縁起のいい花の名前30選！花言葉の意味・春夏秋冬

さまざまなシーンでフラワーギフトを贈ることがあるでしょう。誕生日や記念日、プロポーズ、結婚式、開店祝いなど、幸運をもたらしてくれる花選びをすることで贈った相手にも喜ばれます。縁起のいい花の名前を春夏秋冬に分けてご紹介します。

素敵な花言葉をもつ花がたくさんあります。感謝の気持ち、愛情、お祝いなどに合わせてお花選びをしてみましょう。

桜の花言葉は、「精神美・優美な女性・純潔」です。

春の到来とともに優しいピンクの桜が一面に開花し、散りゆく姿も美しい花で、お花見を楽しまれる方も多いでしょう。

昔から五穀豊穣や繁栄の象徴とされ、縁起の良いものとされています。もともとお花見は祓いの神事であり、宗教行事が始まりでした。

ラナンキュラスの花言葉は、「とても魅力的・晴れやかな魅力・光輝を放つ」です。

素敵なメッセージが込められているので、愛の告白にもよいでしょう。赤、ピンク、オレンジ、黄色、白、紫とさまざまな明るい花を咲かせます。恋愛運と結婚運を高めてくれます。ピンク系を東に飾ることで、恋愛運がアップします。

ルピナスの花言葉は、「想像力・いつも幸せ」です。

北アメリカ西部を中心に200種以上分布しています。華やかに彩り、とても甘い香りが心を満たしてくれます。古代ヨーロッパでは、ルピナスは食用とされており、ルピナスを食べることで幸せな気持ちになると言われていました。

福寿草（ふくじゅそう）の花言葉は、「幸せを招く・永久の幸福・思い出・祝福・幸運」です。別名「元日草」とも呼ばれています。

福寿草は「幸福」と「長寿」を意味し、お正月を祝うお花として人気です。新春のお祝いに間に合うように、花期より促成栽培されています。

桃の花言葉は、「チャーミング・気立ての良さ・私はあなたのとりこ・天下無敵・長寿」です。

古くから女性のシンボルとされており、桃の節句には健やかな成長を願って桃の花を飾る縁起の良いものです。中国では、邪気を祓ってくれる神聖な木と言われています。また桃の実は不老長寿の実として珍重されていました。

チューリップの花言葉は、「思いやり・愛の告白」です。

たくさんのカラーや品種があります。赤は「愛の告白・不滅の愛」、ピンクは「愛の芽生え」、ホワイトは「純真・許してください」、黄色は「実らぬ恋」などのメッセージがあります。状況に応じて花言葉のメッセージの意味を込めて、贈るといいかもしれません。

ピオニーの花言葉は、「はにかみ・謙遜」です。

香りが強いということで5月のバラとも呼ばれています。夕方には花弁を閉じる性質が特徴です。10cm～15cmくらいの大きな花で、とても華やかな印象を与えます。ホワイトのピオニーは「幸せな結婚」というメッセージがあり、ウェディングブーケとしてもお勧めです。

花の女王とも呼ばれているバラの花言葉はカラーによって異なります。

赤・・・「愛・あなたを愛します・熱烈な恋」
ピンク・・・「上品・満足・温かい心」
ホワイト・・・「無邪気・相思相愛・尊敬」
紫・・・「誇り、尊敬、上品」
黄色・・・「献身・美・あなたに恋しています・嫉妬」

バラの香りには鎮静効果があり、リラックス効果が高い花です。1本なら一目惚れ、3本は告白、108本はプロポーズというメッセージがあります。

可憐なスズランの花言葉は、「再び幸せが訪れる・純粋・純潔・謙遜」です。

花が鈴のように見えることから鈴蘭と呼ばれています。三大花香と呼ばれており、フローラル系の香水に使われています。他の花と合わせることで、お互い引き立ててくれるでしょう。

フリージアは別名「香雪蘭（こうせつらん）」とも呼ばれています。

花言葉はカラーによって異なり、黄色は「無邪気」、白は「あどけなさ」、赤は「純潔」、紫は「憧れ」を表します。フリージアの香りはとても上品で香水でもよく用いられています。香りを嗅ぐと、心がリラックスして優しい気持ちにしてくれるでしょう。

ひまわりの花言葉は、「あなただけを見つめる・憧れ」で、ホワイトは 「程よき恋愛」 、大輪のひまわりは「偽りの愛」、 小輪は「愛慕・高貴」というメッセージがあります。

1本「一目惚れ」、3本「愛の告白」、99本「永遠の愛」「ずっと一緒にいよう」、108本「結婚しよう」と贈る本数によってメッセージが異なります。太陽の方に向かって咲くので、明るい気分にさせてくれます。

南天の花言葉は、「私の愛は増すばかり・機知に富む・福をなす・良い家庭」という意味があります。

お正月には縁起物や厄除けとして飾られることが多いでしょう。古くから赤い実には咳を鎮める効果があると生薬として利用されています。南天の果実、葉、茎、根が生薬になっています。

蓮の花言葉は、「清らかな心・神聖・雄弁・沈着」という意味があります。

蓮の花は午前中に咲き、午後には閉じてしまいます。よい行いをした人は、死後に極楽浄土に往生し、同じ蓮の花の上に身を託して生まれ変わるという「一蓮托生(いちれんたくしょう)」の語源になっています。

ポピーの花言葉は、「思いやり・恋の予感・陽気で優しい・労り」です。赤は「感謝・慰め」、ホワイトは「眠り」、黄色は「富・成功」になります。

ラテン語「papa=粥」が語源になっており、幼児を眠らせるためにお粥にケシの乳液を加えたことからつけられたそうです。ポピーはケシ科ケン属に分類されています。

睡蓮の花言葉は、「純粋な心・信仰・信頼・清浄」という意味です。

水面上に花を咲かせる睡蓮は、ヨーロッパでは縁起のよい花と言われています。ピンクは「信頼」、ホワイトは「純粋、潔白」、黄色は「甘美、優しさ」とカラーによって異なるメッセージがあります。

百合の花言葉は、「純潔・厳格・無垢」です。

甘く濃厚な香りは、高ぶった神経を鎮静してくれる効果があり、心身をリラックスさせてくれます。華やかな花なので、ウェディングなどフォーマルシーンで人気です。

ラベンダーの花言葉は、「あなたを待っています・期待・清潔・沈黙」です。

フローラルでリラックスさせてくれる香りのラベンダーはハーブの女王と言われています。ラベンダーポプリのサシェを横に置いて眠ると安眠することができます。またハーブティーとしても人気が高く、リラックス効果があるので眠る前に飲むとよいでしょう。

ダリアの花言葉は、「華麗・優雅・気品・移り気・不安定」です。

赤は「華麗」、ホワイトは「感謝」、黄色は「優美」というメッセージがあります。恋愛運を高めてくれる花でもあり、華やかな見た目からさまざまなシーンで活躍するでしょう。

スプレーマムの花言葉は、「高潔・清らかな愛・あなたを愛す・気持ちの探り合い」というメッセージです。

アメリカで改良され「西洋菊」とも呼ばれています。「菊を飾ると福が来る」と言われ、お正月などにも縁起物として飾られることがあります。

秋桜（コスモス）の花言葉は、「調和・乙女の純真・謙虚」です。秋の花として日本全国で見られる花です。

繊細に見える秋桜ですが、強風で倒されることがあっても途中から根を出して花をつける強い植物です。一重咲きや八重咲き、ストロー咲きなどたくさんの品種があります。

金のなる木の花言葉は、「一攫千金・富・幸運を招く・不老長寿」です。英名は「Money tree（マネーツリー）」。

縁起が良く、開店祝い等の贈り物にされることも多いでしょう。5円玉の穴に新芽を通して成長させ、枝にお金がなったように仕立てて販売したことから命名されました。風水でも金運を高めてくれるとして人気です。

ケイトウの花言葉は、「おしゃれ・気取り屋・風変り・個性・色あせぬ恋」というメッセージです。

鮮やかな色彩で見る人を楽しませてくれるでしょう。風水でも運気を高めてくれるとして、南には赤、西には黄色、南東にオレンジを飾ると邪気を払ってくれます。

金木犀の花言葉は、「謙虚・真実・誘惑・気高い人」というメッセージです。秋になると金木犀の香りがほんのりと香ってきます。リラックス効果のある香りで、香水でもよく利用されています。

菊の花言葉は、全般的には「高貴・高潔・高尚」というメッセージです。赤は「あなたを愛してます」、ホワイトは「真実」、黄色「破れた恋」。

皇室の家紋のモチーフやパスポートなど菊の御紋が入っており、日本を象徴する花のひとつであり、お正月を迎えるときにも飾る縁起の良い花です。

カトレアの花言葉は、「優美な貴婦人・成熟した大人の魅力・魔力・あなたは美しい」です。

蘭の女王とも呼ばれており、優雅で華やかな見た目から、フォーマルなシーンで使われることが多い花です。カトレアは約80種類ほどの野生種があります。

ヒイラギの花言葉は、「用心深さ・先見の明・保護」です。昔から葉にトゲがあるということで、魔除けの効果があると言われてきました。

鬼門である北東の庭に植える邪気を払ってくれるでしょう。悪霊をはらうなどの言い伝えがあり、クリスマスの飾りとして悪霊が近付かないように使われます。

クリスマスローズの花言葉は、「私を忘れないで・追憶・私の不安を和らげて」です。

クリスマスの時期にバラのように美しい花を咲かせることで命名されました。花びらに見える部分は、「萼片（がくへん）」です。古代ヨーロッパでは香りが病人の病魔を除くと信じられていました。

シクラメンの花言葉は、「遠慮・はにかみ・内気・気後れ」というメッセージです。

ハートの形をした葉っぱが特徴的で、リラックス効果をもたらしてくれるとして風水でもよく利用されます。恋愛運はピンク、金運は黄色を玄関に置くことで運気を高めてくれるでしょう。

梅の花言葉は、「上品・高潔・忠実・忍耐」です。

松・竹・梅と縁起がよいとれて、寒い冬が過ぎ去ったあとに花を咲かせます。梅の香りには魔除けや厄払いの効果があると言われています。新年のおもてなしに梅を飾ったり、梅のモチーフでお祝いします。出世や開運のシンボルとされ、江戸時代のころから縁起物として扱われています。

椿の花言葉は、「美徳・確固・不変・私はつねにあなたを愛します」というメッセージです。

厄除け、長寿、子孫繁栄といった縁起の良い花と言われています。赤は「控えめな素晴らしさ・謙虚な美徳」、ホワイトは「完全なる美しさ・至上の愛らしさ」、ピンクは「控えめな美・控えめな愛」です。

季節に応じて華やかに彩る花は、心の癒しになります。感謝の気持ちを込めてお花を贈ったり、愛の告白やお祝いなどに贈られることも多いでしょう。

花言葉のメッセージやカラーを意識して、プレゼントしてみると相手にもよりメッセージが届き喜ばれるかもしれません。縁起のいい花なので、お部屋に飾っておくことで、場のエネルギーも高めてくれるでしょう。