どんな施設ですか?
「道の駅どまんなかたぬま」という珍しい名前が気になる方も多いと思いますので、名前の由来をまずはご紹介します。道の駅の名前に入っている”どまんなか”は、日本のど真ん中という意味なんです。道の駅のある佐野市田沼地域は、実は専門的な調査によって認められた”日本列島の中心地”。解釈はさまざまあるようですが、日本のど真ん中の町にある道の駅なんです。
日本最北端と最南端、日本海側と太平洋側を直線で繋ぎ、均等な距離で交差している地点であることから”日本列島の中心の町”とされている佐野市。数十年前には国会がこちらへ移転してくるという話もあり、実際に新聞記事にも掲載されたんですよ。佐野の土地の品はもちろんのこと、全国の素晴らしい品を集めてご紹介し、日本列島の真ん中にある道の駅からも全国へ発信していきたい、、、。そんな思いも込められた名前となっています。
また、佐野市なのに”たぬま”としているのは、元々あった旧田沼町がこの道の駅を発起したから。旧佐野市・旧田沼町・旧葛生町(くずうまち)が合併して佐野市となったため、名前を残していく意味で「道の駅どまんなかたぬま」として、”たぬま”を名称に入れたかたちで運営をしています。
そんな当施設の年間来場者は約200万人。全国各地から集まるグルメやお菓子、地域の新鮮な食材が並ぶお店、美味しい食事やくつろぎスペースなど、道の駅の枠を越えた憩いの場所となれるよう、社員一同で工夫を凝らして運営しています。お子様からご年配の方まで幅広い年齢の方がゆっくりと楽しめる道の駅となっていますので、ぜひお気軽にお越しいただけると嬉しいです。
人気のお土産を教えて下さい。
「道の駅どまんなかたぬま」で最も売れる数の多いお土産は、「味噌まんじゅう」です。味噌まんじゅうと言ってもお味噌の味という訳ではないのですが、まんじゅうの皮にお味噌を練りこんでいますので、普通のおまんじゅうとは違う味わいがクセになる商品となっています。
味噌まんじゅうの中にはあんこが入っており、お茶菓子として地域の皆さんにもなじみの深い商品のひとつ。佐野市のブランド認証商品にも認定されているお菓子で、幅広い年代に愛され続けている人気の商品です。
ちなみに、通常このようなお菓子は箱売りが一般的ですが、当施設では1個から個別で購入することもできます。気軽に購入して自分で食べてみて、美味しいと感じたら手土産やお土産として購入できる。そんな買い物ができるのも「道の駅どまんなかたぬま」の特徴です。とっても美味しいので、たくさんの方に試していただきたいですね。
また、自宅で食べられるよう箱に入った、佐野ラーメンのお土産も人気がありますね。佐野ラーメンは醤油ベースのさっぱりとしたスープに、中太ちぢれ麺を絡めて食べるご当地グルメのひとつ。麺を青竹で踏んで伸ばすことも特徴となっています。
佐野市には現在200件以上も佐野ラーメンを提供するお店があり、味や風味も本当にさまざまです。私たちの道の駅でも複数のお店の商品を取り揃えていますので、味比べをしていただいたり、お土産に購入されたりと非常に人気の高い商品となっています。
おすすめ食事メニューについて教えて下さい。
「道の駅どまんなかたぬま」には、2つの飲食店と1つカフェがあります。まず1つ目は券売機で食券を購入していただくスタイルの「和洋食レストラン はなみずき」です。このお店では気軽に佐野ラーメン・お蕎麦やうどん、幅広い種類の定食などを食べることができます。
また、食事がとれるもう1つのお店は「CHINESE DINING 花と華」という本格中華料理を楽しめるお店です。野菜ソムリエがセレクトした野菜を使用したお料理を、化学調味料を極力使用しない健康にも配慮した調理方法で提供しています。
店内もゆったりとしてとても綺麗ですし、道の駅に本格中華のお店があることも非常に珍しいんです。単品メニューなども充実していますので、食事だけを楽しみに来られる方もいらっしゃいますね。そのため、どちらの店も繁忙期はいっぱいになる程。両店とも100席以上の広いつくりとなっているんですが、満席となることもありますのでご注意いただきたいですね。
最後にご紹介するお店は「雪ノ下 cafe&sweets」というカフェです。名物は「厚焼きパンケーキ」と「かき氷」。パンケーキは季節ごとに旬の果物が乗ったものもありますので、女性にも大変好評です。特に苺は地域のものを使用していますので、時期をあわせて味わってみていただければと思います。
車中泊はできますか?
特に車中泊に適した施設などは用意しておりませんが、駐車場は24時間ご利用可能ですので車中泊をすることもできます。ご利用の際は他のお客様のご迷惑にならないよう、自己責任の範囲でご利用をお願いしています。
どんな利用者が多いですか?
本当に幅広い年齢層の方が利用されますが、平日に来られる方は特に60代・70代の女性の方が多い印象です。子育ても終えられてゆったりとご自身の時間を楽しめる世代の皆さんが、地域の食材や美味しいごはんを求めていらっしゃっています。
また、週末になるとファミリー層も非常に多いですね。一般的なご家族はもちろんのこと、おじいちゃんおばあちゃんと子供さん夫婦、お孫さんまでと3世代で一緒に来られている方も見かけます。大人も子供も楽しめる場所となっているようで、これは私たちも嬉しい状況です。
そのほか、週末にはカップルでデートで来られる方も多くいらっしゃいますし、平日には30代くらいの女性やトラックなどのドライバーさん、お仕事の合間に立ち寄られているサラリーマンの方など、年齢性別問わずたくさんの方に利用していただいています。
ご利用目的は地域の新鮮なお野菜や果物が一番ですが、全国各地の地域ごとの物産フェアも非常に人気があるんです。私たちは”日本列島の真ん中にある道の駅に、全国の素晴らしい品を集めてご紹介し、私たちからも全国へ発信していきたい”という思いがありますので、期間ごとに北は北海道から南は九州まで全国各地の良いものを提供しています。
ちょうど先日までは「岩手フェア」をやっていましたし、2月に入ると「バレンタインフェア」を行い、それが終われば「青森フェア」を実施する予定です。各地域のアンテナショップとも提携や取引をしていますので、道の駅らしくなくスーパーのようでもない「道の駅どまんなかたぬま」ならではの楽しみ方を体験して貰えればと考えています。
周辺のおすすめ観光スポットを教えて下さい。
「道の駅どまんなかたぬま」の周辺には、「佐野プレミアム・アウトレット」「あしかがフラワーパーク」「佐野厄除け大師」の3つの人気観光スポットがあります。ショッピング・自然とのふれあい・お参りとそれぞれ別々の特徴や楽しみ方があるため、色々な周り方ができるも良いところです。
ショッピングを満喫した後に佐野ラーメンを食べて、帰りに当施設で新鮮な野菜を買って帰ったり、季節によってはどまんなかたぬまでもイルミネーションが見られますので、フラワーパークのイルミネーションと合わせて、イルミネーション巡りを楽しむこともできます。近隣施設との組み合わせはデートコースとしてもぴったりですので、ぜひ気分やご予定にあわせて巡ってみて欲しいですね。
これから利用したい方へのメッセージをお願いします。
「道の駅どまんなかたぬま」には今回ご紹介した施設以外にも、無料で利用できる「足湯」や懐かしい遊具が揃った「ちびっこ広場」など、ゆったりと過ごせるスポットをたくさん用意しています。ちびっこ広場は施設の敷地内にあるので、お子さんが遊ぶのも安心ですし、昭和レトロな遊具は大人が懐かしく感じる、ほっこり懐かしいものばかりです。
また、地域の特産品だけではなく全国各地からの名産品のショッピングを楽しみながら、老舗のおだんご屋さんである「木村屋だんご」をほおばり、夕食には本格中華を満喫するという過ごし方もできます。
まさに道の駅であって道の駅ではない、温かい雰囲気がありながら良い物に出会える、なんだかほっこりと楽しんでいただけるのが「道の駅どまんなかたぬま」です。この施設だけの唯一無二の場所を私たちは目指していますので、ぜひ一度、当施設へ足をお運びいただると嬉しいです。
道の駅どまんなかたぬまの基本情報
店舗名:道の駅 どまんなかたぬま
住所:栃木県佐野市吉水町366-2
電話番号:0283-61-0077
営業時間:8時~19時※施設ごとに異なる
定休日:毎週水曜日
URL:https://domannaka.co.jp/