人は生きていく上で何らかの仕事を持つことになります。仕事が充実していれば、人生は実り多いものになります。しかし自分の才能が充分に活かせる職業には、なかなか出会えないようです。取りあえずお金のために働くこともあります。
しかし手相には職業線があり、職業や仕事に関わることがわかります。最適な仕事に出会えるわけです。それでは、この職業線の意味について詳しく解説していきます。
手相占いで職業線の意味とは?
感情線のすぐ下を真横に伸びる線で、小指側の掌側面から薬指の下方あたりまで伸びているものがほとんどです。仕事に生き甲斐を持っている人に現れやすい線として知られています。
ここでは仕事に関わる運勢や調子、適性などが読み取れます。いろいろな現れ方をし、濃さや長さ、枝分かれなどで意味合いが異なります。今後の仕事が上手くいくかいかないかを知ることができるので、人生の指針になるとも言えます。
自分の仕事に対する姿勢などもわかり、仕事の悩みを解決させることができます。仕事運に恵まれ抜群の集中力を持ち、自分の能力が存分に発揮できます。
右手の職業線
手相は利き手に将来の運勢などが現れるとされ、日本では右利きの人が多いので、一般的に右手からこれからのことを読み取ります。
この右手に職業線がある場合、人生経験を積むうちに仕事運に恵まれ、能力が活かせるようになったとされます。後天的に仕事にひたむきになれ、集中力が増したようです。生き甲斐が持て人生が充実しています。
左手の職業線
手相は利き手でない方に生来のものが現れるとされ、日本は右利きの人が多いので一般的に左手で生来のものを読み取ります。
この左手に職業線がある場合、生来の仕事運に恵まれ、幼少期からいろいろな能力が開花しやすいとされます。勉強の集中力が増し、将来の仕事に関わる素質が育まれます。しかし年齢を重ねると、仕事に関わる考え方などが変わる可能性があります。
職業線が二股に枝分かれ
職業線が二股に枝分かれしている場合とは、職業線の終点が二股に分かれているものを指します。この場合、仕事運に恵まれ、本業の他に副業でも能力が発揮できるとされます。
副業運に恵まれているので、ダブルワークで成功しやすくなります。新しく商売やビジネスを始めると順調に稼げるはずです。本業副業共に大きな成功が期待できます。収入が倍増し豊かで充実した人生になります。
職業線が長い
職業線は、だいたい薬指の下方を過ぎると長いものになります。この場合、仕事に対する意識が高く、意欲旺盛で常に真面目に取り組んでいるとされます。
仕事に熱心さがあり何よりも優先するので、成果や成功がつかみやすくなります。苦手な仕事も正面から堂々と取り組むので高く評価されます。その分、疲れやストレスを溜め込みやすくなります。
職業線が短い
職業線は、だいたい薬指の下方を過ぎていないと短いものになります。この場合、仕事運が良好で好きな仕事に就きやすく、生き甲斐を感じやすいとされます。
苦手な仕事は避ける傾向にあり、疲れやストレスは溜まりにくくなります。健康に配慮しながら仕事に打ち込むので、体を酷使することはありません。好きな仕事に打ち込める環境にあり、人生の転機が訪れる可能性も高くなります。
職業線が濃い
職業線が濃い場合、何事にもエネルギッシュで自分の仕事はきちんとやり遂げる力を持つとされます。少々の無理があっても途中で投げ出すことはありません。
仕事に対する責任感が強く、何らかの問題が生じると自力で解決策を導き出したりします。人に頼ることが苦手で何でも自分でやろうとしがちです。会社や組織のトップに立ち大きな力が発揮できます。
職業線が薄い
職業線が薄い場合、周りとの協調性が高く、チームワークを発揮して大きな成果がつかめるとされます。人当たりが良く、人と人の調整役に向いています。
対人関係は良好で様々な部署や取引先と上手くやって行けます。社交的で誰に対しても上手に気遣いができ、仕事に役立つ人脈が築けます。機転が利き柔軟な対応ができ、成果や責任は人と分かち合います。
職業線がない
職業線がない場合、仕事運は特に良くも悪くもなく普通とされ、適度な熱意を持って仕事に携わるとされます。意欲的な面は少なめかもしれませんが、仕事が嫌いというわけではないようです。
自分の力が発揮できる職業にまだ出会えていない可能性もあります。仕事以外に生き甲斐があることも考えられます。仕事に生き甲斐を見出すと現れてくるはずです。
職業線が頭脳線と交差する
手のひらの側面から直線的に伸びる職業線が頭脳線に被さるように横切るものを指します。
これが見られる場合、仕事運に恵まれ、何らかの知的な仕事に生き甲斐を感じ、力が発揮できるとされます。頭脳労働的な職業は意欲的に取り組むものの、肉体労働的な仕事では、あまり力が発揮できないようです。
職業線が運命線と交差する
長い職業線で運命線を横切るように交差するものを指します。この場合、かなりの仕事好きで、仕事以外に生き甲斐がほとんどないとされます。数多くの仕事をこなしたり、難しい仕事に挑戦することを好みます。
仕事に完璧を求め一人で抱え込む傾向にあり、自覚がないままストレスを溜め込みやすくなります。運命の仕事に出会えたり、出世が早いとしても身体を壊しやすいようです。
職業線と反抗線の違い
職業線と似た位置に現れるものに「あやまりま線」とも呼ばれる「反抗線」があります。職業線と反抗線は共に掌の側面から始まりますが、職業線は真横に伸び、反抗線は薬指の下方に達することなく短めで若干斜め方向に伸びます。説によっては反抗線の始点が掌の側面にあり、職業線の始点は掌面のギリギリ端にあるとも言われています。
反抗線の意味は、意志と自己主張が非常に強く、自分の考えを絶対に曲げないとされます。仕事運との関わりは少ないようです。
まとめ:仕事との関わり方を知る
職業線は人生で重要な位置を占める仕事の運勢などがわかり、様々な現れ方をします。二股に枝分かれすると仕事運に恵まれ、本業と副業で能力が発揮できるとされ、長いと仕事に対する意識が高いとされます。
職業線がない場合、仕事運は普通で仕事以外に生き甲斐があり、運命線と交差するとかなりの仕事好きになり身体を壊しやすいようです。仕事との関わり方を知れば人生が充実します。