この記事ではベタにおすすめの餌と餌の上げ方についてご紹介します。ベタは人に慣れやすく餌を上げる時には水面に上がってきて餌を求めてきます。
また、きれいな見た目と裏腹に闘魚と呼ばれるほど気性の荒い魚ですので、餌の食いつきも申し分ないです。
そんな可愛いベタには元気に育ってほしいですよね。正しい餌のやり方を覚えて元気に長生きしてもらいましょう。
ベタの餌おすすめ8選
■1. ひかりベタアドバンス
最も有名でポピュラーな餌です。浮上性が高く食べ残しが底に落ちることを阻止し、食べ残しを見つけたらすくって捨てることができ、水質を安定させることが可能です。
オキアミなどの動物性の原料を多く配合しているため、臭いもありベタの食いつきが良く食べ残しを減らすことも出来ます。
また粒が小さいためメスや稚魚に与えることもでき、繁殖させている方にもおすすめです。さらに、善玉菌を配合していて菌と代謝物の力で水の臭いを取り除いて水質の悪化を防止してくれます。生産国が日本なので安心できます。水質が気になる方はぜひ使ってみてください。
■2. テトラ ベタ
顆粒上の浮上性が高い餌です。あのアクアリウム界で有名なテトラさんが出している商品なので安心して与えることが出来ます。使った人の中では「他の餌を与えていた時より長生きした」という報告もあります。
エビやオキアミなどの天然動物性のものを原料としているため、嗜好性が強く食いつきがいいです。他にも各種ビタミンや体色を引き出すカロチノイド配合で多脂肪なためベタを綺麗で元気に育てることが出来ます。
また小粒タイプになっているのでメスや稚魚も食べることが出来ます。元気に長生きさせたい方はぜひ使ってみてください。
■3. GEXベタフード
こちらもアクアリウム界で有名なGEXさんが出している商品です。極小粒サイズなので体の小さいメスや口の小さい稚魚も食べることが出来ます。
原材料はエビや魚などの動物性のものが多く食いつきは良好です。善玉配合で水の汚れを抑えることができ、かつ、これを食べたベタの糞にも影響を与え水槽の底の汚れを33%減少させることが出来るという研究結果が出ています。
多頭飼いですぐに水が汚れてしまう水槽や定期的に掃除をする時間がない方に向いています。
■4. トレビオ ベタの餌
乳酸菌配合で自然免疫力を高めることができる餌です。原料は国産の魚やオキアミのミールなど動物性のものからビタミン、乳酸菌、海藻粉など東京大学薬学部関水教授が厳選しているので質は確かです。ベタは闘魚として元気に生活してもらいたいですよね。
この餌を使えば病気せずに長生きしてくれるはずです。また、極小サイズなのでメスや稚魚にも与えることが出来ます。特に稚魚から与えることで乳酸菌の効果を実感できるはずです。
■5. アドバンスフード
獣医師目線で作られた餌で魚の成長に必要な栄養素が詰まった餌です。骨格作り、病気に対する免疫力、色揚げ効果などベタ飼育に大切な効果が揃っています。
原材料は日本産のものばかりなので安心できます。ベタの魅力である体色の色を綺麗にする効果があるのはうれしいですよね。
また魚類は病気になると治療が大変ですがこの餌を与えると代謝を高め免疫力をアップしてくれるので病気にかかる可能性を低くしてくれます。飼っているベタが病気にかかりやすい方は使ってみてください。
■6. テトラ ベタ マイクロペレット
原料にこだわり食いつきを高めた餌です。原料の中には穀類も配合されているので脂質とタンパク質が多く、大きく立派な個体を育てることができます。
カロチノイドも豊富に含まれているので体色が鮮やかに育ってくれます。飼っているベタの食が細く体が大きくならないと困っている方は使ってみてください。
また、食べやすい超小粒サイズになっているのでメスや稚魚も食べることが出来ます。浮上性が高く食べ残しで水質を悪くすることを防いでくれます。
■7. ジクラ エス・オー・ディーフード
ソフト顆粒状で浮上性は他の餌に比べるとやや劣りますが嗜好性が高く底に沈む前に食べることができます。またベタだけでなく他の魚の食いつきも良く、底に沈んでしまってもコリドラスやシュリンプ類が食べてくれるので、水質を安定させることが出来ます。
原料には着色料を使っていないのでベタの健康にも良い商品です。消化吸収にも着目して作られているので、糞詰まりを起こすこともなくなります。着色料が気になる人や他の生体と混泳させている方は使ってみてください。
■8. オーシャンニュートリション アティソン ベタプロ
高たんぱくで大きく美しいベタを育てることが出来ます。粒の大きさがとても小さくメスや稚魚でも食べることが出来ます。この餌一つで育て上げることが出来るというのが特徴です。
ブリーダーやコンテストを目指している方におすすめの餌です。またこの餌一つで育てることが出来るので餌選びに迷っている方も使ってみてください。
値段は1000円を超えていて少し高いですが、お値段以上の効果があります。ただ、ボトルアクアリウムをしている方は高たんぱくすぎて太らせる原因になるので注意が必要です。
ベタの餌やりの量は?食べ過ぎ?あげすぎ?
ベタは闘魚で胃袋を小さくすることで運動量を上げることが出来ています。ですので餌の量は思っているより少なくて大丈夫です。
1回にあげる量は小粒の餌を5~7粒にしましょう。稚魚なら2、3粒がちょうどいいです。餌を与えても水面に残ったり、底に沈んでしまう場合はあげすぎです。
最初は食いつきが良いですが、だんだん食べる速度が遅くなり、それでもあげ続けて食べさせると食べすぎになります。食いつきがいい段階で餌やりは終わりにしましょう。
また、食べすぎると消化しづらくなり糞詰まりの原因になります。糞詰まりを起こすとお腹が張って泳ぐことが出来なくなり、最悪の場合は死ぬ可能性もあるので注意してください。
ベタの餌やりの頻度・回数は?一日何回?
1日に2、3回の餌やりで5~7粒の餌を与えるようにします。ベタは口が小さいので1粒ずつあげるようにしてください。そうすることで消化を良くしたり、食べ残しが減り、水質を保つことが出来ます。
週に何回あげるかは個体の状態によりますが、小さく成長が遅い個体には毎日あげるようにして、大きな個体には週3か4であげればよいです。
ベタの餌の代用になるものは?
ベタは金魚の餌や生魚など何でも食べます。小さく切ってなるべく人工物が入っていないものにしましょう。
ただ、栄養のことを考えるとベタに必要な栄養素が入っていないことが多いのでなるべくベタ専用の餌をあげるようにします。
旅行中のベタへの餌やりは?
旅行前に餌を普段通りにあげます。餌を多めに浮かせたりしていると返って水質を悪くさせるのでやめましょう。1週間ほどであれば餌なしでも生きていくことが可能です。
運動するためのエネルギーを温存させるためにも水槽内に休憩させる水草を入れたりヒーターを入れておくことが大切です。
まとめ
おすすめの餌には人気商品も多数ありますので、試してみてください。
ベタが人に慣れてくると愛着がわき餌をたくさん与えたくなりますが、今回紹介した量を守って育てることがベタのためになるので、あげすぎには気を付けてください。