悪人顔の特徴は？男性や女性の人相が悪い顔

人相学というものを知っていますか？人相学とは、人の持つ姿形や立ち振る舞いによって、その人の気質や考え方、運勢などを観る一種の統計学です。

こちらの記事では「悪人顔」についてご紹介します。ただ、人相学は長い時間をかけて作り上げられてきたため、複雑な部分も多く、正確に読み取ることは素人には難しいと言われています。その中でも、今回は比較的分かりやすいものをお伝えします。

悪人顔とは、まるで悪人のような外見の人物を指して使う言葉です。有名人や芸能人でも、このような顔立ちの人は「何だかこの人威圧的で怖そう。」「近寄りがたい。」と感じられがちですよね。

では、人相学上で悪人とされる顔にはどのような特徴があるのでしょう。悪人顔との共通点はあるのでしょうか。

目元が少し下がり気味で、まるで鷲や鷹を思い起こさせるような鋭い目つきの人は、冷酷な気質の持ち主だとされています。言葉や態度が柔らかく感じても、油断のならない人物のようです。

特に、両目の間が近く見えて、眼元が鋭く切れ込むような形の目をもつほど冷たい印象を与えるかもしれません。

このような気質の持ち主は、策を練って自分の都合の良い方に物事を進めます。他人の事情を無視したような行動を取り、恨みを買いやすいでしょう。

三白眼とは、黒目の左右の他に上下どちらかにも白眼が見えている状態のことをいいます。三白眼自体は決して悪い相ではないのですが、冷たい印象で和気のない三白眼は、人相学的には要注意とされています。

この相をもつ人は、猜疑心が強くなかなか周囲の人々に溶け込もうとしません。人の信頼を裏切る行動を取ることもあるので、信用されにくいでしょう。生活に対する意欲が薄かったり、粘り強さに欠ける傾向もあるようです。

写輪眼とは、ぎらぎらと不気味な光を放ち、車輪が回転するような光を発する目のことをいいます。悪いことをしているときに、周囲を警戒している時のような、どこか落ち着きのない眼つきをしていることも多いでしょう。

この相をもつ人は喧嘩や争いを好むと言われており、周囲からは要注意人物と認識されているかもしれません。写輪眼は、悪人や犯罪者にも多い目つきと言われています。

黒目が小さいと、当然ながら白目の面積が多く見えますよね。漫画などでは、怒った顔や温かみが無い印象の顔として、黒目が小さく描かれることも多いです。黒目が小さいとどことなく、迫力が感じられますよね。

人相学では、この相の人は冷静で強い気力をもつとされているのですが、その反面、周囲の人々を気にしない冷酷で、残忍な心を持っているようです。ただ、知性によってその傾向が弱められるとその人独自の魅力にも繋がるでしょう。

内臓や目を痛めているなど不健康な訳ではないのに、白目が濁って、黄色を帯びている人は、人相学では危険な兆候とされています。白目に関しては、清んで綺麗な人は吉相とされており、反対に白目がにごっていると、一般的には凶相といわれています。

この相をもつ人は、悪知恵が良く働き、自分の利益のためには人を陥れることも平気で行うので、なかなか周囲からの信用を得にくいでしょう。

眉は、心の動きととても関係のある場所とされています。例えば、形が整い毛並びも素直な眉は、心も同様に穏やかで健やか。と観るのが人相学です。

これとは対照的に、毛の固まりが並んでできたような眉で、さらに眉に切れ目のある場合は、その眉の持ち主は心に悪意があるといわれています。その上、眉毛が硬くて荒いような印象の人は、怒りっぽく激昂しやすい傾向があるようですね。

人相学では眉がよじれている人は、欲張りで時には盗みを働くとされています。また、眉尻に向かって上がる眉は、権力者的で気の強さを表しているともいわれています。

これらの相をもつ人は、他のパーツとのバランスによっては、生き物の命を奪うことにも抵抗が無い人物とされることもあります。そのような気質から、浮き沈みの激しい人生をおくる人も多いでしょう。剣難（交通事故・刃物で怪我をする災難）があることを警告する相ともされるようです。

鬼眉とは、毛質が太く固く、毛が上下左右に交わっている眉のこと。厚さもあり、目を覆うような眉であることも多いようです。

鬼眉の持ち主は獰猛で残忍性があり、時に冷酷な行動を取ります。また、悪知恵も働き、人を欺くことも得意な傾向があるようです。

ただし、良い相の目を持っている場合には正義感が強い良い相になります。眉毛の相は、目との距離や、目が持つ相と組み合わせにより意味が変わることも多いようですね。

顎がしっかりとしていることは、人相学では比較的吉相とされることが多いのですが、あまりにも張っている、さらに丸みのない顎の相は要注意といわれているようです。

顎が猫のように横に張り、骨だけが目立つような印象の人は意地っ張りで反抗的な気質をもつとされています。人に対して素直に接したり、周囲に馴染むことが苦手な傾向があります。また、わがままで周囲の気持ちや事情を考えない人物であるようです。

人相学では、髪の生えぎわには知性やその人の運不運が現れるといわれています。中でも、生え際がジグザグしていて不揃いであったり、左右非対称で変形に抜けている乱額の人は、卑屈な性格の持ち主であるとされています。

目上の人と衝突することも多い人物のよう。また、乱額が過ぎる相は、「悪人・反逆の相」とも呼ばれており、知能犯に多い人相といわれているようです。

悪人顔の特徴でもお伝えしている通り、人相学上で「悪人顔」に当てはまる人は、自分の利益のことばかりで、周囲のことを考えない人物であるといえます。自己中心的で、周囲からは信用されないことが多いかもしれません。

人の信頼を裏切る行為や傷つけるといった行為から、窃盗・暴力・詐欺など法的に許されない行動を取ることもあります。

ただ、これらの特徴を持っているからと言って、必ずその人が悪人だということではありません。人相学は複雑で、その人のさまざまな要素を観て総合的に判断します。「悪事を働く=頭の回転が速い」など短所とされている部分が長所に転ずることもあるのです。

男性の悪人顔の1つとして「DV気質」がある人物の顔の特徴をお話しします。

DV気質があるとされるパーツの特徴としては、眉間にシワがある、口が歪んでいる、額が縦に狭いなどの要素があります。

眉間にシワがあったり口が歪んでいる人は、ストレスを抱えていることが多く精神的に不安定な傾向があるそう。ですので、人に対しても寛容になることが苦手であるといえます。

また、額が縦に狭い人は、カッとしやすく感情的になると人に当たることも。さらに、病気にかかっていたり、疲れがたまっている訳でもないのに目が赤い人は、コンプレックスや被害者意識が強く、そこから強い攻撃性に結び付くことがあるようです。

女性の悪人顔としては、支配欲が強い・威張るなど、職場や友人関係、ママ友などの間で「怖い、付き合いづらい」と感じられがちな性格を示す特徴を紹介します。

まずは、「覆舟口（ふくしゅうこう）」と呼ばれる口。これは、舟が逆さまになっている様な口のことをいいます。この口を持つ人は、他人への意地悪な気持ちの持ち主で悪口を言う人に多いとされています。

女性でこの相を持つ人は、陰湿で毒舌な傾向があるそう。頬骨が目立って高いと、よりその傾向が強まるそうです。

もう1つは、薄い唇です。他のパーツとのバランスによっては冷酷で人情味に欠け、思いやりがないとされることもあります。

「悪人顔」の特徴について、人相学と共にお伝えしました。もちろん、これら悪人顔の特徴を持っているからと言って、その人が悪人であるとは言い切れるわけではありません。

また、人相は歳を重ねるにつれて、だんだんと変化していくものでもあります。くれぐれも、思い込みのみで人を判断しないようにして下さいね。