好きな女性にアプローチしているのに、そっけない態度をとられたり避けられたりするのは、もしかしたら好き避けかもしれませんよ。好き避けとは「好きな人を避けてしまう行為」のこと。好き避けならば、両思いになれる可能性は大いにあります。
そこで今回は、好き避け女性行動あるあるを紹介!好き避け女性の攻略法も伝授します。
好き避けする女性の心理
好き避けする女性の心理は、大きく3パターンに分けられます。
(1)恋愛経験が乏しく、好きな男性を前にすると極度に緊張して逃げたくなる
(2)好きな男性に素直になれない性格で、つっけんどんな態度をとってしまう
(3)好きな男性の気を引くために、駆け引きとして好き避けしている
それぞれ、全く違う心理状態です。
(1)の恋愛経験が乏しい女性は、好きな男性の前で自分の行動に自信が持てません。そのため、「変な女と思われたくない」と考えて、逃げていきます。
(2)の素直になれない女性は、「好きな男性に甘える私」が恥ずかしくて受け入れられず、かわいくない態度をとってしまうこじらせ女。どちらも恋愛に不器用です。
(3)の駆け引きで好き避けする女性は策略家。押したり引いたりしながら男心を掴んで離さない小悪魔タイプになります。
好き避けする女性の本気度
本気になるほど好き避け女性は、好き避け行動も激しくなる傾向です。好き避けする女性の根底には、失敗への恐れがあります。両思いを期待して失敗したとき、本気度が高いほど「立ち直れない…」と思ってしまうのです。そのため、本気度が高くなるにつれ「期待してはいけない」「勘違いしないように避けた方が良い」という判断をしてしまいがちです。
しかし、好きな男性への期待を捨てきれないのが女心。勘違いしたくないから好き避けしているのに、「逃げる私を追いかけてほしい」「勘違いじゃないと彼から言葉で伝え欲しい」という思いがあります。2つの相反する気持ちのせめぎ合いが、好き避け行動を益々加速。好き避けという高い壁を自ら作り、それを好きな男性が乗り越えてくる夢を見ているのです。
女性の好き避け行動あるある20個
女性の好き避けには、どのような行動があるのでしょうか。好き避け行動あるあるを20個紹介します。
■1. 女性から挨拶してくれない
好きだから挨拶したいけど、できないのが好き避け女性です。明らかにあなたの存在に気付いていても、女性から挨拶してくれません。しかし、あなたから挨拶すると、きちんと挨拶を返してくれます。
■2. 近づくと小走りに逃げる
あなたが女性に話しかけようと近づくと、ささっと小走りで逃げてしまうのは、好き避け女性あるあるです。あなたが近くにいると緊張して、「変な女だと思われたらどうしよう」とテンパって逃げてしまうのです。
■3. 遠くにいると良く目が合う
好きな人を見てしまうのは、好き避け女性も同じです。特に、好きな男性が遠くにいる時は、「見ても気付かれない」という安心感があるので、つい気を緩めて眺めてしまいます。距離があっても見られているあなたは気付くので、遠くにいる時に良く目が合うのです。ただし、目が合った瞬間逸らされます。
■4. 近くにいると全然目を合わせてくれない
遠くだと目が合うのに、近くにいると全然目を合わせてくれないのも、好き避け女性あるあるです。至近距離であなたとバッチリ目が合うなんて、緊張してとても無理。そのため、伏し目がちになったり、別の人に顔を向けたりして、好きな男性と目を合わさないようにします。
■5. よく見ると赤面している
女性の行動が好き避けの場合、良く見ると赤面していることが多いです。あなたを前にして、恥ずかしくてたまらず、赤面してしまいます。赤面はコントロールができないので、好き避け女性はできるだけあなたに顔を見られないようにするしかありません。
■6. あなたにだけそっけない
他の男性には普通に接するのに、好きな男性を前にすると、緊張から表情が固まり、ついそっけない態度をとってしまうのも、好き避け女性あるあるです。あなただけにそっけない女性がいるなら、好き避けの可能性がかなり高くなります。
■7. 憎まれ口を叩く
好きな男性に、ついかわいくない憎まれ口を叩いてしまうのも、好き避け女性あるある。気持ちがバレるのが恐くて、強気な発言をしたり、好きな男性の悪口を言ったりしてしまいます。特に、好きな男性から褒められると、恥ずかしくてテンパり、心にもないことを口走ってしまうことが多いです。
■8. お世辞や社交辞令にしたがる
せっかくあなたが褒めたり誘ったりしてくれるのに、「これは本心じゃない。ただのお世辞や社交辞令だ」と思い込もうとするのも、好き避け女性の特徴です。期待して裏切られたくない一心で、真に受けないように必死です。
■9. 声が小さくて早口
人は緊張すると、早口になりがちです。好き避け女性は好きな男性と会話する時、強い緊張状態になります。そのため、ボソボソと声が小さく、早口になってしまうことが多いのです。好き避け女性と話していると、暗く冷たい話し方に聞こえるので、「嫌われてるのかな?」と誤解してしまうかもしれません。
■10. ときどき優しい
好き避けの場合、実は男性のことが大好きなので、ときどき別人のように優しくなります。好きな男性が落ち込んだり忙しかったりすると、放っておけないのは好き避け女性も同じです。日頃は避けられるのに、ときどき優しいならば、好き避けされているだけでしょう。嫌いで避けている場合は、あなたがどんなに困っていても無反応です。
■11. グループ行動中は話しかけてこない
好き避け女性は、好きな男性だけではなく、周囲にも自分の気持ちがバレないように隠そうとします。そのため、グループ行動中は意識的に話しかけません。好きな男性とは必要最低限しか言葉を交わさず、返って不自然で周囲に勘づかれるのも、好き避け女性あるあるです。
■12. 2人きりだと会話が弾みやすい
自分から避けていても、好きな男性と会話できると嬉しく感じます。特に、2人きりだと周囲の目を気にする必要がないので、普段よりも会話が弾みやすいのが特徴です。グループと2人きりで態度が変わるのは、好き避け女性あるあるなのです。
■13. 職場では敬語を使う
職場の場合、好き避け女性は周囲の目をより一層気にします。「公私混同と思われたくない」「職場は仕事をするところ」「噂になったら大変」と、警戒心を強めるのです。そのため、職場では好きな男性に対して敬語を使います。丁寧になり過ぎて、よそよそしさを感じるほどです。
■14. 職場ではほとんど雑談しない
好き避け女性は職場で好きな男性とほとんど雑談しません。会話は仕事関係のみ。あなたが雑談をしても、口数少なく早々に会話を終了させようとします。嬉しくてつい顔が緩み、あなたや周囲に気持ちがバレるのを恐れているのです。
■15. 仕事を手伝おうとすると断られる
職場で好きな女性が忙しそうだと、手伝いたくなりますよね。しかし、好き避け女性は好きな男性からの申し出を断ります。「迷惑かけたくない」「仕事ができない人と思われたくない」など、さまざまな思いがあり、素直に好意を受けられないのです。
■16. 困っていると助けてくれる
好きな男性からの手伝いは断るのに、自分は助けようとするのも、好き避け女性あるあるです。好きな男性が仕事で大変そうな姿を見ると、助けてあげたくなるのです。仕事という理由があれば、好きな男性に接しやすいというのもあります。
■17. 飲み会で席が近いことが多い
好きな男性の隣や向かいの席は無理だけど、2つくらい離れたポジションで見守りたいという思いが、好き避け女性にはあります。普段あなたを避けている女性が、飲み会などになると毎回席が近いなら、好き避けの可能性が高くなります。
■18. LINEだとやり取りがスムーズ
好きな男性が目の前にいると緊張してしまう好き避け女性も、LINEならば文字なので、落ち着いて対応できます。そのため、会話よりもLINEの方が、やり取りがスムーズ。思いのほか会話が弾むことも多いです。
■19. LINEの返信が遅い
やり取りが始まるとスムーズですが、それまでの時間がかかるのが好き避け女性。好きな男性からLINEがくると嬉しいのに、「即レスしたら気持ちがバレそう」「執着してるって思われたくない」と考えて、あえて返信を遅くするのです。
■20. LINEを既読スルーする
好き避け女性は好きな男性とはいつまでもLINEをしたいのに、「しつこいと思われたくない」と考えて、既読スルーで終わらせることがあります。やり取りが終わるタイミングで、返信やスタンプを送るか考えた挙句、既読スルーを選択することが多いです。なお、質問など明らかに返信が必要なLINEは、既読スルーしません。
好き避け女性がされて嬉しいこと
好き避け女性が好きな男性に求めるのはただ1つ。自分が高く積み上げた壁を乗り越えて、積極的に関わってほしいと思っています。自ら逃げておきながら、「好きな男性に優しくされたい」「話しかけてほしい」「誘ってほしい」「好きだと言ってほしい」と思っています。同時に、「そんなことあるわけない」と希望を否定しています。
好き避け女性は自分から逃げているのに、内心苦しくてたまりません。「避けられているから、近づかない方がいいな」と、あなたが離れれば、大きなショックを受けます。そして、「やっぱり。彼が自分を好きになるはずない」と絶望します。
追いかけても逃げる女性に、あなたの心も挫けそうになりますよね。しかし、好き避け女性と付き合いたいなら、いつでも笑顔で話しかけ、あなたの好意を惜しみなく注ぎましょう。そうすれば、好き避け女性は嬉しいと思います。喜びが重なる程、彼女が積み上げた壁は低くなっていくでしょう。
好き避けが重症化した女性はどうなる?
男性からの好意を感じるのに、「そんなはずない」と否定しているうちに、好き避け行動は重症化していきます。
男性の好意を試したくて、今まで以上に冷たい態度をとったり、会話に応じず逃げてしまったりするようになるのです。すると、男性は「自分は嫌われている」と誤解してしまいます。自分を嫌う女性にアプローチを続ける男性は少なく、大抵は距離を置いて別の女性に目を向けるようになります。
自分がまいた種なのに、好き避け女性は今まで積極的にアプローチしてくれた男性が離れると、酷く傷つくのが特徴です。「やっぱり勘違いだった」「私を好きになる男性なんているはずない」と、ネガティブモードに突入。恋愛の自信をどんどん失い、新たに気になる男性が現れても、同じように好き避け行動に走り、恋愛が上手くいかない負のループに陥ります。
好き避け女性への接し方・攻略法3個
あなたに好意があるから、女性は避けてしまいます。既に両思いのようなものですが、そこから発展させるのが難しいのが好き避け女性です。どのように攻略すれば良いのか、詳しく解説します。
■1. 積極的に話しかけたりLINEを送ったりする
女性の行動が好き避けならば、あなたは積極的なコミュニケーションをどんどんとるのが正解です。会えばあなたから笑顔で声をかけ、会話を広げていきましょう。会えない時間も、積極的にLINEを送って、連絡を欠かさないようにするのです。避けられてもめげずに、笑顔で機嫌良く、そして根気良く接していきましょう。
■2. 優しく繊細な心配りをする
好き避け女性の信頼を得るには、「君だけは特別」という気持ちを伝えなければなりません。積極的に話しかけるだけではなく、良く見ているからこそできる、優しくて繊細な心配りをしましょう。例えば、以下のような気遣いです。
・女性の好きなものを把握し、ピンポイントでプレゼントする
・女性との会話を良く覚えて話題に出し、話を広げる
・他の女性との対応を明らかに変える
「ここまでしてくれるのは、私のことが好きだからかも」と、好き避け女性が考えるような心配りをするのがポイントです。
■3. 断られてもデートに誘い続ける
あなたからデートに誘っても、好き避け女性はなかなかOKを出してくれないかもしれません。「社交辞令だったらどうしよう」という思いがあると、好き避け女性は誘いを断ってしまうのです。しかし、断られても安易に受け入れてはいけません。「じゃあ、都合を合わせるよ」「君の好きなところに行こうよ」など、根気良くデートに誘い続けるのが大切です。
何度断ってもあなたが誘い続ければ、好き避け女性は「社交辞令じゃないんだ」と確信を持ち、OKを出してくれるでしょう。2人でデートできる関係になれば、後は愛情と誠意を伝え続けるのみです。
まとめ
好きな女性から避けられると、あなたも落ち込みますよね。しかし、「自分を好きで、どうしたら良いかわからなくて逃げてしまう」と捉えると、好き避け女性をかわいいと思えるでしょう。
少々手がかかりますが、付き合いが始まれば、あなただけに特別な顔を見せてくれるのが好き避け女性の魅力です。諦めずに、アプローチを続けてくださいね。