※上級心理カウンセラー資格を持つライターが書いています。
ご自身や周りの方が臆病者や小心者で悩んでいる人のために、それぞれの性格的特徴と克服方法について説明していきます。臆病者や小心者な人には性格的特徴がありますが、実際に、どんな特徴があるのでしょうか。
ここでは、臆病者の方や小心者な人のお役に立つように、具体的な性格的特徴や克服方法を、いくつかご紹介していきたいと思います。
臆病者や小心者で悩んでおられる人でも、性格的特徴や克服方法を自覚しておけば今後は不安も取り除かれて安心しやすくなります。臆病者や小心者の人の性格的特徴や克服方法を具体的に知ることで、自覚することへの近道になり、自分を受け入れることで気分的にも楽になることもあります。
臆病者の意味とは?小心者との違い
まず、臆病者と小心者は一体どんな違いがあるのでしょうか。
・臆病者とは
臆病者は、主に、「怖がりな人のこと」です。
・小心者とは
小心者は、主に、「気が小さい人のこと」です。
・臆病者と小心者の大きな違いとは
一見すると、どちらも、同じような雰囲気の言葉ですよね。
しかし、臆病者の人は「怖がることが多い人」で、精神的にダメージを受けやすくなることがあります。それを回避するために、臆病になってしまい行動を起こしにくい人が多いようです。
一方、小心者の方は、「気が小さい人」で、どちらかというと性格的な問題があって行動を起こしにくい人が多いようです。
どちらも、同じような感じの言葉ですが、少し違うようですね。
臆病者な人の心理と性格の特徴10個
■1. 怖がりの人が多い
臆病者の人は、簡単に言うと「怖がり」な性格の人が多いです。
「怖がる」というのは、危険を回避するために起きる反応で正常な反応なので悪いことではありません。むしろ、怖がりだったり、臆病者の人は、危険を察知したり回避する能力が優れているといえるので、危険な場面に遭遇しにくい傾向にあるとも言えます。
ですので、臆病者でも堂々としていて良いのです。
でも、それを知らないで、「臆病者だから」と自分を決めつけてしまって、自分の人生が損をするという性格的な特徴があります。
■2. 過去の怖い経験が蘇ってしまい出来なくなることが多い
臆病者の人の中には、実は、過去に怖い経験をしたことある人もいます。その過去の怖い経験や体験が記憶の片隅に残ってしまっていて、忘れられない程の恐怖感が蘇ってきてしまうことがあります。
無理をして行動をしようとすると、余計にその恐怖体験が蘇り、結果的に臆病になって、行動に移せなくなってしまう特徴があります。
でも、忘れられない程の怖い経験や体験をした結果、臆病者になることは、悪いことではありませんので、安心してください。
■3. ストレスに弱い
実は、臆病者の人は、ストレスに弱いのも性格的特徴としてあります。
ストレスと一口に言っても、「環境ストレス」「精神的なストレス」など様々です。特に、環境ストレスは、引越し・入園・入学・就職・結婚・出産・育児・死別など、様々なものがあります。
これ以外にも、精神的なストレスでは、疲労・過労・睡眠不足・仕事とプライベートのバランスが取れていない・食欲が無いなどがあります。
これらのことが原因で、臆病者の人はストレスに弱くなりやすく、集中力の低下や持続力の低下、また体力などの低下により、結果的に臆病になる特徴もあります。
■4. 不安が強くなりやすい
臆病者の人は、不安が強くなりやすいという性格的な特徴があります。なぜ、そうなりやすいのかというと、実は、「怖い思いをしたくない」「失敗したら怒られるから怖い」という強いメッセージが勝手に自分に送られてくるからなのです。
すると、「怖い」という強いメッセージから不安が強くなりやすくなり、臆病になって行動に移せないというパターンになりやすくなります。臆病な人ほど、不安要素が多く、心配性とも言えるかもしれません。
ただ、臆病者の人は、心配の度合いが過ぎるだけではなくて、不安や恐怖心が強く出てしまうので、結果として臆病者になりやすいという特徴があります。
■5. 臆病になると物事の整理がつきにくくなる
臆病者の人は、臆病になると頭の中がパニック状態に陥りやすくなり、物事の整理がつきにくくなるという特徴があります。会社や学校などで、臆病者の人が、そのような状態になってしまっても、やらなければいけないことは避けることができなくなってしまいます。
一旦、頭の中がパニック状態になると、とにかく焦ってしまいます。
すると、「他の人に手助けをお願いしてもいいのか」、「頼んだら断られて、自分が傷つかないか」、「他の人に手助けをしてもらうと、自分のせいで他の人に迷惑がかかってしまう」と思いがちになるので、余計に臆病になります。そして、臆病になったことで物事の整理がつかないほどのパニック状態になってしまうのです。
■6. 趣味を持っている人が少ない
臆病者の人は、とにかく、失敗することを恐れています。趣味を持つことで、「お金が底をつかないだろうか」「無駄な物を買ってしまわないだろうか」「趣味に費やす時間がとれなくて結果的に損するのではないだろうか・・・」など、趣味を持つことそのものが人生の失敗と考えてしまいます。
すると、臆病者の人は、結果として「趣味を持たなければお金もかからないし、老後も安泰だ」と考えてしまうようになります。
しかし、老後のためにお金を増やしても、趣味がなければ、人生を楽しむこともできませんし、ストレス解消もできませんので、ストレスに耐えられなくなっていきます。
■7. 成功体験が少ない又はほとんど無い
臆病者の人は、失敗したくないので、自ら行動範囲を狭くしがちです。
成功体験とは、何かで成功した経験や達成感を感じた経験があることです。
しかし、臆病者の人は、失敗を恐れるあまり成功体験そのものが少ない、又は、ほとんどないという特徴があります。この成功体験が少ないと、自信もなくなり、常に不安になりやすくなって、臆病になりやすくなります。
臆病者の人は、そもそもが「辛い思いをしたくない」という考えになりがちなので、成功体験が少ない、または、殆どない人が多いようです。
■8. 人との関わりが少ない
臆病者の人の中には、人間関係で失敗している人もいます。傷つくことや失敗を極端に恐れる臆病者の人は、人との関わりをできる限り少なくするという特徴もあります。
しかし、人間関係は、失敗して学び、成長していくものです。また、人との関わりが少ないと、本当に助けが必要な時に困るのは、自分自身ということになります。確かに、人との関わりが少ないと、自分の自由にできて、気ままに暮らすこともできますよね。
でも、自分が臆病な為に人との関わりを少なくしたままでいると、「最後に困るのは自分」というリスクを抱えながら生きている臆病者の人も中にはいます。
■9. 家族関係に問題がある
臆病者の人の中には、家族関係に問題がある人がいます。例えば、お父さんやお母さんが厳しく、幼少期からいつも怯えながら生きてきたという人などです。
このような人は、生きていく上で、「自分の意見を言わなければいい」「相手を怒らさなければ怖い思いをしなくて済む」という考え方になっていきます。
そんな中で臆病者になってしまった人達は、生きていく上で大切な判断や決断を迫られるような場面で、大変苦しむことが多いようです。大切な人との結婚すら諦めてしまう人もいます。
家族関係に問題があることが原因で臆病者に成らざるを得なかった人たちがいるのも、臆病者の性格的特徴の一つです。
■10. 「どうせ臆病者だから・・・」と思い、諦めてしまいがち
臆病者の人は、「これは、もう自分の性格だから」と諦めてしまうことが多いのも性格的特徴の一つです。これは、あくまでも「諦め」であって、いい意味での開き直りや、自分を認めているということでもありません。
臆病者の人は、辛い経験が大の苦手です。ですので、諦めることで、辛い経験から逃れようとしているのです。
辛い経験を今以上に増やさずに、平穏な日々を過ごすことができればいいのですが、生きていると色んな問題が生じてきます。それでも、臆病者の人は、「どうせ臆病者だから・・・」と諦めることで回避しようとします。
小心者な人の性格的特徴10個
■1. 言いたいことが言えない
小心者な人は「言いたいことが言えない」という性格的特徴があります。
小心者な人は、気が小さいために、「相手を傷つけてしまったらどうしよう」「相手に迷惑がかからないだろうか」「自分が我慢しさえすればいい」というふうに考えがちです。言いたいことが言えないと、対人関係や、家族関係や、恋人関係、夫婦関係などにも悪い影響が出てしまいます。
自分に悪い影響が出てない場合は良いのですが、そうじゃない場合は、「言いたいことが言えない」のは、人生で損をしてしまうこともありますので、少しずつ相手に伝える練習をすると良いでしょう。
■2. 気をつかいすぎる
小心者な人は、気をつかいすぎるという性格でもあります。
「気をつかうこと」そのものは大変良いことなのですが、気をつかいすぎることで、空回りしてしまったり、トラブルに発展したりする場合もあります。
何事も、度が過ぎると良くないので、「気をつかう」よりも「気配りが出来る」ようになる方が小心者な人には良いと思います。気をつかいすぎることで、自分の感情を抑えてしまい、他人の顔色をうかがってばかりの人生になりやすいのも、小心者な人の性格的特徴です。
■3. 自分が傷つきたくない
小心者な人は、自分が傷つきたくないという思いが強いという性格的特徴があります。これは、小心者な人に限らず誰でもあることなのですが、小心者な人は、特にその特徴が強いようです。
小心者な人は、相手に何かをお願いすることや、何かを伝える場合でも、気軽に伝えることができません。それは、伝えることで自分が傷つきたくないという思いが、とても強いからなのです。
確かに誰でも、自分自身が傷つくことは避けて生きていきたいと思っています。しかし、その思いが強くなると、自分自身の気持ちや思いや感情などを、全て押さえ込んでしまわないといけなくなり、ストレスを抱え込みがちになります。
■4. 交流関係が浅くなりがち
小心者な人は、わりと交流関係が浅くなりがちです。それは、どうしてかというと、「浅い付き合いで済ませておけば自分が傷つくことが少ないし、損をすることも少ない」と考えるからです。
ある意味、合理的な考え方です。しかし、交流関係が浅くなると、自分が辛い時や、深く悩んだ時に相談する相手がいなくて、一人で考えてしまわなくてはいけなくなります。
何人かの友人がいても、関係が浅いと、いざという時に頼れなくて困るのも小心者な人の性格的な特徴です。
■5. 自分の気持ちを押し殺してしまうことが多い
小心者な人の性格的特徴として、自分の気持ちを押し殺してしまうことが多いという点があります。実は、小心者の人は、自分をさらけ出すこともできない人が多いので、「自分が言わなければ丸く収まる」と思っている人が多いのです。
しかし、それでは、「コミュニケーション能力が低い」と言われてしまったり、会社で上司に辛くあたられやすくなってしまいます。
それは、「何も言わないから、少々の事は言ってもいいだろう」と勘違いをされて、ハラスメントにつながっていくこともあります。
■6. ストレスが溜まりやすい
実は、小心者な人は、自分の気持ちや言いたい事を抑えることが多いので、知らない間にストレスを抱え込んでいることが多いのです。ストレスを抱え込んでいても、小心者な人は、まだ自分の気持ちや感情を押さえ込んでしまうという特徴があります。ストレスを抱え込むと、当然、ストレスが溜まりやすくなります。
すると、自分自身が心の病になってしまったり、自分がハラスメントをする側になったりしてしまいます。
小心者な人は、ストレスが溜まりやすい特徴があるので、上手にストレスを解消する方法を見つけたほうが良いでしょう。
■7. 問題やトラブルにあうと焦りがちになる
小心者の人は、とにかく気が小さいので、何か問題が発生した場合や、トラブルに遭うと、焦りがちになりやすいという特徴があります。これは、誰にでもありうることなので、あまり問題はないのですが、小心者な人の場合は別です。
とにかく気が小さいので、他の人に手助けを求められないことが問題となってきます。小心者な人が問題やトラブルにあった場合は、自分で何とかしようとしないことが大切です。
そして、遠慮せずに周りの人に手を貸してもらえるように、まずは、伝える練習をすると良いでしょう。
■8. トラブルの対処法に困りやすい
小心者な人は、自分から相手に伝えることが難しいので、トラブルの対処法に困りやすいという特徴があります。これは、小心者な人の気が小さいために、相手に伝えることが苦手という問題もあります。
さらに、日頃から対人関係の構築が希薄なために、いざという時に手助けを頼める人がいないという致命的な問題もあります。
この他、小心者な人は、日頃から浅い付き合いしかしていないので、トラブルの対処法の相談をする相手も少なく、トラブルの対処法の引き出しが少ない傾向にあるのも特徴です。
■9. 怒りが爆発するときがある
小心者な人は、時々、自分のストレスが怒りとして爆発するときもあります。これは、上手にストレスを発散できていない場合や、伝えたいことを我慢して自分一人で抱え込んでしまう傾向があるからです。
しかし、小心者な人は、相手に気をつかいすぎてしまうことや、言いたいことを無意識のうちに言わないように押し殺してしまうので、自分でストレスを溜め込んでいってしまうのです。
その結果、ある日突然、怒りが爆発してしまうことがあるのも、性格的な特徴です。
■10. 小心者だからこそ、自分を良く見せようとする
小心者な人も、実は、自分を良く見せようとする性格的な特徴があります。
これは、誰にでもあることのようですが、小心者な人は相手に気をつかいすぎるあまり、自分自身をさらけ出すことができないのです。その結果、いつも笑顔でいたり、辛くても辛いと言わず我慢してしまったりすることがあります。
また、見た目にもこだわり、いつも身なりを整えて、バッチリ決めている人は、小心者な人の可能性があります。
これも、相手に気をつかいすぎて、「変に思われないかな?」など、とても心配して気になってしまうので、身なりに気をつかいすぎる場合もあります。
臆病者・小心者の克服方法10個
■1. 臆病者でもいいじゃない!
臆病者で悩んでいる人は、気がついたら、周りから「臆病者」と言われることが多くなり、自分でもそうかもと思うようになったのではないでしょうか。
しかし、周りが見ているイメージと、自分で自覚していたイメージは、実は必ずしも一致するものではありません。その上で、もう一度、「臆病者なのかな?」と考えてみてください。
それでも、やっぱりそう思うのなら、それがあなたの個性です。
臆病者は、決して悪いことではありません。危険を察知することや回避する力が高いので、危険な目に合いそうと思うことには、首を突っ込まない生き方をしているはずです。
まずは、「臆病者でもいいじゃない!」と思えるようになりましょう。
■2. 自分自身を認めよう
臆病者と言われても、自分自身がそれでいいと思っていれば、大丈夫です。周りに迷惑をかけることがなければ良いのです。臆病者と言われている自分自身を認めることで、悩みがスッと消えていきて、気分的にも楽になることができますよ。
どんな人にも当てはまりますが、現代社会では、認められることが少なくなってきています。それでも、自分自身を認めることで、自分を愛することができるようになってきます。
すると、心にも余裕ができてくるので、臆病者であることで悩むことも少なくなるかもしれません。
■3. ストレスを発散する方法を見つけよう
臆病者の人は、とにかくストレスを溜め込む傾向が強いです。強い不安や恐怖体験が、それを助長しているなら、ストレス発散をして、とにかく日頃のストレスを解消する方法を見つけましょう!
カラオケでも、ひとりカラオケなら、大きな声で歌うこともできますし、大きな声を出しても怒られません。カラオケでマイクを使わずに、部屋の中にしか聞こえない声で心の叫びを言うこともストレス発散になります。カラオケボックスなどで大きな声を出すことは、ストレス発散の効果が高いと言われています。ぜひ、試してみてください。
■4. お金のかからない趣味を始めよう
お金のかからない趣味の代表は、言わずと知れた「ウォーキング」です。でも、いきなり距離を伸ばして長時間のウォーキングは、やめてくださいね。体に負担がかかってしまうと、ストレスがかかり継続が難しくなってしまいます。
手始めに、時間を決めずに、曜日も決めずに、好きなときに、数分だけウォーキングをしてみましょう。
慣れてきたら、少しずつ距離をのばしてみると良いですよ。季節の移り変わりも心のストレス解消にもつながりますので、お金のかからない趣味としてもオススメです。
■5. 過去の辛い自分とさようならする方法
臆病者の人は、過去に辛い経験をされている方も多く、常に不安や恐怖と一緒に人生を送っている人もいらっしゃいます。
ここでは、過去の辛い自分とさようならする方法をお伝えします。
まずは、辛かった時の自分の気持ちをノートに、思いつくままに書いてください。
次に、「その時、私は、こうなりたかった。こうしたかった」という自分の気持ちをノートに書いてください。
その後に、「今度、同じようなことがあったら、こんな風に対処したい」という自分へのメッセージを、いくつか書いてみてください。
たとえ、最後に書いた自分へのメッセージ(対処法)ができなくても、誰もあなたを責めません。そして、自分を責めなくてもいいのですよ。辛かった過去をノートに書くのは、少し勇気がいりそうですが、書き終えた後は、少し気分がすっきりしているはずですよ。
■6. 小心者の自分を許そう
小心者だからといって、悩む必要はありませんよ。
大切なのは、小心者の自分を許してあげることです。
小心者な人の良いところは、気づかいができるところです。気遣いのできない人も、最近は多いので、自分の良いところを認めてあげましょう。小心者の自分を許すことで、他の人への接し方も優しくなっていったりと、いいことが増えてきます。
自分自身の良いところとして、小心者な自分を許すことで、心が広くなってくるでしょう。まずは、小心者の自分を許すことから始めてくださいね。
■7. リラックスする時間を持とう
小心者な人は、とにかくリラックスできてない状態が続いています。しかし、リラックスする方法は沢山ありますので、安心ですね。
小心者な人の場合のリラックス方法として、ゆっくりとお風呂に浸かるのも良いですし、寝る時間を早めにする日を作るだけでも良いです。とにかく、リラックスできる時間を作ることが大切です。
体が疲れていると、心の余裕もなくなってしまいますし、ストレスもたまりやすくなります。すると、ある日突然、感情が爆発して、周りに迷惑をかけてしまうこともあるかもれません。そういったトラブルを避けるためにも、自分自身のためにも、リラックスできる時間を持つようにしましょう。
■8. 焦ってきたら、まずは3秒間、ゆっくりと深呼吸をしよう
小心者な人は、焦ってくるとパニックになる傾向があります。そこで、おすすめしたいのが、パニックになった時の対処法です。
まずは、ゆっくりと3秒間かけて息を吸いましょう。
次に、3秒間かけて息を吐きます。
この間隔が短いと感じた場合は、吐く秒数を5秒程度にしてみるといいかもしれません。しかし、この方法は、心臓病などがある方には注意が必要です。持病のある方は、まずはお医者様にご相談されて、許可が下りてから試してみてくださいね。
■9. お水やお白湯も効果的
小心者な方は、とにかく言いたいことが言えないことが多いですし、ストレスも溜め込みがちになりますよね。そんな時におすすめの対処法をお伝えしたいと思います。
夏や温かい季節は、ぬるいお白湯をコップに1杯飲むのも効果的です。
本当は冷たい水をおすすめしたいのですが、冷たい飲み物は体を冷やしてしまって、緊張が高まってしまうことがあるので、逆効果になってしまいます。
なので、暖かい季節なら、ぬる目のお水がおすすめです。もちろん、寒い季節は、温かいお白湯がおすすめです。
■10. お茶でリラックスしよう
小心者な人の多くは、緊張した状態が続いています。また、遠慮して言いたいことが言えないなど、ストレスを溜め込みがちになります。
そんな時におすすめなのが、お茶を飲むことです。特に、緑茶には、リラックス効果があると言われていますので、リラックスしたい時には特におすすめです。
春や夏などの温かい季節は、飲みやすい程度の温度のお茶を、湯のみに入れて、ゆっくりと飲むようにしましょう。また、寒い季節は、暖かな緑茶がおすすめです。こちらも、湯のみに1杯入れて、ゆっくりと、落ち着いて飲むと良いですよ。
臆病者・小心者な人に贈るメッセージ
ここまでを読んで下さり、ありがとうございます。いかがでしたか。
読みすぎで、疲れていませんか?
「性格は直せない・・・」と諦めている人が多いのですが、自覚や意識することで、実は、少しずつ改善されていきます。
性格は「癖」の一つなので、臆病者・小心者な人の性格的特徴も、ゆっくりと時間をかけて1つずつ丁寧に向き合えば、自覚もできるようになってきます。
この記事が、少しでもお役に立つことを心よりお祈りしています。臆病者な人や小心者な人のお悩みが少しでも楽になりますように。