周りに自分の都合のいいように嘘をつく人がいると、付き合いづらいと思いませんか?まるで本当のことのように嘘を聞かされてしまうと、自分にも被害が及ぶ事態にもなりかねません。
場合によっては、相手の話を全て信用していいものかと悩んでしまう場合もあるでしょう。自分の都合のいいように嘘をつく人には同じような特徴がありますので、その特徴が多くある人の話には注意をしてください。
自分の都合のいいように嘘をつく人の特徴10個
■1. 自己中心的
自分の都合のいいように嘘をつく人は、基本的に自己中心的な性格をしています。自分のことしか考えていませんから、自分が有利になるように嘘をついてしまいます。
嘘をつく時でも自分にとってマイナスになるようなことには触れず、その嘘を信じた人がどうなろうが気にもしません。いつでも自分の利益が最優先だという性格をしているのです。
■2. 負けん気が強い
自分の都合のいいように嘘をつく人は、負けん気が強い性格なのです。他の人の方が優秀・尊敬されているという事実は、プライドが傷つきますから許すことができません。
そのため周りからの尊敬を集めるために、自分の都合のいいように嘘をついてしまいます。自分よりも他の人の方が優秀だと思われたり、尊敬をされているのが許せない性格なのでしょう。
■3. 頭の回転が速い
自分の都合のいいように嘘をつく人は、頭の回転が速いのです。会話をしながらも自分のプラスになるように考えることができるのは、頭の回転が速くないとできません。
周りから自分がどういう印象になるのか、良い印象を持たれるにはどう話せばいいのかというのを瞬時に考えるというのは、意外と難しいのです。しかしそれが普通にできるというのは、やはり頭の回転が速いからなのでしょう。
■4. 知識が豊富なふりをする
自分の都合のいいように嘘をつく人は、知識が豊富なふりをします。たとえ知らないことだとしても、まるでよく知っているかのように振る舞い、自分をよく見せようとするのです。
知識が豊富な人というのは、周りの人から尊敬をされたり頼られる存在になるでしょう。自分の都合のいいように嘘をつく人は、そのような存在になりたいという願望があるために、知らないことでも知っているかのような振る舞いをします。
■5. 知らないふりをする
自分の都合のいいように嘘をつく人は、時には知らないふりをします。自分にとって都合が悪くなる状況を招く可能性がある場合には、知っていることでも知らないと嘘をつくのです。
また、面倒なことを頼まれそうな場合でも、知っていても知らないふりをしてやり過ごそうとするでしょう。自分のことしか考えていませんから、自分にプラスにならないことはしたくないのです。
■6. プラスの面しか言わない
自分の都合のいいように嘘をつく人は、物事のプラスの面しか言わないのです。マイナスの面を言うと自分にとって都合が悪くなってしまうため、周りの人にプラスのことしか言いません。
また基本的に自己中心的な性格をしていますから、マイナス面を人に教える必要はないとさえ思っている場合もあります。自分をよく見せるには不要だと思っている場合には、物事の表面しか知らずマイナス面を把握していないということもあるでしょう。
■7. 強く強調する
自分の都合のいいように嘘をつく人は、何度も同じことを強く強調するのです。何度も本当のことだと強調されると、最初は疑っていた人でも疑うことが申し訳ないという気持ちになり、都合のいいようにつかれた嘘を信用してしまうでしょう。
そのように思ってくれるのが分かっていますから、信用してくれるまで強く強調して無理やりにでも嘘をついたことを隠そうとします。
■8. 他人の損害などは気にしない
自分の都合のいいように嘘をつく人は、他人の損害などは気にしません。自己中心的な性格ですから、自分が良ければ他人が損害を被っても構わないと思っています。
自分がついた嘘を信じた他人が損害を受けたとしても、あくまでも自己責任でしょという考え方をしており、決して自分に非があるとは考えない性格をしているのです。
■9. 主張が変わる
自分の都合のいいように嘘をつく人は、主張が変わることが多々あります。一度自分で発した主張であっても不利益を被る可能性があると、その場で主張を変えることもあるのです。
さっきまでの主張とは正反対の主張をすることも多くありますし、主張が変わったと指摘をされた時には、平然と嘘の上塗りをすることもあるでしょう。
■10. 話題をすり替える
自分の都合のいいように嘘をつく人は、話題をすり替えることが多々あります。知らない内容の話題や、嘘がバレてしまう危険がある話題をしている場合には、自分の都合が悪くならないように話題をすり替えてしまうのです。
都合のいいように嘘をつくのは自分をよく見せることが目的ですから、嘘をついていたと周りに知られたくないでしょう。そのため、さりげなく嘘がバレない話題を出して周りの人の意識を逸らしてしまいます。
自分の都合のいいように嘘をつく人の心理
周りの人から注目をされたいと思っているために、嘘をついてでも自分をよく見せようとしているのです。自分という人間を周りの人に認めてもらい、できれば優秀な人・良い人という印象を持ってほしいと思っています。
プライドが高い性格の人が多いため、自分がいつでも1番であり続けたいという思いが強いのでしょう。
そして周りから疑われている場合には、上手にごまかしたい・どうしたら信じてもらえるのかという内容のことばかりを思って過ごしているのです。
自分の都合のいいように嘘をつく人の見抜き方
自分の都合のいいように嘘をつく人は、言動をよく観察すれば見抜くことができます。会話中に視線が合わなくなっていったり急に表情に変化がある場合には、嘘をついているでしょう。
どれだけ上手く嘘がつける人でも、嘘を言っている自覚はあるはずです。人間の心理として、嘘を言うときにはバレることを恐れて動揺する感情が芽生えます。
そしてその動揺は、視線や表情などに現れてしまうでしょう。笑顔で会話をしている最中に突然真顔で何かを考えている時には、自分の嘘がバレないようにする手段を考えていたり、どうやって嘘をつくかなどを考えているのです。
また本当かどうか怪しいと感じた時に、ピンポイントで指摘をしても見抜くことができます。異常なほどに力説をしたり、話し方のスピードが速くなる場合には、嘘をついている可能性が高いといえるでしょう。
高圧的な話し方で嘘を信用させようとするのは、プライドが高い人達には普通の行動だといえるのです。
まとめ
自分の都合のいいように嘘をつく人は、自分のことしか考えていない自己中心的な性格をしている場合が多いでしょう。そしてプライドが高いために、自分よりも注目をされる人がいると許すことができません。
相手よりも自分をよく見せるために、たとえ他人が被害を被る可能性があっても平気で嘘をついてきます。自分のことしか考えていない人の嘘を信用してしまわないように、言動などを観察してみてください。