懸命に努力しても報われるかどうかはわかりません。どんなに辛苦を重ねても、上手く行かないこともあります。困難に立ち向かうモチベーションは、努力の先に道が切り開かれることです。希望や願いが叶うかなどがわかれば、かなりの苦労も乗り越えられます。近い将来の運勢がわかる場所は印堂と呼ばれる眉間になります。
ここには人相学的な意味がいろいろとあり、ツボやチャクラもあるとされています。それでは、この印堂の場所やそこに現れるほくろやツボの効能などについて詳しく解説していきます。
印堂とは場所はどこ?
印堂は額下部の中央で、眉間の辺りを指します。額は眉間の上方で髪の生え際辺りを天中、その下から天庭、司空、中正となり眉間の辺りで印堂になります。印堂の下で鼻の付け根が山根となります。
説によっては印堂と山根が眉間の辺りと言っているものもあるようです。第三の目や白毫があるとされ、スピリチュアルな要素が秘められた場所にもなります。
印堂のほくろの意味
ここにほくろがある場合、強運に恵まれ頭脳明晰とされます。先を見通すことに優れ、その場に応じた最良の判断ができます。生涯縁起の良いことが度々起こるようです。
社会的に大きな成功が手にできます。落ち着きがなく言動にムラがあるとされます。お調子者の面があり、好不調の波が激しくなります。不調が続くと感情的になり自暴自棄になりやすいようです。女性の場合、気が強く外交的な面が際立つとされます。結婚後も仕事は続けた方が良く、専業主婦には向きません。
活きぼくろだとより強運に恵まれ人生が絶好調になり、死にぼくろでは調子に乗り過ぎて大失敗しやすくなります。
印堂の人相占いの意味
人相占いで印堂は眉間を指し、「命宮」や「希望宮」とも呼ばれています。ここにはその人が抱いている希望や願いがいつ実現するか、生来の幸運度や才能、健康状態や精神力の強さなども現れているとされます。
印堂の色ツヤが良く輝いて見えると、希望など達成時期が近づいているとされます。色ツヤがなく濁って見えたり、しみ・あざなどがある場合、希望などは達成できず精神的に不安定になりやすいようです。
印堂が広ければ度量も広く何事にも寛容さがあるとされます。親指がすっぽり入る程広ければ、心がより寛大となり大金持ちの風格が漂います。狭ければ小心者となり、神経質で嫉妬心が強くなります。気持ちに余裕がないので、金運にも恵まれないとされます。
印堂の赤いニキビの意味
印堂に赤い色が見られる場合は災難を教える相として知られ、何らかの危険や困難を警告するものになります。特に急に現れたら注意が必要です。
この赤い色は、皮膚上に現れる濁った赤い色や血の色を指し、蚊に刺されたような赤みのこともあります。この中にニキビや赤い吹き出物も含まれます。
これらが見られる場合、人との関係性や物事が破綻したり、災害や事故、何らかのトラブルに遭いやすくなります。近い将来、自分にとって不快なことが起こることを警告します。
印堂のツボの効能
印堂には眉間の中央にわずかに窪んでいる部分があります。ここが背骨に沿う督脈(とくみゃく)という人間にとって大切な経路と繋がっているツボになります。
このツボを刺激することで、ストレスや緊張を和らげる効果が期待できます。この他、不眠症や鼻詰まりなどにも改善が見られるようです。印堂のツボを人差し指や中指の腹で、気持ち良さを感じる程度の力でゆっくりと10秒程指圧します。これを1日に5~6回繰り返すと良いようです。
この他、印堂にできたシワをマッサージすることで、目力がアップし目の周りの疲れやクマなども解消できたりします。また長時間パソコンやスマートフォンを見て疲れたら、印堂を刺激すれば血行が良くなり様々な効能が期待できます。
印堂のチャクラ
印堂はインド伝統医学アーユルヴェーダでは第六のチャクラとして知られ、身体の主要なエネルギーポイントの一つになっています。
ここには第三の眼があるとされ、気力や直観力、洞察力や精神性の高さなどを司る場所と考えられています。人や物事の真実が見分けられる面もあるようです。チャクラとして捉えても、光り輝き凄味がある場合は幸運に恵まれ、くすんで弱々しく見えると不運な人生を歩むとされます。
人はこの第六のチャクラの辺りに脳下垂体があり、その奥に松果体があります。松果体では睡眠や免疫機能、老化防止を司るホルモンを分泌しますが、それ以外の働きは解明されておらず、謎が多い器官でもあります。一説には精神世界を広げるゲートの役割があったり、高次元世界への入口とも言われています。
印堂にほくろがある芸能人
千昌夫、小池徹平、小松菜奈、新垣結衣の方々が挙げられます。
まとめ:希望を持ち危難が回避できる
印堂は眉間の辺りを指し、近い将来の運勢がわかる場所として知られています。ここにほくろがあると、強運に恵まれ頭脳明晰となり、社会的に大きな成功が手にできます。
人相学で捉えると、色ツヤが良い場合は希望などが叶えられる時期が近づいているとされ、色ツヤがないと希望などが叶えられず精神的に不安定になりやすいとされます。ここに赤みがあったり赤いニキビがあると、何らかの危険や困難を警告するとされます。
チャクラとして捉えると第六のチャクラになり気力などを司り、神秘の力が秘められた場所になります。印堂を知れば人生に希望が持て、様々な危難が回避できそうです。