仕事をサボる方法・理由13個と場所！バレる？罪悪感は不要？

誰でも「仕事をサボりたい」と思ったことがありますよね。「サボるのは悪！」というイメージがありますが、上手にサボってリフレッシュした方が、結果的に仕事が上手くいくこともあるんですよ。

そこで今回は、仕事をサボる方法や場所をご紹介！サボる人の特徴や心理、サボり癖を直す方法も解説します。

サボるとは、怠けるという意味です。どちらにしても、良い響きはありませんよね。しかし、別の言い方をしたらどうでしょうか。

例えば、「サボる」「怠ける」ではなく「休憩する」と表現したら、必要性を感じます。体力や集中力には限界がありますから、疲れた状態で仕事を続けるよりも、上手にサボって気分転換をすれば、効率アップが図れます。

肝心なのは、サボるタイミングと時間です。切迫した状況なのにサボっていれば、自分の首を絞めるだけではなく、周囲に多大な迷惑をかけてしまいます。また、一事が万事サボっているような状態だと、「あいつは使えない」とレッテルを貼られてしまいます。

また、サボり方も重要です。職場なのにスマホゲームをしていたら、いくら息抜きでも白い目で見られるでしょう。仕事をサボるときは、評価が下がらないような演出が欠かせません。

「特にこれといった理由はないけど、会社を休みたい！」と思うときがありますよね。会社を休みたい時に使える理由を紹介します。

休暇は労働者の権利です。有給休暇があるなら、どんな理由でも休む権利があります。前もって休みたい日があるなら、私用を理由に休暇申請を出すのが一番です。「私用」と言えば、細かい理由を伝える手間が省けます。

ただし、職場の心象を悪くしないために、仕事の調整はしっかり行いましょう。やるべきことをやっていれば、どんな理由でも堂々と「私用で休みます」と伝えて大丈夫です。

あまり多様できませんが、冠婚葬祭も会社を休む理由として使えます。私用で休みづらいなら、「友人の結婚式がある」「叔父の一周忌がある」など、忌引き扱いにならない冠婚葬祭を理由にすると良いでしょう。

前もってではなく、「今日は会社休みたいなぁ」と思ったときは、体調不良を理由にするのがおすすめです。「体調管理も仕事の内」とは言うものの、病気は突然襲ってきます。ですので、当日休みたい理由に適しています。

ただし、感染症の流行期は体調不良の内容に注意しましょう。発熱を理由に休むなら、病院を受診したことにして、感染症の心配がないことを伝えた上で、次の日出社するのがポイントです。

同居している家族がいるなら、「家族の看病が必要で…」という理由も当日会社を休む理由に使えます。この時、次のように具体的な説明すると、信ぴょう性が増します。

・子供が風邪をひき、学校を休むことになった
・突然母親が体調不良になり、病院につきそうことになった
・いつもは妻（夫、祖父母等）がいるが、今日に限って外せない仕事があり自分が代わりに診なければならない

また、家族の看病を理由に休んだ場合は、出社時に「無事元気になりました」「問題ありませんでした」と、簡単な報告もしましょう。

仕事を休むのではなく、就業時間中周囲に気付かれず上手にサボる方法を紹介します。

排泄は生理的なもので避けられません。ですので、就業時間中でもトイレ休憩はいつだって認められます。大事な会議や打ち合わせ中でもない限り、「サボりたい」と思ったら、トイレに立てば良いのです。

狭くても個室なので、完全に1人の状態になれて落ち着き、ほんの数分でもリフレッシュできます。

業種によりますが、就業時間中でも軽い飲食が認められているなら、飲み物の調達もサボるのに丁度良い理由です。デスクでの飲食がOKなら、自動販売機や売店に行って帰るだけになりますが、仕事をほんの少しサボるだけでも、良い気分転換になります。

デスクでの飲食がNGなら、休憩スペースで堂々と飲み物を飲めば良いでしょう。回数や時間が常識的なら、充分許容範囲です。

職場に自由に使えるパーテーションスペースがあるなら、仕事道具を持って作業をするフリをしながらサボりましょう。パーテーションで周囲から視界が遮られているので、サボるのに最適な場所です。

ただし、突然呼ばれたり、上司がのぞいたりするかもしれないので、仕事道具をきちんと広げてカモフラージュしてくださいね。

仕事に余裕があるときにサボりたくなったら、あえての大掃除を始めるという方法もあります。溜まった資料をまとめ直したり、デスクの中を全部出して不要なものを仕分けたりしながら、どさくさに紛れてサボるのです。

大掃除中は掃除道具などを準備するために席を外すので、ときどきいなくなってもサボっているとはバレません。サボりながら身の回りがきれいになって一石二鳥です。

同僚とチームを組んでサボる方法もあります。親しい同僚に声をかけ、社内のボードに「打ち合わせ」と書いておけば良いのです。

一応、上司から内容を聞かれた時のために、何を打ち合わせしたことにするかのすり合わせはしておきましょう。雑談に花が咲いて、声が大きくならないように注意してくださいね。

デスクから離れなくても、サボることは可能です。パソコンにいくつものウインドウを出して、仕事をやっているフリをしながら脳を休めるのです。

ただし、背後からだとサボっているのがバレバレなので、人の配置には充分気を付けましょう。

職場の外に出る用事があるなら、サボるチャンスです。銀行等のおつかいついでに、あえて遠回りしたり、お店に寄ったりしてサボれます。あなたしかやっていない業務なら、いつもより多少外出が長引いても、周囲は不思議に思いません。

あなたが外勤なら、簡単にサボれます。移動にはタイムラグがあるので、「時間調整」という名のもとに、堂々とサボっても問題ありません。飲み物や食べ物を購入するために、コンビニや飲食店に入ったついでにサボるのも良いでしょう。

「サボる」と言うと、響きが悪いですが、仕事に休憩はつきものです。あなたがしっかり仕事をしているなら、堂々と休憩しても問題はありません。

ただし、周囲への気遣いは必要です。皆が忙しそうに動いているとき、あえて視界に入る場所で堂々と休憩すれば、「サボっている」とイライラさせてしまいます。堂々と休憩するときは、空気を読んでタイミングを間違えないようにしましょう。

仕事をサボれる場所は、当然ですが社外と社内では変わります。基本的に1人行動の社外の場合、時間調整で「どこにいようか」と迷うこともありますよね。まずは、社外の仕事をサボるおすすめの場所を紹介します。

・ファミレス、ファーストフード店
・図書館
・ショッピングモール
・漫画喫茶
・カラオケボックス
・公園

どの場所も、長居しやすいメリットがあります。また、誰かに発見されたとしても、「昼食をとっていた」「時間調整でデスクワークしていた」と、言い訳しやすいのがポイントです。

一方、社内の場合はサボれる場所が限られています。最も手軽なのはトイレの個室です。洋式トイレの便器のフタを閉じれば椅子になり、スマホをいじったり数分仮眠したりできます。また、パーテーションに区切られた作業スペースも、仕事道具を持ち込めば、周囲にバレずにサボれます。

上手くサボっているつもりでもバレてしまうのは、あなたが思っている以上に人の目があるからです。仕事のサボりがバレる理由の多くは、「直接発見される」もしくは「誰かがチクる」のどちらかなのです。

例えば、自分しか担当していない社外のエリアでサボりがバレるのは、意外なところで同業者があなたを見つけているからです。本人にチクったつもりはなくても、得意先や仲間内で話題にされれば、ひょんなことから上司に話が伝わるかもしれません。

また、ときどきサボり自慢をする人がいますが、バレたくないならNG行動です。他言無用が前提でも、自分の評価を高めたくて上司に報告する人がいないとは限りません。

一方、社内でサボりがバレるのは、演出下手なのが理由です。「休憩」ではなく「サボっている」と認識されるのは、あなたのサボり方があからさまで下手なのでしょう。バレたくないなら、もっと工夫すべきです。

仕事のサボりがバレたときに評価を下げないために、言い訳を用意しておきましょう。いくつか仕事のサボりがバレたときに使える言い訳を紹介します。

社外の場合
・トイレに行きたくてお店に入った
・遅い昼食をとっていた
・書類を広げる場所とネット環境が必要だった
・急な腹痛（頭痛）で休まざるを得なかった

社内の場合
・打ち合わせの準備をしていた
・体調が悪くトイレにこもっていた
・昼休みが取れなかったので時間をずらした

サボるときは、常にバレた場合を想定し、仕事のフリを怠らないのがポイントです。

ちなみに、仕事を休むのは労働者の権利なので、特に言い訳は不要です。遊ぶ場合は最初から「私用」と伝えれば良いでしょう。

もしも、私用で休みがとりづらく、自分や家族の体調不良を理由にした場合は、「用心して休んだが、大したことなかった」「病院の帰りだった」など、バレた状況に合わせた言い訳を考えておきましょう。

仕事をサボる人の心理は「めんどくさい」の一言に尽きます。とにかく、仕事が面倒でやりたくないのです。だから、ギリギリまでサボります。どうしようもなくなって、ようやく重い腰を上げるのです。仕事をサボる人は常にギリギリまで仕上げません。時にはギリギリアウトになるときもあります。

また、仕事をサボる人はまとめてやろうとする特徴があります。目の前に３分で終わる仕事が合っても、「それだけをするのは面倒だから、後でまとめてやればいいや」と思って手を付けません。

その内に、小さな仕事がどんどん溜まります。溜まれば溜まる程、「やる順番を考える」「やるべき仕事を掘り起こす」という無駄な作業が増え、益々仕事が面倒になります。そして、やっぱりギリギリまでやらずにサボってしまいます。

これが日常なので、当然仕事をサボる人のデスクも頭の中も散らかっています。常に探し物をしているのも、仕事をサボる人の特徴です。

仕事をサボっているのに周囲から評価が高い優秀社員と、相手にされないダメ社員には、大きな違いがあります。

優秀社員は仕事が早く、余裕を持って仕上げます。実績があるので、サボっていても催促されません。一方、ダメ社員は催促され続けてようやく取り掛かります。納期に間に合わないことも多いです。

また、優秀社員とダメ社員では、仕事の完成度も違います。優秀社員は効率を重視するだけではなく、求められた以上に仕上げます。しかし、ダメ社員は仕上げた仕事にミスが多く、結局二度手間になります。仕事が遅い上に完成度が低いので、もちろん評価も低くなります。

更には、優秀社員はサボっていても、周囲からそのように認識されないテクニックを持っています。自分を演出する術に長けているのです。ダメ社員はあからさまにサボるので、当然周囲にはバレバレになります。優秀社員とダメ社員では、職場での存在感に雲泥の差があるのです。

仕事のサボり癖は、自分に甘くても今まで決定的に困らなかったのが大きな原因の1つです。

自分がサボっても、最終的には周囲に助けられたり幸運が重なったりして、何とかなってきたので、「サボっても大丈夫」という思考に戻ってしまいます。結局、本気で「サボるのをやめたい！」と思っていないのです。

しかし、「そんなことない！すごく努力しても、別のことに意識が向いてしまう」と悩んでいるなら、発達障害を疑っても良いかもしれません。子供のころから気が散りやすく、集中が長く続かないのは、ADHDという発達障害に起因している可能性があります。

もしも、サボり癖の原因が脳機能にあるなら、自分の特性を知って効果的な対応や適切な支援を受けることで、改善が見込めます。また、周囲に理解を求めることで、誤解を防ぎ傷つく機会も減らせます。

「仕事で疲れた…」「休暇を取りたい…」と思っても、サボることに罪悪感があり、なかなかサボれない人もいるでしょう。

しかし、サボるのに罪悪感は不要です。サボると思うから妙な罪悪感があるのです。あなたはサボるのではなく、仕事の効率を上げるために一息つきたいだけ、あるいは労働者として当然の権利である休暇をとりたいだけ。そもそも悪いことではありません。

それでも罪悪感を持つのは、あなたが人に気を遣うタイプだからでしょう。「皆がんばっているのに…」「迷惑かけるかも…」という気持ちが、罪悪感につながってしまうのです。

また、罪悪感を持つ人は融通が利かない一面があります。仕事をサボる同僚や仕事をサボる先輩、上司の前だけ仕事する人に対して「なぜ平気でサボれるんだろう？」とイライラしてしまいます。人より職場でストレスを感じやすいため、もっと力を抜いて上手に息抜きができるようになると良いでしょう。

「仕事のサボり癖を直したい。でもどうすれば良いのかわからない」というあなたのために、仕事のサボり癖を直す克服方法を伝授します。

仕事のサボり癖が一向に直らないのは、心のどこかで「結局何とかなる」「皆優しいし大丈夫」という油断があるからです。サボり癖を直したいなら、第一に危機感を持つべきです。

・今のままではいつかリストラされる
・周囲から見向きもされなくなる
・ダメ社員の烙印をおされて家族や友達が離れていく

大袈裟だと思うかもしれませんが、これくらいの危機感を持ちましょう。「ヤバイ」という気持ちにならなければ、自分は動けないのだという自覚が必要です。

仕事をサボってしまうのは、「何しようかな」と迷っている内に面倒になるのが原因の1つです。目標が漠然としていると、やる気を出すのも難しくなります。

出社したら、まずは今日1日最低限やるべき目標を立てましょう。細かく設定するのがコツです。「よし。これは終わったぞ」と小さな達成感を積み重ねることが大切です。

目標が決まったら、今すぐ取り掛かりましょう。サボり癖がある人に限って、「〇分から始めよう」と、無駄な切りの良さにこだわります。無意識にサボるための言い訳を探しているのです。

後回しにして良いことなど1つもないと思って、とにかく今すぐ仕事にとりかかりましょう。「面倒だな…」「サボりたいな…」と思ったときこそ、手を動かすのです。

サボり癖がある人は、ちょこちょこと休憩をとりたがるのが特徴です。5分やっては3分休み、10分やっては5分休み、ダラダラと仕事を続けます。休む度に作業は止まって効率が落ち、結局仕事にかかる時間は増えてしまいます。すると、「疲れた」と、もっと長い休憩をとってしまい、負のスパイラルです。

仕事を始めたら、「終わるまでは休まない！」と、強い決意を持ちましょう。細かい目標設定がここで役立ちます。5時間かかる作業でも、細かく目標をつけて30分から1時間程度に区切って、その時間は仕事をする手を休めてはいけません。休憩は先ではなく、必ず後にとりましょう。

終わるまで休まないと決めても、つい気が散ってしまうものですよね。これは、余計な情報が多いからです。仕事をする場所なのに、プライベートなスマホや書籍、お気に入りのグッズなどがあると、ついそちらに気が向いてしまいます。

ですので、余計な物は極力視界から外しましょう。仕事に関係ないものは、とりあえず引き出しやカバンの中にしまい、目に入るのは仕事関係のものだけにするのがポイントです。

万全の体制で仕事に望んでも、「めんどくさい」「疲れた」「早く休みたい」という気持ちは必ず訪れます。そんな時こそ、思考を無にしてください。何も考えず、とにかく手を動かすのです。思考が必要な仕事なら、とにかく仕事のことだけを考えます。

余計な感情をしまい込み、淡々と仕事に打ち込めば、必ずいつか終わります。しかも、余計な感情に流されなければ、辛い作業からそれだけ早く解放されるのです。

気持ちに負けてサボったとしても、終わるまで仕事に縛られるので良いことはありません。「また、仕事をやらなければならない…」という現実からは逃れられないのです。ならば、先に仕事を終わらせて、心置きなく休んだ方が、ずっと気分爽快になれます。

人の集中力は45分が平均的な持続時間です。「サボらないでずっと仕事するぞ！」と思って無理に頑張ると、反動が大きくなります。到底継続できません。

サボり癖を直したいなら、仕事のやり方にメリハリをつけましょう。45分前後を基準として、「やるときはやる！」「休むときは休む！」と、明確に分けて取り組むのです。ただし、サボり癖がある人は、ついつい休憩時間が長引きやすいので、最初から「休憩は〇分」と決めて厳守しましょう。

仕事をサボっていても、結果を出していれば問題はありません。出世は難しいかもしれませんが、万年平社員としての立ち位置を確立し、定年退職まで無難にやり過ごせるでしょう。野心がない分、平和な人生を送れるかもしれません。

しかし、サボった挙句に納期を破ったり、仕事にミスが多かったりする人の末路は悲惨です。「あの人に仕事を任せると、返って自分の仕事が増えるだけ」と周囲に認識され、誰からも相手にされなくなります。それでも雇われている間は、最低限の給料は保証されますが、会社の業績が落ちて危機的状況になれば、真っ先にリストラの対象者になるでしょう。

会社を退職した後は、更に悲惨な人生が待っています。サボりを容認してくれる温い職場に慣れ切ったあなたは、就職活動も中途半端。「面倒」という気持ちがダダ洩れで、何社受けても採用には至りません。ニートに落ち着けばまだマシで、最悪アルバイトしながら極貧生活になります。

「サボりたい」という気持ちは誰もが抱くものです。しかし、同じ気持ちでも職場の評価はさまざまです。あなたがもし「どうせ自分はダメ社員だし、今更頑張っても意味がない」と思うなら、もう少しだけ工夫をしてみましょう。要領良くサボれば、今よりもずっと仕事の効率が上がり、成果が出せるかもしれません。

息抜きや休養は大切です。「サボるのはダメ」と極端に考えず、自分の余力と相談しながら上手に仕事をこなしていきましょう。休息と活動のバランスが良ければ、あなたのモチベーションはもっと上がるでしょう。