あげまんは男性の運気を高めるので、男性にとってはありがたい存在です。その一方でさげまんもあり、この女性と付き合った男性は運気が低迷するとされています。
女性にさげまんという自覚がなくても、付き合う男性がなんとなく不幸になって行くことはあります。付き合う前は颯爽として幸運に包まれていたのに、なんて感じたらその可能性は高いと言えます。
このさげまんかどうかは、手相を見ればすぐにわかります。さげまん線と呼ばれるものがいくつかあり、それが現れているとさげまんとされます。さげまんは愛しい相手の運気を低迷させるので、意味合いを知って改善した方が良いと言えます。
それでは、このさげまん線の手相について詳しく解説していきます。
さげまんとあげまん女性の違い
さげまんの人は自分があげまんだと、独りよがりな自己アピールするとされます。自己中心的で自分勝手な考え方や行動を取るようです。
相手の幸福よりも自分の幸せを優先し、相手の行動や夢を阻害します。何事にもネガティブな捉え方をし、一緒にいる男性を気落ちさせるとされます。相手に対するダメ出しが多く、褒めることが苦手なようです。
自分に甘く人に厳しい傾向にあります。人の不幸が大好きで嫉妬心が強く、人の幸福を素直に喜べないとされます。人を応援することができず、人の不幸を聞くと安心感が得られるようです。被害意識が強く、自分は悪くないと強く主張します。
一方のあげまんの人は、何事もポジティブに捉え、性格的に明るいとされます。悔やむことが少なく、相手を優しさで包み込みます。コミュニケーション能力が高く、聞き上手で相手に寄り添うことができます。相手が心地良いと感じる気配りができ、精神的に自立しているとされます。
さげまん線の手相7個
■1. 感情線が波を打っている
感情線がくねるように波を打っているものを指します。これは強欲・打算線としても知られ、非常に打算的で強欲とされます。
我がままさが際立ち、欲求を満たすためなら手段を選ばないようです。この欲望のために他人が犠牲になろうが、不幸が降りかかろうと全く気にしないとされます。
相手の男性どころか対人関係全般においてトラブルを抱えたり、関係を破壊してしまう可能性が高くなります。感情の起伏が激しく上手くコントロール出来ないとされます。
これは自己肯定する気持ちの低さに由来しているようです。人の気持ちを察することが苦手で、気が利くないとされます。この感情線はくねりが大きい程、これらの傾向がより一層強まることになります。
■2. 金星環に結婚線が接している
人差し指と中指の間から薬指と小指の間を弧を描くように伸びる金星環に結婚線が接しているものを指します。結婚線は小指の付け根のラインと感情線の間で横に伸びる線です。
このようなものはヒステリック線とも呼ばれ、些細なことでヒステリックになりやすいとされます。金星環は、異性を惹きつける魅力があり、豊かな感受性を持つものですが、ここに結婚線が接すると意味が変わり、さげまん線となります。
相手が常に思うように動いてくれるものと信じていたり、感情的になって当たり散らすことが多くなるようです。何かあるごとに相手にダメ出しをし、一方的に感情を押しつけます。相手の男性は意気消沈して、何事にもやる気がなくなってしまいます。
■3. 感情線の上下に細かい枝線がある
感情線の上下に細かい支線が数多く見られるものを指します。これはマウンティング線とも呼ばれ、さげまん線の一つとなり神経過敏で感受性が鋭いとされます。
何事も自分が中心でないと満足できない面があるようです。自分の知らない所で勝手に物事が決められることを嫌います。自我が強く周りと自分を比較しがちで、常に自分が優位であることを確認します。
優位でないと人に対して批判的になったり、妬むようになります。何かとマウンティングするので人から敬遠されがちです。交友範囲は狭くなります。気分にムラがあり、ギャンブルなどの刺激を求める傾向にあります。
■4. 人差し指方向に伸びる長い感情線
感情線が長く人差し指の付け根の領域に達していたり、付け根のラインを突き抜けているものを指します。
この場合、執着心が非常に強くなり、依存心も強いとされます。執着心が強いため、ストーカー的な存在にもなりがちです。恋愛では依存心の強さがより際立つとされます。
人を支配したい気持ちが強く、人を思いのままに動かしたいようです。恋人に対する独占欲が強く、浮気などには厳しいとされます。
些細な事で疑念を抱きやすく、嫉妬心も強いようです。何かと束縛されることが多く一緒にいる男性をダメにしてしまいます。この感情線は長い程、これらの傾向がより一層強まるとされます。
■5. 運命線が濃い
濃い運命線はさげまん線の一つとしても知られています。この場合、何事も男まさりで気が強く、運勢が強いとされます。自分に対する運勢は強く自力で開運できるのですが、相手を見下す傾向にあるようです。
相手の運気を自分に取り込んでしまうこともあり、その分相手の運気を低迷させることになります。仕事はテキパキとこなし、人からの評価は高くなります。
専業主婦をすると息苦しさを感じ不満が蓄積します。何事も負けず嫌いで自分が上に立つことを強く望みます。恋愛でもイニシアティブを取りたがり、相手を立てることは苦手とされます。
■6. 結婚線と感情線が接している
小指の付け根のラインと感情線の間で横に伸びる結婚線と、感情線が接しているものを指します。通常の結婚線は短めなのですが、感情線の方まで長く伸びて垂れ下がった形になっています。
このような場合、物事をかなりネガティブな捉え、結婚や恋愛に関心が薄いとされます。結婚に対して悲観的な感情を持っていて、よほどのことがない限り心が動かないようです。結婚のチャンスも少なく、結婚に向いていない面もあります。
また積極性や主体性に乏しいとされます。無理をして付き合ったり結婚したとしても、相手をネガティブな考え方に引きずり込みダメにしてしまいます。
■7. 生命線の始点が鎖状になっている
生命線の始点付近が鎖状になっているものを指します。ちょうど知能線の始点と重なっている辺りになります。
この場合、幼少期に病気やケガが多い分、精神的にもストレスを感じやすく、成長してもそれが残っているとされます。些細なことにストレスを感じやすく、恋愛では相手を思いやることが苦手になります。
悪気がなくても行き違いになりやすく、なかなか心が通じ合えないとされます。恋愛トラブルも多くなり、付き合っている間中、何らかの問題を抱えているようです。寛容さに乏しく恋愛が上手く行かない上に、相手の運気を低迷させてしまいます。
まとめ:自分勝手さがさげまん線につながる
さげまんの人は、悪気がなくても相手の運気を下げてしまいます。せっかく好きになった相手をどんどん不幸にしてしまうわけです。
このさげまんかどうかを見極めるには、さげまん線とされているものが現れているかでわかります。感情線が波打っていると強欲で打算的になり、感情線の上下に細かい支線があれば、自分が中心でない満足できず、さげまんになります。
結婚線が金星環に接しているとヒステリックになり、感情線と接しているとネガティブな考えを持ち、さげまんになることがわかります。基本的にさげまんの人は、自分勝手で相手を振り回すことで、相手をダメにしているようです。
もしさげまん線があった場合、注意すべき点を注意すれば、さげまん線が消えて充実した恋愛や結婚になるはずです。