タロットカードには、数字の他に様々な名前が付いているのを知っていますか?
「星」や「太陽」や「月」等は有名かもしれませんね。
今回はタロットカードの中の1枚、「女教皇」をご紹介したいと思います。あまり聞きなれない「女教皇」という言葉ですが、「女教皇」と聞いて、あなたはどんなイメージを持ちますか?
どこか頭の良さそうな、キリッとクールな感じでしょうか。それとも、楽しく優しげな女性のイメージでしょうか。タロットカードの意味の解釈には、そういったイメージというものも、とても大切になってきます。
今回ご紹介する記事を読んで、あなたの女教皇のイメージと、本来の女教皇のカードの持つ意味の答えあわせをしてみてくださいね。
タロットカード2番「女教皇」の意味と絵
■<女教皇の意味>
2の数字を持つ女教皇は、1の魔術師で生みだされたものを、正しい知恵と理性で操ることを表しています。何かが創造される時というのは、必ず陰と陽、光と闇の一対で生み出されます。
女教皇は、その光と闇の二元性と、そこから生まれる対立や緊張を表します。そういった対立や緊張状態に影響されるかもしれないという、女性的な精神性や不安や、対立や緊張をうまく操り、スムーズに乗り越える人の良識や智慧を示しています。
女教皇は学びの人です。「学ぶ」ということはとても尊いことですが、何のために学ぶのかということはとても重要なことです。自分の知的好奇心を満たすためだけに学ぶのではなく、その「学びを世の中に役立てる」ということを、女教皇のカードは教えてくれています。学んだことを3次元の生活で実践できた時に、初めて学びは生きてきます。良識を持って、理性的に行動しましょう。
女教皇は宇宙と繋がり、神託を降ろす役割があるので、自分のインスピレーションを信じるべきです。エゴではなく、物事を俯瞰で観察し、ニュートラルな視点でのメッセージを伝えるようにしましょう。
冷たい印象を与えやすい時です。相手の立場に立って、心の寄り添う言動を心がけてください。
「2」はバランスを表します。女教皇のカードには感情と知性や、愛と試練、性愛と慈愛などのバランスを表しています。どちらかに偏ることなく、自分の中の二者のバランスを上手に取ることを心がけてください。
■<女教皇の絵>
聡明でいて若い女性教皇が、黒と白の二本の柱の前の椅子に腰を掛けています。
その静かなたたずまいは、知性と理性の象徴と言われています。
・手にしたトーラの書:教皇となっても学ぼうとする謙虚な姿勢の表れ
・胸の十字架:学びは自己の好奇心を満たすものではなく、全ての人を神の元へと導くために課せられたものであるという、強い気持ち
・両脇の二本の柱:現在と未来の境目
・足元の月:これから起こる変化の表れ
・波立つ衣装:変化の予兆
・玉型の冠:固く純粋な信念
・黒の柱(Bボアズ):闇、試練
・白の柱(Jヤキン):光、神の愛
・背後の幕に描かれたざくろ:女性性器の象徴
女教皇の正位置の意味[恋愛編]
恋愛面を占う際に、女教皇のカードが正位置で出た場合のカードの読み方は、この恋愛には、高い知性を持った女性が、なんらかの問題に関わっていると解釈すると良いです。それはもしかしたら、あなたのことかもしれませんし、ライバル等のことかもしれません。
女教皇は頭脳明晰ではありますが、行動力という点においては、かなり欠ける面があります。動と静と言ったら、完全に静のカードになりますので、この恋愛の進展には時間がかかる可能性があります。
また、その「行動よりも思考」という点から、何かを実行するよりも、頭の中でいろいろなことを考えることが先であると思う傾向があり、肉体的なことよりも、精神的な面を重視するでしょう。
女教皇は別名「お独り様カード」でもあるため、プラトニックな恋愛や独身を表すことがあります。また、女教皇は神託を降ろす役割があるということから、霊感や直感が冴えるというキーワードがありますので、相手の気持ちが急にわかったり、相手の気持ちを象徴する、何かしらのサインのようなものを受け取ることがあるかもしれません。
自分の感覚を信じることが重要になってきます。
この恋愛は知的な恋愛で、ドロドロとしたある意味人間らしさとは無縁かもしれません。理性的で穏やかな愛情がそこには広がります。
女教皇の逆位置の意味[恋愛編]
女教皇を表すキーワードとして「理性的」や「知的」というものがあります。
そうした理知的であるが故に、その知的な部分がいきすぎて、知識が先行し行き過ぎてしまうと、周囲には「冷たい人」と思われることも少なくありません。
自分から愛情を表現することがなく、人間関係や物事に対して割り切りすぎていると、周囲から冷たいと誤解されてしまうこともあります。自分の知識にうぬぼれ、高飛車になったり、心に余裕がなくなると、イライラする気持ちをそのまま周囲に対してぶるけるという、良くない面が強調されます。
頭脳明晰な反面、考えすぎたり、意地を張って頑固になったりします。すると、思考の世界は狭まり、独断的で物事に対する視野が狭くなり、直観力が冴えず、思い込みからの誤解が生じ、批判的になります。
その気難しさから周囲に人がいなくなり、孤独となります。
なかなか良縁に恵まれず、結婚や恋愛に対しては未熟で晩婚となります。
女教皇の正位置の意味[相手の気持ち・彼の気持ち編]
相手は、まじめにあなたのことを考えてくれているようです。あなたのことをきちんとした女性だな、知的な印象がある、と認識してくれているようです。
お相手が付き合っていない人物の場合、相手が抱いている思いは恋愛感情からは一歩遠いものかもしれません。あなたをかっちりしすぎているとも思っており、あなたといると少し緊張感を覚えるようです。彼が奥手な場合、恋愛感情を持っていても密かに秘めた恋心として、あなたにはなかなか思いを伝えてくれなさそうです。
相手が恋人の場合、安定した感情を持っていると解釈できます。相手は穏やかで落ち着いた気持ちであなたを見てくれています。喧嘩していても冷静な判断をしてくれているでしょう。
女教皇の逆位置の意味[相手の気持ち・彼の気持ち編]
逆位置で女教皇が出た場合、相手はあなたにとって精神的に未熟な状態だといえます。
あなたに対して批判的な感情を持っているでしょう。あまりよい印象を持っておらず、お高く留まっているとか、近寄りがたいと思っているようです。
また、女教皇の逆位置は「無知」も表します。相手はあなたのことを全く知らない状態で、気にも留めていないか、あるいは勝手な誤解をしているかもしれません。
相手が恋人である場合、あなたに対して何か気に入らない面があり、ちくちくと批判したい気持ちになっていることを表します。何かストレスを抱えているようで、あなたに当たってくることも考えられます。あなたが冷静になって、理性的に相手に接する必要があるでしょう。
女教皇の正位置の意味[復縁編]
今は冷静になって一人でじっくり考えるべき時だとカードは告げています。しばらく相手と距離を置いて、何が悪かったのかをはっきりさせ、過去の恋愛の失敗から何かを学ぶべき時だということです。むやみに復縁を迫っても、それはあなたの独善的な行動にすぎない可能性があります。
少しの間一人でゆっくり過ごす時間を持ちましょう。今は慎重になるべき時で、焦って動いてはいけません。まだ復縁にふさわしい時期ではないということです。
自分が十分に冷静で、落ち着いて相手と話し合える心持ちでいると感じられるようになれば、相手に連絡しても良いでしょう。それまでは静かに様子を見ましょう。
女教皇の逆位置の意味[復縁編]
相手と復縁したい気持ちが強すぎて、極端な行動に出やすくなってしまっていることを諌められています。人の話を聞かず、自分の意見だけを押し付けようとしてはいないでしょうか。もう少し冷静になるべき時です。
相手に連絡が取れても、自分の要求ばかりになってしまい、冷静に相手と話し合うことが出来なさそうです。今は相手と距離を置いて、気持ちが落ち着くのを待ってください。
復縁できない場合、原因はあなたが考えているものとは違う可能性があります。真実が見えていない、視野が狭くなっているということをカードは示しているのです。そのことについてもよく考えてみましょう。
女教皇の正位置の意味[片思い編]
女教皇は、穢れの無い高貴な雰囲気をまとって、神殿を一人で守る高潔な存在です。まさに片思いしている時の純真で清潔な女性の気持ちを表していると言えるでしょう。
このカードが正位置で出た場合、あなたの素直で純真な気持ちが相手に届くでしょう。清らかな精神を持ち続けていることがあなたの魅力であり、その知性や奥ゆかしさが相手に伝わると好感をもってもらえます。
しかし、女教皇は自分の精神世界に注目がいっていることの象徴なので、あまりに相手を知らないのでどう動いていいか分からない、相手の気持ちを量れないでいるということも表します。憧れに近づくために、あなたなりにアクションを起こす努力はしてみましょう。
女教皇の逆位置の意味[片思い編]
女教皇が逆位置になると、カードの潔癖さや完璧主義な一面が大きな意味を持つようになります。
あなたは少し恋愛に対して経験不足なようです。相手の気持ちを考えず行動してしまったり、相手が引くような独りよがりな態度を取ってしまうかもしれません。
また、神経質になり過ぎていることや、人との距離感がうまく取れていないということも表します。相手のことを勉強することが必要かもしれません。自分一人で考えても結論が出ない場合は他人にアドバイスを求めるのも良いことです。もう少しリラックスして臨みましょう。
あるいは、理想が高すぎるかもしれません。融通が利かない性格になっていないか、求めることが多すぎないかを振り返ってみましょう。
女教皇の正位置の意味[結婚編]
結婚相手や時期についての占いで女教皇の正位置が出た場合は、よい暗示です。
あなたの心はとても落ち着いており、理性的に物事が考えられていることでしょう。あなたの判断は性格だといえます。あなたが今こそ好機だと思うならば、このまま結婚の準備を初めても差し支えありません。冷静な判断で、しっかり準備を整えていくことができるでしょう。
まだ相手がいない場合、もしかするとあなたはまだ今は一人のままでいたいという願望があるのかもしれません。女司祭はとてもうぶでプラトニックな意味を含んでいて、それが恋人を欲しないという解釈もできるからです。その場合は婚期は先になりそうです。
理想の相手が欲しいと望んでいる場合、未来に良い出会いがあることを示します。憧れに近づける機会がもうすぐ訪れるでしょう。
女教皇の逆位置の意味[結婚編]
女教皇が逆位置で出た場合、冷静な判断を欠いていることや、視野が狭くなっており大事なものが見えていないことを表します。
少しあなたの心は、結婚という大きなイベントをこなすにはまだ未熟かもしれません。心が落ち着かず、ヒステリックになっていたり、融通が利かなくて頑なになってしまっているようなところがないでしょうか。
人の意見を素直に聞き入れたり、自分の意見を譲歩する心のゆとりが持てるまで結婚は待った方がいいと解釈できます。欠点も含めて相手のすべてを受け入れる覚悟ができてから結婚は考えましょう。
パートナーがまだいない場合も、あなたの理想が先走り過ぎていて相手を受け入れる準備ができていないという解釈になります。妥協や寛容さ、優しさが必要であるとカードは告げています。
女教皇の正位置の意味[浮気編]
パートナーが浮気をしているかどうかを占って女教皇の正位置が出た場合、浮気の可能性は低いでしょう。ふたりはとても純粋で、古風といってもいい清いお付き合いをしています。相手もプラトニックな気持ちで、あなたに偽りのない真面目な気持ちを向けていることでしょう。
少し精神が幼いといってもいいくらいの清純な二人なので、浮気をするなどという高度な駆け引きの必要な行為は逆に難しいでしょう。安心して清い交際を続けてください。
ただ、相手が純粋すぎて、誰か悪意を持った人に騙されるような形でひっかかってしまうということはありえます。
女教皇の逆位置の意味[浮気編]
女教皇のカードは、潔癖さや完璧主義なところが逆位置では強調されています。そのため正位置と同じく、逆位置で出ても浮気の可能性は低くなっています。
あなたのパートナーは少し不器用なようです。精神的に未熟であったり、経験が足りないことで愛情表現をうまくできないでいます。それゆえにほかの異性にもアプローチが下手なので、浮気はしようと思ったとしても難しいでしょう。
むしろ、あなたが神経質すぎて浮気をするはずのない相手に対して疑う視線を向けていることをカードは諌めているようです。あなたも女教皇のように潔癖で批判的すぎてはいないでしょうか。もう少し相手に優しくしてあげたり、丁寧にコミュニケーションを取るなど、相手の浮気を疑ってしまう思いを自分で払拭できる方法を考えてましょう。
女教皇の正位置の意味[人間関係編]
対人関係の占いで女教皇が正位置で出た時、あなたは「まじめで勤勉な人」「ストイック」だと思われています。おおむね関係は良好だととらえることができます。
ただ、あなたは少し対人関係に緊張しているようです。繊細でナイーブな心でいて、人の一挙手一投足に神経をとがらせているのではないでしょうか。勉強熱心で真面目な態度は周りの人に印象良く映っています。しかし、少し固い人だな、冗談が通じなさそう、と思われてもいるかもしれません。
周囲に甘えないしっかりした態度は素晴らしいことですが、そんなにがちがちになりすぎず、もう少しリラックスしてもよいかもしれませんね。
女教皇の逆位置の意味[人間関係編]
女教皇が逆位置で出た場合、カードの潔癖さ、排他的主義、精神性の未熟さが強く表れてきます。あなたは融通が利かない人、視野が狭い人と思われているかもしれません。周囲の人は、あなたの事を否定的にとらえる意地悪な気持ちが出ています。神経質でカリカリしている、心に余裕がないなどという評価を受けている可能性があります。
あなた自身も、人間関係に緊張しすぎて疲れてしまっているようです。感情をしっかりコントロールすることが必要です。
休みの日にはストレスを発散するなどして生活にメリハリをつけ、心の疲れを蓄積させないようにしましょう。柔軟に人と接することができるように心にゆとりを持てるとよいですね。
女教皇の正位置の意味[仕事編]
仕事面を占う際に、女教皇のカードが正位置で出た場合の解釈の仕方は、冷静沈着であることが、事態を良い方向に運ぶと読むと良いでしょう。
アイディアを思いついて即実行!というよりも、そのアイディアを実現させるためには、どのようにプロジェクトを進めていけば良いのか、計画をしっかりと立ててから、冷静に確実に対処していくことで上手く行くという暗示です。
その分、進展には時間がかかることもありますが、焦りは禁物です。これまでの知識や智慧や、直感から来るメッセージやサインなどが役に立ち、助けてくれる時です。
専門的な仕事に就くことはオススメのタイミングです。
女教皇の逆位置の意味[仕事編]
仕事面を占う際に、女教皇のカードが逆位置で出た場合の解釈の仕方は、「残念ながらこの案件は計画通りにはいかない可能性がある」と読むと良いでしょう。
計画通りに進まない理由は様々なことが考えられますが、例えば、良いアイディアを思いついたとしても、思いついた勢いのまま実行しようとして失敗するような、準備不足からであったり、そのアイディアを活かすための最善の知識が足りないなどの勉強不足であったり、自分の知識は最上であるという傲慢からくる、努力不足や、そもそもその知識が上辺だけのものでアイディアを実行するには足りず、中身が伴っていない等のことが考えられます。
なかなか仕事がはかどらない状況に陥ってしまうのですが、それでもその考え方や計画に固執し、視点を変える柔軟さがないので、段々と心の余裕がなくなり、周囲に対して諸々から生じるイライラをぶつけてしまうという側面が強調される可能性があります。
知識を重視しすぎるあまり、愛情を表現することができず、周囲からは「冷たい人」という評価を受けることがあるかもしれません。
女教皇の正位置の意味[未来編]
未来のことを占う際に、女教皇のカードが正位置で出た場合の解釈の仕方は、女性がキーワードであると読むと良いです。
その女性はどのような女性かと言うと、高い知性を持った、頭脳明晰な女性です。冷静沈着な思考と、めったなことでは乱されない心、宇宙からのメッセージを受け取ることのできる魂を持っています。
何か未来に迷うことがあったら、このような女性に助言を求めると良いアドバイスがもらえるタイミングです。
この女性は少し近寄りがたいかもしれませんが、勇気を出して相談を持ちかけてみてください。
女教皇の逆位置の意味[未来編]
未来のことを占う際に、 女教皇のカードが逆位置で出た場合の解釈の仕方は、感情や行動の大切さを忘れ、知識ばかりが先行してはいないか?という宇宙からの問いかけであると読むと良いでしょう。
普段は知識で乗り越えられることも、未来の時点では行動が必要になるかもしれません。頭で考えるよりも先に身体が動いていた!という情熱が必要な時もあるのです。
女教皇の正位置の意味[人生編]
人生の仕事や学業に関わる占いで女教皇の正位置が出た場合、とてもよい暗示です。あなたの持つ知性や理性によって、問題をまじめにとらえることができていることを表します。清らかな精神をもってきちんと物事を整理していくことができるでしょう。
あなたの落ち着き、思慮深さや冷静さなどが評価されます。このまま目標に向けて堅実に進んでいきましょう。日々規則正しい生活をすることで、あなたは良い方向へ向かっていけます。
女教皇は勉強熱心で、精神性が豊かな女性ですので、一人で何かに打ち込むとものすごく集中できる時期であることを表してもいます。資格の勉強や新しい課題への挑戦を始めるとよいでしょう。なにかを学ぶのに適した運気です。基礎からしっかり学ぶことが大切です。
女教皇の逆位置の意味[人生編]
女教皇が逆位置で出た場合、その潔癖さや独りよがりなところ、また精神的に未熟なところが際立ってきます。あいまいな部分を許すことができず、完璧を求めるがゆえに現実を見ることができないでいたり、他者に批判的・攻撃的になったりといったことが目立ってはいないでしょうか。
冷静さを失い、取り乱すような出来事がある暗示です。ストレスが溜まり、不平不満ばかり口にする毎日を送ってはいませんか。今一度冷静さや寛容さを取り戻すべき時です。
心身ともにギスギスしているようです。まずは深呼吸して心を落ち着けましょう。感情をしっかりコントロールしてください。自分や他人の欠点も受け入れる努力が必要です。
女教皇の正位置の意味[金運編]
金運を占って女教皇の正位置が出た場合、あなたの持つ知性や理性によってお金を正しく使えるという解釈になります。全体的に金運が上向いている暗示です。冷静に考えて行動することでお金を得るチャンスをものにできるかもしれません。
頭が冴えている時で、直観力と洞察力を信じて賭ければギャンブルも成功する可能性がありますが、基本的には散財の可能性がある出費は控えて貯蓄や正当な買い物をするべきでしょう。
特に資格取得など、自分の力やスキルを伸ばすための勉強に使う投資は惜しまない方がいいでしょう。自分の格式を上げる為にお金を使うべきだという暗示です。
女教皇の逆位置の意味[金運編]
金運で女教皇の逆位置が出た場合は、自分が極端な行動を取ってお金が出ていきやすいということを警告する意味となります。
少し財布のひもが緩くなっているようで、深く考えずパッとお金を使ってしまいそうです。ストレスがたまっていて、それを発散するための出費をしてしまうことが多くなるかもしれません。
しかし、それは根本的な解決にはならないことです。本当に必要な買い物かどうか、一度立ち止まって考えてみましょう。感情をしっかりコントロールしてください。そもそもお財布に入れておくお金を少なくする、カードは使わないなど、自己管理をきちんとして冷静さを保ちましょう。
女教皇の正位置が出たときの対策
女教皇のカードが正位置で出た場合の対策は、今は行動の時ではないと知りましょう。
直面している物事としっかりと向き合い、心の声を聞いてください。闇雲に何かをしようとしても、今は良い結果を得られるときではありません。
思考をクリアにして、着実な方法を考えてください。
魂に忠実であるなら、先は希望に満ちています。
女教皇の逆位置が出たときの対策
女教皇は知性が高く、教養のある女性ですから、常に物事の渦中で惑うことなく、物事を俯瞰で見ています。その面ばかりが強調されると、人と距離のある「冷たい人」と見られてしまいます。
人の世とは、常に割り切れるものばかりではなく、感情が動いてしまうこともあると知りましょう。時には情熱に身を任せて、勇気を持って行動してみて下さい。
まとめ
女教皇のカードは「冷静沈着な頭の良い女性」のイメージですね。
一見冷たく見えて、人との距離がありそうですが、宇宙の神秘のメッセージを受け取ることができる人ですから、きっとその心には真実の愛を秘めているのだと感じます。
自分や誰かを占う際に「女教皇」のカードが度々出てくる場合には、知識ばかりが先行していないか、割り切りすぎてドライになりすぎていないか、と言動を振り返ることができれば、きっと物事はよい方向に進んでいくと思います。
あなたの直観力を信じて、幸福な毎日をお過ごしくださいね。