お金は余裕があると増えていくのですが、ジリ貧状態にあるとますます減っていく印象があります。何とも不思議な流れをするものです。
手相や風水などでは、お金は持っている人の所に集まりやすく、お金がない人には寄り付かないことが古くから知られています。
それでは、初めからない人は、増やせないのかということになります。しかしそのようなことはなく、金運や財運を持っていれば、お金が集まり増やせるのです。
この財運に関わりが深いのが財運線になります。濃かったり長かったりと様々な形で現われますが、枝分かれして現われることもあり、それぞれに意味があります。
それでは、この財運線の枝分かれの意味について詳しく解説していきます。
手相占いで財運線の意味とは?
財運線は、水星丘と呼ばれる小指のつけ根の領域に現れる縦線を指します。ここから金運の状態やお金に対する執着心、お金に関わる能力などが読み取れます。
濃かったり長いものは、金財運が高まり、お金に苦労しないとされます。良く稼ぎ、財が築けるはずです。商才やコミュニケーション能力に優れているので、事業を起こせば成功する可能性が高くなります。
お金に関わる吉報が舞い込むことも考えられます。財運線は周囲の環境の変化が反映されるので、お金が稼げるようになれば、どんどん濃くなっていくことがあります。財運の好循環が起こることもあるようです。
途切れがあったり、複数の薄い財運線の場合は、財運がそこそこあるものの、出費がかさみ財が築けないとされます。
また財運線がないから貧乏になるとは言えず、お金に無頓着である場合もあります。他の要素も考えて判断する必要があります。
財運線は右手左手で意味が異なる?
財運線を読み取る際、右手と左手では意味合いが異なる面があります。手相は利き手で現在から将来にかけての運勢など、利き手でない方で生来のものや過去を読み取ります。日本では右利きの人が多いので、通常右手ではこれからのものを見ることになります。
ここから右手(利き手)の財運線は、現在から今後の金財運やお金を稼ぐ能力などを知ることができます。
一方の左手(利き手でない手)の財運線では、生まれ持っての金財運や金銭感覚がわかるわけです。
財運線が左手にあっても右手にない場合は、生来の金銭感覚や商才などが失われた可能性が出てきます。左右の手で良い意味を持つ財運線が悪い意味の財運線に変化していたら、原因を突きとめて改善策を講じた方が良さそうです。
また右手(利き手)の財運線では顕在化している稼ぐ能力が現れ、左手(利き手でない手)には潜在的な稼ぐ能力が現れるという見方もあります。
財運線の上が二股に枝分かれ(Y字状)
財運線の上部が二股に枝分かれしている場合、今までの努力が報われて大きな財が築けるとされます。お金に対する関心が高く、地道な努力が続けられる人が多いようです。
大きな財に向けて、蓄財が始められることも考えられます。大金や大財を手にするチャンスが巡って来る面もあります。
何らかのお金に関わる才能を持っていたり、既にその才能を発揮しているとされます。事業を起こしたり、商売を始めると成功する可能性が高くなります。
金運に恵まれ、生活に必要なお金に困ることはないとされます。満ち足りた暮らしをしながら財産を築くことができます。
財運線の下が二股に枝分かれ(逆Y字状)
財運線の下部が二股に枝分かれしている場合、今までの努力の結果、経済的な土台がしっかりとしたとされます。簡単には揺るがない経済的な基盤が構築されているので、その後の人生が安泰となります。
これを元手に事業を大きくしたり、財を増やせば成功する可能性が格段に高くなります。不安定だった収入が安定し、着実に増やして行けるはずです。蓄財のペースが早まることで、お金がお金を呼び財が増える好循環になりやすいと言えます。
しかし、無謀な計画を立てて、お金の力でモノを言わせようとすると、あっという間に金財が底をつき、この財運線が消えることもあるようです。
財運線がV字
財運線がV字に枝分かれしている場合、大金を手にするチャンスに恵まれるとされます。金財運が上昇しているので、お金回りが非常に良くなります。
現在携わっている仕事で大きな業績を手にして、大金につなげられることも考えられます。鳴かず飛ばずの商売が、SNSなどのちょっとしたことをきっかけに大幅黒字に転換するかもしれません。
一獲千金のようなことで大金をつかむこともあるとされます。宝くじを購入すれば高額当選しやすく、株や仮想通貨に投資すれば大きく化ける可能性が高くなります。積極的に大金が稼げる時期の到来を告げることになります。
財運線の上が三股(トライデント)
財運線の上部がフォーク状の三股になっているものを指します。この三股はトライデントとも呼ばれ、現れている線の意味を非常に強くします。
財運線の上部が三股の場合、金財運が格段に上昇し、大金や大財が思いのままに手にできるとされます。金運が爆発的に一気に高まるので、お金に関わる環境がたちどころに大好転するようです。
お金の苦労から解放され、満ち足りた裕福な暮らしができます。思いもよらない大金が舞い込むことも考えられます。秘めていた商才を発揮して大きく稼げるかもしれません。財運線が薄く弱々しい場合は、これらの意味合いは弱まるとされます。
財運線の下が三股フォーク状
財運線の下部がフォーク状の三股になっているものを指します。この場合、人の助力を得て金財運が格段に上昇するとされます。
人とのつながりによって大金や大財を思いのままに呼び寄せられます。何らかの支援者に出会うことで、金運が一気に高まり、お金に関わる環境が一変するはずです。この支援者には恋愛・結婚相手も含まれます。自力で稼ぐよりも、多額の稼ぎが期待できます。
自分にお金を増やす才覚がなくても、周りに頼りなる人物が現れて、事業や商売が成功しやすくなります。また誰かしらの支援によってしっかりとした経済基盤が築けるとされます。
財運線の上下両方がV字
財運線の上下がV字に枝分かれしている場合、自力で財が築ける上に人の助力も得て財が築けるとされます。非常に金財運が強くなり、強運までも手にします。いろいろな面で大金をつかむチャンスが巡ってきます。
商売や事業で成功しやすく、問題が生じても助けてくれる人が現れるので、何があっても対処できるはずです。宝くじやギャンブルで荒稼ぎができるとされます。
自分の才覚と人の能力を上手く融合させて、より大きな財が築けます。一代で富を成す創業者や大企業の経営者に向いています。この財運線が濃い程、これらの意味合いが強まります。
枝分かれしている財運線にスター線
スター線は星紋とも呼ばれ、短い3~4本の線が星のように交差しているものを指します。これが本線や枝線に見られる場合、金財運が絶好調となり、数多くの成功や幸福が手にできるとされます。
お金の巡りが格段に良くなり、何をやってもお金につながるはずです。お金が効果的に使えるとされます。大金がつかめる予兆にもなるので、宝くじやギャンブルで一獲千金も夢ではなくなります。人気を集めやすく芸能界での活躍が期待でき、大金がつかめることもあります。
しかし、これらの金財運や人気を過信していると、予期せぬ金銭トラブルに巻き込まれる可能性もあるようです。
枝分かれしている財運線にフィッシュ
フィッシュは魚紋とも呼ばれ、尾ひれのついた魚のような形を描く紋を指します。稀少な幸運の証として知られています。
これが本線や枝線に見られる場合、金財運が一気に高まり金銭環境が一変するとされます。ジリ貧状態でお金に困っていたことが嘘のように、お金の巡りが良くなるはずです。予期せぬ大金が入ったり、宝くじが高額当選することが考えられます。
金銭面での大成功が見込めるので、事業を起こしたり商売を始めれば、当初から黒字になるはずです。金運上昇を契機に様々な運気も高まり幸運がもたらされます。
財運線が薄かったり短くても、フィッシュの幸福力が強いので財運はあまり弱まりません。
まとめ:基本的に金財運を高める
財運線はいろいろな形で現われますが、枝分かれすることもあります。基本的にこの枝分かれは金財運を高めるとされます。稼ぎが増えて財が築けます。商才やコミュニケーション能力にも優れるので、金銭面での大きな成功がつかみやすくなります。
財運線がY字状に枝分かれしていると、地道な努力が報われて大財が築け、逆Y字状になっていると、努力の末に経済的な基盤がしっかりするとされます。財運線がV字の場合は大金をつかむチャンスに恵まれ、財運線の下部が三股になっていると人の力を借りて一気に大財が築けることがわかります。
枝分かれした財運線にスター線やフィッシュがあれば、金運環境が変わります。財運線が枝分かれしていた際には、これらの意味を上手く活用したいものです。