ほくろはいろいろな所に現れますが、魅力的なほくろとそうでないものがあります。ほくろがチャームポイントになっていると、その存在がありがたいものになりますが、魅力を半減させてしまうと隠したり取り除きたいものになります。
このほくろは現れる場所によって様々な意味を持ちます。ほくろの形が整いツヤがある活きぼくろならば、ポジティブな意味を強め、歪みがありツヤのない死にぼくろならネガティブな意味を強めます。
人によってはほくろが多く見られることもあります。多い場合は、見た目に影響が大きい他に人相占いでは詳細な性格などを読み取ることができます。
それでは、このほくろが多い人の性格などについて詳しく解説していきます。
ほくろが多い人の人相占いの意味は?
一口にほくろが多いと言っても、何個からということもなく多い印象があれば多いと見なしますが、人相占いでは便宜的に数によって分けたりしています。
顔のほくろが3個以内ならば、対人運が良好で仕事上の人との縁に恵まれるとされます。数多くの人の助けが得られるやすいようです。死にぼくろだと、人のためにいくら頑張っても報われないとされます。
4〜6個の場合、金運に恵まれ、人のためにお金を使うことで倍返しになるとされます。強運にも恵まれているので、災難に遭うことも少ないようです。死にぼくろだと予期せぬ出費が増えます。
7個以上の場合、性格が素直で純粋とされ、何事も真っ直ぐに向かって行くとされます。全体運も良く大きなトラブルも少ないようです。死にぼくろがだと何事も受け身になりがちで、情熱があっても行動力が伴わないとされます。いずれの場合も活きぼくろならば、良い意味合いをより一層強めます。
ほくろが多い人はかわいい?モテる?
男女共にほくろが多いとチャーミングな印象になることが多いとされます。変に目立ったり、顔の印象を悪くするほくろ以外なら、ほくろが点在していることがチャームポイントになりやすいです。どこか親しみやすさがあり、話しかけやすいのでモテるとされます。
泣きぼくろなどは、可愛らしさを演出する要素が強く、モテることにつながります。活きぼくろでも大きなものが一つ鎮座しているよりも、上品で小粒なほくろが多数あった方が良いようです。しかし、多ければ良いというものでもなく、位置や顔全体とのバランスも考慮する必要があります。
女性の場合、ほくろが目につくのは色白になり、そこから色白美人はほくろが多いとされるわけです。
ほくろが多い人は若い?色白?
年齢を重ねてくると、紫外線を強く浴びた部分がシミになりやすいので、ほくろになることは少なくなるかもしれません。ほくろよりもシミのケアが重要になります。
そこから見ると、ほくろができる人もしくは多く見られる人は若いとも言えます。しかし年齢を重ねていても、遺伝的な体質や若い頃にできたほくろが数多く点在していることもあるので、一概には言えないかもしれません。
ほくろが数多く目につくということは色白という要素もあります。これは数個のほくろでも色白なら多く見え、色黒ならば、かなりあっても目立たないことにつながります。また色白だと肌の色素が薄い分、紫外線に弱くほくろができやすい面もあるようです。
ほくろが多い人の性格の特徴5個
■1. 個性が強い
人や物事の好き嫌いがハッキリとし、個性が強いとされます。自分なりの独自の判断基準を持っているようです。人の意見に左右されることはほとんどありません。
行動が読めない面があり、人に好かれようとはしないようです。ユニークな発想をしたり、特異なファッションをしたりします。
自分のことが好きで、独特の言葉遣いをすることもあるようです。一人でなんでもこなそうとし、一人で行動することを好みます。五感が発達し、勘が鋭いとされます。
特に額の真ん中付近にほくろが多い場合、より一層個性的になるとされます。立場が上の人に反抗的な態度に出たり、婚期が遅れやすい面があるようです。
■2. 忍耐力がある
常に前向きで後ろを振り返らず、忍耐強いとされます。将来的な明るさを信じています。責任感が強く物事を途中で投げ出すことはないとされます。最後までやり遂げる力を持ちます。
夢や目標が高く、一つ一つステップアップしていくことを好みます。目標などの達成のために頑張れるとされます。何事も多少の問題があっても長続きします。
自分に自信があり、迷いを払拭することができます。人に流されずその場に適した判断ができるとされます。欲張ることなく、一つのことにストイックに取り組めます。
特に髪の生え際付近にほくろが多い場合、より一層忍耐力があるとされます。時間を掛けて大きな成功をつかむようです。
■3. 努力家
自分に厳しく努力を惜しまないとされます。今やらなければならないことを着実にこなしていきます。面倒なことを先延ばしにすることはありません。
失敗を恐れずに努力することができます。失敗を割り切ることができ、成功につなげる努力をします。行動や目標を明確にし現実に即した設定ができるとされます。無謀なことや無理なことには、チャレンジしないようです。
今までの自分が乗り越えられるという強い意思を持っているとされます。精神的な強さがあり、かなりショックなことがあっても逃げ出したりはしないはずです。損得勘定に左右されず、行動の筋道が通っているとされます。
■4. お金の管理が上手
何事も計画的でお金の管理が上手いとされます。お金を使う時と使わない時のメリハリがしっかりとしています。ここぞという必要な時にケチることはないようです。
周りに流されることなく、自分の考えに基づいてお金が使えます。買い物上手で決められた予算内に収めることに優れています。衝動買いなどの無駄な出費がほとんどありません。
お金の管理の仕方を状況に合わせて何回も見直せるとされます。柔軟な対応ができ、費用対効果を気にしています。
先行きの読みが鋭く、株などの投資による運用で資産を増やすことに長けています。何らかの商才があり自己投資にお金を惜しまない面があります。
■5. 本能的
いろいろな欲求が強く、精力も旺盛とされます。普段は理性で抑えているのですが、ふとした弾みにタガが外れ本能的になるようです。人を好きになるとより本能的になり、肉体的な欲求が強まります。
誰かと一緒に居て、感情などを共有したい面が強くなるようです。何度もマイペースで周りをあまり気にしないとされます。何らかの異性を惹きつける魅力を持っています。
口周りのほくろが多い場合、その数が欲求の強さに比例するとされます。目の周りにほくろが多い場合、恋愛トラブルが多くなるとされます。鼻にほくろが多い場合は晩年期の健康運や恋愛運に注意が必要です。
ほくろが多い人の原因・理由
ほくろが多くなる遺伝的な体質や紫外線を多く浴びていることが考えられます。生まれた時はほくろがないとされますが、できやすい体質ならば、ほんの少し紫外線を浴びただけでも幼少期から至る所に現れるはずです。
一般的に紫外線は、外での行動が多ければそれだけ多く浴びることになります。外回りの仕事が多かったり、アウトドアを趣味としている場合は紫外線を浴びやすい環境にあり、ほくろが増えやすいと言えます。
この他、食事の栄養バランスが偏っていたり、睡眠不足が続くなど生活習慣が乱れると、ホルモンバランスなどが崩れて肌に溜まったメラノサイトを排出できなくなり、ほくろができやすくなります。
女性の場合、生理のタイミングでもほくろが増えることもあるようです。また毎日のメイクなどの刺激でもほくろができることがあるとされます。あまり強く擦りつけないようにした方が良さそうです。
体にほくろが多い人の運勢
体のほくろもその数によって運勢が異なるとされています。体のほくろの数が5個以内の場合、人から引き立てられとされます。
その人に何らかの応援したくなる魅力や要素があるようです。運やチャンスを人のつながりによって得られます。自然に人を立てる言動ができるとされます。姑息なゴマすりはしないようです。
ほくろの数が10以内の場合、災難に遭うことが少ないとされます。強運を持ち、神仏や先祖を敬っている面が強いようです。例え遭ったとしても、軽微なもので済み、災い転じて福となることもあります。
ほくろの数が11個以上の場合、全ての運勢が良好となるとされています。人生でプラスになるチャンスに恵まれます。何らかの選択を迫られた際には、常に正しい選択ができます。何事にも成功をイメージし、自分が幸運に恵まれていると信じています。行動力があり人や物事に感謝の気持ちを持ち続けているとされます。
顔にほくろが多い人の運勢
基本的に顔に活きぼくろ多いと幸運に恵まれるとされ、死にぼくろ多いとネガティブな要素が強まります。
顔のほくろはチャームポイントにもコンプレックスにもなりやすいのですが、活きぼくろなら魅力として活かし、死にぼくろなら除去することで運気が上がり明るい気持ちになれます。
額に多く見られ場合は、強い個性を持ち引立て運があり、目元に多く見られると恋愛トラブルが多くなるとされます。しかし活きぼくろならば、トラブルは上手く乗り切れます。
耳のほくろが多くなると、社交性が増し性格が明るくなるとされます。
鼻にほくろが多く見られる場合、財を築いても使い果たす可能性が高くなるとされます。しかし活きぼくろだと、散財をしてもお金には困らないようです。
頬にほくろが多い場合、勝気な面が強まるとされます。リーダーの素質があり、活きぼくろならリーダーとして大きな成功が手にできます。
腕にほくろが多い人の運勢
腕にほくろが多い場合も、いくつかの部位に分かれて意味があります。肩から肘までの上腕にほくろが多ければ、人からの助力が多く得られるとされます。周りのサポートによって窮地が乗り越えられます。
手の甲側の上腕部分となる上腕外側にほくろが多ければ、要領の良さが際立つとされます。人当たりが良いようです。死にぼくろだと職を転々とするとされます。
手の平側となる上腕内側に多い場合、仕事を真面目に取り組み我慢強いとされます。人から信頼されますが、死にぼくろだと信頼されません。
右肘のほくろ(男性は左)が多いと、婚期は遅いものの、良縁が多くなるとされます。左肘(男性は右)が多いと、恋人と仲違いしてもすぐに仲直りできるとされます。
肘から手までの前腕にほくろが多い場合、中年以降の自我が非常に強くなるとされます。
手の甲側にあたる前腕外側に多いと晩年に努力が報われ、手の平側にあたる前腕内側に多いとかなり人望に厚いとされます。
まとめ:様々な運気に恵まれる
ほくろはチャームポイントにもコンプレックスにもなりますが、人相占いで数が多いと、様々な運気に恵まれるとされます。活きぼくろだとポジティブな面が強調され、死にぼくろだとネガティブな面が強まります。
一般的にほくろが多いと親しみやすさがありモテる面があります。このほくろが多い人は個性が強くユニークに発想ができ、独自の判断基準を持つとされます。努力家で忍耐強さがあるので、目標や成功を達成しやすくなります。
お金の扱いに優れているものの、本能的な側面もあることがわかります。体にほくろが多いと全ての運勢が良好となり、腕に多いと人から頼りにされやすくなります。これらのほくろの意味を知って人生を円滑にしたいものです。