遊び心の意味とは？例文・使い方と遊び心がある人の特徴10個！大切？

遊び心がある人って素敵ですよね。会話の中で相手の遊び心を感じると、見習いたくなるものですが、「自分はセンスがないから無理だ」と諦めていませんか？遊び心は日常のちょっとした心がけで養えるんですよ。

そこで今回は、遊び心の意味を徹底解説！遊び心を養う方法も紹介します。

名詞の英語だと、遊び心は以下のような表現になります。

・playful
・playfulness

その他、以下のような表現方法もあります。

・sense of fun

いくつか英語の例文を紹介します。

・He is playful.（彼には遊び心がある）
・I always try to be playful.（私はいつも遊び心を忘れないようにしている）
・This pen is practical and playful.（このペンは実用的な上に遊び心がある）
・Playfulness is important when trouble occurs.（トラブルが起きたときこそ遊び心が大切だ）
・This project is full of sense of fun（この企画は遊び心に溢れている）

英語では「遊び心」はスラングに相当し、改まった場所ではあまり使われない表現になります。

遊び心は、心にゆとりを持って人生を楽しむパワーになります。しかし、必ずしも必要とは限りません。人によっては、目標に向かって実直に努力を重ねたり、淡々とやるべきことをこなして楽しい時間と完全に分けて考えたりした方が、成果が出せるケースもあるでしょう。自分にはどんな方法が向いているのかを考えて選ぶことが大切です。

とは言え、人はユーモアで楽しいことに魅力を感じます。条件が同じならば、遊び心を感じた方に、心惹かれる可能性は高いです。遊び心は気持ちのゆとりでもあるので、人に対しても大らかに接することができ、信頼を得やすくなります。また、遊び心は「とりあえず楽しみながらやろう」とポジティブな気持ちにしてくれるので、ストレスに強くなれるメリットもあります。

自分に合わないならば、無理に遊び心を取り入れる必要はありません。しかし、今をもう少し楽しみたい気持ちがあるなら、遊び心を意識すると良いでしょう。

遊び心がある人とは、具体的にはどんな人を指すのでしょうか？遊び心がある人の特徴を徹底解説します。

遊び心がある人は、心に余裕があるのが特徴です。やるべきことが山積みでも、パニックに陥ったり悲観的になったりはしません。必ず心のどこかに余裕を持っていて、大変なときでも、そんな状況を楽しもうと考えます。

常に心に余裕があるので、イライラを理不尽に誰かにぶつけたりもしません。逆に、遊び心たっぷりな発言で、緊迫した空気を穏やかにしてくれます。

ユーモアセンスに富んでいるのも、遊び心がある人の特徴です。常に楽しいこと、面白いものにアンテナを張っているので、自然とユーモアセンスが磨かれます。しかも、「毎日を楽しみたい！」という向上心があるので、新たなユーモアを自分で編み出していきます。

遊び心がある人は、興味の対象が多く視野が広いです。偏見や固定概念がなく、どんなものにも興味津々。目を輝かせて取り組みます。人の好き嫌いも少なく、さまざまなタイプの人とコミュニケーションをとります。

多様な価値観に触れる機会が多いので、器も広くなります。大概のことには動じず、でんと構えられるので、遊び心を発揮できるのです。

遊び心がある人でも失敗します。だけど、失敗しても慌てず臨機応変に対応します。遊び心がある人の臨機応変さは多岐に渡り、仕事や人とのコミュニケーションを円滑にします。トラブル解決力に長けているので、周囲からの信頼も厚いのが特徴です。

「どうしたらもっと楽しくなるだろう？」と、常に考えているのが、遊び心がある人の思考パターンです。既存のルールに囚われず、より良い方法を探しています。楽しく面白くするための努力を惜しまず、試行錯誤の末に素晴らしいアイディアを生み出します。

遊び心がある人の日常は、創意工夫に溢れています。普通の人が何も考えず淡々と行うルーティンワークでも、更に効率化して、且つ楽しんでしまうほど、創意工夫が上手です。

自主性の高さも、遊び心がある人の特徴です。楽しいことが起こるのを待つのではなく、自分から飛び込んでいきます。退屈な時間は大嫌いなので、何もせず耐えるなんてできません。「どうしたら、つまらない時間を変えられるか」を考えて、率先して行動を起こしていきます。

自主性の高さは、仕事でもプライベートでも大きく評価されます。評価が高まれば居心地が良くなり、遊び心がある人は更に毎日が楽しくなります。

自由な発想を得意とする遊び心がある人ですが、実は高い協調性の持ち主でもあります。人の流れを遮らず、迷惑をかけない範囲で、遊び心を存分に発揮しているのです。そこが、遊び心がある人が周囲から愛される理由です。

協調性が高いのは、遊び心がある人が「自分だけではなく、みんなにも楽しい気持ちになってほしい」という気持ちが強いからです。視野が広く、多くの価値観に触れているので、人を選ばず楽しめる能力に長けています。だから、遊び心がある人は万人から愛されるのです。

遊び心がある人は、人間観察が趣味です。人が大好きで、誰に対しても興味を持ち、数々の発見をしていきます。しかも、短所ではなく長所を見つける天才です。だから、遊び心で人を楽しませられるのです。

どんなときでも楽しむ気持ちを忘れず、ポジティブに取り組める遊び心がある人は、ストレスに強い特徴があります。逆境に立たされても、それすら楽しんでしまおうと考え、絶望することはありません。

また、嫌々やるのと、楽しみながらやるのとでは、ストレスの感じ方が違います。何でも楽しむ工夫ができるので、遊び心がある人は体力的に疲れていても、精神的疲弊は少なくなります。

どんなに遊び心があっても、「これは楽しむ術がない。やるしかない」というジャンルはあります。また、遊び心無用なシーンもあります。そんな時は、気持ちを切り替えて、やるべきことをやるのに集中できるのが、遊び心がある人の強みです。思考にメリハリがあるのです。

メリハリは、気持ちの切り替えのうまさにもつながります。遊び心がある人でも落ち込む日はあるものです。だけど、暗い気持ちを引きずらず、ポジティブに切り替えられます。しかも、ただ立ち直るのではなく、落ち込んだ原因を分析し、次に活かせるのです。転んでもただでは起きないのが、遊び心がある人の強さと言えるでしょう。

大人になるにつれ、人は社会の一員としての自覚を持ち、常識的行動をとろうと努力するようになります。その内に、「真っ当な大人」という固定概念に縛られ、子供のころの自由な発想を忘れがちになります。

しかし、遊び心がある大人は、常に童心を忘れません。喜怒哀楽に富み表情豊かで、何事に対しても好奇心旺盛です。もっと面白くする方法を考え、ワクワクすることを探し続けます。そのため、非常に発想豊かで、思いもよらないアイディアを提案し、皆の注目を集めます。

また、遊び心がある大人は、心に余裕があるのが特徴です。童心は忘れませんが、精神は大人として成熟しています。子供のようなワガママは言わず、むしろ人の気持ちを受け入れる大らかさを持っています。心が広く茶目っ気たっぷりなので、どんな場でも明るくするムードメーカーです。

遊び心がある男性は、女性からモテるのが特徴です。自分だけではなく、相手も楽しませようとサービス精神旺盛で、話題も多く、ユーモアセンスに溢れているため、モテるのは必然になります。

人に興味津々な遊び心がある男性は、社交的でコミュニケーション力が高いです。更に、プライベートはもちろん、仕事でも常に新しいアイディアを試行錯誤しています。そのため、職場での評価は高く、信頼も厚くなります。

モテモテで仕事もできるパーフェクトヒューマンのような遊び心がある男性ですが、自由過ぎるという欠点もあります。好奇心の赴くままに飛んでいく姿は、まるで網を片手に昆虫をひたすら追いかけて、どこかに行ってしまう子供のようです。誰にでも優しいですが、１カ所にとどまってくれないので、彼女になった人の精神的苦労は大きいでしょう。また、浮気しやすい傾向があり、恋愛での修羅場が多くなります。

遊び心がある女性は、個性的な人が多いのが特徴です。特にファッションや持ち物に遊び心を発揮するタイプは、身に付けているものが強烈で周囲に大きなインパクトを与えます。遊び心のある男性が異性からモテて、周囲からも人気があるのに対して、遊び心がある女性は我が道を行くイメージが強く、場合によっては「とっつきにくい」と思われるケースもあります。

しかし、外見が個性的でも、内面は優しさに溢れているのが、遊び心がある女性の特徴です。駆け引きや計算はなく、子供のような無邪気さで人を信じます。また、基本的に素直なので、仕事では指示が通りやすくスムーズに進みます。善良な性格をしているので、同性からは人気が高いです。

残念なのは、合コン等ではお笑い担当やいじられ役になりやすい点です。場を盛り上げることに生き甲斐を感じる女性は、男性から色物扱いされてしまいます。本当の良さは、深く関わらないと男性には伝わりにくいのです。

遊び心はあなたの毎日を楽しくしてくれる力があります。そこで、遊び心を養う方法を伝授します。

遊び心は、やるべきことをやってこそ魅力が発揮されます。まずは、日々の生活をしっかり送ることから始めましょう。仕事でもプライベートでも、最低限やるべきことは、きちんと行うのが何より大切です。

遊び心があっても、他が疎かになれば、周囲からの信用を失ってしまいますし、自分の首を自分で締める羽目になります。まずは、自分が何をしなければならないのかを見極めて、日々のタスクをこなしていきましょう。

遊び心にはポジティブ思考が大切です。どんなに面白いことを思いついても、「周囲からつまらないと思われたらどうしよう…」「余計なことかな…」と、ネガティブに考えてしまうと実行に移せません。また、遊び心に欠かせない笑顔も減ってしまいます。

遊び心を養いたいなら、可能な限りポジティブ思考になりましょう。仕事の上では慎重さが必要ですが、それ以外は「きっと大丈夫」と前向きになって、人の善意を信じるのです。そして、楽しいアイディアが浮かんだら、ポジティブに実行しましょう。

遊び心を養いたいなら、常に楽しむ気持ちを忘れてはいけません。通勤通学中といった何気ない時間はもちろん、仕事や面倒なタスクをしているときでも、「どうしたら楽しめるのか」をテーマに、創意工夫をするのが大切です。

「何か楽しいことないかな…」と受動的では、遊び心は養われません。いつ如何なるときも、どんなに小さくても良いので喜びを得て楽しむ心構えで、ワクワクを探してくださいね。遊び心がある人は、誰よりも自分を楽しませる能力に長けています。

豊かな発想のためには、情報が必要です。ニュースや流行、自分の趣味や仕事の分野など、あらゆる情報のアンテナを張りましょう。楽しいこと探しは、情報収集力が左右すると言っても過言ではありません。一見つまらなそうなことも、情報を集める内に、あなたの興味を強く刺激する何かが見つかるかもしれません。

また、情報にアンテナを張ると、どんな話題にも対応できるようになり、人とのコミュニケーションが楽しくなります。親しくなったときだけ見せる相手の顔がわかり、毎日が楽しくなって、益々遊び心が養われます。

「何をしても面白くない」と思ったときこそ、発想の転換をしましょう。固定概念に縛られていると、遊び心が発揮できません。

あらゆる角度で物事を見つめれば、必ず「これは楽しいぞ」というものが見つかります。あなたにしか思いつかない、遊び心たっぷりなアイディアが思いつくでしょう。

遊び心のある人になりたいなら、難しく考えず、自分が楽しいことを追求すると良いでしょう。何事も得意分野や興味の対象から入った方が、上達は早くなります。

「疲れたな…」と思ったら、あなたの周りにいる遊び心がある人に注目するのもおすすめです。身近に良いお手本がいれば、多くのことが得られます。遊び心を養って、楽しく充実した毎日を過ごしてくださいね。