結婚線は現れていれば、結婚に関わることが読み取れますが、いろいろな現れ方をし、それぞれ異なった意味を持ちます。その中で枝分かれは、何らかの形で別れることを示唆します。一時的に離れたり、離婚したりと様々なパターンがあり、独身者と既婚者でも意味の捉え方が違ってきます。
それでは、この結婚線の枝分かれについて詳しく解説していきます。
手相占いの結婚線とは?
結婚線は小指の付け根の線と感情線の間で、掌側面から横に伸びる線を指します。ここでは結婚運の高さや、結婚に対する関心度、結婚生活の円満度などが読み取れます。恋愛観や結婚観、結婚をする時期も知ることができます。
結婚をする時期などは小指の付け根の線と感情線の間を4等分し、女性では一番下の段を20才とするのが目安です。
結婚線の本数では結婚の回数や結婚を意識した恋愛の回数もわかります。線が濃い程、結婚運や出会い運が高まり、結婚線が見られない場合、結婚願望がほとんどないとされます。
結婚線の枝分かれは当たらない?
一口に枝分かれと言ってもいろいろな形があるので、それを的確に理解しないと当たらないと感じるかもしれません。
このまま進展すると別れやすい状況にあっても、修復が可能な別れや、修復が難しく未練を残してはいけない別れがあったりします。
当人たちに何の落ち度もなく一時的に離れる環境になることもあり、独身者では恋愛に自信が持てないと解釈されることもあります。これらの判断を誤ると見当はずれの鑑定結果になるわけです。
結婚線の枝分かれの意味は死別?独身?離婚?
枝分かれで死別を示唆する場合は、枝線が下がっていることが多く、急激に下がっていると急死する可能性が高いとされます。しかしあくまでも可能性なので、生命線が濃かったりと他の手相の意味合いが強ければ、打ち消され死なないことも充分にあり得ます。
独身者の場合は、恋愛や結婚に自信が持てず躊躇していることが考えられます。相手に対して自分はこうあるべきとか、幸せな関係を築くにはこれだけの収入が必要などと結婚に理想を求め過ぎていたりもします。
単に枝分かれしていても、行きつく先が必ず離婚ということもなく、枝線の向かう方向によっては、関係が修復ができ離婚せずに元通りの円満な結婚生活が送れることもあります。離婚の危険をはらんでいますが、一時的な迷いなら致命的な結果になりません。
結婚線の枝分かれで上が長い
結婚線の枝分かれで上が長い場合は、何らかの理由で一時的に夫婦が離れ離れになりますが、それをきっかけに、夫婦の絆がより深まる可能性があります。常に一緒に居るとわからなかった相手の良い点が発見できたりします。
しかし離れた際の環境が大きく影響します。出張先で夫が愛人を作ったりすれば離婚につながるわけですが、そうでもない限り致命的な結果にはなりにくいと言えます。
跳ね上がるように上の枝線が長い場合、結婚生活の質が向上し、精神的にも安定するとされます。別れるというよりは、互いに自分の空間や考えを尊重し、空気のような存在になる可能性もあります。
結婚線の枝分かれで下が長い
結婚線の枝分かれで下が長い場合、夫婦間の愛情がかなり冷めているとされます。結婚生活の他に力を注いでいるものがあり、関係性が疎かになっているようです。
仕事や趣味にのめりこみ過ぎているかもしれません。このまま放って置くと、別れる可能性が高くなります。少しでも早く冷めた愛情に気付き、修復する努力を重ねれば致命的な結果にはならないはずです。
自分が浮気や不倫をしている場合、行動にはより慎重さが求められます。結婚相手が浮気などをしていることも考えられます。結婚線の末端が下がれば下がる程、本人にとって好ましくない別れにつながります。
結婚線の根元が枝分かれ
結婚線の根元である掌側面の辺りが二股で、その2本が合流しているものを指します。この場合、結婚をするには何らかの問題があり、それを克服して結婚するとされます。
互いの親の反対や年齢差などの障害があり、乗り越える必要があるようです。仕事が続けられなくなるとか、あまりにも早婚であることも考えられます。国際結婚で思いもかけない問題が生じるかもしれません。交際期間から何かと苦労や辛いことが多くなるようです。
しかし最終的には、これらの障害が解消され結婚できます。合流後の線が真横に直線的に伸びている場合、より充実した結婚になるとされます。
結婚線が三股に枝分かれは復縁?
結婚線の末端が三股に分かれているものを指します。この場合、恋愛相手や結婚相手に対する愛情が冷めているとされます。
恋愛では関係性がマンネリ化し飽きていたり、トキメクことがなくなっているかもしれません。既婚者では夫婦生活に疲れたり、相手の嫌な面ばかりが目につき一緒に暮らすことが苦痛になっている可能性があります。
恋愛や結婚生活以外に関心があり、相手の気持ちを省みないことも考えられます。自分に何らかの原因があり、交際が破綻したり離婚しやすいとされます。この原因を解消すれば復縁の可能性も高まります。独身者の場合は恋愛や結婚する意欲が乏しくなっているはずです。
結婚線がほうき状に枝分かれ
結婚線の末端が細かくほうき状に枝分かれしているものを指します。この場合、恋愛・結婚相手に対する愛情が何らかの形で分散しているとされます。
恋愛以外に情熱を注ぐものがあり会う機会が少なかったり、共働きで一日のうちで顔を合わせている時間がほとんどなかったりします。仕事や子育てに追われ互いの気持ちに寄り添ったり、いたわることができなくなっているかもしれません。
いずれにしましても盛り上がりに乏しい関係になり、嫌いではないのですが徐々に気持ちが離れて行くとされます。互いに感謝の気持ちを忘れずコミュニケーションを深めると状況が好転するようです。
まとめ:関係修復の糸口にもなる
結婚線の枝分かれは基本的に相手との別れを示唆しますが、修復が可能な別れや、修復が難しい別れがあったりします。枝線が急激に下がっていると死別する可能性があり、独身者で枝分かれしていると、恋愛や結婚に自信を持っていないとされます。
ほうき状に枝分かれすると愛情が分散していることになります。枝分かれの意味を詳細に知れば、関係が修復できるとも言えます。