特に家を出る理由がないから実家暮らしを続けているだけなのに、「いい年をした大人が実家住まいなんておかしい」と言われたことはありませんか?
立派な成人がいつまでも親と同居していると、実態は別として、周囲からパラサイトシングルだと思われるかもしれません。
そこで今回は、パラサイトシングルの意味と特徴を徹底解説!あなたがパラサイトシングル状態だった場合、抜け出すための解決策も伝授します。
パラサイトシングルの意味とは?
パラサイトシングルとは、親と同居し、基本的な生活を親に依存している未婚者を意味します。具体的には、次のような状態がパラサイトシングルです。
・親と同居で未婚
・学生ではない
・生活費(食費、水道光熱費、住居費)を親が負担している
・生活費がかからない分、自分の娯楽にお金を使う
・家事炊事まで親に任せている
・有職無職は関係なし
職について一定の収入があっても、お金を家に入れず、金銭を含めた生活のフォローを親がしている状態ならば、パラサイトシングルの定義に当てはまります。親が喜んで社会人になった子供の世話をし、金銭的負担を受け入れている場合も例外ではありません。
パラサイトは、「寄生」「依存」という意味で、「子供が親の負担を考えず依存する」というイメージがあります。しかし、子離れできない親がいつまでも子供を傍に置きたくて、率先して甘やかしている家庭もあります。この場合、親が子供に依存した形になります。
中年パラサイトシングルの人数と割合推移
※折れ線グラフは、35-44歳人口のうち、親と同居していて未婚の人(緑色グラフ)の割合です。
※赤色グラフは、パラサイトシングル(基礎的生活条件を親に依存している可能性のある人)
パラサイトシングルの定義に「未婚者」が当てはまりますが、晩婚化、未婚化が進む日本では、必然的にパラサイトシングルの割合は増加傾向になります。
総務省統計局が毎月実施している労働力調査によると、35~44歳で親と同居している未婚者の推移は、以下の通りです。
以下引用
「親と同居の壮年未婚者(35-44 歳)」のうち、「基礎的生活条件を親に依存している可能性のある人」、すなわち、完全失業者、無就業・無就学者および臨時雇・日雇者数の合計についてみると、1980年には僅か5万人であったが、1990年に19万人、2000年に28万人と増加しており、2010年には75万人と急増してピークに達している。その後、2015年には53万人、2016年には52万人と減少傾向にある。
親と同居の壮年未婚者数(35-44歳)
1980年:約39万人
1990年:約112万人
2000年:約159万人
2005年:約212万人
2010年:約295万人
2015年:約308万人
2016年:約288万人
出典:総務省統計局「親と同居の未婚者の最近の状況(2016年)」
生活を親に依存した状態の壮年層のピークは2010年、パラサイトシングル問わず親と同居の壮年未婚者数のピークは2015年です。
しかし、パラサイトシングルが減少傾向にあるとは言い切れません。この時期を境に、第二次ベビーブーム世代が壮年層から高年層に以降したのも、大きな要因の1つです。非婚化が進む日本では、ある一定の年齢だけでパラサイトシングルの分析はできないのです。
パラサイトシングル男性の特徴
パラサイトシングル男性は、女性と比べてひきこもり状態になっている割合が高いのが特徴です。内閣府が行った「生活状況に関する調査(平成30年度)」では、ひきこもり群の男女比が、男性76.6%、女性23.4%と、圧倒的に男性が多数でした。
有職者のパラサイトシングル男性も多いですが、経済的依存よりも、生活への依存が強いのが特徴です。親が息子の世話をかいがいしく行う環境にどっぷり浸かり、自分の部屋は趣味の物に埋め尽くされている子供部屋おじさんとなります。
親からは「早く結婚して安心させてほしい」と言われますが、パラサイトシングル男性は今の楽過ぎる環境を手放す気はありません。元々恋愛への興味も薄く、趣味に生きるオタク気質が多いのです。
パラサイトシングル男性は、楽観的で先を読む力が弱いのも特徴です。いつか親は老い、介護が必要になるかもしれませんが、真剣に考えず「今が楽ならそれで良い」と本気で思っています。
パラサイトシングル女性の特徴
親が一方的にお世話するパラサイトシングル男性とは違い、女性はある程度家庭に気を遣います。基本的に家事炊事は親に任せますが、時には手伝い、親の話し相手になって、精神的に支えることもあります。
パラサイトシングルの女性は、男性とは違い恋愛への関心も高いです。「いつか結婚して家を出るんだから、それまでは実家で親孝行しよう」という考えで実家にい続けます。しかし、良縁に恵まれず、予定していた年齢をはるかに過ぎても未婚のままで、結果的にパラサイトシングル状態が長期化してしまうのです。
一定の年齢を過ぎると、パラサイトシングル女性は結婚を諦めて「私が家で両親の面倒を見るのだろう」と腹をくくります。自室を自分の趣味にカスタマイズし子供部屋おばさん化する女性もいますが、男性とは違い、親の老後問題をリアルに考えるのが女性の特徴です。女性の方が男性よりもずっとリアリストなのです。
パラサイトシングルになる原因と理由
パラサイトシングルになる原因は1つではありません。次のような原因が挙げられます。
・子供や有職者だが職場は実家から通いやすく、わざわざ家を出る理由がないため実家に住み続け、結果的にパラサイトシングルの状況になっている
・親が子離れできず、「心配だから」と一人暮らしを許さず、子供としては不本意ながらパラサイトシングル状態になっている
・学生時代の就職活動が上手くいかなかったり、失業したりが原因で子供に経済力がなく、実家で生活を支えてもらい一時的にパラサイトシングル化する
・引きこもり状態となり、統計的にもパラサイトシングルに含まれる
パラサイトシングルになる原因は、「いろいろな選択肢の中から実家住まいを選ぶ」と「実家に頼らざるを得ない状況」の2つに大きく分けられます。
パラサイトシングルの問題は?何が悪い?将来は?
パラサイトシングルであっても、親子関係が良好で、将来経済的な不安がなければ、個人的には大きな問題はありません。親の老後で介護が必要になった場合、むしろパラサイトシングルが兄弟姉妹から介護要員として頼られるケースもあります。
一方、子供が親に生活も経済も依存しきっている場合、親が老いて子供の世話ができなくなったり、経済的に困窮したりすると死活問題になります。甘やかされたパラサイトシングルは今更親を支える立場になれず、生活が立ち行かなくなれば生活保護を受けることになり、パラサイトシングルの問題は社会経済にまで発展します。
また、「居心地が良くて実家を出る気がない」というパラサイトシングルは、日本の少子化問題につながります。親が子供を甘やかし続けると子供は大人になり切れません。
パラサイトシングルは個人や家庭の問題だけではありません。社会と密接に関係しているからこそ、国からも度々問題提起されるのです。
パラサイトシングルの自立とは?
パラサイトシングルの自立とは、その定義から脱出することです。実家から出なくても、経済的自立をして、生活を親に頼らない状態ならば、パラサイトシングルを脱出して自立したと言えます。
ですので、有職者のパラサイトシングルならば、自立は難しくありません。実家で暮らしても親に甘えるのをやめて、自分の世話は当たり前のように自分ですれば良いのです。とは言え、実家で両親と同居しているのに、すべての生活を切り離すとむしろ不自由なケースもあります。この場合、家事炊事を親子で分担すれば問題ありません。
難しいのは、安定した収入がなく、経済的にも親に依存しているパラサイトシングルです。まずは仕事を見つけるのが先決ですが、その時点で躓くパラサイトシングルも多いでしょう。自分だけでがんばるのではなく、ひきこもり支援や就職支援を行う機関へ相談し、具体的なアドバイスを受けて、社会復帰を目指しましょう。
パラサイトシングルを抜け出す解決策11個
パラサイトシングルは必ずしも悪ではありません。親子関係が良好で、今はあなたが親を頼ったとしても、将来的に支え合っていけるなら、1つの家族の形です。
しかし、「このままではいけない」と、パラサイトシングルの現状に危機感を持っているなら、今すぐ抜け出すための行動を起こしましょう。具体的にどうすれば良いのか、パラサイトシングルを抜け出す解決策を教えます。
■1. 規則正しい生活リズムを身に付ける
パラサイトシングルを抜け出すには、甘えられる環境に寄りかからない強い精神力が必要です。怠惰な生活をしていては、パラサイトシングルから抜け出せません。
まずは、規則正しい生活から始めましょう。特に無職の場合は、絶対にクリアすべき課題です。毎朝同じ時間に起床し、3食決まった時間に食事をとり、夜更かしをせずに就寝してください。規則正しい生活は体調を整え、物事に対して意欲的になれます。
■2. 家事を手伝う
生活の全てを親に頼っていては、パラサイトシングルは抜け出せません。完全な自立を目指す準備として、家庭で家事の手伝いから始めましょう。
簡単に見えて、家事は創意工夫が必要な仕事で、こまごまと覚えることも多いです。家事を手伝うだけで、大きな気付きがあります。家事を通して、想像力と生活力を鍛えていきましょう。
■3. 料理を覚える
生活力を鍛えて自立するためには、料理も覚えた方が良いでしょう。今は外食産業が充実し、コンビニでもスーパーでも美味しいお惣菜が買えますから、料理ができなくても生きてはいけます。しかし、自炊より割高です。
また、料理はマルチタスクなので、脳トレにもなります。家事全般に言えることですが、家庭内でやるべき仕事は、生活力だけではなく思考力や計画性を高める効果があるのです。
■4. 親の老後を真剣に考える
今は親が元気ですし、あなたを経済的に支援する余力もあります。しかし、親にも必ず老いが訪れます。親の老後問題はあなたと密接に関係しているのです。
今よりもっと危機感を持ち、具体的行動を起こすためにも、親の老後を真剣に考えなければなりません。あなたがパラサイトシングルのまま親の老後を迎えたとき起こりえるリスクを洗い出し、自分がどうすべきかを真剣に考えましょう。
■5. 婚活を始める
元々結婚願望があり、パラサイトシングルも結婚するまでという思いがあるなら、真剣に婚活を始めるのも1つの解決策です。ただし、あなたは今、実家でとても恵まれ甘やかされているのだと自覚しなければなりません。親の代わりを探そうという気持ちでは、婚活は上手くいきません。
自分が結婚に求めるものは何なのか、自分が結婚するためには何を諦め、何を残せば良いのか、じっくり考えた上で婚活に挑みましょう。闇雲に婚活しても、お金と労力を消費するだけです。
■6. 経済的自立ができる仕事に就く
経済的自立はパラサイトシングル脱出のための最低条件です。無職ならば就職は必須、現在職についていてもワーキングプア状態ならば、収入増を見込める活動をすべきです。
特に、昇給が全く期待できないアルバイトやパートをダラダラ続けるのは得策ではありません。親の援助があれば、非正規でも優雅な生活を送れるかもしれませんが、いつまでも親の金が続くわけではないのです。自分の雇用状況は10年後を見越して考えましょう。
■7. 職業訓練に通う
今のあなたの能力で経済的自立できる仕事に就くのが困難ならば、スキルアップの努力をしましょう。
学びにはお金が必要ですが、職業訓練ならば原則無料の講習がいくつもあります。しかも、条件を満たせば職業訓練受講給付金まで受け取れます。ハローワークとも連携しているので、受講後の就職支援も受けられます。まずは、近くのハローワークに問い合わせてみましょう。
■8. 就職サポートを受ける
自分だけで就職活動をするのではなく、就職サポートを受けるのもおすすめです。就職サポートは自治体から民間までさまざまなサービスがあります。一部を紹介します。
・ハローワーク
・地域若者サポートステーション
・ジョブカフェ
・就職エージェント
若者向け、中高年向け、ひきこもり支援など、就職サポートの種類はさまざまです。あなたに合った就職サポートを探して、強い味方になってもらいましょう。
■9. 家にお金を入れる
今あなたに収入があるなら、少しでも家にお金を入れましょう。パラサイトシングルは、本来ならとっくに自立している年代です。親が拒否しても、「けじめをつけたい」「自立した大人になりたい」と言って、何としても受け取ってもらいましょう。自分の生活費を払うのは、大人として当然のことなのです。
親と同居していても、生活と経済の負担をかけていなければパラサイトシングルではありません。最初はわずかな金額かもしれませんが、収入アップしたら入れる金額を増やし、最終的目標を5万円に設定して頑張ってください。
■10. 計画的に貯金する
パラサイトシングルを抜け出して自立するには、金銭管理能力も必要です。実家にいるからと収入の全てを自分の好きなように使っていたら、いざという時即座に困ります。また、親の老後だけではなく、自分の老後資金も考えなければなりません。
貯金があれば、これからの可能性は広がります。趣味や娯楽の誘惑に負けず、計画的に貯金を増やしていきましょう。
■11. 1人暮らしを始める
パラサイトシングル脱出の最終目標は1人暮らしです。親の支援なしに1人暮らしができれば、パラサイトシングルは完全に脱出したと言えます。今よりもずっと生活は大変かもしれませんが、自力での生活から多くのことが得られるでしょう。
もちろん、親の希望や生活状況によっては、1人暮らしより実家住まいの方が、皆にメリットが大きいケースもあります。この場合、無理に1人暮らしする必要はありません。ただし、「いつでも1人暮らし開始可能」な状態にはしておきましょう。そうすることで、精神的にも経済的にも自立した状態をキープできます。
パラサイトシングルと親の介護
親が元気なうちは、パラサイトシングルは優雅な生活を送れます。しかし、親にもいつか老いが訪れ、介護が必要になります。親が子を支えるパラサイトシングルの関係は、必ず逆転現象が起きます。
この時、パラサイトシングルが親の介護要員として戦力になるならば、何の問題もありません。今までの恩返しとして、献身的に親の介護を担います。兄弟姉妹からも感謝され、「厄介者」から「頼りになる存在」に格上げです。
しかし、親に甘やかされたパラサイトシングルは、逆転現象を受け入れられません。最初こそ親の介護をがんばろうとしますが、根性がないのですぐにドロップアウト。弱った親を無理矢理働かせたり、苛立ちをぶつけて虐待をしたりと、問題は大きくなります。
更に、パラサイトシングルが親の年金を頼りに生活していると最悪です。生活費が減るのを嫌がり、親の介護サービスを反対します。親は充分なケアを受けられず、悲惨な老後を迎えるのです。
パラサイトシングルは結婚できない?
無職のパラサイトシングルは論外として、有職者のパラサイトシングルが結婚できるかどうかは、自分の意識にかかっています。最高に居心地の良い実家生活と結婚を天秤にかけているようでは、自ら結婚を遠ざけてしまうでしょう。自分の親ほど無償でお世話してくれる存在はなかなかいません。「結婚して生活レベルを下げたくない」という価値観は、結婚を遠ざけます。
また、「実家LOVE」がダダ洩れしていることに気付いていないパラサイトシングルも、結婚できない傾向が強いです。結婚後は実家を出るつもりでも、交際中恋人は敏感に実家LOVEを感じ、「結婚したら自分より実家を大切にしそう」と察します。すると、交際はOKでも、結婚はNGとなり、結婚に発展しません。
結婚後親と別居する場合、今親と同居している事実だけなら結婚の障害にはなりません。しかし、実家への精神的依存を断ち切らなければ、パラサイトシングルの結婚は困難な道のりだと覚悟すべきです。
40代・50代のパラサイトシングル男性の特徴と今後
40代、50代の高年層パラサイトシングル男性は、まだ親が健康で、同居のメリットを感じている人が多いです。現状では親から経済的生活的支援を受けながら、趣味に没頭できる環境に満足しています。コミュニケーション力が低く、親以外との交流が少ないのも特徴です。
また、40代、50代のパラサイトシングル男性は、同年代の他の男性と比べて収入が低い傾向があります。無職の人も多く、「いつか自立をしよう」と思いながら、ズルズルと親に甘えて今に至っています。周囲から「未だに親と同居なんて気持ち悪い」と思われている自覚があり、「それの何が悪い」と開き直っている状態です。
自立の努力を怠り、パラサイトシングルのメリットを享受している男性は、親の老後への不安を感じながらも、悩みは「自分の時間が減ったら嫌だなぁ」程度。全く現実的ではありません。親の経済力が失われた時、路頭に迷って生活保護に走る典型と言えます。
40代・50代のパラサイトシングル女性の特徴と今後
男性とは違い、40代、50代のパラサイトシングル女性は現実を直視しています。今は娘の立場で親に甘えられていますが、遠くない将来親の介護問題が起こり、それを担うのは自分だと自覚しているのが特徴です。親も娘を頼り、良好な親子関係を保っています。
また、男性と違い、女性のパラサイトシングルは実家以外のネットワークを持っているのが特徴です。同僚や友人と適度に交流し、同じ立場の人と親の老後についての情報交換も行っています。実家に経済的パラサイトをしていても、将来を考えて今から準備をする堅実さがあるのです。
男性のパラサイトシングルは、将来を悲観しつつも現状に甘えるだけなので、生活の満足度は低いです。しかし、女性はパラサイトシングル状態でも、その中で許す限りの娯楽を自分で見つけて、生活を楽しむ工夫をしています。よって、男性に比べて生活満足度が高く、環境の変化にも順応できます。女性の方がたくましいのです。
パラサイトシングルの末路
パラサイトシングルの末路は、親との関係が逆転するまでに準備できるかどうかで大きく変わります。
親の老後問題をきちんと考えて、経済的な問題を解決し、少しずつ生活力を身に付けていけば、パラサイトシングルは素晴らしい介護要員となります。親の老後問題をバネに成長し、親亡き後第二の人生を謳歌できます。
一方、「いつか親は老いる」という問題から逃げて、いつまでも親に頼りきったパラサイトシングルの末路は悲惨です。親が弱ってもサポートできず、それどころか親のお荷物になります。親から「もう限界」と切り捨てられれば、路頭に迷います。場合によっては親を逆恨みして事件に発展します。
特に経済的な親の支援なく生きてはいけないパラサイトシングルは、親が多額の遺産や生命保険を残してくれない限りは極貧状態です。社会とつながる力がなければ、生活保護につなげられず、野垂れ死にしてしまいます。
パラサイトシングル診断チェックリスト
あなたのパラサイトシングル度はどれくらい?質問に答えるだけでわかるパラサイトシングル診断チェックリストを作成しました。
次の質問に「はい」か「いいえ」でお答えください。「はい」が多いほど、あなたのパラサイトシングル度は高くなります。
・生まれてからずっと親と同居している
・1人暮らししたいと思ったことがない
・結婚したいけど今のところあてがない
・子供のころから親は手伝いをあまりさせてくれなかった
・親の手料理最高
・家事炊事はやらないだけで、必要に迫られれば何とかなると思う
・自分の部屋は趣味のもので溢れている
・年収200万円未満だ
・自分の収入はほぼ使い切っているので貯金は殆どない
・家にお金を一銭も入れていない
・未だに親がお小遣いをくれる
・親は良く働くタイプだ
・親と一緒に住むのが親孝行だと思っている
・親と同居の何が悪いのかわからない
・親は健康で老後の不安も今のところ一切ない
まとめ
改めてパラサイトシングルとは何かを知ると、個人の問題だけではないことがわかります。社会に生きる限り、パラサイトシングルは社会の問題なのです。
あなたがパラサイトシングルに当てはまる場合、今後どんな問題が起こるのかを考え、将来を計画した方が良いでしょう。親もいつか年をとります。いつまでお親にとって可愛い息子、娘であることは変わりませんが、いつかはあなたが親を守る存在になるのです。今からでも充分間に合いますから、自分の将来について真剣に考えてくださいね。