ゴキブリ恐怖症の原因と克服方法10個！怖い助けて

ゴキブリが怖く怖くて仕方ないという人もいるでしょう。そのような人はもしかしたら、ゴキブリ恐怖症かもしれません。

ゴキブリ恐怖症だと、異常にゴキブリを怖がってしまったり、ゴキブリのせいで夜も眠れなくなってしまったりする可能性があります。

そこでこの記事では、ゴキブリ恐怖症の原因や克服方法などについて解説していきます。

ゴキブリが怖くて仕方がないという人もいるでしょう。ゴキブリが出たとなったら悲鳴をあげ、パニックになってしまったり、部屋に入れなくなったりする人もいるものです。

ゴキブリを逃がしてしまったら、その日は眠れなくなってしまうという人もいれば、ひどい場合は引っ越してしまうという人もいるほどです。

周りからは気にしすぎと言われてしまうものですが、怖いのですから仕方がないですよね。しかしやはり他の人と比べると過剰な反応です。そのようにして過剰にゴキブリに反応してしまうあなたは、もしかするとゴキブリ恐怖症かもしれません。

ゴキブリ恐怖症とは、ゴキブリに過剰に恐怖心を抱いてしまい、日常生活に支障が出てしまう病気のことを言います。普通にゴキブリが怖い、苦手という程度であれば病気とは言えません。そのような感情は誰にでもあるものです。

しかしゴキブリが怖すぎて、一度ゴキブリが部屋に出たら引っ越しをしてしまったり、ゴキブリがいそうな場所には近づけなくなったりすると、ゴキブリ恐怖症の疑いがあります。

ゴキブリ恐怖症は限局性恐怖症という、特定のものに強い恐怖を覚えてしまう心の病気の一種です。高所恐怖症や閉所恐怖症などもこれに該当します。

ゴキブリ恐怖症がひどくなってくると、日常生活に大きな影響を与えてしまうものです。なかにはそれが原因で、3年で18回も引っ越しをしたという人もいます。精神科でしっかり治療する必要がある場合もあるため、ゴキブリ恐怖症の人は注意しておきましょう。

ゴキブリ恐怖症の人は、なぜそうなってしまったのでしょうか。そこでここからは、ゴキブリ恐怖症の原因を解説していきます。

ゴキブリ恐怖症の原因としては、トラウマが挙げられます。幼い頃に強くゴキブリに恐怖を感じるような出来事があると、それがトラウマとなってしまい、ゴキブリを過剰に嫌いになってしまうことがあるのです。

また、ゴキブリとは関係のないトラウマによって、否定的な考えを持つようになったり、潔癖症になったりして、ゴキブリを異常に嫌悪するようになってしまうこともあります。

扁桃体の過活動も、ゴキブリ恐怖症の原因です。様々な恐怖症や精神的な病気などを患っていると、扁桃体が活動し過ぎてしまい、不安や恐怖が倍増してしまいます。

それによりゴキブリへの恐怖を強く感じ過ぎてしまい、ゴキブリ恐怖症になってしまうのです。また、この場合ゴキブリへの恐怖だけでなく、他人とのコミュニケーションや身の危険などに対する恐怖を強く感じることもあります。

否定的な気質が、ゴキブリ恐怖症の原因ということもあります。何もかもを否定するような性格という人もいますよね。そのような人はゴキブリを否定的に捉え過ぎてしまい、ゴキブリ恐怖症になってしまうことがあります。

否定的な考えを持つ人は、何かを受け入れたり、自分の元々の考えを変えたりすることが苦手です。そのため、ゴキブリが嫌いという感情をどんどん強くしてしまい、ゴキブリ恐怖症になってしまうのです。

遺伝というのも、ゴキブリ恐怖症の原因です。ゴキブリ恐怖症のような限局性恐怖症は、親がそうであった場合、子供も限局性恐怖症になりやすいというデータがあります。そのため、体質的にゴキブリ恐怖症になってしまいやすいという人もいるのです。

ゴキブリの恐怖を克服したいという人も多いでしょう。そこでここからは、ゴキブリの恐怖を克服する方法を紹介していきます。

ゴキブリの恐怖を克服する方法としては、触れる虫を増やしていくという方法があります。ゴキブリが苦手だという人は、他の虫も苦手だということが多いでしょう。

そのような場合、まずはギリギリ触れる虫をたくさん触ってみて、そこからどんどん嫌な虫を触れるようにしていってください。そうすることで、ゴキブリに触ることができなくても、嫌悪感を弱めることはできます。

害がないことを知るというのも、ゴキブリの恐怖を克服する方法です。ゴキブリは毒を持っているわけではありませんし、人間を刺したりするわけではありませんよね。そのような虫なら他にたくさんいます。

しかしそのようにして害がある虫のことはそこまで嫌悪していなくても、害のないゴキブリを嫌悪しているというのはおかしな話ですよね。そのため、害のない虫だと捉えることで、嫌悪感が和らいでいくこともあるのです。

少しずつ慣れていくというのも、ゴキブリの恐怖を克服する方法となります。人間は必ず慣れる生き物ですので、ずっとゴキブリを見ていれば慣れていきます。

そのため、ゴキブリの画像を見てみたり、実際にゴキブリを見たりするようにすると、徐々にゴキブリを克服できるようになることがあるのです。

殺虫剤を常備しておくというのも、ゴキブリの恐怖を克服する方法です。ゴキブリが怖いのは、突然目の前に姿を現すからでしょう。そのようなことになると、パニックになってしまいます。

しかし退治できる方法があれば、突然姿を見せても安心です。そのため、そこまでゴキブリに恐怖することもなくなります。

田舎で過ごしてみるというのも、ゴキブリの恐怖を克服する方法となります。田舎であればゴキブリもたくさん出てきますし、他の虫も出てきますよね。そのような環境に入れば、自然とゴキブリにも耐性がつくため、克服することができます。

対処法を決めておくというのも、ゴキブリの恐怖を克服する方法です。ゴキブリが出てきたらどうしようと思っていると、どんどん恐怖が増してしまいますよね。

しかしゴキブリが出てきたとき、掃除機で吸い込んだり、すぐに殺虫剤をかけたりするという対処法を思い描いていれば、恐怖心も薄まります。そのため、対処方法を自分の中で確立しておきましょう。

ストレスを解消するというのも、ゴキブリへの恐怖を克服する方法となります。ゴキブリをあなたが異常に恐怖するのは、精神的に病んでいるからかもしれません。

精神的な病気の主な原因はストレスですよね。そのため、休日などにしっかりストレス解消をして、心の健康を守ることでゴキブリへの恐怖もなくせる可能性があります。

否定的な考えを捨てるというのも、ゴキブリへの恐怖を克服する方法です。他人の意見や自分の中にない考えを、何でも否定してしまう人は、ゴキブリは気持ち悪いものという固定観念を変えることができません。

そのため、普段から相手の意見を受け入れるようにしたり、否定的なことばかりを考えないようにしたりしましょう。そうすることで、ゴキブリへの恐怖が少なくなる可能性があります。

カウンセリングを受けるというのも、ゴキブリへの恐怖を克服する方法です。ゴキブリに対して過度な恐怖を感じるのであれば、それはゴキブリ恐怖症かもしれません。

カウンセリングで考え方を変えたり、心を軽くしてもらったりすることで、ゴキブリ恐怖症を克服できる場合があるため、一度診断を受けてみてください。

病院で薬物治療を受けるというのも、ゴキブリへの恐怖を克服する方法です。心の病気によって扁桃体の過活動が起きていると、それが原因でゴキブリに異常なほどの恐怖を感じてしまうことになります。

そのような場合は、薬によって扁桃体の過活動を抑えたり、精神病を改善していったりすることが大切です。まずは一度、精神科を受診してみてください。

ゴキブリ恐怖症の原因や克服方法を紹介してきましたが、ゴキブリ恐怖症の裏には別の病気が隠れている場合もあります。

それを放置しておけば、日常生活に様々な影響が出てしまうことになるでしょう。早く治療をすることが早く治すコツでもあるため、ゴキブリ恐怖症の人は一度診断を受けてみてください。