彼女から良く怒られたり責められたりするなら、もしかしたらモラハラかもしれません。「自分が悪い」とあなたが思っているなら危険信号!客観的な視点で彼女を見た方が良いでしょう。
今回は、モラハラ彼女の特徴をチェックリスト形式で解説!対処法も伝授します。
モラハラ彼女の心理
モラハラ彼女は傲慢で尊大な態度をとりますが、実は愛される自信がありません。根拠なく彼氏の愛情を疑い、「離れていくのではないか」と常に危機感を持っています。そのため、彼氏が離れないように束縛し、管理、コントロールしようとするのです。
強い言葉で彼氏を責めるのも、愛情の試し行為の一種。「何を言っても彼氏は自分を受け入れてくれる」という実証が欲しいのです。しかし、モラハラ彼女に自分が彼氏の愛情を試している自覚はありません。プライドが高く弱さを認められず、「彼氏のために厳しくしている」とモラハラを正当化します。
彼女にモラハラの自覚がないので、相手から「それはモラハラだ」と指摘されると、酷く怒って激しく否定するのが特徴です。
モラハラ彼女の特徴20個診断チェックリスト
モラハラ彼女の診断チェックリストを作成しました。彼女に当てはまる項目が多いほど、モラハラ度は高くなります。
(1)嫉妬深い
(2)束縛が強い
(3)過干渉
(4)スマホチェックする
(5)交友関係に口出しする
(6)理詰めしてくる
(7)批判やダメ出しが多い
(8)人格否定する
(9)元彼と比べる
(10)自己中心的
(11)ヒステリックに怒る
(12)すぐ物に当たる
(13)喜怒哀楽が激しい
(14)責任転嫁する
(15)嘘が多い
(16)突然無視する
(17)高価なプレゼントを要求する
(18)失敗を何度も責める
(19)ルールを強要する
(20)外面がいい
モラハラ彼女は言葉がキツく、彼氏を責めたりダメだししたりするのが特徴です。とても感情的で、すぐにヒステリックになります。喜怒哀楽が激しく、特に怒ると手が付けられません。
モラハラ彼女が怒るのは、彼氏を支配したい気持ちの表れです。愛される自信がなく不安だから、彼氏をコントロールして愛情を確認しようとします。嫉妬深く束縛が強いのは当たり前。彼氏にプライバシーを与えず、「秘密はダメ」と言ってスマホチェックし、何でも報告するように命令します。
彼氏を貶すのも顕著な特徴です。失敗を執拗に責めて人格否定を繰り返し、自分に服従させようとします。彼氏の自己肯定感を落として、自分だけを頼るように仕向けたいのです。彼女と交際してから「自分はダメな奴だ」という思いが強まるなら、モラハラの影響を強く受けている可能性があります。
モラハラ彼女の原因は病気?
認知のゆがみが激しく、相手を追い詰めるほどモラハラする人の中には、病気を抱えているケースがあります。代表的なのは、自己愛性パーソナリティ障害(NPD)です。NPDとは、自分を過大評価し、他者よりも優れていると感じ、他者を下に見る傾向があります。承認欲求の異常な強さから、モラハラ行為を起こすことがあります。
また、衝動性が強く認知のゆがみが激しい場合は、ADHDやASDなどの発達障害の可能性も考えられます。病気の可能性を明確にするには、専門医を受診し、確定診断するしかありません。
もちろん、病気ではなく、本人の考え方や気質が原因のケースもあります。パートナーとの相性も重要です。交際相手が変わるとモラハラを行わない女性もいます。
同棲した時のモラハラ彼女の言動
モラハラ彼女の言動は、一緒にいる時間が長くなるほど激しくなる傾向があります。「一緒にいれば安心、幸せ」にはなりません。同棲では寝食を共にしますが、だからこそ彼氏の欠点が目に付くようになります。要求もエスカレートする一方です。
それでも的確に指示が出るなら対応しようがありますが、モラハラ彼女は察することを求めてきます。何も言わないのに「なぜわからない」と不平不満をぶつけてくるのです。人格否定も日常的に行われます。
最終的に、モラハラ彼女は無視を決め込みます。同棲しているのに無視されるのは、彼氏にとって非常に苦痛です。
話しかけても無視、謝罪しても無視、では放っておくしかないと距離を取ると、「なぜ無視をするのか」「言うことはないのか」とヒステリーを起こすので性質が悪いです。ときどき嘘のように上機嫌になりますが、気分の乱降下が激しいモラハラ彼女との同棲生活は、彼氏の精神を削っていきます。
モラハラ彼女のよくあるエピソード
◯付き合う前はいつも笑顔で尽くしてくれたのに、いざ交際が始まると、突然彼女からの要求が激増。頻繁な連絡やデートを求められ、充分答えられないとヒステリックに怒り、酷い男だと暴言を吐かれる。
◯とにかく情緒不安定。機嫌がいいとニコニコかわいいが、突然不機嫌になって黙り込む。原因がわからず聞いても無視。その後連絡してもすべて無視が1週間以上続く。定期的に機嫌が悪くなり無視を繰り返される。
◯休日出勤を忘れてデートの約束をする。慌てて事情を伝えてキャンセルするが、「ガッカリして傷ついた」「仕事を休めないのか」と責められる。その後、度々掘り返されては「私より仕事が大事なんだ」としつこく何度も責められる。
モラハラ彼女がかわいい…別れられない…
モラハラ彼女は高圧的で自分勝手なだけではありません。ときどき急に素直になり、かわいい一面を見せます。「あなたが好き」と彼女から甘えられると、離れがたくなるでしょう。好きで交際を始めたのですから、「別れられない…」という感情は当たり前かもしれません。
しかし、モラハラ彼女のかわいい一面は、あなたをコントロールする手段の1つ。アメとムチであなたを縛るのが、モラハラ彼女の特徴でもあります。かわいい彼女の思い出が捨てられず、「この先、モラハラが直ってずっとかわいい彼女でいてくれるかも」と期待をしても、無残に砕かれる可能性は高いでしょう。
モラハラ彼女の対策・直し方3個
モラハラ彼女と別れを選ばず、関係をよくしたいならば、長期戦を覚悟しながら、正しいアプローチをしましょう。モラハラ彼女の直し方を伝授します。
■1. 愛情を言葉と行動で伝える
モラハラを行う大きな原因は不安です。彼女があなたの愛情を疑わず、心から安心することで、モラハラ行為は減少します。ですので、愛情を言葉と行動でこまめに伝えましょう。挨拶のように「好きだよ」「大切だよ」と言葉に出し、当たり前のように気にかけて優しく親切にするのです。
あなたの予定を自主的に彼女に伝えるのも効果があります。彼女から要求が飛んでくる前に、あなたが行動を起こせば良いのです。また、彼女から何かを求められたら、可能な限り秒で応えましょう。即時対応した方が、あなたの愛情と誠意が伝わります。
■2. 嫌なことは毅然と拒否する
モラハラ彼女の要求に全て答えていると、あなたの心身が疲弊してしまいます。また、「ワガママを聞いてもらうのが愛情」と彼女の認知がゆがむ恐れがあります。ですので、嫌なことは「それはできない」と毅然と拒否しましょう。
わかりやすさが大切なので、拒否する基準を事前に作っておくとよいでしょう。拒否するときは、理由と代案を添えるのがポイントです。
■3. 根気よく話し合う
モラハラ彼女を直すには、言葉を選びつつ会話で丁寧に意思疎通することが重要です。モラハラを直してほしいという内容だけではなく、楽しいこと、嬉しいこともたくさん共有しましょう。
モラハラ行為をしなくても気持ちが通じ合うと彼女が実感できれば、モラハラの必要性がなくなります。認知のゆがみも根気よく修正するのが大切です。
モラハラ彼女と結婚して大丈夫?
「結婚すれば彼女も変わるだろう」というのは楽観的過ぎます。むしろ、結婚して一緒に生活すれば、モラハラ行為は増大する傾向が強いです。一緒にいる時間が長くなるほど、要求は高くなると思った方が良いでしょう。
結婚して子供が生まれた後のことも、真剣に考えるべきです。モラハラの矛先が子供に向く可能性もあります。モラハラ彼女との結婚は、充分な愛情を示すために、家庭と仕事の両立が不可欠です。結婚するならば、ハードモードな生活を受け入れるしかありません。
モラハラ彼女を訴える?慰謝料取れる?
モラハラは精神的暴力なので外傷がなく、立証が難しいです。そもそも、モラハラ彼女は「自分は彼氏に加害している」という自覚がないため、自白して認めさせるのが困難なのです。
もちろん、モラハラは人の尊厳を傷つける行為。あなたが大きなダメージを受けたなら、訴えるのもありでしょう。ただし、慰謝料を取りたいなら準備が必要です。音声データや日記をつけて、彼女からモラハラされた証拠を集めましょう。できれば、精神的ダメージを証明するために受診し、診断書もほしいところです。また、弁護士への相談も重要です。
訴えて慰謝料を取るまでには、手間とお金がかかります。請求が通らないケースもあるでしょう。彼女との関係も完全に切れず、ストレスも溜まります。慰謝料請求するか否かは、総合的に判断した方が良いでしょう。
モラハラ彼女との別れ方・最後はどうなる?
モラハラ彼女と別れる場合は、事前に別れの雰囲気を匂わせましょう。彼女の要求を拒否し、連絡を減らし、会わない日を増やしていくのです。「別れるかも」と心の準備期間を彼女に作った上で、「別れたい」ではなく「別れます」と事後報告のように伝えましょう。あなたの決断が何をしても変わらないのだと、彼女に理解させるのが重要です。
彼女が求めるなら、1日だけ話し合う時間を作ると良いでしょう。ただし、事前に「何を言われても考えは変わらない」と伝えておくこと。「話し合えば元通りになる」という期待を与えてはいけません。更に、言った言わないのトラブルを避けるために、話し合いには第三者を呼んでおくと確実です。
泣いたり怒ったりするでしょうが、「別れは避けられない」とわかると、最終的には諦めて受け入れるしかありません。
まとめ
強い愛情と気が遠くなるほどの根気がない限り、モラハラ彼女からは離れた方が良いでしょう。自分を守るために逃げるのは、正当な防衛手段です。