学校や職場、どこに行っても必ず意地悪な人はいます。当初はそれほど意地悪でないとしても、長く一緒に居る間に意地の悪さが気になり出し、遂には我慢できないところまで来ることもあります。
この意地悪な人は手相で見分けることができます。意地悪な人に現れる特有の手相がいくつかあり、それを知れば上手に接することができます。
それでは、この意地悪な人の手相について詳しく解説していきます。
1. ますかけ線と生命線の始点が離れている
ますかけ線は感情線と頭脳線が1本につながっているもので、それと生命線の始点が離れているものを指します。
このような場合、性格的に意地悪な要素が多く見られるとされます。人や物事の好き嫌いがハッキリとし、嫌いな人に対してはかなり辛辣な態度に出たりします。
あまり関心がない人には、極端にどうでもいい態度に出ます。個性が強く、組織や集団から浮きやすい面が際立ちます。周りの空気は読めますが、それを良くしようとせずマイペースを貫きます。
2. 感情線に途切れがある
感情線に途切れがある場合、今まで情熱的に携わっていたものでも、急に気持ちが冷めることがあるとされます。恋愛でも特に理由もなく、何となく嫌いになったりします。
相手はどうしたら良いかわからず、意地悪をされている感じになります。家族との関係も突如として悪くなり、感情面で壊れてしまう程の仲になることもあるようです。
苛立って感情的になったり、我がままになることも多く、思いもよらない意地悪な行動に出たりします。心の動きが不安定になったら、距離を置いた方が良さそうです。
3. 頭脳線が切れ切れになっている
頭脳線が点線のように切れ切れになっているものを指します。この場合、思考力にムラがあり、考えに一貫性がなくなるとされます。いろいろな事を考えては、方向性を変えたりします。今まで悪いと思っていたことを平気で良いことと捉えたりします。
感情的に不安定な面があり、かなり怒りっぽくなるようです。何事も集中できず、最後までやり遂げる力がありません。飽きっぽさがあり執念深い意地悪はしないものの、気が付いた時にちょっとした衝動的な意地悪をしたりします。
4. 感情線が鎖状に連なる
感情線が鎖状に連なる場合、感情の流れが不安定になるとされます。笑ったすぐ後に怒りの感情をぶつけることもあるようです。
喜怒哀楽が激しく、どちらかというと苛立つことが多くなります。何かとストレスを溜め込みやすく、神経が過敏な面があります。非常に傷つきやすいのですが、細かいことに気配りができます。
傷つけられた相手に意地悪をする可能性が高くなります。また感情を率直に表現することが苦手で、注意を引こうと好きな相手にわざと意地悪なことをすることもあります。
5. 木星丘に赤い点がある
木星丘と呼ばれる人差し指の付け根の領域に、ケガなどではない赤い点が見られるものを指します。この場合、何らかの野望を持ち、野心にあふれているとされます。野望などの実現のために、人をないがしろにしてのし上がろうとします。
自分の利になることなら、意地悪なことを平然とやってのけます。意地悪な画策に長けているので、迂闊に信用すると周りの人は損をしやすくなります。また知らず知らずのうちに人を踏み台にしていることもあります。
6. 火星平原に赤い点がある
火星平原と呼ばれる掌の真ん中辺りに、ケガなどではない赤い点が見られるものを指します。この場合、いろいろな面での闘争本能が空回りをしているとされます。行き違いや諍いが多くなり、対立が先鋭化します。
人の些細な態度が気に入らず、意地悪を仕掛けてくる可能性が高くなります。無理して強気な態度に出て失敗しやすくなります。失敗するとその矛先を誰かに向けて意地悪をします。神経質になっているので、心を安定させる必要があります。
7. 木星丘に横線が多い
木星丘と呼ばれる人差し指の付け根の領域に、横線が多いものを指します。この場合、自信満々な態度に出やすく、周りの人をバカにしているとされます。
人の能力や言葉を信用せず、軽んじる傾向にあり意地悪をします。自分は万能の存在と思っているので、それに逆らおうとしても意地悪をしてきます。
木星丘ばかりでなく掌全体に横線が多いと、ストレスを溜め込み過ぎ、急に切れたり意地悪を頻繁にするとされます。また我がままな面が際立ちます。
まとめ:意地悪な人に上手に接する
手相には意地悪な人に現れる特有なものがいくつかあります。ますかけ線と生命線の始点が離れていると、人や物事の好き嫌いがハッキリとし意地悪になりやすく、感情線に途切れがあると感情面で壊れやすく意地悪になるとされます。木星丘や火星平原に赤い点があっても意地悪になります。これらを知れば意地悪な人に上手に対処できます。