太陽線2本の手相の意味！右手左手・交差合流・V字Y字

突如として芸能界に現れ、人気を得て成功している人を見かけたりします。当初はそれほど才能が見出せなくても、人気に見合った実力がだんだん付いていきます。一方でかなりの才能と実力があっても、なかなか脚光を浴びない人がいます。

この両者の違いは成功や人気に関わる太陽線があるかないかでわかったりします。それもこの太陽線が２本あると、より大きな成功が手にできるとされます。

それではこの太陽線2本の手相の意味について詳しく解説していきます。

太陽線は始点に関わらず、太陽丘と呼ばれる薬指のつけ根の領域に向かい伸びるか、達している線を指します。

成功線とも呼ばれ、人気や名声、お金や幸福に恵まれるとされます。大きな成功や成果を手にして大金をつかんだりします。性格が明るく朗らかで人から好かれる素質を持ちます。ちょっとしたきっかけが幸せを呼び寄せます。

太陽線が長いほど、成功運、人気運、金運が強まります。お金持ちに見られる手相としても知られています。運命線が弱々しい場合でも太陽線が濃ければ、人気などを得て成功がつかめるとされます。また前半生に現れにくく、30代以降に現れることが多くなります。

太陽線が2本見られる場合、基本的に2つの分野で成功するとされます。2つに限らず複数の分野で活躍することもあります。収入面での多角化が容易で、不況などに強い面があります。ダブルワークをしている場合、どちらの仕事も本業と言えるほどの収入が得られるはずです。

いろいろと人から高く評価されやすく、同時に2つの成功がつかめることもあります。人気度も高く、カリスマ性までもがあり幅広い層から支持されます。

金銭面では着実に収入が増やせるので、生活にゆとりが持てます。何事もコツをつかむのが上手く、多芸多才で公私ともに充実しているはずです。薄い場合、福運が薄れ福をつかみかけて逃すこともあります。

手相は利き手に現在から未来にかけてのことが現れるとされます。日本では右利きの人が多いため、右手でこれからのことを読み取ることが多くなります。

ここから右手に太陽線がある場合、近い将来に成功運、人気運、金運が格段に高まるとされます。大きな成功がつかめたり、大金が入るはずです。人生経験を積んでいくうちに、成功などがつかみやすくなったとも言えます。

手相では利き手でない方に生来のものや過去のことが現れるとされます。右利きが多い日本では左手で生来のものなどを読み取ることが多くなります。

ここから左手に太陽線がある場合、生まれながらに成功運、人気運、金運が高い状態にあるとされます。今後も成功や人気などが手にできる可能性はあるのですが、考え方が変わると太陽線が消えてその通りにならないこともあります。

2本の太陽線が途中でクロスしているものを指します。この場合、2つの分野で成功を手にしたり、収入を得ていても、ある時期にそれが上手く行かなくなるとされます。この時期は運命線と知能線の交差点から横線を引き、太陽線と接する辺りを35才とするのが目安です。長さが足りない場合、太陽線があると想定して、その辺りを35才とします。35才のラインよりも下ならば、30才や20才と読み取ります。上ならば40才や50才となります。

どちらの仕事が本業かわからなくなり、迷いなどが生じます。順調に行っていたものに予期せぬ問題が生じたりします。どちらか片方の分野の障害が、他方の分野に悪い影響を与えることも考えられます。人気に急に陰りが出て、一時的に落ち目になったりします。しかしいずれも乗り切ることができるはずです。

2本伸びる太陽線が途中で一つに合流するものを指します。この場合、前半生は2つの分野で成功を手にしたり収入が得られ、後半生からはそれらが一つにまとまり、より大きな成功などがつかめるとされます。

どちらを本業にしようかという迷いも吹っ切れ、一つのことに専念できます。前半生の経験が後半生に活かされ、望む幸せにつながるはずです。前半生の人気が後半生の政治活動に役立つこともあります。

合流点が小指寄りにある場合、コミュニケーション能力や商才が活かされ、中指寄りにある場合は探求心が旺盛になったり、努力が報われることになります。

2本の太陽線がV字状の末広がりなっているものを指し、大吉相として知られています。この場合、金運や成功運、人気運が年を重ねることでどんどん強まり、もたらす幸せも大きくなっていくとされます。

成功や成果が積み重なり、より大きな成功などにつながるようです。人気や評価も高まっていき、仕事面では地位も収入も年々アップしていきます。二つの分野での活躍の場が広がっていくこともあります。

V字が小指寄りに現れている場合、秘められた才能が開花し人徳にも恵まれます。V字がキレギレの場合、金運や成功運などが不安定になります。

1本の太陽線がY字状に2本に分かれるものを指します。この場合、金運や成功運などが強まることで、ある程度年を重ねた後半生から２つの分野で活躍が期待できるとされます。ダブルワークで生涯稼ぎ続けることができます。本業から派生した仕事で成功することも考えられます。趣味と実益を兼ねた分野で、高い業績が残せるはずです。

一つの分野で得ていた知名度や人気が、他の分野にも活かされます。もたらされる幸運が２通りになったり、一つの幸運が2つの幸運につながります。人当たりが良くなるので、対人関係や家族との関係が良好となります。

2本の太陽線が逆V字状に狭まり接しているものを指します。この場合、金運、成功運、人気運が晩年期にかけて弱まっていくとされます。もたらされる幸せも小ぶりなものになるようです。

今まで2つの分野で力が発揮できたのですが、晩年期に入ると一つに絞らないと上手くいかなくなるとされます。2つの分野で得ていた人気は、それほど振るわなくなり、どちらか一つの分野で人気を得ることになります。

多芸多才だったことにこだわらず、何か一つのことに専念すると、思いもかけない成功がつかめたりします。晩年期に一花咲かせられる可能性があります。

成功やお金、人気や名声などに関わりが深い太陽線は、人によっては２本現れることがあります。太陽線が2本の場合、2つの分野で成功などが手にでき、複数の分野で活躍することもあります。

2本の太陽線が交差すると2つの分野で成功を手にしていても、ある時期それが上手く行かなくなるとされます。2本が合流すると、前半生に2つの分野で手にした成功が後半生に一つにまとまり、より大きな成功につながります。ここから成功などに向き合う様々な形がわかります。