六白金星の性格には「真面目」「完璧」「高貴」「理想」「経営者気質」など様々な要素があります。しかし、全ての六白金星が同じ傾向を持つわけではなくグラデーションがあります。生まれた年の干支によって出方が変わります。
今回は六白金星の干支と性格の傾向を紹介します。
六白金星の生まれ年と干支
九星気学の星は九つあります。干支は12種類があります。どちらも順番を変えることなく巡っているため、本命星と干支には変わらない組み合わせがあります。
生まれた年、干支の組み合わせを紹介します。
1931年(昭和6年)未年
1940年(昭和15年)辰年
1949年(昭和24年)丑年
1958年(昭和33年)戌年
1967年(昭和42年)未年
1976年(昭和51年)辰年
1985年(昭和60年)丑年
1994年(平成6年)戌年
2003年(平成15年)未年
2012年(平成24年)辰年
2021年(令和3年)丑年
丑年(うし年)生まれの六白金星の性格
丑年生まれの六白金星は意思が強くプライドも高いため、他人の力を借りず突き進むという特徴があります。また、研究熱心で忍耐強く負けず嫌いで自分の信じた道を突き進んでいきます。
基本的には穏やかで優しい裏表のない性格ですが、完璧主義者のため他人に厳しくあたることもあります。このような特徴から性格がキツいと言われてしまうことがあります。
プライドの高さや負けず嫌いな性格がより高い理想を目指して進むエネルギーになれば良いのですが、自己中心的で周囲への思いやりと配慮が出来ない状態になると人間関係が崩壊していきます。
実力は十分あるので一人でもなんとか出来てしまうことが多いですが、周囲の人間を理解して思いやることができればより大きな成功を導くことができます。
辰年(たつ年)生まれの六白金星の性格
辰年生まれの六白金星は意思が強く一度決めたことは簡単に曲げません。それが初心を貫くという形で現れれば良いですが頑固やプライドの高さとなって現れるとトラブルが増える傾向です。
基本的には明るく元気な性格ですが、プライドの高さから無愛想な態度をしてしまい、損をすることがあります。自分で全てを完成させたいという欲求があり周囲への信頼や配慮が薄くなってしまうことがあります。そのため、周囲から理解されず孤立してしまう傾向をもっています。
理想と現実、自分と周囲のバランスが上手くとれるようになると大きく成長します。強い金運を持っていますが、見栄っ張りで浪費も多いので差し引きゼロになってしまいます。
未年(ひつじ年)生まれの六白金星の性格
未年生まれの六白金星は意志の強さと完璧主義を持つ一方で穏やかで人情を重んじる優しさを持つバランスがよい性格です。周囲への気遣いや思いやりも人一倍強く争いを好まない優しい心をもっています。
性格がキツいと言われ、人間関係のトラブルが多いとされている六白金星の中では最も穏やかです。自分で全て完結させたいという欲求がありますが、他人を信頼して任せる事ができるようになるとリーダーとして開花します。
強い意思を持ち計画的に物事を進めます。慎重に行動して運や直感に頼らず深く考えて分析し確実な行動をします。
新しく道を切り開くタイプではなく守る能力に長けています。穏やかに努力を重ねることで安定した成功を導くことができます。一攫千金、一発逆転を狙う賭けのような行動には向いていません。
戌年(いぬ年)生まれの六白金星の性格
戌年生まれの六白金星は実力者タイプで正義感が強く自分の理想を貫くという特徴があります。真面目で慎重な行動をしますが人の意見を受け入れず、一度決めたら最後までやり抜こうとする意志の強さがあります。
責任感の強さから途中で手を止めることができずなんらかの結果を出すまで止まれません。見方によっては頑固で強情ともいえます。
人に尽くす奉仕の精神も持っていますが裏切られることもあります。裏切られた場合はとても執念深く根に持つ性格です。他人を許す、受け入れる事が出来るようになると生き方が少し楽になります。
地道に努力をして成功を納め財産を蓄えることができます。周囲が自分より進んでいると負けず嫌いな性格から焦って短期的に成果を出そうとするとマイナスに作用して財産だけでなく人間関係も崩壊してしまうことがあります。
まとめ
六白金星は真面目で努力家、完璧主義で意思が強く負けず嫌いな性質を持っています。そのため周囲との衝突も多いとされています。
しかし、生まれた年によってはとても穏やかな性格になることもあります。この記事が読んで頂いたご本人の自己分析や友達、家族との向き合い方の参考になれば幸いです。