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すぐ怒る人の特徴15個!育ち・嫌いでめんどくさい・頭が悪い

すぐ怒る人の特徴15個!育ち・嫌いでめんどくさい・頭が悪い

突然スイッチが入り、すぐ怒る短気な人は身近にいますか?もしくは自分がキレやすいタイプだったりしませんか?この記事ではすぐ怒る人の性格的特徴や対処方法をご紹介します。


※この記事は、臨床心理士資格を持つライターが書いています。

一昔前は「キレる若者」がニュースでもてはやされていました。そして、現在では「キレる中高年」がニュースを騒がせています。

一般に怒るという感情は、怒る当事者にとっても怒られる対象者にとっても、そしてその周囲にいる人にとっても心地の良いものではありません。

なぜ人は怒るのでしょうか?怒る人に対してどう対処すればいいのでしょうか?

この記事では、すぐ怒る・キレる人の心理状態や特徴を概観し、すぐキレる人にどう対処すればよいかを考えていきます。

すぐ怒る人は嫌い…めんどくさい…

すぐ怒る人には、「嫌いだから話したくない」「話すとめんどくさい」と思ってしまいますよね。

相手が怒るから冷静に会話ができず、こちらも同じようにヒートアップしてしまったり、怒鳴り声を聞かされて精神的なストレスになったりすることはあるあるです。

そして、すぐ怒る人の周りからは人がいなくなってしまいます。家族の場合はそういうわけにもいかず、周りが精神や肉体的な問題を抱えてしまうこともあるでしょう。

すぐ怒る人は頭が悪い?

すぐ怒る人に対して馬鹿で頭が悪いと言う人もいます。すぐ怒ることは、相手を不快にさせますし、相手とのコミュニケーションが成立しづらくなるので、恋愛や仕事の人間関係において良いことはないでしょう。

そういった行為は、よく考えれば頭の悪い行為と言えますが、すぐ怒る人が実際に知能が低いというような意味合いでの頭が悪いとは言い切れません。なかには頭が良い人もいるのです。

どんな人がすぐ怒る人になりやすいのかもこの後で詳しく説明します。

すぐ怒る人の心理状態

キレることは、ストレスの発散方法の1つです。

ストレスや不安をため込むバケツが人の心の中にあります。このバケツよりもストレスや不安が超えてしまったときに、怒りが発散されます。そうしてバケツの中身が溢れかえらないように、心のバランスを人はとっています。

つまり、すぐ怒る・キレる人というのは
①バケツが小さい
②バケツの中身がたまりやすい
③バケツの中身を上手く処理できない
からキレやすいの3パターンに分かれます。

そのため、それまで沢山のストレスを抱えていた人が、最後に些細なストレスを受けたことで、バケツが崩壊し、キレてしまうこともあります。それが他者から見たときに「すぐキレる」と映ってしまうのです。

すぐ怒る人の性格的特徴15個

第一にストレスと関連するところで、すぐ怒る・キレる人には以下の5つの特徴があります。

ストレスと関係するすぐ怒る人の特徴5個

1. ストレスに打たれ弱い
ストレスのバケツがたまりやすいことが特徴として挙げられます。同じストレスであったとしても、他の人よりも強いストレスに感じてしまうのです。そのため、すぐにストレスのバケツがたまってしまいます。その結果、ちょっとしたことでキレてしまいやすくなってしまうのです。

2. 体調不良や疲労
ストレスのバケツが小さい、あるいは、たまたまその時にストレスを多く抱えすぎているため、他の人からするとキレやすく見えてしまうこともあります。その原因として、疲労が挙げられます。誰だって疲れていたり、体調が悪いといつもより機嫌が悪いですよね。それがオーバーに出やすい人もいます。

3. 普通は気付かない細かなことが気になる
キレる直前はストレスのバケツがたっぷりな状態です。ストレスがたまると大雑把ではいられず、つい細かいところが気になります。そのため、普通の人なら無視するか気づかない細かいところでもキレてしまいます。「えっ、そんなことで?」というようなところででも、怒鳴ります。

4. ストレスへの対処が下手
ストレスのバケツの大きさに関係なく、「キレる」ことでストレスに何とか対処しようとしているのです。キレることで事を思い通りに進めようとしています。子どもの頃ならキレることで何とかできてきても、大人になるとそう上手くは行きません。それで問題となるのです。

5. 熱しやすく冷めやすい
すぐキレる人は瞬間湯沸かし器のようなものです。すぐにキレてしまいます。キレられた相手は傷ついて引きずっていても、当の本人は怒鳴り終えたらすぐにけろりとしていることは多いです。ストレスのバケツからストレスを少し吐き出したので、すっきりできているのです。

性格と関係するすぐ怒る人の特徴7個

第二に性格と関連するところで、すぐ怒る・キレる人には以下の7つの特徴があります。

6. 自分が可愛いナルシスト
プライドが高いので、自分のメンツを保とうとした結果がキレるという行動に結びつくパターンです。例えば、何か約束事を勘違いして逆ギレしてくる人がいますよね。普通は自分が間違っていたり、勘違いしている時には素直に謝ります。でもキレやすい人は「いいや、自分は間違っていない。おまえが間違っているんだ」とキレることで自分は正しいとし、プライドを守ろうとします。

7. 身内に甘えやすい
謝らず怒鳴ることで済まそうとする背景には、相手への甘えがあります。一般にヤクザや警察官には怒鳴る人はいませんよね。怒鳴る相手は大概家族や恋人、あるいは自分をお客様扱いしてくれる店員、立場や自分より弱い友人や部下などです。怒鳴っても許される相手にだけ、キレやすいという特徴があります。

8. 相手に期待しすぎている
そもそも怒鳴る事態になっているのは、怒鳴る人は相手に期待しすぎているという面もあります。相手はきっと自分の思った通りに動いてくれるだろうという期待が裏切られることにストレスを感じ、キレるといった行動へとつながっていくのです。相手は自分とは違う人間なので、自分とは違うふうに考えて行動するという当たり前のことを受け入れることができません。自分の考えた通りに行動してくれるはずだと思い込んでいます。

9. 強そうに見えても、実は小心者
キレやすい人は一見怖そうに見えますが、本当は周りから自分は高く評価されているのか絶えず気にしています。キレることで強い自分を演出しているのです。そのため、自分が怒鳴ればすぐに怖がる相手を選んでキレるようにしています。

10. 自分の考えが常に正しいと思っている
キレやすい人は視野が狭く、自分が正しいと考えてしまう傾向があります。そのため、少し立ち止まって考えてみるという行動が取れません。その結果、「自分は悪くなく相手が悪いから、自分は少し注意してやっているんだ」という気分で怒鳴っていることもあります。
 
11. 自分に不利益なことが許せない
自分のことが正しいと思っているため、自分に少しでも不利益なことが許せません。例えば、電車の座席が回転しづらいだけで車窓に怒鳴りこんだり、コンビニのレジで時間がかかることに怒鳴りこむ人がいますよね。そういう人は大義名分として他の人達の意見を自分が代わりに代表して言っているつもりになっています。でも実際は、その人にとって都合が悪かったので、怒鳴っているだけです。
 
12. いつでも自分が有意に立ちたい
自分にとって不利益なことが許せないため、事前に報告や相談することを求めます。事前に多くの情報を入手することで、有意な立ち位置に自分がいれるようにしています。

加齢に伴う理解力の低下と関係するすぐ怒る人の特徴3個

第三に年を取ることに伴う理解力の低下と関連するところで、すぐ怒る・キレる人には以下の3つの特徴があります。

13. 怒ることで自分の立場を作りたい
一昔前までは「キレる若者」がニュースでもてはやされていましたが、現在では「キレる中高年」もよく見るようになりました。その原因の一つが年を取ることで理解力が低下してしまったことです。普通に会話していると思ったら急に、「何でそう話が跳ぶんだ!」と怒鳴る人がいますよね。それは年を取ると共に理解力が低下し、会話のテンポに頭の情報処理のスピードが追い付かなくなったからです。

昭和までは年功序列という制度があり、年を取るほど知恵を多く身に着けているため偉いとする風潮がありました。しかし、現代ではインターネットが普及しました。その結果、スマートフォンやタブレットですぐに何でも調べられる時代になりました。そのため、昔ほどは知恵が重視されず、年功序列の価値観は崩れました。

それでは、どうやって自分の立場を築くのでしょうか?その方法の一つが怒鳴ることです。怒鳴ることで、自分は偉い人物だから丁寧に扱えということを主張しようとしているのです。
 
14. 自分の情けない気持ちから目をそらしたい
また、怒鳴ることで情けない自分に気づかないよう自己防衛をしているという特徴もあります。今の目の前の状況だけに注意を向けることで、なぜそうなったかの原因に思考をめぐらすことができなくなります。それは怒鳴っている人にとって、情けない自分に気づかなくて済むため、非常に都合の良いことです。

15. 怖がられていることがかっこいいと思っていると勘違いしている
なぜ怒鳴ることで自分の立場を確立しようとするかというと、怖がられていることがかっこいいと思っているからです。特に男性に多いと思いますが、中学校や高校では暴力的な不良グループがいましたよね。本来は誰かを守るために発揮される武力を、自己の立場を確立するための暴力と勘違いした価値観を子どもの頃に誤って学習した結果、キレるという行動として現れます。

すぐ怒る人の育ち

すぐ怒る人は生育環境が影響している可能性もあります。例えば、親がすぐに怒鳴ったり、キレて暴れたりすることが日常的な家庭で育つと、子どもも同じような行動をとるようになります。

また、やりたいことを止められたり、能力や性格を親から否定されて育ってきた人は、不安を抱えやすくなり、感情のコントロールが上手く出来ず、すぐ怒るようになることもあります。

親が子どもに優しく接して、その子自身を認めるように育てていけば、将来の性格もすぐ怒鳴ったりするような行動が減るでしょう。

すぐ怒る人によくある行動3個

1. 相手を選んでキレている

すぐキレるとはいえ、誰にでもキレているわけではありません。ストレスのバケツが溢れそうでも、ヤクザや警察官相手にキレる人はあまりいませんよね。キレる人はキレるべき相手を選んだ上でキレています。キレる対象者は、自分よりも立場が同等以下と見なせる相手がほとんどです。コンビニの店員など自分をお客様扱いしてくれる人や、自分の身内、部下などです。

2. せっかち

キレやすい人は基本的にせっかちです。ゆったりと構えることができている人は何事にもあまり同時ませんよね。物事を急いで済まそうとするため、結論を急ぎ、視野が狭くなるってしまうのです。

3. 自分がキレていることに気づいていない

特に高齢者のキレやすい人に多いのですが、自分がキレていることに気づいていない人もいます。自分のことを客観的に見ることができなくなっているのです。また、加齢と共に人は聴力が低下します。他の人からすると怒鳴っているようにみえても、本人にはそのつもりはないということもあります。

自分がキレていることに本人は気づいていないため、「怒らないで」や「怒鳴らないで」という言葉は禁句です。こちらからするとキレているように見えていても、本人の中では自分は普段通りにしか感じられていないためです。「怒らないで」と諭すような言葉は、相手の怒りに油を注ぐことになりますので、言わない方が無難です。

すぐ怒る人への対処方法・付き合い方12個

どのパターンでも共通するすぐ怒る・キレる人への対処方法・付き合い方は、以下の5個です。

どのパターンにも共通する対処方法・付き合い方5個

1. 自分の責任ではないことを理解する
すぐ怒る・キレる人の特徴で見てきたように、キレやすい人が怒る原因は第一にストレス、第二に相手の性格、第三に年を取ったために理解力が低下しているの3パターンに大抵分類されます。あなたがキレられるに足る妥当な理由が思いつかないならば、相手がキレているのはあなたのせいではないと思います。まずは、そのことをしっかり理解してください。相手の感情に流されず、できるだけ平静でいて、あなたまでストレスを溜めないようにしましょう。

2. 重要ではない話は聞き流す
キレる人はたいてい、あまり重要ではないことでキレていることが多いです。また、一通り怒鳴りつくすと、勝手にスッキリしていることも多いものです。そのため、可能であるならば聞き流して、まともに相手をしないことをお勧めします。

3. 相手との距離を置く
可能であるならば、怒鳴っている相手から一度距離を置きましょう。怒りのピークは6秒と言われています。一度相手の目の前から消え、ほとぼりが冷めた頃に戻りましょう。その後、もし話し合う必要がないのなら、怒鳴られるきっかけとなった事柄は放置しておいた方がいいです。必要であるのならば冷静な態度で話し合いましょう。

4. 相手がキレやすい原因を考えてみる
相手と距離を取ったなら、その後すぐに相手がキレやすい原因を考えてみてください。コンビニや受付の客ならば不可能かもしれません。でも、普段から一緒に生活する家族や毎日顔を合わせる上司や部下ならば、キレやすい原因やキレる法則のようなものが見えてくるかもしれません。原因を分析することで、相手がキレる原因が見えてきたり、解決の糸口が分かってくると思います。相手に合った対処が行えるのならば、それが一番です。

5. 否定的な言葉は避ける
相手と話し合わなければならないのならば、「でもね」、「だけどね」など、否定的な言葉は避けて返事をするようにしましょう。キレているときは冷静に話を聞けないため、否定的な言葉を聞いただけで「何だと!」と更にキレてきます。と、まずは相手が言う話を一通り聞きましょう。その上で、「そうだね。あなたは〇〇と思っているんだね。それもいい考えだと思うけど、こうするともっと良くなるんじゃない?」いうように、できるだけ相手の意見を否定せず、肯定した上で自分の意見を言うようにしましょう。

相手の性格が原因ですぐ怒る・キレる人への対処方法・付き合い方1個

相手の性格が原因ですぐ怒る・キレる人への対処方法・付き合い方は、以下の通りです。

6. 逆ギレをしてみる
あなたに甘えているためにすぐにキレてくる人は、あなたのことを自分よりも格下だと思っています。そこで、逆ギレしてみることで下剋上を狙うのも一つの手段です。あなたに逆ギレされることで、相手はあなたに見捨てられるのではないかと不安に思います。そのため、あなたをキレても大丈夫な相手に選ばなくなるかもしれません。ただし、成功した時のメリットは大きいですが、失敗のリスクも高いです。しっかりと事前に頭でイメージして行ってください。

加齢に伴う理解力の低下が原因ですぐ怒る・キレる人への対処方法・付き合い方2個

年齢に伴う理解力の低下のためにすぐ怒る・キレる人の対処方法・付き合い方は、以下の2個です。

7. 相手に約束させる
相手に事前に相談や約束を多く行うことで、お互いの勘違いから生じてしまう「違うじゃないか!」というタイプのキレを防ぐことができます。

この際、メールやメモ書きなどできるだけ形に残るもので約束してください。電話や会話での口約束では、言った言わなかったの水掛け論となってしまう危険があります。キレる相手が上司や部下であるならば、報・連・相をしっかりするようにしましょう。
 
8. 情報を整理してあげる
中高年のキレる人に多いのですが、情報が分からなくなって混乱した結果キレてしまっている場合もあります。その場合は、情報を分かりやすく整理してあげましょう。必要ではない情報は入れず、話の根幹だけで話してあげるのがいいです。また、分かりやすい例え話をしてあげるのもいいでしょう。

ただし、例え話をするときには「例えるとね…」と、ちゃんと言っておくようにしましょう。そうしないと、話が跳んだと思われ、さらに勘違いがエスカレートしてしまう恐れがあります。

相手との関係性で選ぶ、すぐ怒る・キレる人への対処方法・付き合い方4個

その他、自分と相手の関係によって以下の4個の対処方法・付き合い方が有効なこともあります。

9. 相手に質問や疑問を投げかけることで、脳を使わせ、怒りを和らげる
もしキレている相手が上司ならば、質問を間に挟むことも有効な手段となります。「何でこんなことも分からないのか!」と怒鳴られたことに対して、いったん素直に「申し訳ありません。」と言います。

その後、どうやっていたら良かったかを冷静に尋ねましょう。脳を使わせることで怒りのエネルギーを分配するのです。

また方法を教わった後は、上司を持ち上げるようにしましょう。「そうだったんですか。〇〇さんの説明のおかげで、よく分かりました。」と言うと、相手は機嫌をすぐに持ち直すことでしょう。
 
10. ハラスメントとして報告する
もしキレる人が上司や部下であるならば、ハラスメント対策委員会に訴えるのが社会的に最も有効な対策です。決して遠慮せず、早めの決断が大切です。ハラスメントとして訴えることはあなたにとっても大切なことですが、周囲の人のためにもなることです。もしあなたから訴えることが難しければ、他の話せる人に相談してみてください。

11. 毅然とした態度を通す
もしキレているのが客ならば、マニュアルに沿って対応しなければなりません。その際、おどおどしていたら余計に付け込まれますので、毅然とした態度でマニュアル通りに行動してください。そうすれば、あなたはするべきことだけをきちんとしたため、あなたに非はないことになります。

12. 公的機関に相談する
あまりにも客の暴言が目に余る場合は警察に被害届を出しましょう。
また、自分の夫や恋人がキレる人であなたが女性ならば、DVとして女性相談所(場所によっては婦人相談所)に相談してみてください。きっとどうすればよいか助言をくれるはずです。

病気や障害の可能性も?こんなときは病院へ

キレやすい人の中には、以下の2つの精神疾患と1つの発達障害、1つの外傷が関わっている人もいます。もし以下の4つの特徴がどれか一致する場合は、医療機関に行くことをお勧めします。

1. うつ病

うつ病というと、くよくよと落ち込み、自分が悪いと責めている人を想像しがちですが、そうではないタイプのうつ病もあります。非定型うつ病というタイプのうつ病の約3割に、キレるといった行動が見られることが指摘されています。

この非定型うつ病は、従来のうつ病と同様に体が鉛になったように重たいという症状もありますが、うつ病の原因となったもの以外と接する分には比較的元気でいられるという特徴があります。例えば、職場には行けなくても、ディズニーランドで遊べるといった具合です。

この場合は薬物療法に頼らなければ治りませんので、精神科に行ってください。非定型うつ病が治れば、元の状態に戻ってくれると思います。

2. 認知症

中高年の年齢層の人が、約束を忘れて逆ギレをしたり、会話をしていたら急に「意味が分からない!」と言って怒鳴りだしたら、認知症の可能性もあります。

認知症のため理解力が徐々に低下していったので、約束したことをつい忘れてしまったり、会話について行けなくなってしまうのです。認知症は高齢者の病気とイメージされやすいですが、40代後半の人でも認知症になる危険性はあります。

昔はそうでもなかったのに、年を取ってキレやすくなるというのは誰にでもあることです。しかし、それが周囲の人にとって負担に感じるほどであるのならば、あなた一人で抱え込まず、他の人に相談した方がいいと思います。地域の総合病院や診療所でも、物忘れ外来として相談機関が近年増えています。認知症は完治しませんが、その症状を緩和させる薬はあります。少しでも早く相談しましょう。

3. 注意欠陥・多動性障害(ADHD)

注意欠陥・多動性障害(ADHD)の人にも、衝動性があるためキレやすいという特徴があります。ADHDは集中力がない、じっとしていることが苦手、後先を考えずに行動してしまうの3つの症状の特徴があります。誰でもある程度は当てはまるとは思いますが、それがあまりに酷いとADHDと診断されることもあります。

ADHDは生まれながらの発達障害のため、突然なるものではありません。うつ病や昔の言葉でいうとぼけ(今の言葉なら認知症)と違い、ADHDは比較的新しい概念です。そのため、何か昔から生きづらいな…と思っていたら、実はADHDだったということもあります。もしADHDだった場合は障害を緩和させる薬も開発されていますので、一度病院に相談に行った方がいいです。

4. 頭部への外傷

もし今まで穏やかだった人が、ある日を境に急にキレやすくなったとしたら、頭に大きなけがを負ったことはなかったか思い出してみてください。普通の善良な人が頭に大けがを負ってから、別人のように乱暴な人になってしまったという事例が心理学にはあります。もし頭をどこかで打っていたとしたのなら命の危険性もあります。そのため、本人のためにも早めに病院に受診してください。

まとめ

怒る・キレるというのはストレスや不安の発散方法の1つです。
キレやすい人というのは(1)ストレスが多い、(2)相手の性格的なもの、(3)年を取ったため理解力が低下しているの3パターンに大抵分類されます。

そのため、キレられる妥当な理由があなたに思いつかない場合は、基本的にスルーして受け流すようにしてください。

スルーするのが難しい場合は、キレやすい人とはできるだけ距離を取るようにしましょう。キレる人にやられてしまい、あなたもストレスをたくさん抱え込み、それでまた誰かにキレてしまうという負の連鎖を繰り返さないよう、早めの対処を行うようにしてください。

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