「告白されたけど断りたい…でも気まずくなるのが嫌…」、そんなときは断るのって難しいですよね。特に、真剣な告白には、どのようにして断れるのが誠意のある行動なのか悩んでしまう人もいるでしょう。
そこで今回は、告白の断り方をシチュエーション別に徹底解説します。
告白の断り方の例文 10選[女性編]
まずは、女性が男性から告白されたときの断り方を紹介します。
1. 気持ちは嬉しいけどごめんなさい
「気持ちは嬉しい」で、相手の告白に対して敬意を払った上で、「ごめんなさい」で完全に断ります。誰に対しても万能に使える断り方です。
2. あなたとは付き合えません
思い込みが激しそうな男性には、キッパリ「付き合えません」を明言化して断りましょう。
3. タイプじゃない
意外と男性に効く断り方。男性は女性を「タイプ」「イメージ」で好きになるケースが多いので、「タイプじゃない」と言われると「じゃあ、仕方ない」と納得してしまうのです。
4. いい人だと思うけど、男性として見られない
相手の人格の良さを認めた上で、「男性として見られない」と言うことで、あなたとの間には超えられない壁があると理解してもらえるでしょう。
5. 尊敬しているけど恋人とは違う
先輩や上司など、目上の人からの告白を断るときに使いやすいフレーズです。「尊敬」と言われれば、「尊敬を裏切る言動はできない」と、紳士的に引き下がってくれるでしょう。
6. 友達のままでいたい
男友達から告白されたときに使える断り方。否定的な表現を使わず、しかも「友達のままでいたい」の中に、いろいろな意味を含められます。
7. 他に好きな人がいるから付き合えない
「他に好きな人がいる」と言われたら、多くの男性は引き下がるしかありません。「付き合ってないなら自分との交際を考えてくれ」と言うのは、気持ちを簡単に変えて良いと言っているのと同等なので、普通はそこまで強く押せません。
8. 彼氏がいるから付き合えない
彼氏がいたら諦めるしかありません。「なんで言ってくれなかったんだ?」と言われたら、「ごめん。言ってなかったっけ?」と、しらばっくれてしまいましょう。
9. 恋愛に興味ないから
今時は恋愛に興味ない若者は増えているので、割と受け入れられやすい断り方です。「あなたに興味がない」ではなく「恋愛に興味がない」なので、男性のダメージも小さくなります。
10. 忙しくて恋人を作る気になれない
多忙も告白を断るのに都合の良い理由です。「正直、恋人と連絡のやり取りやデートする暇すらない。あなたとのことを考える心の余裕もない」と言えば、男性は引き下がるしかないでしょう。時間を増やすのは不可能なのですから。
告白の断り方の例文 10選[男性編]
女性から告白されたときの断り方を紹介します。
1. 気持ちは嬉しいけどごめん
女性が告白してくれた気持ちを受け止めつつ、「ごめん」とキッパリ断りましょう。男性も女性も「ごめんなさい」は告白を断る共通の王道フレーズです。
2. 君とは付き合えない。でも告白してくれてありがとう
最初に「付き合えない」と断言した上で、「告白してくれてありがとう」と感謝の気持ちを伝えましょう。否定の後に肯定の言葉をつづけた方が、その後の空気が重くなりません。
3. 今のままの関係でいたい
友達や同僚の女性から告白されたら、「今のままの関係でいたい」と、あなたの希望を伝える形で断る方法もあります。「付き合えない」という意思と同時に、女性への信頼感を伝えられます。
4. 君とは親友でいたい
とても親しい女友達から告白されたら、「親友」という特別なキーワードを出すことで、「恋愛関係にはなれないけど、人としてとても大切に思っている」という気持ちが伝わります。
5. どうしても友達以上には見られない
女友達から告白されたときに「どうしても」という言葉をつけることで、あなたがきちんと考えたことが伝わります。
6. 仕事関係の人とは付き合わない主義なんだ
職場や仕事関係の女性から告白されたら、仕事を理由に断るとスムーズです。「主義」と言われれば、女性は諦めるしかありません。
7. 仕事に集中したいからごめん
仕事関係でも突き放し辛い関係の女性から告白されたときは、表現を柔らかくして断ると良いでしょう。「仕事に集中したい」と言えば、多くの女性は「邪魔をしてはいけない」と引いてくれます。
8. 実は片思い中なんだ
断る理由が見つからない時、最も嘘がバレにくい断り方になります。もちろん、本当に片思い中だった場合も、告白を断る立派な理由になります。
9. 言ってなかったけど彼女がいるんだ
彼女の存在をアピールすれば、大抵の女性は潔く引き下がってくれるでしょう。稀に「二番目でもいいから」と食い下がってくる女性もいますが、この場合は「君は自分を浮気する男だと思っていたんだね?ショックだよ」と返しましょう。
10. 今は誰とも付き合う気がない
「告白した女性がダメなのではなく、自分の都合でどんな女性とも付き合えない」という意味が含まれるので、明確に断った上で女性としてのプライドが保たれる断り方です。
告白を断るときの伝え方はLINEでいい?
告白を断られるのは、どんな人でもダメージを受けます。ですので、形に残るLINEやメール、手紙での断り方は、なるべく避けた方が賢明です。できれば直接会って、もしくは電話で誠意を持って付き合えない旨を伝えましょう。
ただし、告白された瞬間に「断る」と答えが決まっている場合は、間を空けずに断るのが基本です。相手の告白の仕方に合わせて断りましょう。
・会って告白→その場で顔を合わせたまま断る
・電話で告白→そのまま電話で断る
・LINEで告白→ライトにLINEで断る
LINEはメッセージが記録として残りますので、簡潔に、かつ相手に逃げ道を残すのがポイントです。
手紙で告白された場合は、学校や職場など毎日顔を合わせる関係なら会って直接、なかなか会えない場合は電話で断りましょう。
男友達からの告白の断り方や例文
男友達からの告白を断るのは、非常に気まずいですよね。しかし、告白を誤魔化したり、あいまいにしたままスルーしたりするのはNGです。男友達は意を決してあなたに告白したのですから、誠意を持って気持ちを伝えた上で、明確に断りましょう。
ただし、男友達のプライドを傷つけないような配慮が必要です。付き合えない理由を伝えようとするあまり、男友達の欠点を指摘しないように気を付けましょう。
断り方は、「ずっと友達だと思っていた。それ以上の気持ちにはなれないからごめんなさい」と、あくまでも友達としての好意であったことを伝えると良いでしょう。あなたがこれからも男友達と「友達でいたい」という気持ちがあるなら、そのまま正直に言いましょう。
しかし、友達関係を続けるか否かは、告白をあなたに断られた男友達に判断を委ねてください。傷ついた心の回復にしばらく時間がかかるかもしれません。
友達でいたい気持ちを伝えた上で、後は自然に任せましょう。男友達があなたを避けるようなら、仲間と一緒にいる時は普段通りに接しつつ、適度な距離感を保つのが思いやりです。
女友達からの告白の断り方や例文
女友達から告白されると、断るのが非常に気まずいですよね。だからと言って、答えを濁したり、女友達から返事を要求されないからと明確な答えを出さなかったりするのは、今後の友達関係に悪影響を及ぼすリスクが高くなります。
女友達は勇気を出してあなたに告白したのですから、正面から受け止めて良く考えた上で、誠意を持ってきちんと断ることが大切です。心苦しいでしょうが、あなたの正直な気持ちを伝えましょう。
この時、告白を断る原因が自分にあることをしっかり主張してください。
・今は誰とも付き合う気がない
・ずっと友達だと思っていて、これからもその気持ちは変わらない
・好きな人がいて、別の人とは考えられない
このように伝えれば、女友達は「自分に非があるから断られた」とは思わずに済むため、傷を最小限にできます。女友達を否定しない断り方を強く意識しましょう。
その上で、「これからも仲良くしたい」と、あなたが女友達を異性ではなく人として大切に思っている気持ちを伝えるのです。あなたと友達関係を継続するか否かは女友達の判断に任せつつ、これからも今までのように友達としての優しい気持ちで接していきましょう。
職場の先輩や上司からの告白の断り方や例文
職場、しかも先輩や上司からの告白は、むげに断ると今後自分の評価に関わるような気がして、キッパリ言いづらいですよね。しかし、うやむやにしようとすると、先輩や上司は「脈あり」と誤解し、更に面倒な事態になりかねません。プライドを傷つけず、今後の関係に悪影響を及ぼさない断り方が必要になります。
匂わせるような告白に対しては、冗談で受け流して相手の自尊心を傷つけず、且つあなたとの交際の可能性を打ち消すフレーズを使いましょう。
「またまた~。みんなに言っているんでしょう?冗談だとしても光栄です。でも、私社内恋愛は絶対しない派なんですよ。噂の回り方えげつないですし、あることないこと言われちゃうので~」
と、世間話の延長戦のような形で、相手を拒否するのではなく「社内恋愛断固拒否」の姿勢を見せるのです。
一方、真剣な告白には、「気持ちは嬉しいです。だけど、〇〇さんは尊敬する先輩(上司)で、それ以上には思えません。申し訳ありません」と、誠意を持ってきちんと断った方が良いでしょう。誤魔化すのは相手の気持ちを踏みにじる行為です。
過剰にしつこい場合は、セクハラに相当するので、然るべき機関に相談しましょう。
職場の同僚や後輩からの告白の断り方や例文
職場の同僚や後輩からの告白は、関係が近いからこそ、相手を傷つけない心配りが重要になります。仮に「タイプじゃない」「恋愛対象としてなし」という理由だったとしても、そのままの理由を伝えるのは避けた方が良いでしょう。
無難なのは、「仕事に集中したいから社内恋愛はしない主義」という断り方です。相手の尊厳を傷つけず、かつ恋愛の可能性はないのだと簡潔に伝えられます。ただし、「仕事に集中したい」と言ったからには、中途半端な姿勢は今後見せられませんので、あなたの方に覚悟が必要です。
告白相手との関係が完全に職場だけなら、「実は恋人がいる」という断り方もありでしょう。仕事とプライベートを分けて秘密主義を貫く人は珍しくないので、今まで恋人がいるそぶりが全くなくても、意外と通用するものです。嘘の理由としても使えますが、やはり今後の振る舞いには注意が必要です。
どんなに配慮しても、告白を断った後、相手はあなたと関わりづらく感じるでしょう。どこかで「迷惑だったんだ…」という思いを捨てきれないかもしれません。ですので、仕事を円滑に進めるためにも、周囲の人と差別化せず、今まで通り親切な態度を続けましょう。
中学生・高校生の告白の断り方や例文
中学生や高校生は、「自分が思っている以上に、相手にはキッパリ言わなければ本意が伝わらない」という大前提を持つべきです。
遠回しに断っても、相手に伝わっておらず、「OKしてもらえた」「これから付き合いを考えてくれる」と、ポジティブに誤解される可能性があります。期待を与えた分、断ったときのダメージが大きくなり、逆恨みされたら大変です。
告白を断ることが決まっているなら、その場で「ごめんなさい。付き合えません」と、ストレートにわかりやすい言葉で気持ちを伝えましょう。理由を細かく伝えようとすると、返って誤解されるかもしれませんので、相手に聞かれない限りは、「本当にごめんなさい」で締めくくるのが賢明です。
もしも、相手から「理由を聞かないと納得できない」と言われた場合は、「恋愛感情がないから付き合えない」と答えましょう。「親から恋愛禁止されてるし、自分も恋愛したいと思わない」と、更に理由をかぶせると効果的です。
尚、相手によっては、その場で断られて逆上する可能性もゼロではありません。中高生で特に女子は、呼び出された場合、人気のない場所は避けましょう。
マッチングアプリの告白の断り方や例文
マッチングアプリは「お互い複数の人とやり取りしている」というのが暗黙の前提ですので、告白の断り方はシンプルです。
「会ってお話もたくさんさせていただきましたが、恋愛としての好きな気持ちにはなれないようです。ごめんなさい」と、簡潔にわかりやすく伝えれば良いでしょう。同時に、「時間を割いていただき、ありがとうございます」と感謝の気持ちを添え、「お互い良い人に巡り合えるように頑張りましょう」と、戦友のようにエールを送り合う形で締めくくれば完璧です。
会う前に告白されるケースもあります。この場合、お互いを良く知る前なので、「すみません。実は他の人とこれから真剣なお付き合いを考えているところです。お気持ちは嬉しいのですが、申し訳ありません」と、タイミングが悪かったという理由で断るとスムーズです。
多くは丁重にお断りすればトラブルは起こりませんが、万が一断った後もしつこくされるようならブロックし、運営に通報しましょう。
告白を断るときに冗談を交えるのはNG?
どんな相手でも真剣に告白してきたら、あなたも誠意を持ってきちんと断るのが、人として最低限の礼儀です。あなたの方が圧倒的に立場が強かったとしても、面白い返しで誤魔化そうとするのは、相手を酷く傷つけてしまうのでNGです。
しかし、相手があなたの気持ちを推し量ろうと、「冗談だよ」と逃げ道を作るような告白をしてきた場合は、あえてユーモアを含めて断る方法もありです。
例えば、「オレのこと、好きだったりしないよね」と、わかりやすい思わせぶりな言葉を言われたら、「しないしない。でも年収5億円だったらするかも」と、絶対にありえない設定で笑い飛ばした返事をするのも良いでしょう。相手は断られないよう予防線を張っているので、ストレートな告白をさせず、且つ笑いに変えられる断り方をするのです。
面白い返しをするかどうかは、相手との関係性と、その時のシチュエーション両方を考慮して、慎重に行いましょう。
相手に気を持たせてしまったときの断り方や例文
「なるべく傷つけないように…」と、きっぱり断るのをためらうと、相手に気を持たせてしまい、最終的には返って傷つけたり、しつこくつきまとわれたりするかもしれません。告白を断るときは誤解のないよう、あいまいな表現や、未来を想像させる言い方は避けましょう。次のように曲解され兼ねません。
・「まだ早い」→「時間が経てば付き合える」
・「まずは友達から」→「友達を経て恋人になれる」
・「今は考えられない」→「将来的にはOK」
・「自分よりもっとふさわしい人がいると思う」→「自分を好きってことだな」
・「恐れ多くて付き合えない」→「自分の魅力に気後れしてるだけだな」
・「検討します」→「前向きに検討してくれるんだな」
・「時間をください」→「時間をあげればOKしてくれる」
・「考えてみるね」→「恋人になれる可能性大」
告白は誰が聞いても100%断られているとわかる伝え方をしましょう。
付き合う気がないきっぱりとした断り方や例文
今後も含めて100%付き合う気がないなら、キッパリと断って、あなたへの可能性はゼロだと理解させた方が、相手は未練なくあなたを諦められます。「気持ちは嬉しいけどごめんなさい」の言葉を添えて、次のようにわかりやすくストレートな言葉で断ると良いでしょう。
・「あなたとは付き合えません」
・「あなたはこの先もずっと私にとって友達(先輩、上司など)です」
・「あなたを恋愛対象として見られません」
ガツンとくる断り方なので、その時のダメージは大きいですが、可能性を打ち砕かれるので気持ちを切り替えやすくなります。
「どうして?」と聞き返さたら、「感情は理屈じゃないから」と答えると良いでしょう。下手に断る理由を細かく伝えると、「気を付けるから」「自分が変わるから」と、期待を与えかねません。恋愛は理屈では説明できないので、答えは「感情的に無理」で充分なのです。
相手を傷つけずに告白を断りたいときは...
職場や学校、仲間内など、告白を断った後も関係が築く場合、あるいは相手に人としての好意を持っている場合、「なるべく傷つけずに断りたい」と思うのは当然の心理です。
しかし、「傷つけないように」と思い、回りくどい伝え方になって、相手が誤解しないように注意しなければなりません。告白を断るには「付き合えない」「恋愛感情を持てない」と、きちんと伝えるしかないのです。
その上で、次のような点に注意しましょう。
・告白そのものを否定しない
・相手の欠点を指摘しない
・自分に好意を抱いてくれたことに対しては感謝する
・今後も今まで通りの関係でいたい気持ちを伝える
相手が一番恐れるのは、異性としてだけではなく人として拒絶されることです。告白を断る際、恋愛関係は無理だけど、人として嫌っているわけではないとわかる断り方をしましょう。
まとめ
告白はうれしいものですが、だからと言ってOKできるとは限りませんよね。告白を断るのは心苦しいかもしれませんが、「相手に悪いな」と思う必要はありません。恋愛はお互いの気持ちが通じ合って、初めてスタートできるものです。あなたの気持ちがないなら、きちんと断るのがむしろ誠意になります。
残念ながら相手の気持ちに応えられない場合は、関係性やシチュエーションを考慮して、今回紹介した断り方の例文を応用しながら断ってくださいね。
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