対人関係は人生で避けて通れないことではないでしょうか。仕事や恋愛などにおいて相性は非常に重要な観点になります。相性の良い人と接していると何事もスムーズになりますが、相性の悪い人とでは何かとスムーズに行かなくなります。
この相性の良し悪しを見る方法には、著名な占い師の細木数子氏が編み出した六星占術があります。中国古来の易学や算命学、万象学などをもとにした占いで、その的中率はかなり高いとされ、対人関係の指針になります。その人の運命を土星、金星、火星、天王星、木星、水星の運命星に分けて占います。運命星はネットなどの早見表を見れば簡単にわかります。
ここでは木星人の相性などについて詳しく解説していきます。
木星人の基本的な性格的特徴
木星人は自尊心が強く、かなり勝気な面があるとされます。その分、激しく怒ったり攻撃的な言動を取ることが多めになります。見た目は物静かに見えても、度胸が据わっていて、驚くほど大胆な事を平気でするとされます。
努力家で何事も最後まで諦めずにやり遂げます。責任感が強く自分に厳しい面があるようです。精神的にも強く、周囲の人から頼りにされる存在になります。人に頼ることは苦手なようです。変化に対応しにくい面があり、好奇心や冒険心に乏しいとされます。
大器晩成の人が多く、積み重ねた努力が実を結ぶ形になります。物事はじっくりと考えてから決断するので、チャンスを逃しやすいとされます。思い切った判断が苦手なようです。几帳面で何事も計画性を持って携わります。
恋愛に慎重でどちらかというと奥手になりますが、一旦好きになると情熱的になるとされます。結婚すれば家族を第一に考え、家庭を大切にするので浮気や不倫の心配はないようです。
木星人の相性ランキング
木星人と各星人との相性をひとつずつ表にして分かりやすく説明します。
順位 | 運命星 | 相性 | 解説 |
---|---|---|---|
1 | 天王星人 | ◎ | 理想的な組み合わせになります。人を喜ばせることが好きな木星人には寂しがり屋の天王星人がピッタリです。安定安心を重んじる者と理想主義者の出会いは互いに自分にないものに憧れがあり理解し合えます。結婚すればこの上ない家庭円満に包まれます。 |
2 | 土星人 | ◎ | 相性抜群と言っても差し支えないでしょう。二人が協力し合えると人生が大好転します。両者が恋愛をすることで、人間的に成長できます。過去を振り返らず未来思考でいると、より一層相性抜群になります。 |
3 | 水星人 | ◯ | 相性は良好でどちらかがリードすることで、より相性が良くなります。金銭面では木星人がリードすると金運が上昇します。結婚生活では水星人がリードすると刺激的なものになります。 |
4 | 金星人 | ◯ | 相性はかなり良いと言えます。長く一緒に居るほど互いの良さが見えてきて、惹かれ合います。結婚は焦ると破綻しやすくなります。じっくりと愛を育んでからだと上手く行きます。 |
5 | 火星人 | △ | 常識に忠実な木星人と常識外れな火星人は、理解し難い面が多々あります。しかし子供が生まれると、互いに理解し合えるようになり上手く行きます。精神面でのケアも大切です。 |
6 | 木星人 | ✕ | 木星人は考えてから慎重に行動を起こし消極的で自尊心が強く勝気です。過去に捉われやすく何かと衝突しがちになります。結婚生活では親や子供を緩衝材にすると良さそうです。 |
木星人と天王星人の相性
1位は、木星人と天王星人です。天王星人との組み合わせは最高の相性となります。
安定や安心を好む木星人に対して天王星人は夢見がちで何事にも危機感が少ないとされます。この互いが自分にない要素に惹かれ合います。
木星人が主導権を握ると天王星人の運気が上昇するとされています。これは天王星人は夢を抱いていても現実は疎かにしないことを木星人に諭されるからです。規律を重んじる木星人が可能性にかけて自由に振る舞うことで、バランスの良い関係性が生まれます。二人が出会うことで双方にとって素晴らしい人生がもたらされるはずです。
恋愛面では木星人が天王星人のルーズさを受け入れることが鍵になります。結婚当初は戸惑いがあってもすぐに楽しい結婚生活になるようです。セックスは木星人が主導権を握り、はめをはずそうとする天王星人を律して適度に盛り上がれます。
木星人と土星人の相性
2位は、木星人と土星人です。土星人との相性は最高と言えます。
天王星人にほぼ匹敵するベスト・マッチングになります。二人が出会うことで今後の人生が大きく好転できるとされます。二人で協力し合える環境を築くことで、より強力な力が発揮できます。これは恋愛結婚だけでなく仕事面も含まれます。
しかし両者の間に第三者が入ると、何かと上手く行かなくなります。二人で築き上げたものを破壊する可能性もあるので注意が必要です。
木星人と土星人は恋愛することで互いに成長できます。二人の時間を大切にすることで、いろいろな運気も上昇するとされます。特に過去を振り返らず、未来に目を向けることで相性は格段に良くなるはずです。セックスはノーマルとなり、淡泊な土星人のプレイを木星人が褒めることで刺激的になるかもしれません。
木星人と水星人の相性
3位は、木星人と水星人です。水星人との相性は3番目に良好となります。
お金に堅実な木星人がリードすると、水星人の金運がより一層活かされるとされます。どちらかというと地味な雰囲気が漂う木星人には、金銭面で光り輝く水星人が合います。
二人が出会うことで、お金に困ることはまずありません。この両者は平等な関係にあると、意地の張り合いになりやすいので、どちらかがリードする形が良いとされます。
結婚生活でも譲り合うことがなくなるので注意が必要です。結婚生活を波風立たない安定したものにしたいのなら木星人がリードし、変化の富んだ刺激的なものにしたいなら、水星人がリードすると良いとされます。セックスは水星人がリードし、木星人を快楽に導くのが適しています。
木星人と金星人の相性
4位は、木星人と金星人です。金星人との相性は良好と言えます。
両者は長く一緒に居るほど絆が深まり相性が良くなるとされます。出会った当初はしっくりと行かない面が多々見られるかもしれません。
木星人は変化を嫌い安定を好み、金星人は固定観念に縛られず、変化を求めて行動しがちです。隔たりがあるのですが、少しずつ歩み寄ることができます。
金星人のように無駄を省くような合理的に考えについて行けない面があります。しかし長い間、一緒に居ると木星人は自然に合理的な考えができるようになります。こうなると絆が深まる上に双方ともに成長できます。
結婚は焦ると互いの良い点が見える前に破綻する可能性が高くなります。時間をかけて結婚した方が、円満な結婚生活につながります。セックスではノーマルな木星人が、性急な金星人に翻弄されがちです。
木星人と火星人の相性
5位は、木星人と火星人です。火星人との相性の良さは今一歩というところになります。
保守的な木星人と変人の要素が強い火星人。社会の常識に忠実な木星人と常識外れの考えを持つ火星人。何の努力もしないでいると、やはり理解し合えません。なかなか恋愛関係に至らないようです。
しかし結婚して子供ができると相性が良くなるとされます。今までの関係が一転して絆が深まります。互いに家庭を繁栄させることに知恵を絞り一致団結できるようです。
子供を連れて家族で出かけることで木星人の視野の狭さが広がります。これが火星人に対する寛容性につながります。両者の折り合い点が見えてきて上手く行きます。セックスは火星人のアブノーマルなプレイに木星人が戸惑うとされます。
木星人と木星人同士の相性
6位は、木星人と木星人です。相性は良くないと言えます。
木星人は一つの考え方に縛られやすく、じっくりと考えてから慎重に行動を起こします。消極的な面があり行動力にかけるので、両者が出会うことはあまりないようです。
自尊心が強く勝気な面もあるので、何かと衝突しやすくなります。過去を振り返り過去に捉われやすいので、どうしても言動がネガティブになりがちです。
付き合ったとしても関係は長く続かないとされます。恋愛のみならず友人としても上手く行かないようです。結婚して家庭を持つとより一層反発することになるので、結婚にも向いていません。
結婚生活では互い気性が激しいので、親や子供を緩衝材として同居するのが良いと言えます。セックスはノーマルで地味なものになるようです。
木星人プラスの干支別相性
干支 | 相性 |
---|---|
子年(ねずみ・ね) | ◯ |
丑年(うし) | ✕ |
寅年(とら) | ✕ |
卯年(うさぎ・う) | ✕ |
辰年(たつ) | ◎ |
巳年(へび・み) | ◯ |
午年(うま) | ◯ |
未年(ひつじ) | △ |
申年(さる) | ◎ |
酉年(とり) | △ |
戌年(いぬ) | ◎ |
亥年(いのしし・い) | ◯ |
六星占術では誰もが土星人・金星人・火星人・天王星人・木星人・水星人のどれかに当てはまりますが、干支によってプラスとマイナスに分類されます。この算出方法はネットなどに早見表があります。
木星人プラスの人は辰年、申年、戌年の人との相性は最高とされます。二人の出会いが大きな幸せにつながります。
子年、巳年、午年、亥年の人との相性は良好になります。気楽に付き合うことができます。
未年、酉年の人との相性は良く悪くもないとないとされます。何らかの努力が必要かもしれません。
丑年、寅年、卯年の人との相性は悪いとされています。相性を良くするには苦労が伴います。
木星人マイナスの干支別相性
干支 | 相性 |
---|---|
子年(ねずみ・ね) | ◯ |
丑年(うし) | ◯ |
寅年(とら) | ✕ |
卯年(うさぎ・う) | ✕ |
辰年(たつ) | ✕ |
巳年(へび・み) | ◎ |
午年(うま) | ◯ |
未年(ひつじ) | ◯ |
申年(さる) | △ |
酉年(とり) | ◎ |
戌年(いぬ) | △ |
亥年(いのしし・い) | ◎ |
六星占術の各星人は干支によってプラスとマイナスに分類されます。この算出方法はネットなどに早見表があります。
木星人マイナスの人は巳年、酉年、亥年の人との相性が最高とされています。強く惹かれ合うはずです。
子年、丑年、午年、未年の人との相性は良好となります。無理なく付き合うことができます。
申年、戌年の人の相性は良くも悪くもないとされます。付き合い方が大切になります。
寅年、卯年、辰年の人との相性は悪いとされています。慎重に付き合う必要があります。
まとめ:几帳面な木星人
木星人の人は勝気で自尊心が強いとされます。見た目は物静かに見えても、感情的になりがちで攻撃的になることもあるようです。努力を惜しまず何事も最後までやり遂げます。責任感も強く何か問題が生じても途中で投げ出すことはほとんどありません。
人から頼りにされる存在になりますが、人を頼ることは苦手なようです。度胸が据わっていて時折大胆なことをするのですが、冒険心に乏しいとされます。几帳面で計画性があり、物事は慎重に考えてから行動に移ります。
これらの点から木星人と相性が最高なのは、天王星人ということがわかります。両者が出会えば家庭を大切にする結婚生活ができます。自分や周りの人が木星人だった際の参考にしてください。