ムササビは南の温かい地域が原産で、モモンガは北の寒い地域が原産とされ、姿形が似ていても進化の過程や生息域が違います。これらのように似ているけど、違うものが世の中には結構あります。
手相でもちょっと見た目は似ているものの、意味合いが正反対になるものがあります。それがフィッシュと島です。どちらも掌線がその形に囲まれた掌紋として知られています。
それではこのフィッシュと島の違いや見分け方について詳しく解説していきます。
手相のフィッシュとは?
フィッシュは魚紋とも呼ばれ魚の形に囲まれた線を指し、稀少な手相の一つに数えられています。どの場所に現れてもほぼ良い意味を持ち、幸運の証になります。
単独で現れることもありますが、木星丘や金星丘などの掌丘、運命線と生命線などの4大基本線、太陽線や結婚線などの主要線に接して現れるとされ、その場所のポジティブな要素を際立たせます。
基本的に大きな幸運の訪れを示しますが、人によっては幸運が訪れる1年程前から現れていることがあります。頻繁に現れたり消えたりするのが特徴的で、現れている間に大きな幸運に包まれていることもあります。いろいろな幸運が訪れ、太陽線や財運線などに接して現れると宝くじの高額当選が期待できます。
手相の島とは?
島は島紋やアイランドとも呼ばれ、島のような形に囲まれた線を指します。フィッシュと見間違いやすいのですが、尾にあたる部分がありません。極端に細長かったり、目のように見えることもあります。
運命線や生命線などの4大基本線や、結婚線や財運線、太陽線などの主要線に現われることが多く、その線のネガティブな意味合いを強めます。何らかの障害や不調をもたらし、様々な運気を低迷させます。
どこに現われたとしても運気の流れを滞らせることになります。掌線や掌丘の意味合いが良いものだとしても、島があることでもたらされる吉が半減します。島の輪郭が明確で濃かったり、途切れのない完全な島型になっていた場合、かなり危険度が増します。
手相の島紋(アイランド)の意味15個!島が消える・終わる | Spicomi
https://spicomi.net/media/articles/1362手相占いには島紋(アイランド)と呼ばれるものがあります。島紋はどんな意味を持つのか、さらに島紋の場所や形の違いによってどのように意味が異なるのか、詳しく説明します。あなたの手のひらを確認しながら読んでいってください。
フィッシュと島の違い・見分け方のコツ
フィッシュと島の違いは、尾ひれの部分があるかないかになります。
大まかに言って、楕円形のどちらかの端に尾ひれがあれば、フィッシュと見なされるわけです。尾ひれがあれば予期せぬ幸運が訪れ、尾ひれがなければ運気が低迷することになります。
しかし、この尾ひれの部分が薄かったり、ハッキリしていない場合、フィッシュか島か迷ってしまいます。尾ひれになりかけている線がある場合、しばらく掌の状況を見て、どう変化するかで見極める必要があります。
また尾ひれの形がいびつで、片側部分だけが極端に短かったり長かったりする場合は、島になります。魚の胴体部分がいびつだったり、尾ひれがやたらに大きい場合、島の可能性が高くなります。
基本的に島は掌線上に現れることが多く、フィッシュは掌線上に現れることが少なく、その分ラッキーの証となります。
まとめ:見極め次第で意味が逆に
フィッシュと島は見た目が似ているので見間違いやすいのですが、意味合いは正反対になります。
フィッシュは魚の形に囲まれた線で尾ひれの部分があります。稀少な手相の一つで幸運の証として知られています。現れた場所のポジティブな意味合いを際立たせます。
島は尾ひれの部分がないものを指し、いびつな尾ひれがある場合も含め、現れた場所のネガティブな面を強めます。フィッシュか島かをしっかり見極めて一喜一憂したいものです。