牡牛座の新月の意味・願い事と書き方は？人生・恋愛・人間関係・お金

牡牛座は4月20日～5月20日生まれの人です。

「新月デクラレーション」という言葉を知っていますか？デクラレーションは「declaration」と書き、宣言・発表という意味の言葉です。新月デクラレーションは、新月に行う、願いを叶える秘術のことです。

この秘術は、一般的にアファメーションと呼ばれる技法に、占星術と宇宙のパワーを取り入れてできています。

アファメーションとは「affirmation」と書き、肯定・確定といった意味を持ちます。「私はもっと良くなる」「私は楽しく生きる」などといったポジティブな宣言をすることで、前向きな考え方ができるように自分で自分を誘導するという自己啓発の役割を持っています。一人で手軽に行える、スピリチュアルな開運法なのです。

私たちはいついかなる時も宇宙の影響・恩恵を授かって生きています。宇宙の導きが私たちに届くとき、願いごとが叶うのです。

地球の願い事を宇宙に届ける窓口のような役割をするのが「月」であり、それを聞き届けた宇宙が願い事を叶えてくれる力をあなたにもたらしてくれます。これが、月に願うとその物事が叶う仕組みです。

「願い」に、「正解」はありません。正しい願いや間違った願いなどというものは存在せず、あなたの願いの強さが叶える力へと繋がるのです。

今回は、牡牛座の新月にすると効果的な願い事やそのやり方をご説明いたします。

牡牛座の人生の使命は、「基本的な生活基盤を築き、充足を得ること」です。

12星座の中で2番目に位置する牡牛座は、つかまり立ちを覚えた頃の赤ちゃんと同じような存在です。彼らは恐れを知らず、おぼつかない足取りでどこへでも行き、何でも触れ、口に入れようとします。まるで、世界と関わりを持つことで自分の存在を確かめようとしているようです。

牡牛座もそんなところを持った星座です。五感が発達し、身体感覚に優れ、鋭いセンスを持っています。そんな自分の体を使って外の世界を確認し、味わうことが牡牛座の持って生まれた性なのです。

そして、自分の身を守るための強い本能も持っています。自分が明日も生きていられる保証が無い、そんな状態では世界の豊かさを味わっている場合ではありません。自分の居場所を確保し、生きていられる状態を維持すること、安定した生活基盤を作ることは生命にとって何よりも大切なことです。

生きる本能に忠実であるために優れた五感とセンス、そして安定した環境を求める慎重さを持っているのが牡牛座です。

牡牛座は「安定化させる、富と豊かさを生み出す」ことがテーマの星座です。

12星座のトップバッターである牡羊座は、「始める力」を司っていました。それを受け継いだ牡牛座がすべきことは、「始めたことを継続し、安定化させる」こと。そしてそれを「実らせる」ことです。

牡牛座はお金や物質を支配する星座です。農作物や工芸品など、物質は人々を豊かにするために無くてはならない存在です。それぞれが持つものを交換し、より様々な形で安定して富を得るために、人間は貨幣を発明しました。日常のあらゆる面で人間を支えるもの、それがお金であり、物質です。

牡牛座が司るのは、生活の基盤そのものです。土の星座であることもそれに関連して、大地や植物、それらがイメージさせる安心感や安定感も牡牛座の支配領域です。

物質的に豊かになりたいとき、しっかりした関係性や生活基盤が欲しい時。牡牛座の新月に願い事をしてみましょう。

牡牛座の新月は、物事を安定化させたいときにうってつけです。才能や資質を活かしたい時や、あやふやな関係を強固なものにしたい時も牡牛座が助けになってくれます。

また、特におすすめなのが金運アップに関する願い事です。牡牛座新月の前後には蠍座満月が、牡牛座満月の前後には蠍座新月が必ずやって来ます。牡牛座と蠍座は12星座の中で金運アップ効果が特に高い星座です。

お金や物質を引き寄せる力が強く、出来上がった流れを安定化させるパワーもあるので、コンスタントな収入を望む場合は牡牛座の新月に願いましょう。

牡牛座の新月におすすめの願い事の内容は以下のようなことにするとよいでしょう。

・豊かで快適な毎日を送る
・スタートした事柄を安定路線に持って行く
・衣食住のクオリティを高める
・収入・財産を増やして経済的・物質的に満たされる
・才能・センス・感性をビジネスに活かす
・辛抱強く一つのことに取り組む

また、牡牛座は体の部位では首・喉を司ります。肉体の美容や健康などについての願い事がしたいときは、これらの部位に絞りましょう。

・首・喉・声・甲状腺に関すること

以下は牡牛座の新月デクラレーションに使いたいキーワード一覧です。

◯お金に関すること
収入、富、財産、資産、不自由の無い暮らし、余裕

◯才能に関すること
センス、完成、芸術、職人技、生まれ持った才能

◯豊かさに関すること
快適な、心地よい、潤沢な、贅沢な、上質な、価値のある

◯堅実さに関すること
着実に、一歩一歩、定期的に、コンスタントに

◯安定化に関すること
満たされる、継続する、蓄積する、恵まれる、確実にする

◯その他牡牛座らしい形容詞・副詞
植物、花、大地、安心する、味わい尽くす、五感、衣食住

慎重さや安定感を司る牡牛座の新月のパワーは、あなたに「謙虚さ」をもたらしてくれます。あなたの持つセンスが活きます。

文房具やコスメなどの小さな持ち物、お昼のお弁当のおかずの話など、何気ない場面から気になる人の好みを掴むことが出来そう。周りに流されないマイペースなところも好感を持たれるでしょう。

見えないものに過度に緊張して不安が募る夜もあるかもしれません。そんなときは、ホットミルクを飲む、スマホを遠くにおいて早く寝るなど、リラックスするためのちょっとしたマイルールを作って毎日実践してみましょう。ナチュラルな生活基盤を守ることが気持ちを落ち着かせてくれます。

まず、紙とペンを用意します。紙はどんな紙でもいいですが、ピンク色の紙が開運効果が強いとする説もあります。そして、手書きが基本です。鉛筆では無く、消せないペンが望ましいです。緊張感と祈りがほどよくこもります。

新月の夜は「願い事」を書き、満月の夜には「感謝」を書きます。正確な新月・満月時間から10時間以内に書き終えてください。（無理であれば24時間以内で）フライングはしないようにしてください。

願い事を声に出しながら書くといっそう効果的です。願い事の数についてはどの程度が適切なのかははっきり決まっていません。欲張りすぎると宇宙に呆れられてしまうかもしれませんが、かと言っていくつ以上は駄目だと定められているわけでもありません。
2個～10個までとする文献もあります。

願い事は「アファメーション（宣言）」の形にしましょう。「宝くじに当たりますように」などといったように、「～しますように」という願い事形式の書き方では、あなた自身の決意が弱く感じられます。月・宇宙に「この人は願いを叶えるという強い信念がなく、他力本願なのか」と思われてしまいますので避けましょう。

「～します」という断定的な文末にすると、「宣言」の形になります。「～を意図します」という文末も、決意が表れていて良いですね。

願いは不確かな要素が多いと叶いにくくなります。つまり、具体的なビジョンがあればあるほど良いです。先ほどの宝くじの例ならば、「私は宝くじで○円当たり、○○して幸せな生活を送ります」といったように、具体的な目標はどのくらいなのか、また願いが叶ったらどうするのかを詳しく記述すると良いでしょう。

過去形もNGです。「もう叶ったことなのかな？」と宇宙が考え、その願い事はスルーされてしまうでしょう。

他人を不幸にするような願いは聞き届けてはもらえません。宇宙は地球を愛に溢れた世界にすることや、この世に住む生き物があまねく幸せになることを願っているからです。あなたの周囲の人々にも良い影響を与える可能性のある願いが叶いやすいです。

・私は今この瞬間から、私が本当に価値を感じるもののためだけに時間を費やすことを意図します。

・私は、いったん始めたことを途中で投げ出すこと無く、最後までじっくりと取り組むことを意図します。

・私はリッチな男性と出会い、何不自由の無い豊かで幸せな暮らしができることを意図します。

・私は、価値観の合う異性と結婚し、一生涯誠意ある関係でい続けることを意図します。

・私は○ヶ月以内に、自分の持っているスキルとセンスを最大限に発揮できる仕事に就くことを意図します。

・私は○○として独立し、○○の専門家としてその業界の第一線で活躍していくことを意図します。

・私は、他人と自分を比較して卑屈になったりすることなく、夢に向かって一歩一歩着実に進むことを意図します。

・私は、周囲の人々と打ち解け、快適な生活を送るために安定した人間関係を築くことを意図します。

・私は、毎月○万円のお金がコンスタントに入ってくることを意図します。

・私は、私の思う贅沢を存分に味わえるだけのお金が、銀行口座に毎月確実に入ってくることを意図します。

・私は今年中に、家を建てるための資金を手にすることを意図します。

新月の願い事は、次の満月には叶うと思っていませんか？
そうとは限らないのです。牡牛座は「慎重さ・安定感」を司る星なので、スピーディーな展開を望んでも、牡牛座には難しいことかもしれません。勿論すんなりと叶う願いもあるでしょうが、そうでないことも多いでしょう。

新月に願い事をしてから叶うまでの期間は、書いた願い事によります。あなた自身に関する願い事ならば、あなたの決意や信念が願いの成就に大きく関わるので、多くは時間をかけずに叶うでしょう。

恋愛や人間関係など、相手のある願い事の場合は少し時間がかかる傾向にあります。

目安は、約半年後にやってくる同じ星座の時の満月です。牡牛座の新月に書いた願い事は、半年後の牡牛座の満月に確認してみてください。

「代償」というほどではありませんが、月に願ったならば、次は月に感謝をしましょう。願い事をした新月の次の満月が感謝をするタイミングです。

宇宙は調和やバランスを重視します。月に願えば叶うからといって、ああなりたい、これが欲しいと欲しがってばかりいるのはバランスを欠いた行為です。

願いが叶わないとしたら、それはあなたの中で願いに関するバランスが崩れているから。何かを欲しがり「受け取る」ことを望むならば、あなたから「与える」行為もしなくてはなりません。

まだ願いが叶っていなくても、叶っていないから感謝をしないのではなく、「もうすぐ叶えてくれる宇宙に前もって感謝しておく」という考え方をしましょう。あなたが感謝をすれば、宇宙も愛をもって答えてくれるはずです。

また、願い事の書き方も工夫を凝らしましょう。一度願いを書いてみて、「いつまでに叶って欲しい」と思う期限までに叶わなかった場合でも諦めないことが大事ですがいつもいつも同じ願い事を書き続けていても駄目なのです。

サインの得意分野に関連するような書き方で、色々な方向から願い事を書いてみましょう。願い方、書き方を変えることによって、月・宇宙がその願いを聞き届けてくれる可能性が上がることだってあるのです。

それと共に、あなたが「こうすれば願いが叶うかもしれない」という別ルートの可能性に気がつくことができるというのが大きな利点です。

新月デクラレーションは、宇宙の導きによってあなたの願いを叶えるスピリチュアルな開運法です。ここでは、牡牛座の新月に効果的な願い事の書き方について紹介して参りました。

あなたが仕組みを正しく理解し、うまく使いこなすことが出来れば、新月デクラレーションは単なるおまじないを超えた強い開運法になります。

新月デクラレーションについて興味を持ったなら、早速試してみましょう！月と宇宙のパワーを借りて、あなたも願い事を叶えてみませんか？