ふとした拍子に人と視線が合うと、どことなく気まずい思いをすることがありますよね?何気なく視線が合う場合には、お互いに気まずい思いをするだけで終わります。
しかしジロジロと見られていると、相手の視線に含まれた意図が判らず不快感を感じるものです。特に男性からジロジロと見られた時には、見られている女性が恐怖を感じてしまうこともあるでしょう。
「ジロジロ見られると不愉快」「電車でおじさんからジロジロ見られてうざい」「近所の男性がジロジロ見てきて犯罪に巻き込まれるのが怖い」そんな声も聞こえます。ジロジロ見る心理や対処法を説明します。
ジロジロ見てくる人の心理6個
■1. 好感を持っている
自分の好きな人を見たいと思っているからこそ、つい無意識で視線を送ってしまいます。相手に対して何かしらの好感を抱いていると、人は自然と目で追ってしまうものなのです。
直接会話をしなくても見るだけで幸福感を味わうことができますし、時には癒されることもあるでしょう。
また好意と呼べる感情がない場合でも、自分のタイプの女性には視線が向かってしまうことも多い傾向があります。男性を惹きつける魅力があるということですね。
■2. 下心を抱いている
露出の高い服装を女性がしている場合には、男性の本能が刺激されて視線を送ることが多いのです。性欲が刺激されてしまうような姿が視界の届く範囲にあれば、見てしまうのは男性の性といえます。
食欲・睡眠欲・性欲という三大欲求が人間にはありますから、欲求が刺激される物を欲するのは当然の反応ですよね。自分の欲求を満たしたい場合や惹きつけられる場合には、下心を抱いて女性を見ていることもあるでしょう。
■3. 気になることがある
女性が身につけている装飾品などに興味を惹かれている場合には、気になってしまって視線を送ることがあります。
自分の大切な人に贈るプレゼントに向いているとか、どこで購入したのかなどが気になると、直接聞きにくいので視線で追ってしまうのです。
また男性は光る物や動きを見せる物に視線を奪われる習性があるともいわれていますから、装飾品が気になっているだけという場合もあるでしょう。
■4. 確かめている
少し離れた場所にいる場合には、自分の知り合いと勘違いをして確かめている場合もあるでしょう。自分の知り合いなら声をかけようと思うものですが、他人の空似だった場合には恥ずかしい思いをしてしまいますよね?
確実に本人なのかを確かめる為に、ジロジロと視線を送って確認をしているのです。家族といった身近な存在なら確かめる必要はありませんが、疎遠になっている人やあまり親しい関係でない人なら、自信が持てないのでしょう。
■5. 無心状態
何も考えておらずぼーっとしている時には、視線があらぬ方向を向いてしまう場合があり、その視線の先にたまたま居るという場合もあります。
リラックスしている時や現実逃避をしている時には無心状態でぼーっとすることがあり、視界に捉えた物を認識することもありません。
つまり、見ているという感覚すらないということですね。自分の意思で視線を送っているのではなく、単なる偶然だといえます。
■6. 観察している
女性の話し方や癖などに興味を惹かれる場合には、言動を観察している場合もあります。好奇心旺盛な男性ほど人の言動に興味を示すことが多く、相手の言動が気になってしまうものです。
周りの人とは違う部分がある女性なら、どんな言動をするのかという探究心のような感覚を覚えることすらあるでしょう。また人間観察が好きなタイプの人もおり、特定の相手だけを観察しているわけではないこともあります。
職場のジロジロ見てくる男性の心理
相手の手が空くタイミングを見計らっている場合、迷惑だと感じている場合、好意を持っている場合には、仕事中でもジロジロとみてしまうでしょう。
話しかけるタイミングが悪いと相手の仕事を中断させてしまう可能性が高く、仕事に支障をきたしてしまうこともありますよね。そういった場合には、話しかけても大丈夫なタイミングを確認するために、女性の様子を気にしているのです。
また女性の香水がキツくて周りの人が不快に感じていたり、お喋りする声量が大きくて集中の妨げになっている場合には、迷惑だから視線で訴えていることもあるでしょう。そして女性の仕事に対して不満があるといった場合にも、視線で訴えることもありますね。
他には、異性として気になるので、自然と目で追うようになり、ジロジロ見てしまうことも考えられます。
ジロジロ見てくる人への対処法5個
■1. 自分の姿を確認する
鏡で自分の姿に変な部分がないかを確認すれば、男性の興味を引く原因を突き止めることができます。人には普通に見えても、自分では見るのが難しい場所もありますよね。
そういった場所に変な部分があって見られている場合には、鏡などで自分の姿を確認して、変な部分を直せば良いだけなのです。男性が気になってしまう部分がなくなれば、自然と見られることがなくなるでしょう。
■2. 気にしない
視線を感じても気にしなければ、いずれは見られなくなります。ずっとジロジロと見ていられるほど暇な時間を持て余している男性は、あまり多くいません。
視線を感じたとしても一日中ずっと続くということはないのですから、気にせずに行動するのが1番です。気にしてしまうと自分がストレスを感じるようになってしまい、体調を崩すキッカケにもなりかねませんから、放置しておきましょう。
■3. 不快感を露わにする
男性と視線が合った時にでも、見られることが不快であると態度で示すことで見られなくなります。見られていることが不快だと知らない場合には、相手が不快だと分かると止めてくれるでしょう。
また無意識で見ている場合であっても女性が不快感を露わにすると、本能で見るのを理性で抑えてくれることがあるのです。
本能で見ている場合には、男性自身でも見ている自覚がないことが多いですから、まず見ていることを自覚してもらうのが有効だといえますね。
■4. その場を後にする
男性からの視線が不快なら、その場を物理的に離れれば見られることはありません。見てくる相手がいない場所に行けば見られる心配はなくなり、不快感を感じることもなくなります。
また職場などで見られる場合にはその場を離れることが難しい場合もあるでしょう。その場を離れられない時には、男性から見えない位置にズレるだけでも効果はあるはずです。
お手洗いに行ってみたり、近くの人に仕事の質問をしに行くという方法で位置をズラすことができます。
■5. 周りの人に相談する
職場などで男性からの視線を回避できない場合には、上司や同僚といった周りの人に相談をして対処をしてもらう方法もあります。
不快感を感じていることを伝えると、視線を送っている男性に対して注意をしてくれたり、席を替えてくれるなどの配慮をしてもらえるでしょう。自分で直接言いにくい場合には、周りの人達の力を借りてしまえば良いのです。
ジロジロ見てくる人の撃退法
視線を送っている原因を本人に直接問いただすと、見られることはなくなります。女性の見た目に問題があるとか、何か気になっていることがある場合には、本人の口から聞くのが1番ですよね。
見ている原因を解消すれば見る必要がなくなりますし、何より不快感が伝わるはずです。
また問い詰められた男性は女性が不快に思っていたことを理解するはずですから、同じことを繰り返したりはしないでしょう。
まとめ
男性からジロジロと見られると不快ですし、時には恐怖を覚える場合もあります。見られている原因が自分にないのなら、周りの人達に助けを求めるのもアリでしょう。
また男性の興味を惹かないように、自分の身なりにも配慮を忘れないようにしてください。自分の身なりに配慮をすることで、男性の本能で見られることを回避することができるはずです。そして話ができる男性が見てくる場合には、直接理由を問いただすのも有効な方法でしょう。