おじさんが気持ち悪い心理・理由と対処法17個！職場・電車

女性ならば、一度は「おじさんが気持ち悪い…」と感じた経験があるものです。通りすがりのおじさんならまだしも、仕事やプライベートでつながりがある相手だと、対処にも困りますよね。

そこで今回は、おじさんが気持ち悪い心理と理由を解説し、シチュエーション別に対処法を伝授します。

社会に出るとさまざまな年齢の人との接点が増えます。また、SNSでは更に多くの老若男女が発信し、場合によってはやり取りすることもあるでしょう。その中には当然おじさんもいますが、一部「気持ち悪い」「キモ。無理」と感じてしまう相手がいますよね。

具体的な理由がないのに、漠然とした気持ち悪さを感じて、言葉に上手く表せないからこそ、どのように対処して良いのか悩んでしまいます。

そんな時に頭を過ぎるのが、「無闇に人を嫌ってはいけない」「みんな仲良く」という子供時代に教わった言葉。しかし、それを守ろうとすると、更に苦しくなります。なぜならば、キモイものは何をどうしてもキモイからです。

おじさんが気持ち悪く感じる心理や理由について、詳しく解説します。

女性の場合、以下のようなおじさんには生理的拒否反応が出ます。

・不潔
・身だしなみがだらしない
・体形がみにくい
・匂いがキツイ

中身がどんなに良いおじさんでも、生理的に無理なので、反射的に「気持ち悪い」と感じてしまいます。また、普通の人間関係の時は何も感じていなかったのに、相手があなたに下心を見せると「恋愛対象としてあり得ない」という生理的拒否感から、気持ち悪く感じてしまいます。

おじさんに感じる気持ち悪さは、理解不能による気持ち悪さでもあります。

生きてきた時代が違い過ぎるため、おじさんの思考も言動も全く古く、到底理解ができません。「は？意味不明」という不快感が、気持ち悪さにつながります。

「若者は年上の自分を敬う」という固定概念があるおじさんがいます。年功序列時代を生きてきたため、時代の変化についていけないのです。

当然のように上から物を言いますが、中身がなければあなたにとっては鬱陶しいだけですよね。しかし、邪険にすると返って面倒なことになりそうで合わせてしまいます。おじさんの空気の読めなさは、強烈な不快感と共に気持ち悪さを感じさせます。

「不潔」「セクハラ」など生理的に無理なおじさんは、何をしても受け入れられません。これは仕方のないことです。

しかし、おじさんの厄介さは見た目の美醜だけではありません。年齢を重ねたからこその気持ち悪さは、若者とのキャップが広ければ広いほど強烈になります。

具体的には、以下のような言動が、気持ち悪いおじさんの特徴です。

・過去の美談を何度も披露してくる
・精神論、根性論大好きで話に中身がない
・説教臭く求めてないアドバイスを押し付けてくる
・自分はまだ若いと勘違いしている
・自虐して若者に媚びへつらう

年をとっているだけで「自分は若者より偉い」という意識がある、あるいは、まだ若いと勘違いし、何とかして若者と仲良くしようとする姿は、うざすぎて到底受け入れられるものではありません。

気持ち悪いおじさんが職場の上司の場合、接点を減らすのにも限界があり、邪険にするわけにもいきません。そのため、自衛の工夫がポイントとなります。以下の点に気を付けましょう。

・上司と2人きりにならないよう気を付ける
・同じチームの同僚と普段から親しくして情報共有する
・仕事はきっちり行いつつ、プライベートには踏み込ませない
・服装は肌の露出を控え地味目にする
・礼儀正しく振る舞い一線を引く

上司が不潔、不摂生タイプの気持ち悪いおじさんなら、極力視界に入れないようにするしかありません。匂いがきついなら、消臭剤をデスクの上に置くなどして潔癖アピールをしておきましょう。

セクハラタイプの上司には「それはセクハラなのでやめてください」と短く制止し、勘違いさせないようにしましょう。パワハラは証拠をとって速やかにコンプライアンス部署への相談をすると良いでしょう。セクハラが続く場合も同様です。

婚活で運悪く気持ち悪いおじさんにあたってしまった場合は、急用ができたフリをして早めに切り上げ、その後は「他に良い方がいらっしゃると思うので」と、定型文を使ってお断りしましょう。婚活では断ったり断られたりは日常なので、罪悪感を持つ必要はありません。逃げるが勝ちです。

とは言え、おじさんの条件が良ければ「本当に断って良いのか…」と悩むかもしれませんね。しかし、「気持ち悪い」という感情は生理的なもので、仕事ならばまだしも、結婚を前提とした出会いでは、余程のことでもない限り乗り越えられません。

あなたの本能が「このおじさんはダメ」と判断しているのですから、キッパリ切り捨てて、次を探すのが賢明な判断です。

電車にはいろいろな人がいますから、中には「気持ち悪い…」と感じるおじさんもいるでしょう。しかし、大抵はただ不潔、ただ見た目が受け入れられないだけで、あなたにとっては無害なおじさんたちです。特に何もする必要はありません。

もしも、匂いがキツイ、たまたま距離が近くて辛いという場合は、さり気なく移動して離れれば良いでしょう。

ただし、「自分のことをジロジロ見てきて気持ち悪い」「なんだかわざと体が触れるような位置にいる気がする」と少しでも感じるならば、即座に距離をとりましょう。

電車が混んでいるならば、駅に停車して人が流れるタイミングに乗れば、上手く移動できます。この時、目を合わせないように気を付けてくださいね。

別の車両に移動しても追ってくるようなら、痴漢や変質者の可能性があります。次の駅で降りて、それでも追ってくるようなら駅員に助けを求めましょう。

ペアーズなどのマッチングアプリでは、たくさんの登録者がいて、日常では出会えないような人ともつながれるなどメリットが多いですが、利用者の年齢の区切りがないため、気持ち悪いおじさんからイイネやメッセージがくるデメリットもあります。

あなたからしたら、「こんなに年下の女性に関わろうとするなんて理解不能」と、気持ち悪くて仕方ないでしょう。しかし、マッチングアプリは一部のおじさんたちに「若くてかわいい子と仲良くできるかも」と大きな勘違いを与えるツールでもあります。

痛々しいおじさんには、無反応の完全スルーが基本的な対処方法です。しつこい場合は即座にブロックして、運営に通報しましょう。

「イイネやメッセージがくるだけでも気持ち悪い」という場合は、プロフィール欄に「〇歳以上お断り」「同年代限定」と、明記すると良いでしょう。それでもゼロにはならないでしょうが、確実に数を減らすことができます。

仕事など切れない関係性ではない限り、おじさんの気持ち悪いLINEは未読スルー、あるいはブロックすれば終了です。

厄介なのは、仕事でつながっているケース。この場合は、以下のように対処しましょう。

・LINEだと情報漏洩のリスクがあることを理由にし、仕事のやりとりは社内メールにお願いする

・LINEのメッセージは基本的に１日以上未読にし、仕事を理由にされたら「私LINEチェックほとんどしないので、仕事の連絡はメールか会社の電話にください」と伝える

・会社支給のスマホでLINE必須の場合は、「休日は就業時間外なのでLINEしないでください」とキッパリ伝える

返信が必要な場合は、短文で完結に用件だけを絵文字なしで作成しましょう。スタンプも使わず、可能な限り無機質にするのがポイントです。

ジムでおじさんに話しかけられ、常識の範囲内で応答したら勘違いされて、やたら話しかけられるようになってしまった…というのは、ジムの気持ち悪いおじさんあるあるです。可能であれば、かぶらない時間帯にあなたが調整しましょう。理不尽ですが、それが最も手っ取り早い対処法です。

それでも時間がかぶるようなら、「私、無言で集中したいので、申し訳ないですけどそっとしておいてもらえますか？」と短く伝え、あとは自分の世界に入ると良いでしょう。ここまで伝えれば、常識的なおじさんなら引き下がってくれます。

それでも尚、あなたに関わろうとするなら、ジムのトレーナーに相談すると良いでしょう。もしかしたら、要注意人物としておじさんがマークされているかもしれません。相談は屈強な男性トレーナーにするのがおすすめ。おじさんに対して大きなプレッシャーを与えられます。

自分の親、下手したら祖父に近いおじさんから、恋愛ではないとはいえ好意を持たれると、気持ち悪いと感じてしまいますよね。おじさんは「娘を持つ親の気持ち」であり、下心が一切ないため、「ご馳走したり良くしたりしてあげれば、喜んでくれるだろう」と思い込んでいます。

ここは心を鬼にして、不必要なコミュニケーションは断るしかありません。旅行のお土産などは「個人的には受け取れません」とサラッと拒否。食事の誘いも断りましょう。仕事関係ならば「仕事とプライベートは分けるタイプなので」と、断れば良いでしょう。

ストレートに言いやすいタイプなら、「おじさんに誘われても嬉しくないですよ」と、冗談を装って一刀両断。「あ、すみません。彼氏と予定が入っているので」と、わかりやすく「あなたを優先する気はない」と態度で伝えるのもありです。

おじさんに明らかな下心があるならば、毅然と距離を取りましょう。仕事以外の付き合いならば、LINE等をブロックし、音信不通にすれば終了です。

仕事関係で気持ち悪いおじさんが下心丸出しであなたに接近してきたら、以下のように対応しましょう。

・誘いに対して「え？行きませんよ？」と、さも当然に断る
・雑談に掴まったら「仕事に戻ります」と、立ち去る
・行き過ぎた言動には「それってセクハラですよ」と、牽制する
・職場の同僚に相談し気持ち悪いおじさんについて情報共有する

職場にいる気持ち悪いおじさんは、周囲に言いふらさず、拒否もしないような弱々しい女性に狙いを定めます。ですので、直接的な誘いがあった場合は、「私は周囲に言いふらすし普通に断る」と、わかりやすく示すと効果的です。

バイト先の接客だと、馴れ馴れしいおじさんがいても、なかなか邪険にはできませんよね。しかし、接客以上のサービスを行う必要はありません。

おじさんが雑談をしかけてきても応えず、あなたはやるべき最低限（注文を取るなど）すれば充分です。下手に相づちを打ったり、雑談に応じたりすると、「行ける！」と勘違いさせてしまいます。淡々と業務をこなしましょう。

もしも、ストーカーのようにしつこくされたら、すぐにバイト先の上司に相談すると良いでしょう。そのお客さんがきたら、あなた以外の人に対応を任せる等の対処をしてくれます。

特に何も対応せず、それどころか「お客さんには丁寧に対応して」など言われた場合は、バイトを辞めて別を探しましょう。自分を守ってくれない職場にい続けるリスクが高過ぎます。

芸能界では40代以降の結婚もめずらしくありません。しかも、年の離れた若い女性が相手というケースも良く見る光景のため「オレもまだまだ行ける！」と勘違いしたおじさんが増えています。社交辞令やサービストークを真に受けて、「自分はモテる」と勘違いしたおじさんは超厄介な存在です。

彼らは自信満々に若い女性を口説いてきますが、気を遣わず塩対応しましょう。過去のモテ話には、興味のない生返事で聞き流し、誘いには「おじさんと行っても楽しくないので」と笑顔で却下。LINEは未読スルー、電話がきても応じる必要はありません。とにかく興味を示さないのが一番です。

職場でモテると勘違いしたおじさんがいる場合は、「私は同年代しか受け付けないんですよね～」と軽くけん制し、後は裏で同僚とネタにして盛り上がれば良いでしょう。冷たいようですが、勘違いおじさんには現実を見せつけることも必要です。

気のせいではなく、明らかにあなたをジロジロと見てくるおじさんには下心があります。あなたに視線を送り、目が合ったら恋に落ちるかも…と、淡い期待を抱いているのです。本人は思春期の少年のような心理で、まさか自分が気持ち悪いとは夢にも思っていません。

見てくるおじさんの視線が気になったら、速足でその場を立ち去りましょう。この時、不安そうな表情ではなく「何見てんだウゼー」と強気の表情、かつ大股にするのがポイントです。弱い印象を相手に与えてはいけません。

立ち去れない場であれば無視しましょう。それでもジロジロと視線を送ってくるようなら、一度だけ不快感をあらわにした一瞥をくらわせます。夢見るおじさんなら、これで撃退できるでしょう。もしも、不審者タイプならば店内に逃げるなど、すぐに助けを求められるように警戒してください。

今時ボディタッチするおじさんは「オレいけてる」と勘違いしているか、セクハラの知識もないほどの非常識人かのどちらかです。

「大したボディタッチじゃないから…」と、雰囲気が悪くなるのを恐れて何もせずにいると、徐々に行動がエスカレートしていきます。以下のように、拒否を明確に示すのが重要です。

・触れられた瞬間「え！？」と大きな声を上げて反射的に振り払う（あくまでも無意識を装うのがポイント）

・「それってセクハラになりますよ」と、静かに一言つぶやく

その場限りの関係ならば、「触らないでくれます？」と冷たく拒否するのもあり。運悪く2人きりなら、すぐに人がいる場所へ避難しましょう。

世の中には年の差カップルや年の差婚のストーリーが溢れています。芸能ニュースやドラマ、漫画を見て「年上の余裕を見せてリードすれば落とせる」と勘違いする気持ち悪いおじさんが発生。口説かれた方はたまったものではありません。

この手のおじさんは、わかりやすく断ってからは無反応を貫くのが良いでしょう。下手に気を使うと、あらぬ希望を与えてしまいます。

共通の知人や友人がいても、気を使う必要はありません。自分を守るのが最優先です。誘いは明確に断り、プライベートな連絡はスルーしましょう。あまりにも粘着質な場合は、周囲に相談した方が良いでしょう。

おじさんから想定外に告白され、「今までのは恋愛感情だったんだ」と初めて気付いた瞬間気持ち悪くなっても、ここまでの人間関係があるため、拒絶するのは気が引けるかもしれません。しかし、明確に拒否を示さなければ、相手を勘違いさせるだけ。「あなたは恋愛対象外」とストレートに伝えて断りましょう。

「私は年が近い人じゃないと無理。どうやって見ても恋愛対象にはなりません」と、わかりやすく年齢を理由にすると良いでしょう。

「恋愛に年齢は関係ない」と主張されても、「それはあなたの意見。私は違います。そもそもタイプじゃないので無理です」と、わずかな可能性も綺麗につぶすのがポイントです。断った後は、可能な限り距離を置きましょう。

年甲斐もなく若作りしたおじさんは、見ているこっちが恥ずかしくなるようで気持ち悪いかもしれません。しかし、若さ自慢やアピールをしたり、あなたと張り合ったりしないのであれば、人畜無害なおじさんです。遠くからそっと生暖かい視線で見守ってあげましょう。特にアクションを起こす必要はありません。

しかし、若さアピールのため若者の会話に割り込んだり、「若く見られてるぜ自慢」をしたりするなら、撃退する必要があります。

相手に合わせてお世辞を言うと図に乗るだけですので、冷たい目線で「そーなんですか（棒読み）」と相づちを打った後、わかりやすく会話を終了させましょう。相手にしてはいけません。

好きで付き合い始めたはずの彼氏ですが、ふとした瞬間おじさんの部分が見えてしまい、とたんに気持ち悪くなるケースがあります。おじさんに限った話ではありませんが、交際して距離が縮まったからこそ、初めて気づくこともあるのです。

「気持ち悪い」は生理的嫌悪なので、交際を続けるのは困難です。彼氏に非がない場合は罪悪感が伴いますが、無理に交際してもお互い不幸になるだけなので、別れるしかありません。「自分の恋が冷めたのだ」と割り切り、彼氏にお別れを伝えましょう。

ただし、「あなたがおじさんだと気付いたから」と、正直に伝えるのはNG。「他に好きな人ができた」など、彼氏が諦めるしかない別の理由を用意しておきましょう。

近所や隣人のおじさんが、必要以上に親切だったり、ストーカーされているのではと思うほど偶然の遭遇率が高かったりする場合は、引っ越しするのが一番です。女性限定やセキュリティの高い物件を選ぶと良いでしょう。

早急に引っ越しできない場合は、一時的に実家に避難したり、一人暮らしの女性向けホームセキュリティを契約したりして、守りを固めましょう。

怪しいそぶりがあるなら、自宅に盗聴器や小さなカメラが仕掛けられていないか、専門業者に依頼して確認してもらうのも良いでしょう。もちろん、気持ち悪いだけで無害のケースもありますが、きちんと対策をとった方が安心です。

おじさんから想定外に距離を詰められれば「気持ち悪い」と感じるのは不可抗力。相手に下心があろうがなかろうが、あなたにとっては生理的に無理な存在ですから「気持ち悪い」と直感的に思った場合は誤魔化してはいけません。自分を守るためにも、できるだけ距離を取りましょう。