手相で生命線と運命線は気になる線の上位に数えられます。結婚にしてもお金にしても生命力や運命は関わりがとても深く切っても切り離せないものになります。
なかでも生命線は心身共に根幹を成す部分の特徴が読み取れます。この生命線が薄いと早死にしそうで嫌な雰囲気が漂いますが、寿命と線の薄さや長さはあまり関係がありません。
しかし薄く現れることは誰にもあります。それでは、この生命線が薄い意味について詳しく解説していきます。
手相占いで生命線が薄い人の意味と運勢は?
生命線が薄い場合、生命力が弱めで、何かと疲れやすく虚弱体質になるとされます。病気やケガも多くなるようです。体力的に無理が利かず、根気も続かないとされます。
積極性に乏しくなり気力が不足しているので、成果や成功がつかみにくくなります。自分に自信が持てず迷いが生じやすく、最後までやり遂げる気持ちが弱くなります。
仕事や恋愛などで何らかの問題やトラブルに遭遇すると、あっさりと諦めてしまうようです。意思が弱く周りに流されやすい面があります。精神的に弱くストレスを溜めこみやすくなります。
一方で感性の鋭さがあり、知識欲も旺盛とされます。小さな目標を少しずつ達成したり、基礎体力を付けることで線が濃くなるようです。
生命線が薄くて短い
薄い生命線が短く伸びる場合、生命力が弱まり、体力は少なめになるとされます。持病を抱えていたり、普通の人よりもかなり虚弱体質になります。
病気やケガが多くなり、回復に時間を要するようです。体力的に無理をすると何らかの弊害があります。精神的なストレスも溜め込みやすくなります。
不規則な生活をしていることも考えられ、気力や粘り強さに欠けます。極端に短いと、予期せぬ大病になったり女性なら難産になる可能性もあります。
生命線が薄くて切れてる
薄い生命線の途中に切れ間がある場合、その切れ間の時期にかなり生命力が落ちるとされます。体力や気力も乏しくなり、何事も上手く行かなくなるようです。
健康運が低迷し病気やケガが多くなり、大病をする可能性も高くなります。他のいろいろな運気まで一時的に落ち込むとされます。
予期せぬトラブルに巻き込まれやすくなります。無理をせずに回復するのを待つ方が良さそうです。この落ち込む時期は生命線の流年法で読み取ります。
枝分かれした生命線が薄い
薄い生命線が枝分かれしている場合、後半生もしくは晩年期にかなり生命力が弱まるとされます。病気やケガが多くなり、持病が悪化する可能性があります。
病気やケガの回復は遅くなります。精神的なストレスを溜めこみやすくなり、それがきっかけで体調を崩すこともあります。
積極性と粘り強さに乏しくなり、何事も投げ出すことが多くなるようです。枝分かれした線が濃ければ、弱まった生命力を補う何らかの要因が働くとされます。
生命線の始まりが薄い
この場合、幼少期に生命力が弱く、病気やケガが多いとされます。病弱で虚弱体質となります。普通の人よりも回復力は弱いようです。
何事にも積極性がなく、すぐに諦める傾向にあります。学習意欲に乏しく、成績はあまり良くないかもしれません。精神的な弱さがストレスにつながります。
成長するにつれて基礎体力などをつければ、生命線の後半部は濃くなるはずです。概ね25才以降の人にこの手相が見られても後半部が濃ければ、影響はありません。
生命線の途中から薄い
この場合、中年期に生命力が弱まり、病気やケガが多くなるとされます。病気などをするとその回復に時間を要します。
今まで出来たことができなくなるので、何かと落ち込みやすくなります。積極性に乏しくなり、自信を失いがちになるかもしれません。
些細な事でも精神的なダメージを受けやすく、それが心身の健康バランスを崩す可能性があります。途中、薄くてもその後濃くなっている場合、生命力が復活して健康的になれます。
生命線が薄くなる・消えてきた
今まで濃かったものが薄くなったり、消えてしまった場合、以前に比べて生命力が弱まったとされます。病気やケガをすることが多くなるので注意が必要です。大きなミスなどをして自信を失ったことも考えられます。
消えてしまった場合、生命力を格段に弱める何らかの原因があるとされます。大病を抱えていたり、強烈なストレスを受けている可能性があります。原因を付きとめる改善する必要があります。
左手の生命線が薄い
手相は利き手でない手に生来のものが現れ、日本では右利きが多いため、左手で過去や生来のものを読み取ります。
この左手の生命線が薄い場合、生まれながらに生命力が弱いとされます。幼少期から病気やケガが多く、回復も遅いようです。
体力的に無理が利かず、何事も消極的になります。精神的な弱さがあり、何事も諦めやすいようです。しかしこれらは生来の資質なので、生活習慣や考え方が変わると、生命線が濃くなる可能性があります。
右手の生命線が薄い
手相は利き手に現在から将来にかけてのものが現れ、日本は右利きが多いため、右手でこれからのものを読み取ります。
この右手の生命線が薄い場合、人生でいろいろと培われていくうちに、生命力が弱まったとされます。病気やケガが増え、何らかの健康を害する要因が生じているはずです。
失敗やミスなどが続き自分に自信が持てなくなったことも考えられます。後天的に慣れ親しんだ習慣や考え方を変えれば、線が濃くなり生命力が増します。
まとめ:薄くても冷静に対処する
生命力と関わりが深い生命線が薄く現れることがあります。この場合、生命力が弱まり健康を害することが多くなります。精神的なストレスも溜め込みやすく、体力的に無理ができず虚弱体質になります。
生命線が途切れていたり、途中が薄い場合、その時期に生命力がかなり落ち込むとされ、始点付近が薄いと幼少期に生命力が弱まることがわかります。急に薄くなると大病や自信喪失の可能性が高くなります。薄い生命線には冷静に対処したいものです。