道の駅あいづ徹底レポ！お土産・食事メニュー・車中泊

道の駅あいづは2014年10月にオープンした、「湯川村」と「会津坂下町」が共同で整備した道の駅です。当施設は日本でも珍しい2地域の共同整備の道の駅となっていて、２つの地域の特色を一か所で感じる事ができます。

施設自体も国道49号線沿いにありますので、アクセスも非常に便利な立地となっています。新潟から福島会津の方へと抜ける主要道路になっていますので、新潟・福島を行き来する旅行者の方や運送業など車を利用される方も立ち寄りやすい点も特徴です。最近では遠方からお越しになる方も多く、東北を中心とした県外からのご利用も増えてきていますね。

施設の駐車場は広々としていますし、インターチェンジからも15分程度でアクセスができますので、初めて利用される方でも迷わず来ることができます。自然豊かな地域ならではの特産品もたくさんご用意していますので、ドライブがてら遊びに来てもらえると嬉しいです。

道の駅あいづでは、産地直送の新鮮なお野菜や果物だけでなく、米どころならではの美味しいごはんや日本酒、湯川・会津坂下にしかない珍しい商品まで、それぞれの地域の特産品を一カ所で楽しめる道の駅となっています。お土産物もたくさん取り揃えていますので、観光やドライブの中継地点として、お気軽にご利用いただけると嬉しいですね。

道の駅あいづでは色々なお土産を取り扱っていますが、地域で作られる地元のお米は特に人気があります。湯川村は福島県でも有数の米どころとしても知られており、県内外から美味しいコシヒカリを求めて遠方からいらっしゃる方も実は結構多いんです。

一年の中では10月が新米収穫の季節となっていますので、その時期には多くのお客様がお米を求めてお越しになります。毎年新米の時期を楽しみにして、時期を見計らって来られる方も非常に多いんですよ。会津坂下でもお米作りが同様に盛んですので、「天のつぶ」「ミルキークイーン」などの銘柄を購入することも可能となっています。食べ比べするのもいいかもしれませんね。

ちなみに、昔からのお客様は電話で注文される方も多いこともあり、時期になると道の駅の倉庫がお米でいっぱいになってしまうほど人気です。インターネットでの注文も承っていますので、今では遠方の方の購入も増えていますが、周辺の地域の方もまだまだたくさん買いに来られています。

その他のお土産としては、会津坂下の馬刺しもお土産に大変人気です。街道沿いの町だったこともあり、昔は馬を使った運搬も盛んな理由もあって地域の名物となっています。九州などでは甘口のしょうゆで食べられているようですが、会津の馬刺しはしょうゆにお店独自の辛子味噌をとかして食べるんです。ほかの地域とはひと味違う馬刺しを感じられますので、ぜひ一度味わっていただきたい一品ですね。

そして、福島は酒どころでもあるので、さまざまな銘柄の日本酒も人気があります。なかでもコシヒカリを使用した「瑠璃光」は、湯川村でしか流通していない、珍しいお酒です。杜氏さんが素材や製法にもこだわって、試行錯誤されて作られたお酒と聞いていますので、日本酒好きにはたまらない一本だと思いますね。

会津坂下町では米・麦・大豆等が多く生産され、塩の集積所もあったことから味噌・醤油は特産品としても有名です。馬刺しなど地域の味覚のお共に、ぜひお試しください。

道のあいづでのお食事は、旬の野菜をふんだんに使った農家レストラン「くうべぇる」・地域のB級グルメが食べられる「会津ブランド館」・季節素材のジェラートを提供する「12か月のジェラート」という3軒のお店で楽しむことができます。

農家レストラン「くうべぇる」は、地域の採れたての野菜やお米を使用した、旬のメニューを食べられるお店です。なかでも「ヘルシーランチ」は女性にも大人気のメニュー。季節によって内容は変わりますが、新鮮な素材をおしゃれに美味しく調理したお料理を提供しています。ヘルシーランチはお値段もリーズナブルですし、個人的にもおススメのメニューのひとつです。

また、和食っぽいものがご希望であれば「くうべぇる御膳」もいいと思います。こちらも季節によってメニューが変わりますが、会津らしい地域の味もしっかりと盛り込まれた食事となっているのが特徴です。地域ならではの味をワンプレートでお手軽に食べることができますので、こちらも非常に人気のメニューとなっています。

食後は「12か月のジェラート」でジェラートや焼き菓子を楽しむのもおススメです。地域で採れたイチゴなど旬の素材を使用したジェラートが人気で、夏場などは行列ができるほど。季節ごとの味わいを求めて年代問わずお越しになられていますね。

また、冬場にはジェラートに代わって焼き菓子が大変人気です。いろいろな焼き菓子がありますが、アップルパイは特に人気の商品となっています。シナモンが入っていない、フレッシュなリンゴの味わいを生かしたアップルパイとあって、幅広い世代に愛されている印象です。アップルパイ以外の商品もとっても美味しいですので、ぜひお越しになった際はお試しいただければと思います。

道の駅あいづでは、車中泊をしていただくことができません。特に車中泊用の設備などもありませんので、遠方からお越しの場合は、別途宿泊先を決められてからお越しになることをおすすめしています。

道の駅あいづは地域に根づいた施設となっており、実に約65％は地元の皆さんです。平日は地域のご年配の方にも多くご利用いただいていて、週末になると県内外からお子様連れのご家族やお友達同士などで利用いただくことも多くなります。

また、高速の降り口からも近いということもあり、週末には新潟・山形などから来られる方も多いですね。福島の他の地域からも来られる方が多いことからもわかるように、同じ福島でもなかなか手に入らない商品や、市内にはない豊かな自然があることが当施設の魅力のひとつとなっています。これからも多くの方に地域の魅力を知っていただいて、遊びに来てくれる方がひとりでも増えると嬉しいと考えています。

会津地域には、日本遺産にも認定されている「会津三十三観音」と呼ばれる33ヶ所の観音霊場があります。そのうちの31番目札所となっている「立木観音」は当施設からも近いおススメの観光スポットです。新潟方面に車で15分程走ったところにありますので、アクセスも非常に便利。三観音巡りの休憩地や中継地としても使いやすい場所に当施設はあるため、巡礼の途中やツアーのお客様が休憩で立ち寄られる場所となっています。

また、630年ほど前に黒川城として築城された「鶴ヶ城」も、ぜひ訪れて欲しい観光スポットです。全国で唯一の赤い瓦をもつ天守閣としても有名で、歴史が好きな歴女と言われる女性の皆さんにも人気のスポットとなっています。当施設は会津若松市から一番近い道の駅ですので、市内観光の帰りにお立ちよりいただくのも便利です。春には綺麗な桜が咲きますので、歴史と共にお花も楽しんで欲しいですね。
　　
当駅から鶴ヶ城へ向かう場合は、途中にある「七日町通り」をゆったり散策されるのもおススメです。ノスタルジックな通りがあり、カフェでお茶やお食事、会津ならではのお土産を買うことが可能なスポットとなっています。当施設へお越しの前後に、ぜひ周辺の観光も楽しんで地域の魅力を知っていただけると嬉しいです。

道の駅あいづの周辺は、4月になると桜の時期になります。先ほどご紹介した鶴ヶ城もまた、桜の名所のひとつ。鶴ヶ城を巡った後に当施設に足をのばして、美味しいごはんやお土産探しを楽しんだり、季節のスイーツを満喫して貰えると嬉しいですね。

桜の季節が過ぎても、季節ごとのお野菜が店頭に並んだり、周辺にある自然の草花の表情がかわったりと、一年中色々な楽しみ方ができるのも湯川・会津坂下地域の良いとこだと思います。秋には新米を購入することもできますし、旬のものを楽しみながら自然にも触れられる、アクセスも便利な道の駅です。湯川・会津坂下地域らではの魅力をぎゅっと凝縮した場所となっておりますので、ぜひ一度お気軽に足をお運びください。

店舗名：道の駅あいづ　湯川・会津坂下　
住所：福島県河沼郡湯川村大字佐野目字5丁ノ目78番地1
電話番号：0241-27-8853
営業時間：4月～11月/9:00～19:00
　　　　　12月～3月/9:00～18:00
定休日：毎年第二月第三水曜日
URL；http://heso-aizu.jp