます。
まとめ:結婚の理想度がわかる
結婚について、いろいろなことが結婚線から読み取れます。この結婚線の長さも観点の一つで、基本的に長く現れていると、理想の結婚相手に巡り会い最良の結婚ができるとされます。
太陽線と接していれば、玉の輿に乗れることになります。しかしこれは薬指の下辺りまでで、これを越えて長く伸びると、好ましくない結婚につながりやすくなります。
結婚線は左右の手で解釈が微妙に異なり、男女差はほとんどありません。結婚に理想を求めるなら、結婚線の長さに着目すると良いようです。