ベタは大きな水槽から小さな水槽まで幅広い環境で飼育をすることが出来る飼育しやすい熱帯魚です。
熱帯魚にもかかわらずヒーターなしでも飼育できるのでペットボトルで飼っている方もいます。そんなベタなので、レイアウトの幅も広くおしゃれな水槽を作りやすいです。
今回はベタ水槽のおすすめレイアウトを紹介します。紹介するレイアウト素材などを参考に好みの水槽を作ってみてください。
ベタの水槽レイアウトおすすめ13選
■1. ベタの体色とマッチした水槽
こちらの水槽はベタの体色を活かして水草の代わりに造花を使っています。あまり造花を使うレイアウトは見ないですがベタがさらにかわいく見えてきてすごく考えられたアレンジです。
ベタの体色に合わせて造花の色を変えてあげればどんな体色のベタでも簡単にチャレンジできるレイアウトです。また、造花が散らばらないように水槽の中に花瓶を入れている点もポイントです。
■2. 理想的な水槽
ベタの休憩スペースである水草や流木を中央に設置してその周りを十分に泳ぐことが出来る理想的な水槽です。ベタにとっても生活しやすく飼い主さんにとっても観察しやすくなっています。
また十分な広さがあるので混泳させたり繁殖させることも可能です。始めてベタを飼ってどのようなレイアウトにすればいいか分からない方はまずこのようなレイアウトを作ってみてはどうでしょうか。
■3. 滝レイアウト
ポンプを使った滝が流れるレイアウトです。流れが苦手なベタですが弱い水流で滝を作るくらいなら流されることがないので大丈夫です。見た目がかっこよく部屋にあるだけで自慢できる水槽です。
またこのレイアウトは見た目に反して作るのが簡単なのでチャレンジしてみてください。見た目だけでなくポンプを入れない水槽に比べて水中の酸素も増えるのでベタを健康に育てることにもつながる機能的な水槽です。
■4. ボトルアクアリウム
ベタを飼う時のメリットの一つに小さな環境でも飼育が可能ということがあります。このレイアウトでは小さい環境の中に流木や水草を入れているのでミニチュアのようにかわいらしく作られています。
このような水槽が仕事スペースやテーブルにあったら癒されること間違いなしです。飼育環境の確保に困っている方におすすめのレイアウトです。
※ベタの飛び出しだけ注意が必要です。
■5. 秋っぽさを感じるレイアウト
水草は緑色だけではなく赤系の色をしたものもいます。その赤系を使うことで秋っぽさを感じることが出来るレイアウトを作ることが出来ます。赤系の代表水草といえば「ハラ」や「レッドカボンバ」があります。
これらの水草と赤系のベタを組み合わせるといい感じに映える水槽になります。赤系の水草はショップでも普通に打っていて緑系の水草と値段も変わらないです。
■6. インテリア化したレイアウト
水槽の中をレイアウトするのではなく水槽自体をレイアウトしてインテリアのようにしたものがこちらになります。ボトルアクアリウムでも飼うことが出来るベタだからこそできるレイアウトです。
こちらの画像では水槽を流木に合うように加工していて難易度が高いように思えますが、流木の種類は無限とあるので水槽にあう流木を探すことでこのようなレイアウトを再現することが簡単にできるようになります。
■7. 隠れ家アレンジ
こちらは水槽の中に置物を入れてベタの隠れ家にしています。このような洞窟型の置物をレイアウトとして使うことでベタの隠れ家にもなりおしゃれです。
自分の好きな置物を使えばいいのでレイアウトが楽しくなります。今では爬虫類のシェルターなどを特注できるサービスなどがあるのでそこでベタ水槽用のアイテムを作ってもらうことも出来ます。
■8. 和なレイアウト
こちらのレイアウトの特徴は流木に水草を生やさせることによって盆栽風を作り水草を生やしている個所と生やしていない箇所を分けることで日本庭園を彷彿とさせているところです。
流木に水草を糸で巻き付けることで1週間ほどで流木に水草が定着してくれます。地面にはやす水草も地面に定着してからベタを水槽に入れるようにすると抜けにくくなります。
■9. 複数匹飼いたい方用レイアウト
ベタを複数匹飼いするためには仕切りを作ったり、水槽を複数用意する必要があります。1つの水槽に複数匹入れると喧嘩するからです。
しかし水槽を複数用意するのは大変です。このレイアウトは1つの水槽を仕切ることで複数飼育を可能にしています。1つ1つの区切りが違った顔を持っているのでオシャレ感が増します。この仕切りを透明なアクリルに換えることでベタ同士でフレアリングをする姿を見ることが出来るようになります。
■10. 好みの器で生け花レイアウト
使わなくなった器に砂を入れ、そこに水草や流木を植えることでまるで生け花をしているような水槽になります。こちらも和な感じがあります。
器を端っこに寄せてあげることで大きな流木を使ってもベタの泳ぎ回るスペースを確保することが出来ています。また好きな器を使えるという点でも魅力的なレイアウトで、器次第ではかわいらしい水槽なんかも作れます。
■11. 究極のシンプルレイアウト
水槽の中にはベタと1本の水草しかありません。これこそ究極のシンプルレイアウトです。シンプルですがちゃんとベタの泳げるスペースがあり、水草があるので休憩もすることが出来、考えられている水槽です。
掃除や水替えが楽で水質を保つことが可能なのも魅力的なポイントです。ボトルアクアリウムが出来るベタだからこそできるレイアウトです。
■12. 岩アレンジレイアウト
流木や水草を使ったアレンジレイアウトは沢山ありますが岩を使ったアレンジレイアウトもあります。こちらでは岩でアーチを作りベタがそこを通るところを観察することが出来ます。
水面に水草を浮かせていたり、2色のソイルを使っているところもおしゃれポイントです。岩に苔を生やさせることでまた違った雰囲気の水槽を作ることも出来ます。
■13. 奥行きのあるレイアウト
手前には大きな岩、奥には小さな岩を使っています。また中央のソイルゾーンは川が山から流れているように手前に向かうにつれて幅を大きくしています。
そうすることによって奥行きのあるレイアウトを作っています。また水草を生やしているゾーンが広かったり岩をたくさん使っているので、エビやコリドラスとの混泳も可能になっています。
ベタの水槽に水草は必要?
ベタの水槽に水草は必要です。ベタは泳ぐのがあまり得意ではないので休憩する場所を確保する必要があります。ですのでベタの休憩場所として水草を入れてあげるようにします。
また、水草は水質を保ったりベタの隠れ家にもなります。苔が生えるのが嫌だったり水草で水槽を圧迫したくなくという理由で水草を入れたくない方でもなにか小さいレイアウト材料を用意することで長生きしてくれます。
一番気を付けないといけないのがヒータのみを入れるレイアウトです。理由はヒーターでベタが休憩するようになり、ベタがやけどをする恐れがあるからです。
ベタの水槽レイアウトを作るコツ
ベタの水槽レイアウトはヒーターを使わないでいい分自由度が高いです。ですので好きなレイアウト素材を使うことが出来ます。コツとしては以下になります。
■1. ベタが泳げる広いスペースを確保する
多くのベタ飼育者がしているのは水槽中央に流木や水草を設置するというレイアウトです。観察もしやすいしベタも泳ぎ回ることが出来ます。水槽全体に水草を生やすとベタが映えなくなったりけがをする原因になるので気を付けないといけません。
■2. 床材は黒砂か白砂を使う
ベタは色が鮮やかな魚ですので、場合によっては茶色い砂を使うより白や黒の床材を使うことでベタが映える水槽になります。
■3. 床材やレイアウト素材に奥行きを付けることが出来る
ベタは水流に弱い熱帯魚でポンプを付けないことが多いです。水槽の奥側に床材を多く敷き、手前側は床材を少なくするように工夫すると手前に向かって坂になっているようなおしゃれな水槽を作ることが出来ます。
まとめ
レイアウトの仕方は無限大で同じようなレイアウトでもちょっとの工夫で水槽の顔が全然変わってきます。
飼っているベタに合ったレイアウトを考えあまりストレスを与えないように気を使って水槽を作るようにするといい水槽になります。是非この記事を参考に水槽レイアウトにチャレンジしてみてください。