ジャンボ宝くじの一等当選確率はだいたい1000万分の1とされています。億の大金をつかむのですから、これぐらいの確率になってしまうのですが、誰もが一等を狙って宝くじを買っています。買うからには、一等でなくても高額当選したいものです。
しかし宝くじは闇雲に買っても、なかなか当たらないとされます。戦略的に購入することで、ある程度当たりやすくなります。宝くじをバラで購入したり連番で購入したりといろいろなやり方があります。
これらのどれを上手く使い分ければ良いかは諸説あり迷うところです。そこで自分の性分に合ったやり方を選ぶと長続きし、最終的には高額当選につながるとされます。
それでは、この宝くじが当たる人の買い方などについて詳しく解説していきます。
宝くじは種類別に買える場所がある
店頭で買える宝くじにはジャンボ宝くじ、ナンバーズやロトなどの数字選択式宝くじ、スクラッチなどあります。種類が豊富で店頭で数字にチェック入れたり、削ったりすることができます。インターネットで買える宝くじには、ジャンボ宝くじ、ナンバーズやロトなどの数字選択式宝くじがあります。
ジャンボ宝くじは宝くじ公式サイトで購入したり予約することができます。ATMでも買える宝くじがあります。
ロト6やロト7といった数字選択式宝くじは、みずほ銀行のATMで購入でき、当選金額を受け取ることもできます。
コンビニで買える宝くじにはロトなどの数字選択式宝くじがあり、ファミリーマートの一部店舗のみ購入可能となっています。店頭で買えることはもちろんのこと不要不急の外出を避けたり、天候に左右されず宝くじが買えるわけです。
宝くじの基本的な買い方3個
■連番買い
宝くじは1枚ずつでも購入可能ですが、宝くじ売り場では10枚ごとに販売していることが多いです。この場合、同じ組で連続した番号の宝くじを購入することを連番買いと言います。10枚1セットで連番購入するのが基本的な買い方の一つになります。
宝くじは○組000000といった組の番号と6桁の数字になっていますが、連番買いをすると下6桁目の数字が0~9の宝くじを購入することになります。02組123450~02組123459といった形になります。
この連番買いにすると前後賞を狙うことができます。1等の宝くじ当選番号が02組123451とすると、前賞02組123450と後賞02組123452も当選するわけです。
デメリットとしては組が同じため、抽選日に組を見ただけで外れがすぐに分かってしまうので、じっくりと番号を確認して期待を推し量ることができません。また連番の2セット目以降は最初と違った組・番号になります。
■バラ買い
バラ買いは購入する宝くじ10枚がそれぞれ異なる組で下5桁までの数字も異なり、下6桁目の数字が0~9になっている買い方です。具体的には、05組123450、07組687651、10組834562といった形で6桁目の数字が0~9になるわけです。
このバラ買いをすると、それぞれの組が違うので、宝くじの当選番号発表の際に一枚一枚当たっているかどうかを確かめるワクワク感があります。宝くじ1枚1枚に可能性を持たせた買い方と言えます。
デメリットとしては、連続した番号ではないので、一等と一等前後賞の両方を狙うことがほぼできない点です。前後賞がないミニくじでは、気にすることは全くありません。
このバラ買いは連番と比べてどちらが当たりやすいか気になるところですが、基本的に宝くじの一等が当選する確率は連番、バラ共にほぼ同じとされています。
■指定した枚数で買う
連番買いとバラ買いを枚数を指定する買い方です。基本は10枚がセットになっていますが、枚数を指定して買うことができ、バラ5枚や連番3枚といった買い方ができます。
最低枚数は2枚からのようですが、宝くじ販売店によっては臨機応変に対応してくれるようです。ただ連番は3枚ぐらい買わないと一等前後賞が当たる可能性はほぼゼロになってしまいます。
また1枚買いは、10分の一の確率の末等が当たりに難い面があります。たった1枚に大きな夢をかけるのもロマンかもしれませんが、10枚買えば1割引で宝くじを買うようなことにもなります。
宝くじの特別な買い方6個
■特バラ
特バラは、01組~100組を1枚ずつとして下2桁を00~99番にして100枚を購入するという買い方です。具体的には01組287601、02組643202…100組567899までといった形になります。
購入した宝くじ全てが異なった組で下2桁が0~99番になっているので、宝くじが1枚1枚当たっているかどうか確かめる際にかなりのワクワク感が持てます。この場合、6等や7等が当選するので全くのはずれということがありません。
またジャンボ宝くじを特バラ購入の場合、3万円の購入費用が必要となります。特バラ購入に対応している売り場に限定される面もあります。
■縦バラ
縦バラは、宝くじを1セットではなく複数セットで購入する際に、各セットが連番になるという買い方です。
具体的には1セット目を02組123451、08組543212、34組987653…、2セット目を02組123452、08組543213、34組987654…、3セット目を02組123453、08組543214、34組987655…といった形になります。
各セットの中では組が異なるバラ買いなのですが、2セット目、3セット目が1セット目と連番になるわけです。この買い方では1等の当選確率を上げた上に、前後賞も狙えます。
■100枚ぶっ通し
100枚ぶっ通しは、同じ組の宝くじの下2桁が00番~99番までの連番となる買い方です。具体的には、02組123400から02組123499の100枚を買う形になります。
これだと一等と一等の前後賞の当選確率が高まり、当選番号と数桁違いで当選を逃すことはなくなります。
100枚ぶっ通しの場合、6等や7等が当選するので6000円が戻って来る計算になります。年末ジャンボをバラや連番で100枚購入した場合、確実に当選して戻って来る金額は10%の3000円なのでお得と言えます。
■特連
特連は、異なる組数の宝くじを10枚ずつ連番で購入する買い方です。具体的には01組123450~01組123459の10枚、02組987650~02組987659の10枚…、10組198760~10組198769の10枚で合計100枚といった形になります。
組が異なる10種類の連番が購入できるわけです。一等と一等前後賞も狙うことができ、当選番号を一枚一枚調べる楽しみがあります。デメリットとしては30000円の購入資金が必要で、特連購入に対応した売り場に限定されます。
■特縦バラ
特縦バラは日本で一番の宝くじ高額当選者を出している、西銀座チャンスセンターだけで購入できる買い方です。特バラを縦バラで3組で購入できます。
具体的には1セット目を21組123400、31組987601、41組567892…で購入し、2セット目を21組123401、31組987602、41組567893…、3セット目を21組123402、31組987603、41組567894…というような形になります。
1セットだけみると異なる組で00~99までの番号ですが、2セット目と3セット目を縦に見ると、それぞれ3つの連番になっているわけです。
当選確率が上がり、6等と7等が当たるので3000円×3枚、7等300円×30枚となり18000円が戻る計算になります。デメリットとしては、宝くじを300枚購入するので9万円の資金が必要となります。
■特連スペシャル
特連スペシャルは、異なる組番号の特連の特徴にプラスして、下3桁000~999までを網羅する買い方です。特連をより豪華にしグループで当てる買い方になっています。
具体的には10枚1セット目を01組156000~01組156009…、10枚100セット目を100組156990~100組156999といった形になります。01組~100組すべての組と、下3桁000~999が揃うわけです。高額当選の可能性が高められます。
デメリットとしては大阪駅前第4ビル特設売り場でしか購入できず、1000枚セットで購入するので、300,000円の資金が必要です。
一番当たりやすい宝くじの買い方は?
いつも買いに行く売り場を決めて買い続けることが良いとされています。あちこちの売り場に浮気せず、一つの売り場を大切にする心掛けが何らかの影響を与えるようです。
高額当選者が多数出ている宝くじ売り場で買うのも良いとされ、そこで長年買い続けることが高額当選につながるとされています。よく当たる有名な売り場には東京西銀座チャンスセンターや、大阪駅前第4ビル特設売り場などが挙げられます。
直感的に雰囲気が良いと感じる宝くじ売り場で買うのも当たりやすいと言われています。販売員の笑顔が良かったり、ワクワク感が漂っていると良いでしょう。
当たりやすくするには、連番買いかバラ買いが一般的ですが、少し資金に余裕があれば特バラや縦バラにした方が良いかもしれません。
潤沢に資金があれば、9万円が必要な特縦バラ買い、30万円が必要な特連スペシャルが当たりやすいと言えます。
風水で良い宝くじの買い方
風水で金運に影響力を持つ場所は、トイレ、玄関、窓、カーテンとされています。
特にトイレと玄関を清潔に保つことが重要で、きれいに掃除しておくと良い運気や金運が取り込みやすくなるとされます。幸運が舞い込む窓やカーテンもきれいに保つこと大切です。これらの風水環境を整えると、宝くじがより当たりやすくなることが知られています。
その上で宝くじの開運日とされる日に、生まれ年によって決まる吉方位にある宝くじ売り場に行って購入するのが、風水的に最良とされています。
また購入した宝くじは財の気が集まるとされる財位の場所に保管します。
さらに風水では努力によって得られた安定した財を正財とし、宝くじなどの努力によらず得られた変動性のある財を偏財と呼んでいます。当選金は偏財となりトラブルに巻き込まれやすいので、注意が必要なようです。
宝くじを買うときの方角
宝くじを買う場所は、自宅から見て西か南の方角に位置する売り場が吉とされています。風水で西は金運を上昇させ金運をもたらす方角として知られ、南は発展運や直感力を高める方位とされています。
宝くじ売り場の窓口が西に向いていても、売り場に金運が取り込まれやすくなっているので適した売り場と言えます。自宅の西に位置していて売り場の窓口が西に向いていたら、一度宝くじを購入して見る価値はあるかもしれません。
また吉方位に位置する宝くじ売り場で購入するのも当たりやすいとされます。吉方位はその人が持つ最大吉の方角となり、生まれ年による本命卦によって導き出されます。
本命卦でわかる吉方位は、地図表示システムやネット上のサイトなどで知ることができます。吉方位を知ると同時に凶方位も知れば、便利でも立ち寄らない方が良い売り場が明確になります。
宝くじを買う日はいつがいい?関係ない?
宝くじを買うのに相応しい日というものがあります。この日に購入すると当たる日があり開運日と呼ばれ、これを逃さず買うことが大切だと言われています。
高額当選者した人の多くが「発売初日」や「開運日」に宝くじを購入しているようです。宝くじの購入で開運日となるのは、大安、一粒万倍日、天赦日、寅の日、巳の日とされています。
大安は冠婚葬祭などの儀式を行うには縁起の良い日となります。一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)は1粒が1万倍にもなるという意味があり、お金が万倍になる日とされています。天赦日(てんしゃにち)は1年間に5回しかない神様が万物の罪を赦してくれる日とされています。寅の日(とらのひ)は金運が上昇する日とされています。巳の日(つちのとみ)は金運が爆発的に上昇する日とされています。
これらはカレンダーや開運サイトなどで確認できます。この他、人生の節目や結婚記念日など、自分にとって縁起の良い日に買うのも良いとされています。
宝くじを買う時間帯・タイミング
宝くじは巳の刻に購入すると当たりやすいとされます。巳の刻は午前9時~午前11時を指し、金運が上昇する時間帯として知られています。
風水では金運が上がる時間帯というのがあり、生まれた月によって異なるとされています。
これで見ると
1月生まれの人は9~11時と17~19時、
2月生まれの人は11~13時と19~21時、
3月生まれの人は13~15時と21~23時、
4月生まれの人は15~17時と23~25時、
5月生まれの人は9~11時と17~19時、
6月生まれの人は19~21時と3~5時、
7月生まれの人は5~7時と21~23時、
8月生まれの人は23~翌1時と7~9時、
9月生まれの人は1時~3時、9~11時、
10月生まれの人は3~5時と11時~13時、
11月生まれの人は5~7時と13~15時、
12月生まれの人は7~9時と15~17時となります。
この他、自分にとって良いことがあった時に宝くじを買うというのもあります。
宝くじの保管場所
高額当選している人の宝くじの保管場所には、神棚・仏壇、机の引き出し、カバン・ハンドバッグ、財布などが挙げられます。タンスや冷蔵庫ということもあるようです。
風水でお金は静かで暗いところで増えるとされているので、神棚・仏壇、引き出し、タンスは当てはまる保管場所になります。
また木材などの天然素材はプラスチックよりも金運アップに良いとされているので、神棚・仏壇、引き出し、タンスなどは木製のことが多く、ここからも保管場所に相応しいことがわかります。
保管する際も雑に扱わず、黄色の布で包んで神棚に供えたり、いろいろと工夫している人が多いとされます。財布では金運財布のようなものに入れて、常に持ち歩いていることもあるようです。
さらに、財の気が集まる財位に保管していると良いとされます。財位とされる場所は、吉方位に位置する部屋を指します。吉方位は、ネット上のサイトなどで知ることができます。
宝くじを開ける日・当選確認時間
特に宝くじを開ける日や、当選を確認する時間に相応しいものは見当たらないようです。自分にとって換金しやすい日や確認しやすい時間帯が良いと言えます。
宝くじを購入する際の、日時や風水環境によって、既に運命が決定付けられているという見方もできます。あまり宝くじを開ける日にこだわる必要はなさそうです。
じっくりと余韻を持ってから確かめたい人は、インターネットで確認するのではなく、新聞の当選発表欄で確認するのも良いかも知れません。人によってはわざわざ購入した売り場に行って確認することもあるようですが、売り場に行くまでにテレビや新聞で当選番号を目にしないようにする必要があります。
また高額当選者は、宝くじを買ってきたままにして保管するよりは、布に包んだり何らかの形で開封した状態で保管していることが多い面もあります。
まとめ:高額当選が身近になる買い方
宝くじは誰もが一等を狙って購入するのですが、そう簡単には高額の当選金は手にできないようです。しかし実際に高額当選をしている人はいます。この人達が実践している宝くじの買い方には、当たりやすい仕組みがいくつかあります。
基本的な買い方には、同じ組で連続した番号を購入する連番買いや、異なる組で下5桁までの数字も異なり、下6桁目の数字が0~9になるバラ買いがあります。
特別な買い方には、01組~100組を各1枚として下2桁を00~99番にして100枚を購入する特バラ買いや、複数セットで購入する際に各セットが連番になる縦バラ買いなどがあります。
宝くじ売り場の方角や宝くじの保管所にもこだわりがあることがわかります。これらの買い方などを参考にすれば、高額当選がより身近になるかもしれません。試してみる価値はありそうです。