【2024年】今年の十五夜・お月見はいつ？スピリチュアルな意味や中秋の名月にやるといいこと！

秋といえば、お月見。昔から収穫を祈願し、感謝する行事として日本人に親しまれてきました。
今回は、そんな十五夜をスピリチュアルな観点からくわしく解説します。

十五夜のお月見をして運気を上げたい方は、ぜひ読んでみてくださいね。

十五夜（お月見）とは、 今までの作物の収穫に感謝しながら、これから実るものに対しては豊作を祈願する行事で、1年で最も美しいとされている「中秋の名月」を鑑賞します。

中国の風雅な観月を取り入れた平安貴族の風習がのちに庶民に広がり、秋の収穫物を供えて実りに感謝をする行事となりました。

十五夜は別名「芋名月」といい、芋類の収穫祝いを兼ねていることから、里芋やさつま芋を供えます。

十五夜とは旧暦の毎月15日目の夜のことを言います。 単に十五夜といった場合は、中秋の名月をさすことが多いですが、 中秋の名月は旧暦8月15日の夜に見える月のことを指します。

つまり、十五夜は毎月に来るもので、中秋の名月は年に一回だけという違いがあります。

旧暦では7月～9月が秋にあたります。中秋は秋の真ん中であり、空が澄んでいて月が最も美しく見える時期のため、旧暦8月15日の十五夜を中秋の名月と呼び、お月見をするようになりました。

新暦の現在も、旧暦8月15日の十五夜＝中秋の名月にお月見をします。

十五夜とは旧暦8月15日のことを指し、 2024年今年の十五夜は新暦で9月17日火曜日になります。

旧暦は月の満ち欠けをもとにしており、新暦は太陽の動きをもとにしているという違いがあります。そのため、実際の日付が毎年変わるのです。

旧暦の15日は新暦の満月の日とは限らないため、その違いが十五夜の日付のずれを生んでいます。

十五夜のお月見の日、どのような行動をしたり、どんなアイテムを持ち歩くと開運できるのでしょうか。ここでは十五夜の開運アクションやアイテムについて解説しています。

2024年、今年の十五夜は満月でもあり、とても美しく力強いパワーがあります。

美しい月を眺めて、 あなたの願いを明確に言葉にしてみましょう。具体的であればあるほどビジュアライズしやすくなり、願いが叶いやすくなります。

あなたの願いを紙に書き出すこともおすすめ。
「私は幸せです」という風に、すでにそうなっているように書いてみましょう。

強い祈りが十五夜の満月に届き、あなたの人生がより開運に向かいます。

お月見は本来、中国から伝わった観月の行事が平安時代の宮中にあり、江戸時代以降それが農村に広まり、収穫祭の意味を持ったといわれています。
農耕民族であった日本人は昔から、収穫の感謝の祈りを美しい月に捧げていたのです。

目に見えないものに感謝する感覚は、現代でも私たちを幸せに導いてくれる 本能的な行動です。
十五夜にはぜひ、普段から見守ってくれているご先祖様や美しい自然に対して感謝を捧げてみましょう。

うさぎは世界中で幸福の象徴とされています。さらに、十二支としてのうさぎは 家内安全、飛躍の象徴となっています。

うさぎはたくさんの子供を産むことから 子孫繁栄の象徴でもあり、その逃げ足の速さからは 災いを避ける象徴ともされ、たくさんの国で昔からお守りにされたり、祀られたりしているのです。

また、うさぎは寂しがり屋でもあり、 人を惹きつける恋愛運を高めてくれるともいわれています。
十五夜のお月見の日には、そんなうさぎのアイテムを生活に取り入れてみましょう。

中秋の名月は、 神様や仏様に繋がるワームホール（空間をつなぐとされる特別なトンネル）の入口といわれています。

そのため、十五夜の満月にお供え物をして神様や仏様にお願いをすると、いつもよりも何倍も強力にその願いを聞き届けてもらうことができます。

小さな水晶やコインなど、球体のものや円形のものを月にかざしてお願いをして、それをお守りにして大切に持っていましょう。
きっとあなたの願いが神様に届いて、やがて聞き届けてもらえるでしょう。

十五夜の月見団子を食べるタイミングは、 お月見をしたあとです。月に感謝を捧げながら食べましょう。

お月見の際にまん丸い月見団子を食べるのは、満月に見立てているため。
お米を主食とした米文化が根強い日本の行事には、餅や団子が欠かせないのです。

お供えの際は、 お皿や三方などに白い紙を敷き、その上に盛ります。十五夜という名にちなみ、15個か5個、またはその年の満月の個数にしましょう。

ススキは切り口が鋭く、魔除けになるとされています。そのため、お月見のあとに軒先にススキを吊るす風習もあるのです。

本来は実りを象徴する稲穂をお供えしたいところですが、 稲刈り前の時期のため、稲穂に似たススキを用いるようになりました。

また、ススキは月の神様の依り代とも考えられています。飾る時は、ススキのみか、秋の植物と一緒に花瓶に供えてみてはいかがでしょうか。

半月は新月から約7日後に訪れます。正式には、新月から数えて先に訪れるものを上弦の月といいます。その後に訪れるものを下弦の月といいます。

占星術的には、満月へ向かうパワーが高まっている時期とされ、物事をスタートさせ、目標に向かって前進していくためのエネルギーが満ち溢れていると考えられており、 「種を蒔く」時期と捉えられています。

そのため、新しいプロジェクトを開始したり、目標を設定したりするのに最適なタイミングで、この期間に立てた目標は、満月に向かって成長していく力を持つと考えられています。夢があるけれど、なかなか形にならないことがあるなら、上弦の月に祈るのがよいでしょう

十五夜のお月見についてご紹介しました。
古くからの行事であるお月見でゆっくりとした時間を過ごし、日々を見つめ直す一日を過ごしてみては。

この日にしかない強力な満月のパワーで、スピリチュアルな感性を磨き、運気をアップしてみましょう。
行事ごとの感謝や祈りは、人生に豊かな時間をもたらしてくれるでしょう。