人生において何をやっても上手く行かず、辛い…。考えたことが全て裏目に出てしまう時期があります。ツキに見放されていると感じることもあるでしょう。一方で困っている時に助けてくれる人がいたり、何をやってもとんとん拍子に上手く行く時期もあります。
人生どう転んでどう起き上がるかは、なかなか予測がつきません。しかし誰にも運勢が大きく開ける時期というものはあるようです。この開運の時期がいつ来るのかがわかれば、努力のし甲斐があります。頑張り抜くモチベーションにもなります。
開運に影響力が大きい手相には、開運線があります。これを上手く活用すれば、人生が充実するはずです。それでは、この開運線の意味や流年法などについて詳しく解説していきます。
手相占いで開運線の意味とは?昇り龍線?
開運線は努力線の一つで、生命線上から伸びる支線を指します。諸説ありますが、人差し指と中指に向かわないもので、努力線の別名とするのが一般的です。
※左手の開運線を「昇り龍線」と呼ぶ説があります。
これが現れていると積み重ねてきた努力が実を結び、大きな成功につながるとされます。運勢が好転し人生の流れが良くなる時期に現れる線としても知られています。老若男女の差はなく、誰にも同様な幸運が巡って来るものでもあります。
この開運線が利き手に現れた場合、将来必ず努力が報われるはずです。開運の時期は生命線上にある始点でわかります。
開運線は長く濃い場合、開運力がより強くなるとされます。野心と向上心にあふれ、何事も最後までやり遂げる力を持ちます。目的に向かって着実に前進でき、成功がつかめます。
一方で短く薄い場合は、運気が弱めになり、それなりの努力が必要とされます。あと一歩の所まで来ているので、もうひと押しで成功につながるようです。
開運線の流年法の見方は?開運時期がわかる?
開運線は生命線上のどの位置から伸びているかで開運の時期が読み取れます。この際には生命線の流年法を用います。
これは通常の生命力や運気の強さなどを読み取るのですが、生命線上を始点としている線の意味合いが顕著になる時期と重ね合わせることもできます。
人差し指と中指の間から下した垂線と生命線が交差する点を20才とします。これを目安に生命線を等分し、生命線の終点辺りを100才とします。
生命線が二重生命線になっている場合は、外側の線に流年法を当てはめます。人生の目標がしっかりと定まっていないと開運線が薄れることもあります。
また開運線が伸びている位置が現在の自分の年齢よりも下の場合、その時期に起こった開運要素をこれからの教訓にします。
それではこのあと、いろいろな開運線の現れ方について意味を詳しく説明します。
開運線が長い
開運線が長い場合、近々努力が報われる兆しとなります。今まで目標達成に向けて努力してきたことが、いよいよ実を結びます。
特に今まで短かった開運線が急に伸び出した場合、その可能性が格段に高くなります。野心や向上心が旺盛で、常に上を目指しています。一つの目標を達成しても、そこで満足はしないはずです。人生の大きな転機となる出来事が多くなるとされます。
開運線が薬指方向に伸びる場合、これまでの努力が大きな成功や財産、名誉や地位につながるとされます。
小指方向に伸びる場合、携わっていた事業や仕事が大きく発展し成功するとされます。商才や文学的才能が開花することも考えられます。
開運線が短い
開運線が短い場合、努力開運線となり、目標達成まで努力がまだ足りないとされます。本人は頑張っているつもりでも、それほど努力をしていないことが考えられます。
ひたむきな努力を継続している場合でも現れますが、報われるまで時間がかかることを示しています。この段階で努力を怠ったり、諦めてしまうと開運の芽は摘み取られてしまいます。
しかし目標に向かって努力を続けていれば、開運線が長くなったり濃くなり、努力が大きく実を結ぶはずです。現状が運勢の停滞期だとしても、ここを乗り切れば努力が必ず成果につながります。
開運線が右手にある
手相で利き手で将来のことを読み取ります。日本では一般的に右利きの人が多いため、右手で将来の出来事や運勢を読み取ることになります。
この右手に開運線がある場合、人生で培ってきた中で開運力を手にしたことになります。自分が獲得した知識や鍛えた能力がひたむきな努力に反映され、運勢が開くとされます。この努力が大きい程、開運線は長く濃くなるはずです。
しかし、開運線は開運の時期を生命線で読み取るので、開運の時期が現在の年令よりも前ということもあります。この場合でも、右手に現われたことが優先され、近い将来に開運できると判断されます。
開運線が左手にある
手相は利き手でない手で生来の運勢などを読み取ります。日本では一般的に右利きの人が多いので左手で過去や生来の運勢を判定します。
この左手に開運線がある場合、生まれつき開運力が備わっているとされます。どちらかというと、右手にある人よりも人生の早い段階で開運しやすいようです。
その人が持ち合わせている才覚や能力が努力に反映され運勢が開くとされます。開運線が示す開運の時期と一致しやすい面がありますが、努力などを怠ると開運線が薄くなったり、消えてしまうこともあります。
また説によっては左手の開運線を昇り龍線と呼ぶこともあり、生来、向上心が高いとされます。
開運線がない
この場合、何事にも積極性に乏しく意欲に欠けたり、生き甲斐が見出せていないとされます。情熱を注いで努力する目標などがないので、大きな成果が上げられません。
仕事や学業に面白みがなく、日々漫然と過ごしていることになります。向上心や野心もないので進歩が何もないはずです。現状がそこそこ良ければ、それで満足してしまいます。
何らかの目標を立てて、それに向けて努力していると開運線が現れ始めます。そうなれば、努力が大きく実を結ぶことになります。
また開運線がなくても、運命線が濃かったりと他の手相が良ければ、開運の道は開いています。
開運線が濃い
開運線が濃く深く刻まれているものを指します。この場合、何事にも積極的で意欲は旺盛とされます。目的に向かって努力を惜しまないので、大きな成果がつかみやすくなります。
向上心が旺盛で、一つの目標を達成してもそれに満足せず、次の段階へと熱意を注ぐことができます。壮大な目標を掲げたり、野心を胸に抱きながら頑張り抜くことができます。
ひたすら努力するばかりでなく、一つ一つステップアップして行き、最終的に大きな成果を手にするといった計画性も併せ持っています。
目標や願望を叶えるために行動し、途中で諦めることはまずありません。しかしいくら意欲があっても、目標が具体的で明確でないと濃くならないこともあります。
開運線が薄い
開運線が薄かったり細いものを指します。この場合、何事にも積極的な努力家とされますが、粘り強さが弱めになるようです。
努力が今一つ足りず、報われるのがもう少し先になる可能性があります。努力をしていても的外れな努力をしていたり、傍から見ると努力をしていないことが考えられます。
しかし諦めず努力を継続していれば、薄かった開運線が濃くなるはずです。そうなれば、努力が実を結ぶことになります。
また当初濃かったのに薄くなっている場合、努力不足に陥っているとされます。その原因を突きとめ、改善すれば再び濃くなるはずです。
まとめ:開運線が現れる努力をする
開運線は生命線上から伸びる支線の一つですが、人差し指と中指に向かわないものを指すのが一般的です。
これが現れていると積み重ねてきた努力が報われ、大きな成果につながるとされます。男女などの差はなく、誰にも同じ幸運がもたらされ、利き手に現れた場合は近い将来必ず努力が報われるとされます。
この努力が報われる開運の時期は、開運線の始点で知ることができ、生命線の流年法を用います。人差し指と中指の間から下した垂線と生命線が交差する点を20才とするのが目安です。
開運線は長かったり濃いものが、より努力が報われやすいことがわかります。薄かったり短い場合は開運の時期が先になるようです。開運線が現れるほど努力をすれば、必ず報われます。