人は外見で判断してはいけないとは言いますが、性格が悪いとそれが顔に出ていることがあります。人相は日頃の顔の表情が反映されるので、不変不満が多かったり、人を羨むことが多いと顔の表情筋がそれなりの形になってしまうからです。
この表情筋は他の筋肉と違い急激に発達するものではなく、じっくりと長い年月をかけて形成されていきます。日々の表情や気持ちが少しずつ顔に刻まれていくわけです。
良くも悪くも性格が現れやすいので、さりげなく顔から情報が得られます。顔で相手の性格がある程度わかるとなれば、職場や恋愛といった様々な対人関係において、いろいろと役立てるはずです。
それでは、この性格悪そうな顔の特徴などについて詳しく解説していきます。
性格悪そうな顔と言われる…
誰かから性格が悪そうな顔と言われた経験がある人もいるでしょう。見た目でそのように言われるのはひどい話ですよね。
ただ、そのように見られるとなると、損をすることもあるでしょう。逆にギャップで余計に良い人と思われることもあるかもしれません。
あなたが第一印象を大切にするなら、どのような顔だと性格が悪そうに見えるのか把握して少し工夫すれば、印象を変えられることもあるはずです。
性格悪そうな顔とは?特徴10個
性格が悪そうな顔は、人によって感覚が違ったり、その人の思い込みだと考えている人がいるかもしれませんが、特徴があるのです。そして損をしている場合もあるでしょう。性格の悪そうな顔の特徴を分かりやすく紹介しています。
■1. 顔が歪んでいる
性格が悪そうな顔に顔が歪んでいることが挙げられます。実際に性格が歪んでいると顔も歪む傾向にあります。顔の歪みが大きい程、性格も大きく歪んでいることが多いようです。
人の言動に対して僻んだり、皮肉ばかり言っていると歪んで顔ばかりすることになり、それが日常化していると顔も歪むようです。
人の顔はきれいに左右対称にはなっていないのですが、歪み癖がつくと、どんどん歪んでいきやすくなります。顔の歪みはコンプレックスにもなるので、より一層歪んだ性格になるとされます。気持ちを切り替えて顔を歪ませることは減らしていった方が良さそうです。また生まれつき顔が歪んでいたとしても、性格が良ければ歪みが目立たなくなるとされています。
■2. 目がつり上がっている
性格が悪そうな顔は目がつり上がっているとされます。人が目がつり上がる時は怒った時です。目がつり上がると言うことは怒っていることが非常に多いことを示します。
大らかな心を持たず、常に周りに対して何らかの怒りを覚えていると、性格が悪くなります。目つきが変わるくらい怒っているとしたら、かなり感情的になりやすい性格とも言えます。
自分本位な面があるはずです。目がつり上がっている上に、血走っていたり、冷たさが感じられれば、かなり冷酷な面があるかもしれません。接し方に注意が必要です。
一方で生まれつき目がつり上がっている人もいますが、その場合は、瞳に優しさが感じられたりします。怒りによる表情筋の特徴にないものがどこかあるはずです。
■3. 目が笑っていない
性格が悪そうな顔に目が笑っていないことが挙げられます。楽し気に笑っていても、目が笑っていないと何か他の良からぬことを考えているように見えてしまいます。実際に性格が悪いと目が笑っていない人が数多く見受けられます。
性格が良い人が笑う際は、心の底から笑っています。目は口ほどに物を言います。本当に心から笑っていれば目も明るい印象になるはずです。
人の気持ちの窓は目なので笑っている際に目を見れば、性格がわかります。目の印象は表情筋では、どうやっても変えることができないので、取り繕うことはまずできないはずです。
■4. 眉間にシワが寄っている
性格が悪そうな顔は眉間にシワが寄っているとされます。人が眉間にシワを寄せる際は、たいてい怒る、困る、悲しむといったマイナスな感情を抱いた時になります。これが多いとどうしても眉間にシワが寄ることになるわけです。
不平不満が多く、何かにつけマイナス感情を抱いていると性格が悪くなっていきます。自己中心的でこだわりが強く、心配性な面があるはずです。
人の言動に怒りを覚えることが多いかもしれません。年齢によってシワが寄ることがありますが、喜びや楽しみが多い人は、シワがそれほど目立たず、嫌な印象がないとされます。
■5. 目つきが悪い
目つきが悪いと性格が悪い可能性が高くなります。人格は目に出やすく、目つきが悪くなることばかりしていると普通の状態でも目つきが悪くなります。
機嫌が悪くなることばかりが周囲で起きていて、ひがみっぽくなっているはずです。自分の弱さを隠すために威嚇するようなことが多く、その結果目つきが悪くなります。特に睨んでいないのに睨んでいると勘違いされ、トラブルになりやすくなります。
人から怖がられ、空威張りしていることも考えられます。笑顔を増やせば目つきが良くなります。生まれつき目つきが悪い場合でも、優しい性格の人は瞳に優しさが感じられるはずです。
■6. クールに見える
性格が悪そうな顔はクールに見えることが多いとされます。一見すると格好良いのですが、腹の中では何を考えているかわかり難い面があります。本音と建て前をきっちりと分けていて、自分の領域に人を踏み入れさせないとされます。
自分さえが良ければ、人はどうなろうと関係ない気持ちが強くなります。何事も他人事とクールな対応をしていると顔つきもどことなくクールに見えるようになるとされます。性格の冷たさが垣間見れるはずです。
何事も情に流されることなく、冷徹に判断がするとされます。人から恨まれることが多くなり、その分性格が悪くなりがちです。クールに見えても、暖かい性格の人はふとした瞬間に優しさや人間味が漂うとされます。
■7. 目に落ち着きがない
目に落ち着きがないと性格が悪い可能性が高くなります。正面を向いて話をしていても、目だけはきょろきょろとしていることが多いはずです。周囲を気にして嘘がバレないようにしていることが考えられます。
何か人に言えないことや相手に対して邪な気持ちを抱いているとされます。こういう状況が多いと普通の状態でも、目に落ち着きがなくなるはずです。
感情の不安定さが目に現れやすく、それが反映されています。この手の人は信頼できないので、お金の貸し借りなどはしない方が良いと言えます。生まれつき目に落ち着きがない人は稀とされ、例えそうだとしても、この落ち着きのなさが気にならないはずです。
■8. 口角が下がっている
性格が悪そうな顔は口角が下がっていることが多いとされます。何らかのネガティブな表情ばかりをしていると口角は下がってきます。人の言動に文句を付けたがり、どこかひねくれた面があるとされます。
プライドが高く素直さがないので、本性をさらすことはまずないはずです。人を見下すことが多いとされます。人から冷遇され心が満たされていないはずです。困りごとがあるとよりネガティブに考えがちで、なかなか解決に導けないとされます。その分、性格がどんどん悪くなっていきます。
何事もこだわりが強く頑固な性格で笑顔が苦手になります。人は前向きで明るい表情ばかりをしていると口角は上がるものです。生来、口角が下がっていても性格が良ければ、他の顔のパーツに明るい印象があります。
■9. 口が歪んでいる
性格が悪そうな顔は口が歪んでいることが多いとされます。人と話している際に口が歪むと、何らかの隠し事がある可能性が高くなります。相手を騙そうとしている下心があるかもしれません。自分と人との間に距離を置き不信感を抱きやすいとされます。
なかなか人に心を開かない面があります。人と話すことが苦手な場合も口が歪みます。口が歪んでいる人は脳の働きが鈍く、思考がルーズになりがちとされています。対人関係では気遣いが乏しくなるようです。
何らかの形で無理して話す機会が多いと、常に口が歪むことになります。その分、素直さがなくなり性格が悪くなります。生来、口が歪んでいる場合でも、性格が良ければ話している際は歪みが気にならないはずです。
■10. 舌を動かしていることが多い
口を閉じて舌を動かし、何か値踏みをしているような印象があると性格が悪い可能性が高くなります。無意識のうちにやっているのですが、人を蔑んでいることが多く、何かを仕掛けてやろうという気持ちが強くなります。
悪知恵が働きやすく、常に闘争的な面が垣間見れるとされます。人と協力する気持ちはさらさらなく、自分が上に立つことばかりを考えているはずです。本人は特に意識していなくても自然に動かしていることが多いとされます。
これは生まれつきということはなく、どこかの時点で舌を動かす癖が付いたとされるので、性格が良い人がこの表情をすることはないはずです。
性格悪そうな顔の男性の人相は?イケメン?
男性に対して女性はある程度のワルは憧れるのですが、根っからの悪人は好みません。顔立ちがイケメンでもどこか嫌な印象が残る場合、なかなか気を許さないはずです。しかし性格が悪そうでも根はやさしいということもあるので、なかなか一概には言えない面があります。
人相学的には顔の歪みや口の歪みは、感情に大きな波があり、落ち着きがないとされます。警戒心が強く本性をなかなか現さない面があります。
目がつり上がっているとクールに見えますが、喜怒哀楽がハッキリとしていて、何事にも積極的で明るい性格となります。イケメンも多いのでモテ顔にもなるようです。陽気さがあり人相としてはまずまずの面があります。
しかし目つきの悪さや舌なめずりなどは、根っからの悪人の可能性が高く、付き合った女性は不幸になるかもしれません。注意が必要です。
性格悪そうな顔の女性の人相は?美人?
女性の性格の悪さは男性の前ではほとんど見られないとされます。いろいろと取り繕うことが上手く、同性の前で大いに目につくようです。
一方で性格の良い女性は同性ウケは良いのですが、男性ウケは今一つのことが多いとされます。むしろ性格が悪いもしくは悪そうな方に惹かれやすいようです。ここから美人は性格が悪いと言われるようになります。
人相学的に見ると、目がつり上がっていると喜怒哀楽が明確で何事にも積極的で明るさがあることに男女差はありません。口角が下がっいると、不平不満が多くヒステリックになりがちです。しかし女性の場合、顔や口の歪み、眉間のシワは底意地の悪さにつながりやすいとされます。
女性で目つきが悪かったり、舌なめずりをするよう場合は、根っからの性格の悪さがにじみ出ている可能性があります。接し方は慎重にした方が良さそうです。
性格悪そうな芸能人・俳優・女優とは?
性格が悪いと言われる芸能人や有名人は本当に性格が悪いのでしょうか。
女性タレントDさんは毒舌タレントとして知られていますが、バラエティ番組に出演した際、視聴者から毒舌ではなく性格が悪いだけといった意見もあったようです。普通にしていると口角が下がっているように見えるので、性格の悪い要素はあるようです。
Sさんは女優でモデルの◯◯さんが性格が悪いと暴露したことがありましたが、夫の不祥事にも動じないので性格が悪くないかもしれません。
男性アイドルKさんは裏切り者という悪評があったようですが、クールに見える面が後押ししているかもしれません。
Eさんは、性格の悪い女優としての悪評があり、ふてぶてしい態度が目に余るとされています。目が笑ってないように見えますが不祥事などはないようです。
女優Iさんは、つり目ではないものの、性格の悪いキャラクターの演じた時にイキイキしているので、性格が悪いと思われているのかもしれません。
まとめ:顔は日頃の表情が反映される
人の顔は日頃の表情が反映されるので、性格が悪かったり不変不満が多いと、顔の表情筋がそれなりの形になってしまいます。そこから性格の悪さが読み取れたりします。
性格が悪そうな顔が生来の要素ということもありますが、性格が良ければその要素があまり気にならなくなるとされています。性格が悪そうな顔は、顔や口が歪んでいるとされます。歪んだ性格が顔に反映されるようです。
怒ることが多いと目がつり上がってくるとされ、ひがみっぽいと目つきが悪くなることがわかります。笑ったり喜ぶことが少なくネガティブな表情が多いと口角が下がるとされます。もし当てはまる人がいたら、これらのことを把握して対人関係を良好にしたいものです。