九星気学には傾斜という考え方があります。傾斜には才能や性格の一部、または潜在意識の特徴が含まれています。
今回は傾斜のなかでも喜びを意味する兌宮の解説をします。
兌宮傾斜とは?読み方は?運勢は?
兌宮傾斜の読み方は「だきゅうけいしゃ」です。
兌とは五行の金属性を持ち「沢」を意味します。兌宮を傾斜に持つ人は華やかな人生をおくります。
兌は沢山の人が集まって楽しい様子をあらわします。兌宮に傾斜を持つ人は多くの人に囲まれ様々なイベントやパーティーのように大勢で楽しみながら生活をします。
お金は活発に出ていきますが、なぜか支援者がいて生活に困ることがないという不思議な性質をもっています。
兌宮傾斜の性格
兌宮傾斜を持つ人はとても明るく派手な性格を持っています。周りの人に気を遣いながら盛り上げ人気者となります。万事において器用であり、高い順応性と適応能力があります。
初対面でも友人のように明るく声をかける事ができます。愛想が良いと言えますが、あまりの調子の良さに八方美人に捉えられてしまうこともあります。
多彩な才能の持ち主で沢山の趣味をもち、流行にも敏感です。イベントやパーティーなどみんながおいしいご飯を食べてお酒を飲んで楽しむ環境が大好きです。しかし、そんな底抜けに明るい性格の裏にはさみしがりで気の弱い一面が隠れています。
楽しむことに関しては天性の才能をもっていますが、細かいことを思考するのは苦手という傾向があります。また、諦めも早く粘る、踏ん張るといったことが出来ない傾向があります。
兌宮傾斜の恋愛傾向は?モテる?
兌宮を傾斜に持つ人は人気者となります。人を集めるのが得意で、人に好かれるコツをよく心得ているため、年齢・立場を超えて好意を持たれます。しゃべりも上手く、華やかな印象と調子の良さで相手を口説くのも上手です。
謙虚であればよいですが、そこで調子に乗って自信過剰になってしまうと異性関連でトラブルを起こしてしまいます。好きな相手にはとても情熱的なアプローチをします。とても積極的です。
派手な演出はしますが、細かいことを考えるのは苦手とするため、割と単純でストレートなものになります。駆け引きなどはあまり考えず感情をストレートに伝えるタイプです。
運良くお付き合いとなった後も毎日のように愛情表現をします。束縛はしません。しかし、さみしがりの要素があるので、長めの出張などで会えないとなると普段は送らないようなメッセージを送信する可愛いらしさがあります。
兌宮傾斜の相性
傾斜宮は木火土金水の五行に属する性質をもっています。そして性質の特徴から相性の良い相手、良くない相手が存在します。
乾宮傾斜を持つ人と相性が良いのは、金属性の乾宮・兌宮、水属性の坎宮、土属性の艮宮、坤宮となります。また、本命星が六白金星、七赤金星、一白水星、二黒土星、五黄土星、八白土星となる人とも相性が良いでしょう。
相性が良くないのは、木属性の震宮、巽宮、火属性の離宮となります。また本命星が三碧木星、四緑木星、九紫火星となるひとは相性が良くないでしょう。
兌宮傾斜の適職・仕事運
兌宮を傾斜に持つ人の適職は、飲食関係です。高級なレストランではなくファミリーレストランや居酒屋のような大衆的なお店で多くの人と賑やかにできるような場所がとくに良いです。
人を楽しませるサービス精神も高いのでキャバクラやホストクラブでも才能を発揮できます。ただし、メンタルはあまり強い方ではないのでお店の体質や雰囲気によってはストレスをためてしまう可能性があります。
仕事運は、多くの人に好かれますが、細かい事務作業のようなものは苦手なので、サービス業や接客業の方が高い評価をもらえます。少々飽きっぽい性格があり転職も多いですが、必ず支援者、応援者がいてお金に困ることはありません。
兌宮傾斜の開運・運気アップ方法
兌宮を傾斜に持つ人の運気アップは「自分に軸を作る」ことです。兌宮の特徴として周りの人を楽しませることや相手に調子を合わせようとして自分の意志が不在になってしまうことがあります。
臨機応変で柔軟に思えますが、自分が空っぽであるとも言えます。そのため、自分の信念やポリシーを確立することで真のサービスを提供できるようにもなり、他人に振り回されてストレスを抱えてしまうことも防ぐことができるでしょう。
方針が固まることで離れてしまう人もいますが、熱心な固定ファンを獲得できます。楽しむことに関しては天性の才能をもっていますが細かいことを思考するのは苦手です。
兌宮傾斜の芸能人・有名人
・ラッキィ池田
・渡辺謙
・名倉潤
・井森美幸
さんなど。
まとめ
兌宮傾斜を持つ人はとても明るく賑やかで多彩な才能の持ち主です。みんなでご飯を食べてお酒を飲んで賑やかにすごすのが大好きです。その裏にはさみしがりな一面も隠れています。
自分の軸がしっかりできれば元々持っているサービス精神がより素晴らしいものへと昇華するでしょう。