社会人になると学生時代のように毎日顔を合わせるのが難しいため、デート頻度をどれくらいにすべきか悩む人もいるでしょう。
そこで今回は、当サイトのアンケート調査を元に、長続きするカップルのデートや連絡頻度について解説!長続きするカップルの秘訣と、恋人となかなか会えないときの対処法も伝授します。
社会人カップルの会う頻度・デート頻度
Spicomi独自のアンケート調査(20~30代男女対象、平均交際期間2年)では、恋人と会う頻度について以下のような結果が出ています。
◯恋人と会う頻度はどのくらいですか?
毎日 :2.4%
2日に1回 :2.9%
3〜4日に1回 :14.4%
1週間に1回 :41.6%
2週間に1回 :17.7%
1ヶ月に1回 :14.4%
2ヶ月に1回かそれ以下:6.7%
1週間に1回が約4割と、圧倒的多数です。また、1週間に1回よりも少ないカップルも4割弱となっています。
毎日や2日に1回は少数派で、同棲や社内恋愛なども含まれることを考えると、長続きする社会人カップルは、四六時中一緒にいるような付き合い方ではなく、お互いが仕事とプライベート、恋愛を両立できる快適な頻度を見つけているのだと推察できます。
恋人への愛情と会う頻度は、必ずしも比例するとは限りません。社会人カップルにとって重要なのは、一緒に過ごす時間の長さではなく、質の高さなのでしょう。
会う頻度が少なくても、一緒にいるときに幸せを感じるのが大切です。もちろん、一緒にいる時間がたっぷりとれて、しかもその間はずっと幸福なら最高です。
社会人カップルの理想の会う頻度
同調査では、社会人カップルの理想の合う頻度は以下のような結果が出ています。
◯理想の恋人と会う頻度はどのくらいですか?
毎日 :10.5%
2日に1回 :5.3%
3〜4日に1回 :21.5%
1週間に1回 :39.2%
2週間に1回 :14.8%
1ヶ月に1回 :7.7%
2ヶ月に1回かそれ以下:1.0%
「3〜4日に1回」と「1週間に1回」を合わせると約60%で、そのくらいの会う頻度が多数派と言えます。
実際に会う頻度と理想の頻度に大きな差はありませんでした。
長続きするカップルは、お互い快適に感じる頻度を上手に調整し、理想に合わせた行動ができているのでしょう。必要な話し合いを充分に行っているからこそできる技で、長続きするカップルはコミュニケーションが丁寧だとわかります。
また、理想の合う頻度が「毎日」と答えたのが10.5%と、実際に会う頻度より大きく上回っているのは特徴的です。
仕事などで毎日会うのは不可能なので、お互い無理ない頻度でデートを繰り返していますが、根底には「毎日だって会いたい」と強い愛情があることがわかります。「毎日会いたいのに会えない現実」が大きな不満につながらないのは、コミュニケーションがきちんとできている証拠です。
やはり、カップルのコミュニケーションは絶対不可欠。言葉を惜しまず丁寧に気持ちを伝え合うことを怠らないカップルは、すれ違いのリスクも最小限にできるので、長続きできるのでしょう。
社会人カップルの連絡頻度
同調査では、社会人カップルの連絡頻度は以下のような結果が出ています。
◯恋人との連絡頻度はどのくらいですか?
1日に10回以上 :28.7%
1日に5回程度 :24.9%
1日に2〜3回 :23.9%
1日に1回 :9.6%
2日に1回 :5.7%
3〜4日に1回 :4.3%
1週間に1回 :1.9%
2週間に1回 :1.0%
毎日1回は連絡を取り合っているカップルが87.1%でした。長続きするカップルが、コミュニケーションを大切にしていることが証明される結果となりました。
デートの頻度は週1回前後、あるいはそれより少なくても、約9割が連絡を毎日取り合っています。しかも、4組に1組以上が1日10回以上連絡のやり取りをしているのです。
「毎日連絡を取り合うほどお互い好きだから交際が継続する」という考え方もありますが、「コミュニケーションを取る努力をしているから長続きしている」とも受け取れます。強い気持ちを持続するには、やはりお互いの思いやりや協力、努力が必要なのでしょう。
付き合い始めの会う頻度は何回がいい?
長く付き合いたいなら、付き合い始めのスタートダッシュには要注意!お互い負担にならない頻度、週1~2回を目安にするのがおすすめです。
付き合い始めは一番ドキドキする時期。恋人のことが大好きで、でもまだ慣れていないから緊張して不安で、だから少しでも長い時間一緒にいたいと思いますよね。
しかし、盛り上がって毎日のように会っていると、あっという間に刺激に慣れてしまうかもしれません。新鮮な楽しい時期がギュッと凝縮し、倦怠期に入る時期も前倒しになるかも…。
また、付き合い始めの交際頻度がカップルのスタンダード化すると、忙しくても「会わなければ」と不安になるし、会えないと「前は頻繁だったのに」と不満につながったり、後に大きな負担となったりする可能性が高いです。
結婚までするカップルの会う頻度は?
仕事の繁忙期など、否応ない理由がない限り、長続きしているカップルが最も会っている頻度である週1回前後が理想と言えるでしょう。
長続きしているカップルは、どちらかに結婚願望がないなど特別なケースを別にすれば、時期が来れば自然と結婚に至るケースが多いです。
会う頻度が少ないから結婚できないわけではありません。重要なのはコミュニケーションです。普段から会話を大切にしているカップルは、破局の危機を未然防止できますし、結婚の話も抵抗なくできます。何よりお互いを思いやり、歩み寄る気持ちが大切です。
長続きするカップルの会う頻度
Spicomiが行ったアンケート調査の回答者の平均交際期間は2年だったので、回答者の会っている頻度が長続きするひとつの目安になります。週1回程度がちょうどいいと言えるでしょう。
お互いの生活ややりたいことを行いつつ、彼氏彼女として会ってコミュニケーションも行うことができる頻度です。
多すぎると依存度合いが高まって、どちらかに不満が溜まる可能性があります。逆に、会う頻度が少なすぎるとお互いの存在意義が薄れ、いてもいなくてもいいという関係に陥ってしまうこともあります。
長続きするカップルの秘訣5個
長続きするカップルは、デートや連絡の頻度以外にはどのような秘訣をもっているのでしょうか。詳しく解説します。
■1. 連絡やデートの努力はするけど無理はしない
恋愛には「お互いに会おうとする気持ちと努力」が必要ですが、無理は長続きしません。無理を続けると、どうしても負担になってしまいます。お互い疲れれば会いたい気持ちも弱まり、気持ちが離れてしまいます。
長続きするカップルは、努力の力加減が絶妙です。モチベーションを高くキープしつつ、お互い負担にならないよう、無理はしないしさせません。
■2. 1人の時間をお互い楽しむ
大好きな恋人に会いたいのは当然の気持ちですが、長続きするカップルは1人の時間も楽しめるのが特徴です。2人の時間は最高に楽しみ、1人の時間は友達と会ったり趣味に没頭したりのんびり休んだりと、メリハリのある交際をしています。
「会えない時間、ネガティブに寂しがるのはもったいない!この時間を有意義に使わねば!」と、お互いが何事にも意欲的に取り組みます。それが、お互い良い刺激になって、いつまでも新鮮な気持ちが持続するのでしょう。
■3. 日々のコミュニケーションを大切にする
頻繁なデートができなくても、基本毎日連絡を取り合うのが、長続きするカップルの秘訣です。しかも、義務感からの連絡ではありません。お互い心を寄せているので、自然と連絡したくなるのです。
また、日々のコミュニケーションを大切にしています。普段はLINEでも、ときどきは電話やZOOMを使うなど、会えないときでもお互いを近く感じられる工夫を怠りません。
■4. 無闇にルールを作らない
仲良くするためのルールだとしても、作ってしまうと守らなければなりません。そして、不可抗力だったとしてもルール違反すると、それが不満につながってしまいます。末永く仲良くするためのルールが、結果的に2人の仲を壊すきっかけになり兼ねないのです。
長続きするカップルは、無闇にルールを作りません。いつでも臨機応変で、必要があればその都度話し合います。相性が良くお互い思いやりがあるから、ルールの必要性を感じないとも言えるでしょう。
■5. 将来の展望を共有する
長続きするカップルは、将来の展望を何となくでも共有しています。直接結婚に繋がらなかったとしても、「数年後には仕事でこのポジションにいたい」など、お互いの人生展望を語り合い、「来年は海外旅行に行きたいね」など、2人の先の希望も自然と話題に上ります。
将来についての会話は、恋人の未来に自分の存在を感じられ、カップルに安心と信頼を構築します。はっきりとしていなくても先が見えると、そこへ向かって協力する気持ちが強くなるのです。
会う頻度・デート頻度が少ない時の対処法5個
会う頻度やデートが少なくて寂しい時、どのようにやり過ごせばよいのでしょうか。具体的な対処法を伝授します。
■1. 会えないときは1人時間満喫のチャンスと捉える
恋人に会えない日は寂しいですよね。しかし、寂しさばかりにフォーカスすると、「どうして会えないんだろう」「付き合っているのに寂しいなんて最悪」など、思考がネガティブになる一方です。何もせずひたすら会える日を待つ姿は、恋人にとっても重荷でしょう。
会う頻度が少なく寂しいときは、思考をポジティブに変換!「今こそ1人時間のチャンス!」と捉え、やりたいことを接触的に取り組みましょう。1人時間の充実は、カップル長続きの秘訣でもあります。
■2. 会える日は最高に楽しむ
会えない日が続いて寂しさが募ると、久しぶりのデートなのに、つい「もっと会えるように調整できない?」など、不満を口にしてしまいがち。しかし、たまにしか会えないのに、恋人が不満げに文句を言って自分を責めれば、恋人はうんざりしてしまいます。あなたも楽しい雰囲気が壊れるのは不本意でしょう。
デートの頻度が少ないからこそ、会える日は最高に楽しむのが基本です。お互い気持ちが通じ合うような楽しい1日を過ごせれば、「もっと会いたい」という思いが強くなります。
■3. 短いLINEでも良いのでなるべく毎日連絡を取り合う
会える日は最高に大切にするべきですが、会えない日も重要です。短いLINEでも良いので、なるべく毎日連絡を取り合いましょう。お互いに「1日1回は連絡をとりたいな」と思える関係が理想です。
「どうせ会えないし、連絡はデートの打ち合わせのときだけで良い」となると、コミュニケーションが足りなくなります。意識的に毎日連絡を心掛け、常に恋人には関心を示しましょう。
■4. 時にはビデオ電話をして近くに恋人を感じる
LINEやメールは、自分の都合の良いタイミングでチェックできるのがメリットです。しかし、文字だけのやり取りでは少々物足りません。
時には電話で恋人の声を聞いたり、ビデオ電話などで動画をつなげてリアルタイムリアクションでやり取りを楽しんだりと、近くに恋人が感じられる工夫をしましょう。
■5. 不安や不満を溜め込まない
ポジティブ思考で工夫をしても、なかなか会えない恋人には不安や不満を感じるかもしれません。負の感情を我慢して蓋をすると、たまりにたまって大爆発をしてしまいます。不安や不安は小出しにするのが基本です。
毎日のLINEや電話で、ネガティブな感情は小出しにしましょう。責め口調にならないよう注意し、優しく甘えるように訴えるのがポイントです。きちんと伝えれば不安や不安も早期解決できます。
まとめ
社会人カップルは、お互い仕事があり責任を背負っているからこそ、学生時代とは違った苦労があります。しかし、思いやりと工夫を持って付き合えば、デートの頻度が少なくても強い絆で結ばれるでしょう。寂しいときもあると思いますが、恋人を信じてポジティブに恋愛を楽しんでくださいね。