九紫火星の性格には「頭脳明晰」「おしゃれ」「派手」「意思が強い」「研究熱心」など様々な要素があります。しかし、全ての九紫火星が同じ傾向を持つわけではなくグラデーションがあります。生まれた年の干支によって出方が変わります。
今回は九紫火星の干支と性格の傾向を紹介します。
九紫火星の生まれ年と干支
九星気学の星は九つあります。干支は12種類があります。どちらも順番を変えることなく巡っているため、本命星と干支には変わらない組み合わせがあります。
生まれた年、干支の組み合わせを紹介します。
1928年(昭和3年)辰年
1937年(昭和12年)丑年
1946年(昭和21年)戌年
1955年(昭和30年)未年
1964年(昭和39年)辰年
1973年(昭和48年)丑年
1982年(昭和57年)戌年
1991年(平成3年)未年
2000年(平成12年)辰年
2009年(平成21年)丑年
2018年(平成30年)戌年
丑年(うし年)生まれの九紫火星の性格
丑年生まれの九紫火星は、研究熱心で論理的な思考を得意としています。探究心が高く、情熱的で粘り強いともいえます。先を見越して計算されたかのような行動が特徴的です。
情熱的で粘り強い特徴がありますが一方で「ダメだ」という結論に達した場合は潔く手を引くことができます。力強さや頭の良さなど「自分は優れた存在」という見栄を張る傾向があり後悔することがあります。
理想と現実を正しく理解できると持っている能力と才能を十分に生かすことが出来るようになります。没頭する性格のため無駄遣いはありませんが好きな分野には躊躇無くお金を使うので向かう方向次第では貯蓄ができません。
辰年(たつ年)生まれの九紫火星の性格
辰年生まれの九紫火星はプライドが高く負けず嫌いな性格です。議論の場においても自分が結果を得て納得するまで引くことができません。短気で融通が利かない面があり喧嘩のきっかけにもなります。
感情的になることを抑えて冷静な言葉と落ち着いた行動ができるようになると元々持っている自由で豊かな発想力と思考の早さが評価されて様々な分野で活躍できます。
少々、自分の内面に集中できる思考があり自身や自分の信念に没頭できるため、他人に振り回されることはありません。逆に自分のペースで突き進むため周りを振り回すことがあります。
情熱的な性格ですが、束縛を非常に嫌うため結婚後も落ち着かない傾向があります。派手な行動と見栄を張るため浪費傾向でお金を貯めることは得意ではありません。
未年(ひつじ年)生まれの九紫火星の性格
未年生まれの九紫火星は強い意志と情熱を持ち合わせ深く考える力を持っています。また独特の世界観をもち、自分の領域を守るような行動が特徴的です。
色彩感覚に優れ創造力が高いため、ファッションや芸術分野で活躍できます。金運は悪くないのですが熱しやすく冷めやすい性格でもあるため、浪費が多い傾向です。
人情を重んじて周囲にも心遣いができる優しい性格のため、争いがない平和な人生を送ることができます。
戌年(いぬ年)生まれの九紫火星の性格
戌年生まれの九紫火星は、真面目で正義感が強く少々理屈っぽい性格をしています。自分の特徴を理解して言葉と表現を選ばないと孤立してしまいます。
また、意志がとても強く、一度決めたら絶対に曲げません。他人の意見も受け付けないため、自分で何らかの結果を得て納得するか、痛い目に遭うまでとまりません。
社交性は高く、話術も巧みで交流は多いですが、深い関係になるのはごくわずかで人見知りの傾向を持っています。
仕事上では沢山の人脈を作ることができます。金運は人並みで派手な行動はしますが浪費家ではないためそれなりの貯蓄もできます。
まとめ
九紫火星は意志が強く研究熱心で頭の良いタイプですが、少々我がままで気が短いといった癖のある一面もあります。
生まれた年によっては穏やかで優しいタイプもあり様々な特徴があります。この記事を読んで頂いたご本人の分析や友達、家族との接し方の参考になれば幸いです。